お待たせしました……。
年末年始は色々とありましてなかなか投稿できませんでした。
詳細は活動報告を見れば分かります。
やっと暇な時間ができたので描きました。
新年明けても相変わらずな駄文ですが、お許しください……。
それではどうぞ
sideアキ
雄二に連れられてBクラスの教室前にいる。
「よし、明久。開けるぞ?」
「どうぞ、どうぞ……恥ずかしいけど」
どうせ、嫌だと言っても雄二のことだし、開けるだろうけどね。
「失礼する」
雄二はガラッとBクラスの教室の扉を開ける。
「ん? 何だ坂本とそこの女子生徒は……吉井か。Bクラスに何の用だ?」
教室の奥で僕と雄二を見たBクラス代表の根元くんがこちらに目を向けてくる。
「ああ、少し話があってだな……聞いてもらえないか?」
「いいだろう、お前の話とやらを聞いてやろうではないか。なるべく手短に頼むよ」
立場が立場なので大きな態度だが、根元くんの了承を得て雄二は根元くんに交渉内容を伝える。
それで…………僕はどうすればいいのだ?
やっぱり雄二だけでよかったんじゃないの……?
ポツンっと蚊帳の外に立たされた僕は、ただジッと待ち続けるだけだった。
「……っという訳だ……どうだ、受け入れてくれるか?」
根本くんは雄二の要件を聞くなり、眉をひそめた。
「…………受け入れるのは少し難しいな。みんなはどう思う?」
「俺は反対だな。Fクラスとはあまりかかわりたくない」
「自分も反対に同意だ。Fクラスとかかわると面倒なことしかない」
根本君に引き続き、Bクラスの全員は反対の意見が出てくるばかりだ。
ほら、やっぱり無理だよ。
Fクラスの交渉を鵜呑みにするほど都合よくはいかない。
「なんとか頼む! 厄介ごとはできる限り起こさないように努力する! 明久も何か言ってやれ」
「えぇ、僕が?」
頭を下げた雄二がこちらに助けを求める。
僕が頼んだところで何の意味もないかもしれないけど……。
「えーと……僕たちにどうか協力してくれないかな……?」
ダメ元で僕はBクラスの全員に協力をお願いした。
すると、根本くんはクラッと頭に来た様子で、
「……ぬぅ、坂本も卑怯な手を使うではないか……これは受け入れるしかないのか……」
あれ!? 根本くんがあっさり受け入れてくれた……?
どうしたんだ根本君!? 変なものでも食べたのか!?
流石に失礼な気もしたが、いつもの根本くんの豹変ぶりに驚いて思考が追い付かない。
「ぐうぅ、そんなメイド服姿&上目遣いでお願いされたら断れないじゃないか……」
「これは、はいかYESで答えないといけないパターンだよな?」
「これは受け入れるしかない! 断ったら罪悪感で押しつぶされそうだ……」
ん? Bクラスの流れが変わったぞ?
いったいどうしたんだ、Bクラス?
「よし、Fクラスの交渉を受け入れようではないか」
「「「YES!!!」」」
Bクラスの全員が一心同体となって交渉内容を受け入れてくれた。
……なんで雄二の時は受け入れなかったのだ?
僕がお願いすると受け入れてくれたということは……そうか。
雄二は人望がないという訳か……本当に気の毒な奴だ……。
「本当に……雄二はかわいそうだね……」
「あぁ? なんだよいきなり、そんな人を哀れむような顔しやがって……」
「いや、なんでもないよ……うん、本当に」
「なんか、ムカつくからその顔やめろ、明久」
まぁ雄二は日々問題行動を起こしているから、因果応報だけどね。
「……だが、無条件で受け入れるのはやや抵抗があるな」
受け入れのはいいものの、根元くんは納得がいかないようだ。
「だと思ったぜ、安心しろ。こっちも用意してある」
こちらからは何をするつもりだ?
んんッ? なんか悪寒がするのは気のせいかな……?
「よし、ムッツリーニ。出て来い」
「……呼んだか?」
「うわッ、ムッツリーニ!? いつの間に!?」
いつの間にか僕と雄二の後ろにムッツリーニが立っていた。
ん? それと何か見覚えのある段ボール箱が後ろに……。
「もし交渉を受け入れるなら明久の写真集を渡す、これで問題ないか?」
やっぱりそうだよ!
何か見覚えがあるな~と思ったら僕の写真集じゃないか!
Fクラスに引き続き、Bクラスにまで無償で渡すとは……。
もしかして雄二の策ってこれのことじゃ……?
「まじか!? ここまでされたら絶対に受け入れるしかないよな?」
「受け入れる以外の選択肢があるのかと聞きたいな」
「私、今月おこづかい少なくてアキちゃんの写真買えなかったからありがたいわね」
「俺もだ。タダで手に入るならラッキーだよ」
お、おおぉ……Bクラスの全員が次々と賛成していくよ……。
Bクラスのみんなの考えが読めないよ。
そんなに欲しいものなのかな……?
「フム……悪くないな、よし受け入れようではないか」
「根元にしては随分と飲み込みが早いな、いったいどうしたんだ?」
雄二が根本くんが素直に受け入れたことに、意外そうな顔をしている。
「いや、別に深い意味はないさ。よく考えたらFクラスに協力するのは別にメリットも
デメリットもないからな……それに断ったらBクラスの全員から睨まれる結果となる」
なるほどね。
でも、断ったからと言ってBクラスの全員からなぜ睨まれることになるのだろう?
「あぁ……確かにそうだな。断ったら、お前の評価はガタ落ちだろうな……」
雄二は僕の写真集を手に入れて歓喜する、Bクラスの生徒たちを見ながら苦笑い。
なんで雄二は分かるんだ?
うーん、2人にしか分からないことなのだろうか……。
結局Bクラスは協力をしてくれたようだが、僕は色々と複雑な気持ちでいっぱいだった。
~おまけ~ とある女子生徒3人のお話
※今から登場する人物は女子生徒AとBとCです。
前回と同様、この3人の女子生徒がアキちゃん真夏のParadise』を鑑賞するお話です。
とある一軒家の2階の部屋で文月学園に通う3人の女子生徒が集まっていた。
A「やっとアキちゃんの写真集を手に入れたわね!」
B「発売されたことを知ったらすぐに買ったからね~これは楽しみだね」
C「アキちゃんのあ~んな姿やこ~んな姿が見れる! それじゃ早速見てみよー!」
A「じゃあまず1ページ目! ああ1ページ目からドキドキが止まらない……」
3人は買ったばかりの商品を開封するように、最初のページを開く。
最初のページはアキちゃんの水着姿と海が写った写真だった。
A「うはぁ~、これは破壊力抜群!」
B「これは可愛いし超キレイ! アキちゃんにしてはなかなか大胆な水着」
C「とても大きな胸にくびれた腰! スラリと伸びるキレイな足! 最高だよ!」
3人はきゃーきゃーと興奮しながら騒ぎだす。
B「いやーこの胸はでかい……柔らかそう……」
A「こんなの見たら私たちの胸が腐ったメロンパン……いや、何十年も放置された肉まんよ」
C「ムムッ! あんまりな例えだけど、反論できない……!」
B「そーだね……」
女子生徒B、Cはガクリと落ち込んでしまった。
A「まぁまぁ、次のページを見て嫌なことは忘れよう」
B「う、うん、そうしよう」
C「次のページへ……」
3人は次のページを開く。
次は夜空に上がる花火と浴衣姿のアキちゃんが写った写真だった。
A「うわぁ、キレイ……すっごくキレイ」
B「とっても絵になるね~。真夏の美少女とはまさにこのことだよ」
C「花火以上にキレイだね~、浴衣似合ってるし、髪型も可愛い」
3人は浴衣姿のアキちゃんの美貌に目が全く離せなかった。
A「着物越しでもくっきりとしたスタイル……さすがはアキちゃん」
C「メリハリのあるスタイルが映えるね~……」
B「着物ってスタイルとか分かり難いからね」
A「うん、もうアキちゃんモデル目指したらいいんじゃないかな?」
B「それ、とってもいい! アキちゃんなら世界中の人類を堕とせるだろうね!」
C「モデルというか、アイドルが1番いいんじゃないかな?」
A「あー……それもありね……ん~どっちでもいいかな? とりあえず、次のページを」
3人はまたページを開く。
A「う、うわぁ……エロい」
B「これはとんでもないお宝画像ね……」
C「水着よりはるかにエロい……すごく癒されたんだけど……」
3人が見たのは川の水で透けブラをしているアキちゃんだ。
目を輝かせながらその写真から目を反らさずに見ている。
A「ピンクの下着なんだ……可愛い下着付けているのね」
B「アキちゃんだってれっきとした女の子だよ! 下着もおしゃれしたいんだよ!」
C「ピンク色とはエロい……さらに水で濡れて透けてる具合が最高」
A「可愛いよね~、もう妹にしたい!」
B「いやーここは嫁でしょ!」
C「……アンタ達ってもしかしてレズなの?」
女子生徒Cは2人に疑問に思った視線で聞く。
A「いや、これはアキちゃんだからこそであってね……」
B「そうだよ、アキちゃんのスタイルと可愛さに惚れただけで……」
C「……完全にレズじゃないの、まぁ私もそうだけど……これでいいのかしら?」
3人は迷った。
アキちゃんを恋愛的に好きになるのはアリなのかナシなのかを……。
この時3人の心に大きな迷いができた。
同性愛者はこうして生まれるのかもしれない。
感想と誤字脱字報告よろしくお願いします!
2017年も頑張っていきますよー!(ง •̀ω•́)ง