残りも惜しむことなく書けるようにしないとね! (`・ω・´)
※訂正入れておきました。
この話中では、東方projectはアニメと言っていましたが、東方の原作はゲームでした。
作者は東方についての知識や認識が浅いにもかかわらず、誤解を招く描写にして申し訳ないです。
sideアキ
「それじゃあ、吉井くん。これが今回の衣装よ」
「はは……さて、今回の衣装はどんなものかな……?」
Aクラスに所属する期間のちょうど真ん中の3日目。
今日もお決まりのように朝から木下さんから衣装を渡され、更衣室に入り、衣装を確認する。
3日目となると嫌でも慣れてしまう。
この学園生活を拒んだりしていた最初の自分はどこへ行ったのやら……。
そんなことはさておき、今日の衣装は……。
ん? これは……華人服?
中国の女性がよく着てそうな淡い緑色が主体となっている華人服。
腕と腰の白い部分にフリルがついており、可愛さを重視したものだろうか。
これは見る人によって印象が異なるだろう。
う~ん、でもどうしよう、華人服って着たことないからなぁ……。
いくらコスプレに慣れてるとはいえ、着方が分からなければ意味がないです。
しょうがない、ここは誰かに手伝ってもらおう。
「あのー、着方が分からないから誰か手伝ってくれないかな?」
「着方が分からない? う~ん……ボクにも分からないな、優子は?」
「アタシに言われても……どうしたらいいのかいしら?」
2人は困った表情を見せた。
うん、そりゃそうだろうね。
そもそも、華人服は他国の衣装であって、日本人の僕達に縁もゆかりもないものだ。
2人が困るのも無理もない。
「あ、あのー、私がしてあげましょうか……?」
困り果てる寸前に、横から誰かが声をかけてきた。
「君は確か、佐藤さんだっけ?」
「はい、覚えててくれたんですね」
うん、もちろん忘れるはずがない。
この前のAクラス一騎打ちで姫路さんの相手を務めた生徒だからね。
Aクラスの中では、ほんのうろ覚えだけど、知っている人物。
「それにしても、教えるって言ってたけど、大丈夫なの?」
「はい、この衣装は私が選んだものなんです。当然教えられますよ」
胸を張って言われた。
へぇー佐藤さんが選んだんだ……。
真面目そうな雰囲気の佐藤さんが選ぶのは意外だった。
Aクラスって、やっぱり真面目な人だけがいるクラスじゃないんだね。
親しみやすくて、いいと思うけど。
「それじゃあ、お願いするね。よろしく」
「こちらこそです」
★
~更衣室~
2人で更衣室に入り、早速着替えるため、服を脱ぐ。
横に佐藤さんがいるので恥ずかしい気がするのだが、衣装を着るためだし、
これはしょうがない。
そうして僕はスカートのファスナーを下ろして、下に脱ぐ。
次にブレザーを脱いで、ブラウスに手をかけてボタンを1つ1つ外す。
「……///」
あのね……佐藤さん……そんなにジロジロ見つめないでよ……。
恥ずかしくて脱ぎ辛い。
佐藤さんの視線を感じながらも、制服を脱ぎ終わり、下着だけのデフォルト(?)状態
になる。
「//////」
一方、佐藤さんはなぜか赤面状態になりながら、突っ立ってる。
「佐藤さん? もう脱ぎ終わったんだけど……?」
「あ……はい、では、始めますね」
佐藤さんは一瞬ハッとした表情を見せた後、衣装を手に持って、僕に着方を教える。
「はい、ここに腕を通してくださいね」
「はーい」
僕は佐藤さんに言われた通りに衣装を着る。
「それにしても、佐藤さんがこの衣装を選んだんだよね? なんでこの衣装にしたの?
もしかして佐藤さんってコスプレ趣味?」
「いいえ、違います。これは私が好きなゲームのキャラクター衣装だったので、
これにしました。吉井君が着てくれたら似合うかなーと思いましたので」
「え? これゲームキャラの衣装だったの?」
「そうですよ、東方Projectの紅美鈴というキャラクターの衣装ですよ。
安売りされてたので買った甲斐がありました」
「へぇー、そうなんだ……」
アニメに引き続き、ゲームキャラの衣装が登場ね……。
確かに言われてみればゲームキャラが着てそうな独特なデザインだな。
思ったんだけど佐藤さんって意外とアニメとかゲームが好きだったりするのかな?
もしそうなら、面白い。
いつもは勉強詰めの優等生って感じだけど、そういった趣味があるのは意外性があっていい気もする。
「やっぱり、私って……おかしいですよね……」
「え? 何が?」
「私って、普段こんな姿を見せることがないので、もしかすると変な印象を受けたのかと思いまして……」
少し照れた表情で、言われた。
別に趣味は人それぞれだから、意外な趣味があってもおかしくはないけどね。
それに、自分の周りにいる人はみんな変わり過ぎな趣味を持っているから、こんなの普通の趣味だよ。
Fクラスのメンバーが異常すぎるせいか、これは本来でもそうだが、極普通でまともだとしか言いようがない。
「いや、全然……むしろいい趣味だと思うよ?」
「そうですか……? それならよかった……です」
「佐藤さんは外見も中身も可愛いし、こういうのは表に出してもいいんだけどね」
「か、可愛い……そ、そうですか?///」
「うん、絶対にいいから」
「…………ありがとう///」
小さな声でポツリと呟く佐藤さん。
「どうしたの、佐藤さん?」
「いえ……なんでもないです」
首を振ってなんでもないと言って、いつも通りの佐藤さんに戻る。
「と、とにかく、続きです、次はここをこうやって――――」
と、こんな感じで衣装に着替えていき、
「はい、できました!」
「できた…………って、これスリットが深すぎてパンツが見えそうじゃない!」
着てから分かったことだが、これはスリットが深くて、歩いただけで下着が見えそうな
くらい深かった。
しかも歩きにくい……。
「あ、それと仕上げを忘れていました」
さらに佐藤さんは側頭部の髪を編んで、黒いリボンで止める。
「これでバッチリです!」
「おお~……これも髪型を変えるのか」
変えると言っても、すこし弄ったくらいだけど、違いは感じられる。
「わぁ、改めて見ると、とっても似合っていますね~。本当に可愛いです!」
「それはよかったよ、それとありがとう、着付けを手伝ってくれて」
「いいですよ、別に私と吉井くんは友達じゃないですか」
と、友達って…………。
着方を教えてもらっている内に、いつの間にか佐藤さんと友達になっている雰囲気に……。
いや、もう佐藤さんのことを知ることができたから、堂々と友達って呼んでもおかしくないか。
「そ、そうだよね、僕たちは友達だよね……?」
「それなら、次から名前を呼ぶときは『アキちゃん』って呼んでいいですか?」
え? 佐藤さんまで僕をアキちゃんって呼ぶことになるの?
う~ん、ま、いっか。
今更呼び方なんて、どうでもいいと思っているし。
「うん、もちろんだよ」
「それならこれかもよろしくお願いします、アキちゃん」
「こちらこそよろしく、じゃあここから出ようか」
ちょっと時間をかけすぎたなぁ。
速くここから出ないとね。みんな待っているだろうし。
そして、僕と佐藤さんは更衣室から出る。
「おお! 今回は東方の紅美鈴か! 今日も似合ってるな!」
「相変わらず、すげーな。本当に……安定の可愛さだな」
「もうアキちゃんに似合わないコスプレなんてないんじゃない!?」
最後の人、それはまた僕がコスプレしないといけないフラグ!
「フフ、よかったですね。アキちゃん」
「佐藤さんまで……」
佐藤さんまで僕をからかってくる。
でも、佐藤さんはとても楽しそうで幸せそうな顔をしていた。
それは、彼女が普段見せることのない表情だったかもしれない。
コスプレっていいですねぇ……。
友情を築き上げることができますから。
実際、作者もコスプレをしたことがあって、仲良くなった人がいたりするんですよ。
そんなことより、今回はまさかの東方projectが出ちゃったよ! (; ・`ω・´)
他のアニメの衣装提案多いなぁ~。(笑)
今回採用した衣装は刃月さんが提案してくれた
東方projectの紅美鈴の衣装です!
どんな衣装か気になる方は「紅美鈴」でGGってください。(・ω・)ゞ
紅美鈴か茨木華扇の衣装にしてほしいと提案されたので、どっちにするか迷いましたが
ここは友達の( ´ºωº`)に力を借りて、じゃんけんで決めました。
作者が勝てば茨木華扇の衣装
友達が勝てば紅美鈴の衣装にする単純なルールでした。
結果は、作者がグーで友達はパーで作者の負けになり、紅美鈴の衣装に……。
別に勝ち負けどっちでもよかったけど、なんか悔しい……。(´・ω・`)