明久「僕が女の子に!?」   作:白アリ1号

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どうもこんにちは作者です~(´・ω・`)/
初投稿で駄文かもしれませんが、見てくれると嬉しいです。
楽しんでいただけるようにがんばって投稿し続けるので
応援よろしくお願いします。


それではどうぞ。




プロローグ&1学期編
プロローグ ある朝の出来事


もうすぐで初夏の訪れ、6月になる5月の下旬となったある日。

その朝僕、吉井明久は目を覚ました。

 

「うぅ……ん……もう朝か……」

 

眠い目を擦りながらそうつぶやくと、体を起こしてベットから立った。

 

グッと背伸びをして眠気を覚まそうとするが、やはり朝の眠気はこれくらいで覚める事はない。

 

なので眠気を手っ取り早く覚ますために顔を洗おうと洗面所へ向かう。

 

まだ眠たさで焦点の合わない目を擦りながら、洗面所に行く途中ある違和感を覚えた。

 

胸が重たい……なんだこれ?

 

やけに胸が重たいのだ。

おまけに、何かが胸の上で揺れているような気もする。

 

もしかしてまだ疲れているのかな?

でも昨日は夜更かしせず、普通に寝たはずなんだけど……。

 

ぼんやりと頭の中で考えていると、洗面所に到着。

 

ひとまず、目を覚まそう。

目を覚ませばきっと疲労も吹き飛ぶはず……。

 

水道の蛇口をひねって水を出して顔を洗う。

冷たいが、その冷たさが脳を刺激して意識がはっきりしてくる。

 

よしこれでOK。

完全に目は覚めたし、疲労感もさっきよりは大分マシになった。

 

スッキリと覚めた目で自分の顔を確認しようと鏡を見る。

 

腰まで伸びた長い髪。

 

かわいらしい目。

 

ぷるんとした唇。

 

きれいな曲線を描いた輪郭。

 

すごく大きくて豊満な胸。

 

そんな美少女が映っていましたとさ……。

 

 

……………。

 

…………ってうわぁぁぁ誰だ!?

 

映るはずがない物体……いや人物に驚きながら鏡から目を逸らす。

 

ど、どうなっているんだ……!?

僕は一人暮らしで同居人は誰もいないはず……。

 

まだ疲れが取れてないから、幻覚でも見えたのかな?

 

きっと気のせいだろうと思い、もう一度鏡に目をやる。

 

また先程の美少女が映っていた。

 

「な、ななななな……なんだよ……これ」

 

驚きのあまり、その場から動けなくなっていた。

鏡に映った美少女も驚いた表情をしていた。

 

これってまさか…………。

 

いや、そんなことはないだろう……と思い込みながら自分の身体を確認する。

 

まず見下ろすと、そこには胸に大きな膨らみが出来上がっていた。

世間ではこのような胸を巨乳と呼ぶだろう。

 

うおぉ……でかい。

 

って、感心している場合じゃなかったと、ここだけは冷静にツッコミを入れる。

 

も、もしかして……ここも?

 

僕は自分の股間に手を伸ばす。

 

 

……………………ない。

 

 

男性には必ずついているアレ。

そう、よく男子のみんなは息子などの愛称で言うアレ。

 

それが綺麗サッパリなくなっている。

 

この時……いや、薄々思ってはいたが、僕は確信した。

 

「……僕……女の子になってる!」

 

驚きのあまり叫んだのでたった今、気が付いたのだが声まで変わっていた。

それも、とても高い声に。

 

男性には到底出すことは不可能なソプラノ。

とてもかわいらしい声だった。

 

「な、なんで僕が、女の子に……」

 

いきなり昨日まで男だった僕が突然、女の子になってしまったのだ。

あまりの出来事に混乱する頭を押さえながら一旦、洗面所を出た。

 

そして、また部屋に戻ってきた僕はベットに腰を下ろす。

 

ええっと……落ち着いて今までの出来事を全て整理しよう。

 

まず僕は昨日いつも通りに寝て、今日の朝起きた。

だが眠いので、目を覚まそうとして洗面所で顔を洗った。

そして、鏡を見ると美少女が映っていたがそれは僕のことだった。

 

…………うん、整理したけど非現実的すぎて状況が呑み込めません。

 

とりあえず、自分が女の子になったことだけは頭に入れておこう。

 

Q.ところで、最初に思ったんだけど、なぜ僕は女の子になってしまったのだろう?

 

A.わからない。

 

Q.じゃあ、元の男に戻る方法は?

 

A.なぜ女の子になったのかも分からないのに、分かるとでも?

 

脳内でこんな下らない自問自答を繰り返しながらも時間は過ぎて行く。

 

……ダメだ、なんで僕がこんな身体になってしまったのかサッパリ分からない。

考えている内にまた疲れてきたよ……。

 

僕は仰向けにベットに倒れて、「はぁ……」と大きなため息を吐く。

 

これからどうしよう……。

戻る方法も分からないし、なんでこうなったのかすら分からない。

 

今まで男として生きてきたのに、いきなり女の子の身体になるなんて受け入れ難い出来事だ。

 

「学校だってあるのに……こんな姿で行きたくないな……」

 

男だった僕が女の子になって学校に登校など、たちまち大騒ぎになって大問題に発展しかねない。

 

そもそも周りになんて説明すればいいか分からないし。

 

「あ、そうだ……今日くらいは休んでもいいよね?」

 

僕は起き上がって、机の上に置いてある携帯電話を手に取る。

 

「なんて言えばいいかな……流石に女の子になったことは伝えない方がいいから、適当に仮病でも使って休めばいいか」

 

学校に電話を掛けて、今日は学校を休むという事を伝える。

 

途中、「声がやけに高いな」と言われたが、風邪で喉の調子がおかしいだけだと言い訳をして学校を休むことが認められた。

 

「さて、これでよしと……」

 

通話終了のボタンを押して一息つく。

 

いや、よくないよくない!

一番の問題である、女の子になってしまったことはまだ未解決だ。

 

仮病は使用限度もあるから、学校が休める今日の1日でなんとか解決しないと……。

うーん……どうすれば……。

 

その時僕は、ピンッと思いついた。

 

もしかして、これは夢ではないのだろうか……と。

 

現実逃避ですか? と聞かれたら、そうかもしれない。

 

でも、おかしいでしょ。

いきなり普通の生活を送ていただけなのに、朝起きたら女の子の身体になるなんて。

そんな漫画や小説みたいなことが起きるはずない。

 

「よし、そうと決まれば……」

 

これで元に戻れるんだ。

ほんの短い間だったが、こんな身体とはおさらばだ。

 

僕は再びベットに潜り込んで、夢から覚めるために眠る。

 

 

 

 

 

しかし、これは夢ではなく本当の現実であることを

 

明久は知るよしもなかった。




どうでしたか?
初投稿でドキがムネムネです。
誤字脱字のご指摘と感想お待ちしております。

次回は明久……じゃなくてアキちゃんのキャラ設定です。
読んでくれたら嬉しいです。
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