なんとUAが30000とお気に入り件数が250達成しました!
この作品をどんな目で見られているかは、分かりませんが
やはり沢山の方に見ていただけてとても作者は嬉しいです!
さて今回もこの場をお借りして
シバッ☆ヾ(・_・。)ミ★(*^-゚)vババババッ!!
v(^_^v)♪ありがと~♪(v^_^)v
感謝は伝わりましたか?
それではどうぞ
sideアキ
「アキちゃん、すっごく可愛いですぅぅ!!」
「悔しいけど、とっても似合ってるわね」
「そ、そうかな?」
着替え終わった後、僕の姿を見た姫路さんと美波は満足した様子。
「髪型が普段と違うから、ちょっと大人っぽい雰囲気かもしれないわね」
「アキちゃんの第2形態ですね!」
髪を頭の左後ろでサイドテールみたいにまとめている。
僕の長い髪をまとめるのは苦労したものだ。
「あはは、ありがとう」
お世辞だろうが、褒められるのは素直にうれしい。
自然と顔がにやけてしまう。
「でも、姫路さんと美波の浴衣も似合ってるよ」
姫路さんはピンク色の生地に朝顔の柄の浴衣を着ている。
とても可愛い色で姫路さんにベストな浴衣に見える。
一方、美波は薄い水色に風鈴の柄の浴衣を着ている。
無難で特に強い印象はないけど美波が着るとなんだか色っぽく見える。
「えへへ、アキちゃんに褒められました」
「ウチはアキほどでもないけど……まぁ褒め言葉は受け取っておくわ」
という風に僕たち3人で褒め合い合戦が続いていた頃のこと。
ピンポ~ン
玄関のインターホンが鳴る。
「ん、雄二が来たのかな?」
玄関まで向かうのだが、浴衣のせいでなかなか歩きにくい。
「お~い、明久いねぇのか?」
「ちょっと待って雄二! 今行くから!」
焦るようにして、玄関のドアを開ける。
「雄二、お待たせ」
僕を見て雄二と横に立っていた霧島さんが固まる。
あれれ……? もしかして、この浴衣はおかしかったかな?
でも2人が着付けをしてくれたから、問題ないと思うけど……。
「どうしたの? 雄二、霧島さん?」
「ああ……いや、よく似合っている……正直似合い過ぎて驚いたぞ……」
「……私も…………すごく綺麗」
「そ、そうかな?」
雄二と霧島さんはどこかぎこちない感じが出ていた。
「霧島さんの浴衣も凄く似合ってるよ」
「……ありがとう///」
霧島さんが着ている浴衣は紫色で蝶が描かれた浴衣を着ている。
綺麗な嬢様のような霧島さんが着ると凄く大人っぽい美しさが出ていた。
「俺にはコメントなしか?」
「……その服でどうコメントしろと?」
雄二が着ているのはTシャツにハーフパンツ、サンダルの3点が揃った、凄くラフな格好。
いつもの雄二らしいです。はい。
「……まぁそんなことはどうでもいい。とにかく早く行こうぜ。
秀吉やAクラスのメンバーとも待ち合わせしているからな」
「そっか、それなら早く行こうか」
僕は下駄を履いて、姫路さんから持つように言われた巾着を持って家を出る。
★
「どうした明久? なぜ姫路にくっついている」
「いや……実はさっきから視線が気になって……」
花火大会の開催場所に向かっている途中、さっきからずっといろんな人からの視線を感じる。
「うぅ……やっぱり僕には浴衣なんて似合わなかったんじゃ……」
後ろへ隠れるように、姫路さんの肩を掴んだ。
「アキちゃんが可愛いからですよ! みんなアキちゃんの浴衣姿に目が釘付けです!」
「そうね、こんなに綺麗なんだから見られて当然よ」
「……吉井、とっても似合ってる」
「え、そうなのかな?」
どうせ冗談でのフォローかもしれないが、少し照れてしまう。
★
「うわぁ……人多すぎない」
会場の入り口付近から既に大勢の人々で埋め尽くされていた。
あんな人だかりに入ってしまえば、人混みの波に流されてしまいそうだ。
「まぁ去年もこんな感じだったしなぁ」
雄二は去年行った経験があるのでなんともない様子。
「そんなことより、秀吉とムッツリーニたちを探さないとね」
一旦、花火大会の開催場所から少し離れて秀吉とムッツリーニたちを探す。
「あ、いたいた、おーい吉井ク~ン!」
僕を呼ぶ声がしたので、キョロキョロと周りに目をやると、
工藤さんと木下さんがいた。
後ろには秀吉と久保くんとムッツリーニもついている。
こんな人混みの中でも、早く合流できて安心した。
「こんなに人がいるのに、よく見つけられたね……」
「ふふ~ん、だって吉井クンがすっごく綺麗だからすぐに分かったよ」
「そうね、本当に綺麗よ……吉井くん(とっても可愛い///)」
「今日は格段と綺麗なのじゃ。」
「凄く綺麗で可憐だね」
「……可愛くありつつも美を兼ねている……髪型も浴衣と統一感があっていい……!」
「えへへ、ありがとう///」
浴衣って、案外悪くないかも……。
みんなに褒められて、少し浮かれた気分。
「ってことで、全員揃ったようだな」
全員のメンバーの顔を見渡す雄二。
「でも、花火が始まるまで時間は結構あるけど?」
「そうだな……それなら、始まるまで自由時間にするか」
自由時間か……。
ここは出店とかで賑わっているし、遊ぶにはもってこいの場所だ。
辺りを見回して、お祭り気分が高まってきた。
今日はとことん楽しんでやろうではないか。
「そっか、それなら早速――」
いきなり木下さんにガシッと右手を掴まれる。
「ど、どうしたの? 木下さん……?」
「こんな人混みの中に入ったら吉井くんは迷子になるじゃない。
だから私が手を繫いであげるから、はぐれないようにね?」
「う、うん……」
僕は木下さんに言われるまま、手を繋ぐことに。
確かにあの人ごみの中に入ったら迷子になるどころか、この身体じゃ押し潰されてしまう。
一応、スマートフォンを持ってきてるんだけど、こんな中だと電波が混雑して使えないかもしれない。
「あぁ! ズルいよ! ボクも手を繫ぐよ!」
木下さんに続いて、工藤さんが僕の左手を繋ぐ。
「……女の子同士の手繫ぎ……!」(パシャパシャ)
ムッツリーニは今日も立派な一眼レフを手に持ち、撮影態勢は整っている。
撮影だけでもムッツリーニは十分、暇を潰せるどころか時間が足りないくらいになりそうだ。
「行きましょ、吉井くん」
「楽しみだね~吉井クン」
「うん」
木下さんと工藤さんの2人に手を引かれ、いざ開催場所へ。
できた~。
ご指摘や感想お待ちしております。