本好きと暗殺教室   作:与麻奴良 カクヤ

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66 「16時間目 二学期の数日の時間」

 用意された女性用下着をあらゆる場所に紛れ込ます。そして次の日教室に着くとクラス中が新聞を持って話している。雰囲気が暗い。

 

その後タコ先生が来て無実を潔白しようとし私が仕掛けた女性用下着と細工したクラス出席簿を見つけ今日の授業は覇気がなかった。

 

本を読んでいても注意されないとはいい気分だ。

 

次の日、タコ先生の無実が証明された。暗殺は失敗したのだろう。報酬は貰っているので気にしない。

 

そして数日後には堀部が触手を抜かれた状態でクラスに復旧した。何やら直ぐにクラスに馴染んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何故かコードネームで一日中呼び合う事になった。クラス中が変な名前で呼ばれる中タコ先生だけはカッコイイ名前にしたため変な名前に変えられた。

 

ちなみに私は読書中毒者と呼ばれた。誰だよ?考えた奴。合ってるけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嫌いな学校行事がやってきた。体育祭だ。男子達は何やらAクラスと勝負をするらしいが関係ない。早く帰りたい一日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じで過ぎ去った二学期。そしてやって来たタコ先生が増える期間。二学期の中間テスト。

 

タコ先生に付きまとわれて鬱陶しい期間になるはずだったのだがクラスの一部が街中でフリーランニングを使い事故を起こしてしまい『わかばパーク』に務める事になった。

 

結果テスト勉強をしてはいかない事になったのは幸いだ。子供の面倒を見るのは嫌だが勉強よりは良い。

 

そうして二週間が経ち一切勉強をせず中間テストの日が来た。

 

結果はほぼ一桁代。家に帰ると無茶苦茶怒られた。私のせいじゃないのに。

 

 

 

体操服がボロボロになってしまったことやこれ以上なってはいけないとの事で『地球最強の体操服』が支給された。あらゆる分野で世界最先端の技術を使っているそうだ。

 

ゲームに出てくる超高性能防具みたいで少し嬉しかったのはばれてはいけない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 クラスでまたイリーナ先生と烏間先生くっつけ作戦とやらをやっている。また面倒ごとにならなきゃいいけど。

 

変な勘が直ぐに当たった。いつものように帰り道を歩いていると後ろから抑えられた。ハンカチに仕組まれた薬品を吸うと意識が朦朧として落ちていった。

 

 

 

目を覚ますと腕と足を後ろで縛られていた。

 

確か、私は家に帰る途中で…。拉致られた。私なんかが?どうして。私に価値なんか…あった。唯一の価値が。

 

気がつくと目の前に一人の男が立っていた。

 

いつの間にいたのだろうか。隠密行動スキルでも持っているのだろうか。

 

そんな事を考えていると男が話してきた。

 

 


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