ななな、なんと!!
お気に入り件数が50件に!!
いや~本当に見た時は驚きましたよ。
こんな下手で駄文にお付き合いいただきありがとうございます。
お気に入りや感想をしてくれた方、見ていただいた方々には
もう本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
その感謝をここでさせていただきます。
バッ!ババッ!ヾ(・_・。)♪(*^・^)/シバッ!!
変な感謝の表現ですね(笑)
それではどうぞ
sideアキ
窓から朝の日差しが差し込んでくる午前7時。
僕は目が覚めて、起き上がると共に自分の身体を確認する。
「あー……やっぱり女の子のままだ……」
昨日の朝に起きると突然、男だった僕が女の子になっていたという、信じられない出来事から早くも2日目。
僕はまだ女の子のままだ。
ライトブラウンに近い色で、ロングストレートの髪。
動く度にブルンと揺れる大きな胸。
全体的に小さくなった身体。
誰がどう見ても女の子としか言いようがない姿だ。
2日しか経っていないので当然この身体には慣れているはずがない。
なので、昨日と同様にこの身体で不自由に近い生活をする事になる。
男に戻る方法を見つけるまでは、この身体で生活しなければならないので、
早く女の子の生活習慣を身に着ける必要がある。
…………慣れたくないのが本音なんだけどね。
考えていると頭が痛くなってきた。
「とにかく起きよう……今日から学校だ」
僕は寝ていたベットから立ち上がり、大きく背伸びする。
息を吸って、背を伸ばして…………息を吐きながら力を抜く。
プルンっと背伸びの動きに合わせて上下する僕の胸。
今日も見事に揺れているな……このデカ乳め。
自分の胸に感心しつつ、学校に行く準備を始める。
今日から学校へ行く事になった。
早い気もするが、女の子の身体になって初めての学校だ。
不安な気持ちや緊張感で胸がいっぱいになるが、いずれは知られること。
隠しておくよりも、まずは周りに知らせておいた方が後の幸いとなるだろう。
それに雄二と霧島さんが付いてくれるから……。
昨日、僕が女の子になった事について、理解してくれたし、協力してくれると約束してくれた。
それがとても心強かったりする。
現在、僕が女の子になっていることを知っているのは本人である僕と雄二と霧島さんの
3人だけだ。
だが、その3人の数も今日で一斉に多くの人に変わるだろう。
何せこんな姿で学校に行けば、瞬く間に話が広がり、多くの人が知るに決まっている。
その時はみんなは僕のことをどう思うのだろう……。
できれば、すぐに理解して以前のように振る舞ってくれるのが一番だ。
僕は心の中で思い通りに行くことを願うばかり。
ガチャ
すると、ノックもインターホンの音もなしに玄関のがドア開いたので、そちらの方へと目をやると、
「おーい明久、迎えに来たぞ」
「……おはよう、吉井」
そこにはいつもの制服姿の雄二と霧島さんの姿があった。
「おはよう雄二、霧島さん」
僕はニコッと笑い、朝の挨拶をした。
((か、可愛い……制服姿だから余計に眩しい……))
? どうして2人は目を逸らしたんだろうか?
「……結局、1日経ったところで元の姿に戻るって訳じゃないみたいだな」
僕の姿を見て、苦笑する雄二。
「言わないでよ……僕もそう信じてたんだから」
「それは残念だったな…………つーか、なんでお前はいつの間に女の制服を着ているんだ? どこでそんなものを手に入れた?」
「ああ、これ? これは以前、姫路さんから貰ったやつだよ。サイズがぴったりで、
すぐに着ることができたんだよ」
言い忘れていたが、僕は今、女子生徒専用の制服を着ている。
この制服はちょっと前に姫路さんにいきなり着させられて、
恥ずかしい思い出とトラウマを植え付けられた代物だ。
いつも使っている制服で行こうかと試みたが、この姿で男子生徒の制服で行くのは少し気が引けるので、これにした。
「そうなのか? まぁそれなら話が早い。さっさと学校に行くぞ」
「うん」
僕は学校の鞄を持って部屋から外に出る。
部屋から出るだけなのに、僕はかなり緊張してた。
★
「ねぇ……雄二……」
「どうした、明久」
「さっきから凄く視線を感じるんだけど……」
「気のせいだろ。変に緊張し過ぎてるんじゃないか?」
「本当だよ。何か身に危険を感じるような……」
現在、家を出てから数分ほど歩いた頃。
あちらこちらから、視線を感じている。
更に僕が歩く度に通り過ぎていく通行人が、ヒソヒソと話を始めだす。
「今の子、凄く可愛くなかったか?」
「あんなに可愛い子ここら辺に住んでいたっけ?」
「あの制服……もしかして文月学園の子じゃない?」
などと僕を噂するような内容を話している……そんな気がした。
「……吉井が可愛すぎて噂している。吉井本人は気付いてないみたい」
「ああ、見た感じそうだな……あいつは女になってもあいつのままだな」
おまけに霧島さんと雄二まで僕を見ながら2人で話しだす。
みんな、怖いよ……どうしちゃったの?
やっぱり学校行かない方がよかったかな?
さっそく、家に帰りたくなってきたよ……。
先が不安になってきて、早くも心が折れそうになる。
ここは大人しく、家で引きこもっておけばよかったかもしれない……と今になって思う。
「あ、坂本君、翔子ちゃんおはようございます」
後ろから声が聞こえてきたので、僕と雄二と霧島さんの3人は一斉に振り返る。
「ああ、姫路か」
「……おはよう、瑞希」
声の主は姫路さんだった。
朝から元気な挨拶と表情に、こちらも元気付けられそうだ。
「おはよう、姫路さん」
僕もすかさず朝の挨拶をすると、
「え? あのー……こちらの方はどなたなんですか?」
姫路さんは僕を見て思案顔になる。
それも無理はないだろう。
目の前にいるのは、いつもの僕ではないのだから。
「姫路さん……やっぱり、僕のこと分からない?」
「すみません、どこかでお会いした覚えがなくて……」
姫路さんは僕の顔を不思議そうな目で見つめるが、返ってくるのは彼女の疑問のまなざしだけだ。
この姿でも、ちょっとだけ僕の面影があるから気付くかもしれないと思ったが、
逆に姫路さんの疑問を煽ることとなってしまった。
「あのね、姫路さん。よーく聞いてね」
ここは事情を話す他ない。
「は、はい」
「こんな姿なんだけど、実は僕……吉井明久なんだ」
「は、はぁ……吉井くんですか……」
一瞬、ポカンっとしている姫路さん。
だが、一拍おいて
「えぇぇぇええええっ!? 吉井くん!?」
姫路さんの大きな声が周囲に響き渡る。
「えぇ……!? ど、どういうことですか? 本当に吉井くんなんですか……?」
「簡潔に説明すると昨日の朝起きたら突然、女の子になっていて……それで今に至る訳なんだよ……」
「信じられません!」
そりゃそうだよね。
でも、事実であることには変わりない。
「吉井くんは本当に女の子になってしまったんですね……?」
「うん、そうだよ。正真正銘、女の子の身体になってしまったんだ……」
姫路さんは動揺していたが、僕の顔をジっと見つめると、
「言われてみると確かに吉井くんですね、女装した時の吉井くんとそっくりです……」
「分かってくれた?」
「はい……まだ上手く状況が呑み込めませんが、貴方は吉井くんだということは分かりました」
取り敢えず、僕という事だけは認識してくれたみたいだ。
「それにしても、女装した時よりも一層、可愛いです……! お持ち帰りしたいです///」
僕を見ながら息を荒くする姫路さん。
急にどうしたのやら……姫路さんは。
「へぇ~……アキは女の子になったんだ……」
また背後から聞き覚えのある声がしたので振り向く。
「あ、美波おはよう……」
「……おはよう、アキ」
美波がいつの間にか背後に立っていた。
今日もチャームポイントであるポニーテールが綺麗にまとまっている。
「もしかして……今の話聞いてた?」
「ええ、もちろんよ」
だとしたら話が早い。
聞いていたとするなら、理解してくれたはず……だよね?
「どうしたの美波?」
美波が悲しさと羨ましさを含んだ目でこちらを睨むように見つめている。
「なんで……なんで男だったあんたがこんなに立派なものつけているのよー!!」
「うひゃあ!? ちょっと美波! 痛い! 痛いよ!?」
美波は僕の胸を強く掴んで来る。
なんで怒っているの!? それはただの八つ当たりだよね!?
というか、僕が女の子になったことよりもそっちの方に驚かれても困るんだけどぉ!?
「なんなの! この柔らかさと大きさは!? こんなものが存在するなんて、おかしいじゃない!」
「いや、現に存在してるんですけどぉぉぉ!?」
美波が僕の胸の感触を知った途端にまた力が加わり、僕の胸はグニャっと凹みを作る。
そんな状態が続いている中、横から声がかかってきた。
「またお主らは朝から何をやっておるのじゃ?」
「……騒がしい」
こちらのやり取りを呆れた様子で窺っていたのは秀吉とムッツリーニだ。
なんで今日に限って、朝早くからいつものメンバーと出会うのだろうか。
「あ、おはよう。秀吉、ムッツリーニ」
僕は美波に胸を掴まれていても、お構いなしに秀吉とムッツリーニ朝の挨拶をする。
「? お主は誰なのじゃ? 見慣れぬ顔なのじゃが……」
「……何者?」
しかし、2人からは見ず知らずの人に声を掛けられたような反応しか返ってこなかった。
まぁこれは予想通りといったところ。
なので、これまでの経緯を全部話した。
「なんじゃと!? それは真なのか!?」
「……なん……だと…!?」
2人はまた予想通りの反応を見せた。
「確かに雰囲気が明久と似ているような……しかし、顔と身体は依然とまったく別物じゃ」
「……前とは大違い」
2人は凝視しながら、僕の身体の至る所を観察する。
なぜか、ムッツリーニはカメラを取り出して僕の姿を撮影する。
「それにしても、とても美人なのじゃ……元が女子のような顔つきだったせいかのう」
僕の顔を眺めて感嘆する秀吉。
「そ、そうかな? でも、秀吉ほどでは……」
「木下の言う通りよ。顔も身体も完璧……そして憎いほどに羨ましい……!」
横から美波が言葉の通り、僕を憎んだような瞳で見つめる。
「とっても可愛いです……お持ち帰りしていいですか?」
「はははっ……冗談でもだめだよ、姫路さん」
姫路さんの言葉は冗談じゃなさそうで怖い。
「……新しい候補が現れた……これは朗報」
僕を撮影した写真を確認しているムッツリーニ。
もしかしてそれ、売る気じゃないよね……?
このようなやり取りを続けていると、気付かない間に学校の目の前までについていた。
ついに来ました、今回の重要目標である文月学園。
ここで女の子になった事をみんなに報告しなきゃ……ダメだよね?
学校まで、もう目の前までだというのに緊張と不安が足がすくんでしまい、なかなか一歩が踏み出せない。
「ほら、グズグズしてないでさっさと歩けよ」
雄二がそんな僕を見て、背中を押した。
はぁ……僕の気も知らないで……雄二の善意でやってるかもしれないけど……。
こうして、校門までやって来た。
するとそこにはいつも通り、鉄z……じゃなくて西村先生が立っていた。
「お、ソロモンの悪魔」
「貴様などに話す舌など持たん! 戦う意味さえ解せぬ男に!」
雄二が西村先生をジ●ンのエースパイロットの異名で呼んだ途端、
西村先生はどこかで聞いたことがあるようなセリフを。
「……って私はアナ●ル・●トーではない!」
ハッとした顔で西村先生は雄二に向かって、怒鳴る。
「いや、とても酷似ていますよ。ガ●ー少佐」
ニヤニヤしながら悪びれる様子もない雄二。
「なんという迫真の演技……ワシも見習わなければいけぬ……」
「……下手をすれば同一人物」
秀吉とムッツリーニの2人と同じくそう思う。
正直、すごく似ている。
「まったく……坂本、お前には特別な指導が必要みたいだな……ところでお前は何者だ?
見慣れない顔だが……ここの生徒なのか?」
僕の姿を見て、首をかしげる西村先生。
生活指導担当でもある西村先生はこの学園の全生徒の顔を把握しているのであろう。
僕みたいに昨日まで存在しなかった生徒がここの制服を着て、
この場にいたら西村先生が疑問に思うのは当然だ。
なので、今まで起きた事をすべて西村先生に報告した
これを話すのは何回目だろうか……。
「うむ……なるほどな、それで昨日はあんな声をしていた訳か……信じられんが、
辻褄は合う。お前は今後、吉井明久ということで覚えておく」
西村先生は腕を組んでしばらく考え込んだ後に納得してくれた。
「よかったな、明久信じてもらえたぞ」
雄二に横から肩をポンッと叩かれる。
「うん、そうだね……本当によかったよ」
西村先生にも分かってもらえたと感じた瞬間、身体に入っていた力が一気に抜ける。
「とにかく早く教室に行け。もうすぐで朝のホームルームだ。遅れるなよ」
「「「はーい」」」
西村先生の一声に一同揃って返事をすると、教室に向かう。
う~ん、西村先生までは思ったより順調に進んだものの、
Fクラスのみんなにはどう説明しようかな……。
果たして、みんなは納得して信じてくれるだろうか。
できた~(´・ω・`)♪
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