絶対の捕食者の幻想入り   作:雪風@イグニスター

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幻想入り編
プロローグ


…ここは何処だ?

 

気が付いたときには僕は暗い竹林の中に一人でいた。おかしい…僕は昨日部屋で寝ていた筈なんだが。

 

ガサガサッと音が響き渡った。何かが近づいてきている。僕は急いで奥へ走り出した。

 

音は段々と近づいてきている。僕も脚力には自信がある方だが、それでも追い付いてきていた。

 

“コイツはヤバい!!”

 

僕の脳がそう認識した。僕は奥へ奥へと進んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

どれくらい走っただろうか…。気がつくと開けた場所に出ていた。そこには大きな屋敷が一軒建っていた。

 

ここに人が居るかもしれない!

 

僕は屋敷に近づいた…その時だった。

 

「其処の人間!止まりなさい!!」

 

僕のやって来た方から声が響いた。そこには髪の長い女性が此方を睨みながら立っていた。

 

「見たところ怪我をしたり病気になっている訳では無いようね。この場所に何のようなの!」

 

怪我?病気?もしかしてここは病院なのか?いや、病院と言うよりは診療所の方が正しいか。

 

「ここは診療所だったのか…。勝手に入ろうとしてごめんなさい。少し道を訪ねたくって

…」

 

「そんな理由で“迷いの竹林”まで入ってくる人間が要るわけないでしょ!!本当の目的は何!!」

 

名前を聞いてこの竹林がどういう所なのか理解した。だから一つだけ突っ込ませて。

 

「何でそんなとこに診療所建てたんだよ…」

 

「何故そんなことを聞きたがるの?やっぱり月からの使者!?」

 

もはや呆れて何も言えない。

 

このウサ耳の女性はまったく人の話を…ん?ウサ耳の女性?

 

僕は女性の顔…いや頭の上を見た。そこには、本来別の場所にあるものが生えていた。

 

「頭からウサ耳が生えてる!?えッ!?コスプレ!?」

 

何?もしかしてこの人コスプレしながら外を歩き回る変態なの!?

 

「何言ってるのよ…。そんなことを言ったって騙されないわ!」

 

そう言って女性は何かを投げてきた。それはリング上で、僕に近づくと開き、そのまま僕の腕にはまった。

 

「それはデュエルアンカーよ。それをつけられたらデュエルをするまで外れることはないわ」

 

デュエル?

 

「月でデュエルをしている奴は居なかった。さぁ師匠の元に行くわよ!」

 

…成る程。デュエルか。

 

僕は空いている手をポケットに入れる。そこにはちゃんと存在した。

 

“僕のデッキ”

 

「デュエルしたいならそう言いなよ。デッキならあるからさ」

 

「えっ…嘘でしょッ!?」

 

僕はデッキを取り出した。

 

「ディスクを貸してくれない?売られた喧嘩は買うからさ」

 

「…いいわ。デュエルが出来るなら全力で叩き潰す!!」

 

そう言ってデュエルディスクを投げてきた。そして持っていた篭の中からもう一つ取りだし腕に装着した。

 

「最近凄くつまらなかったんだ。君は何ターン持つ?」

 

「「デュエル!!」」




はい皆さんこんにちは。スノウです。

ユーリ「こんにちは皆。ユーリだよ」

今回はここまでですが次回はユーリ対???(多分バレてる)のデュエルです。

ユーリ「この作品は同時進行で進めていきます。こっちも読んでね」

それではまた次回!
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