「バレンタインデー?ですか?」
「うん。あっ!もしかして知らない?」
「大丈夫です。知識だけは知っていますので」
皆さんがそわしていたので、聞いてみた結果、もう直ぐバレンタインデーだと知りました。
バレンタインデー、元々は聖ウァレンティヌスに由来する祭典でしたが、日本ではチョコレート会社の影響で今のような形になったそうです。
今では女性が好きな男性に渡すだけでなく、義理チョコや友チョコなど色んな形があるそうですし、当日には日頃の感謝を込めて皆さんにチョコを渡しましょうか?
ならば、帰りにはデパートによらなくてはいけませんね。
有言実行、私は放課後になるとデパートに行き、クラスの皆さんに一人一つずつチョコを買った。
それと別にもう一つ、本命チョコも。
マスターにも渡せれたら嬉しいです。
お返しにマスターからもいただいたりして!!!
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時は少々遡り、ある政府関係の敷地内
建てられたばかりのビルが粉々に崩れ落ちる姿をバックに歩く二人の怪物。
一人は全身を隙間なく真っ黒い服で頭から被り、その中身は人間では無くなった怪物。
もう一人はまだ人間の体に見えるが、体の一部を別のモノに変えている怪物。
二人の怪物の目の前にもう一人、怪物が現れた。
三人目の怪物は緑色のコート姿で長い黒髪をはたびかせ、無表情の顔で二人の怪物を見る。
「君か・・・。私に何かようかな?奴を殺す準備は整った。それとも、君にも同じ力が欲しいのかな?」
「いいえ、ただの偵察よ。今更そんなモノに頼らなくても、タコは殺せるわ」
「ほう。出来損ないの君がここまで言うようになったとは・・・。何か力を得たのかい?」
「・・・面倒だから説明はしないわ。タコを殺すのは私よ。邪魔をするのなら、あなたの自信をへし折ってあげる」
「楽しみにしているよ、若麻績君」
「私も楽しみにしているわ」
三人の怪物は別れた。
柳沢、二代目死神。
どちらも、人体改造を施している。
柳沢はともかく、二代目死神の方はタコと同じ位かそれ以上に強くなっている。
奴らが仕掛ける日時もやり方も分かっている。
楽しみだなぁ。
成長する前でも手も足も出なかった私に、成長しても手も足も出なくなっている現実を叩きつけるのは、快感だわ。
最後のチート無双はこれ以上なく、楽しくならなきゃ。
さっ、仕事もしたし、帰って読書の続きをしましょうか。
私は読書にめり込む為に自宅にテレポートをした。
風月さん今まで何やってたの?
読書にめり込んでいました。
気が付いたら、数日経ってたとか・・・。