侍女のアリィは死にたくない   作:シャングリラ

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後書きは次章予告に使うので前書きでいろいろと。

まず、やはり最終章はわけることにしたため、次章は全5章のうちの第4章となります。

また、今回の話が今まででトップクラスに長くなりました。さすがに今回の話でまとめたかったのですがここまで長くなるとは。
これも最終章分ける後押しとなりました。

そして。
今回は最後に、直接的な描写は入れませんが残酷な場面がありますので、注意。



第37話 始まりの場所で死にたくない

アリィの侍女としての仕事で、一番多いのはやはり皇帝の食事における給仕である。

もちろん、他にも皇帝の処理した書類を運んだり、というものもあるが、食事は毎日一定数行われるものだ。

アリィを皇帝が気に入っていること、そしてオネストも彼女の給仕に満足していることも彼女が給仕を担当する理由の一つであろう。

 

だがやはり一番大きいのは、他の侍女が一番したがらない仕事であるということ。

皇帝だけでなく、オネスト、さらに時にはエスデスをはじめとする将軍などが同席することもあり、他の侍女にとっては彼らの面前で何か失敗でもすればどんなことになるか分かったものではない、という恐怖が大きくなる要因が多数あるのが皇帝の給仕。

したがって、進んで代わりをする者がまずいないのだ。

他の仕事、例えば清掃などならまだ代わることもあろう。しかし皇帝たちに近づくことは、この帝国宮殿においては避けられている。

裏の部隊の管理もしているアリィが侍女の仕事をできないときは、他の侍女たちの間で壮絶な押し付け合いが起こっていることは紛れもなく事実だ。

 

だからこそ、食卓に誰がいようと気にしない皇帝付き侍女、アリィが給仕を担当することになるのは半ば必然なのである。

 

「お待たせいたしました。本日の昼食でございます」

「うむ。今日も任せたぞ!」

 

アリィの給仕を受け、皇帝はご機嫌で彼女を見つめる。

最近になってアリィとしても彼が自分を気に入っていることを認識してはいるが、それ以上の思いはない。

それよりも、アリィにとって大事なことは他にあった。

 

「時に皇帝陛下。お食事の時で大変申し訳ないのですが、ご報告及びお願いしたいことが」

「どうしたのだ? 遠慮なく言ってくれ」

 

アリィはあくまで侍女。

実のところ、皇帝自身が構わないと思っているとはいえ、皇帝に一介の侍女が謁見を申し出ることはまずできない。だからこそ、こうして食事の時に話しかけたのだ。

 

もちろん、それも他の侍女がやろうものなら不敬と見なされかねない行為である。

しかし、この場というのは公の場でもない、皇帝にとっても気を張る必要ない食事の場である。

だからこそ、アリィは話しかけることができるのだ。

 

「僭越ながら……」

 

もちろん。

アリィは、彼が自分に気を許していることを分かっているからこそ、やっている。

 

 

 

 

 

皇帝の食事が終わったら皿を洗い場までさげる。

今回は大臣が一緒ではなかったため、皿の数ははるかに少ない。もうアリィにとっては見慣れた光景だ。

さらに、今回はいくつかの確認も行っている。

 

「はい、おっしゃる通り頼まれたみたいなんですけど、どうかしましたか?」

「いえ。少々確認したいことがあったものですから。ありがとうございました」

 

予想通りの答えを得たアリィは、満足げに頷くと次の目的地へと向かう。

後に、彼女と話した使用人はこう語っていたという。

 

「アリィさんのあんな暗い笑み初めて見た……二度と見たくない」と。

 

 

 

 

 

「あー、やっとここまで進んだわい」

 

大きく伸びをする一人の女性。

見た目は十代の少女だが、実際の年齢とは大きく違っている。

 

彼女は錬金術師であり、ワイルドハント最後の一人……ドロテア。

彼女は現在、宮殿の中で潜伏しながら生活していた。

オネストの手引きによるものだが、もちろんあの大臣がただで彼女を助けるわけがない。

彼女とオネストが交わした取引。それは、彼女がオネストの依頼によって、ある物を改修すればオネストがアリィにドロテアは殺さないよう諭す、というもの。

 

そう、アリィの殺意から逃れることこそが彼女の目的。

だからこそ、宮殿にこそいるが、こそこそと生活する日々を送っている。

 

「しかし、こんな日々ももう終わるのう。ようやく研究に取り組めそうじゃわ」

 

彼女は大がかりな設備も使えず、また帝都において人の血を吸うということもできなかった。

帝都にはアリィの目が行き届いている可能性が高い。彼女に見つかってしまえば終わりだ。

故に彼女はオネストの依頼を遂行するぐらいしかやることがなかったのだ。

 

もっとも。

本来なら皇帝しかできない帝具に手を入れることができるだけでもモチベーションになるが、今回は特に自分の命がかかっている。

ただ依頼されて作業するよりも、遥かに早く進み、かつ熱が入るのは自然なことであった。

 

(あとは内部のあれに手を入れるだけ……ふふ、それが終われば妾は自由じゃ)

 

どうにもほほが緩むドロテアは、気分も軽く宮殿の廊下を歩いていた、というのに。

 

 

 

 

 

 

「あぁ、ようやく見つけました。えぇ、ようやくです」

 

 

 

 

 

声をかけられるということに、これほど恐怖を感じたのは初めてだった。

静かな少女の声。しかし紛れもなく聞き覚えのある、一番聞きたくなかった声。

振り向けばそこにいたのは……侍女服を着た少女。

 

「な、なぜ……どうして……」

 

首をかしげるその少女こそ、アリィ・エルアーデ・サンディス。

直接的に、あるいは間接的に……ドロテアの元同僚であったワイルドハントのメンバーを、ドロテア以外全て殺した少女。

 

「宮殿は私の仕事場です。そこを歩いて何かおかしいでしょうか」

 

あぁおかしい、おかしいのだ。

アリィが仕事によって通る道というのは実のところある程度決まっている。

なにせ宮殿というのはあまりに大きな建物だ。そのため、当然侍女のアリィが仕事をする場所というのも限られているわけで、当然その間に通行する道、廊下というものも限定されたものになる。

 

もちろん、偶然何かの用事で別の道を通ることはあるだろう。

だが……アリィに出くわすことがないよう、「まずアリィが通らない道」ばかりを選んで歩いていたドロテアが、アリィに命を狙われているであろう彼女が、”たまたま”アリィに出くわすということは。

 

本当に”たまたま”なのだろうか?

 

(オネスト大臣が噓を教えた……いや、それならもっと早くこやつが現れてもおかしくはない。そもそもまだ完了を伝えたわけではないのじゃ、オネスト大臣が妾を用済みとして始末する気ならもっと後になるじゃろう。つまり、これは……っ)

 

偶然ではないのだとしたら。

オネスト以外に自分が宮殿に潜伏していることは知っている者はいないはず。

ならば、ならば。

アリィが、自ら自分を見つけ出したとしか考えられない……。

 

「どうして」

「調べてみたところ、料理が本来よりも一食分多く作られていることに気が付きました。兵士、近衛、内政官、使用人……宮殿内で食事をとった、その全ての人数と比べた結果、です」

 

な、とドロテアの口が開く。

宮殿には膨大な数の人間がいる。

その人数をこの少女は全て把握したというのか? ましてや、宮殿内で食事をとったものをすべて確認したというのか?

全員が食事をとるわけでもないだろうし、兵士が使う食堂と貴族が使う食堂も違うというのに。

 

「私は侍女、宮殿で働く者。誰が、いつ、どこで、どのくらい、働いて食事をとるか。諜報部隊の方々にも手伝ってもらって全て確認しました。帝都内で見つからないなら、宮殿を徹底的に確認する必要があると思ったので」

 

確かに食事はオネストから提供してもらった。

しかしたった、たった一人が増えただけだというのに。

その僅かな糸すら手繰り寄せた彼女の手腕には……一種の執念のようなものが感じられてならなかった。

 

「何より、食事とは厨房で作られてから基本運ばれるものです。厨房で食事をとる人間なんて限られますし、そこにあなたが混じるとは考えにくい。必ず、誰かあなたのもとに運んだ人間がいると思っていました。あなただと知らずとも、私以外の誰かが命じられて運んでいると」

 

その人間さえ見つけ出せば容易でした、と彼女は笑う。

たまりかねたドロテアは思わず前に出てアリィを止めようとする。

 

「ま、待て! 妾はもうお主に危害を加えるつもりなんてないぞ!? そもそも宮殿で暴れればブドー大将軍が黙ってはおるまい」

「いえ、問題はないです」

 

書類を取り出して見せるアリィ。

そこにあるのは皇帝、そしてブドー大将軍のサイン。オネストのサインはないが、それでもアリィが行動に出るには十分なもの。

 

「宮殿に潜む鼠を見つけて処分する許可をあらかじめとっています。ブドー大将軍には少々渋られましたが……やはり皇帝陛下に先に話を通して正解でした」

 

ここに至ってドロテアは完全に理解した。もう逃げるしかない、と。

気が付けば廊下の両側から数人の人間が現れる。全員がアリィの従える暗殺部隊の人間だ。

 

(全体攻撃は……ダメじゃ、あの女(アリィ)を巻き込んだ時点でイゾウ達と同じ目に合いかねん。ならばここは)

 

個人を狙って一点突破を狙おうとアリィに背を向ける。

アリィの方を突破するよりも、そのほうが可能性が高いと思っていたから。

しかし……ドロテアは知らない。

アリィは帝具や権力があろうとも、本来は”逃げる側”の人間であるということを。

だからこそ……「逃げるときにどう考えるか」という思考は、彼女にとって簡単に推察できる。

 

「やりなさい」

「これはっ!? まさかシュラの!」

 

襲い掛かろうとするも、もう遅い。

アリィの言葉によって発動したのは、帝具シャンバラ。

カイリも当然今回集まった人間の中に入っており、彼の帝具によってドロテアを捕らえるというのも予定通りのことであった。

しかし、至近距離であったため、アリィを含め全員が効果の範囲内となる。

 

「宮殿で極力暴れるなと釘を刺されましたので……あなたを逃がさないためにも、場所を移します」

 

アリィの言葉と共に、ドロテアの視界は光で埋め尽くされた。

 

 

 

「ここ、は」

 

そして全員が転移した場所……そこはどこかの、暗い部屋の中だった。

僅かに灯火が揺らめくだけの、明かりの少ない部屋。

広さは全員が入れるほどではあるが、それでもやや手狭に感じる。

集団が襲い掛かるにしては、あまりにも不自然な場所だ。

 

そう考えた時点で、ドロテアの足元が揺らぐ。

 

(な、何が起こった――?)

 

体の自由がきかない。

力が抜け、ドロテアが倒れるのを他の人間はアリィを含め静かに見つめている。

他の人間はアリィを含め全く自分のように倒れる様子がない。

その答えは、近づいてくるアリィが教えてくれた。

 

「以前Dr.スタイリッシュの研究室から押収した、彼謹製の超強力な麻痺毒です。無臭の気体として散布できるのであらかじめこの部屋に充満させておきました。もちろん私含めあなた以外の全員が解毒剤投与済みです」

 

この麻痺毒はDr.スタイリッシュが奥の手の一つとして作成したものだ。アリィは知らないが、彼がナイトレイドの元へ襲撃をかけた時にも使われている。

アリィが今回麻痺毒を用意したのは、ドロテアを捕らえるためであり、そして彼女の肉体強化を警戒してのことであった。

たとえドロテアが体の中にある程度毒への抵抗力を用意したとしても、スタイリッシュが調合した特別な麻痺毒ならば彼女にも効力があると考えられたため、アリィは使用を決めた。

 

ドロテアが肉体強化を施しているというのはすでに知っていたことである。

ワイルドハントが発足して間もないころシュラとてオネストに話したことだ。隠していたわけでもなくアリィがその情報をつかむのはさほど難しいことでもなかった。

 

そして、とアリィは注射器を取り出す。

 

「こちらは麻酔薬でして、麻痺毒と反応し効果時間を長くする性能もあります。液体ですし直接注入しなくてはならないものですが……」

「ま、」

 

やめろ。

やめろ。

来るな。

 

待て、という間もなく、ドロテアは首に痛みを感じながら意識を落としていった。

 

 

 

「お目覚めですか?」

 

アリィの言葉で、ドロテアの意識はゆっくりと回復していく。

先ほどと違い、今いる部屋はどうも悪臭が漂っている。しかしドロテアはこの臭いを知っている。

この血なまぐさい臭いは、覚えがある。

 

「ここは、どこじゃ」

 

服装も、普段着ていた少女らしいものではなく、粗末な服だ。

おそらく服の中に仕込んでいるものを警戒されたのだろう。事実錬金術を発動させる触媒などをいくつか仕込んでいただけに心のダメージは大きい。

抗う手段が奪われてしまったのだから。

 

そしてドロテアは現在、台の上で拘束されていた。

台の上で手足が動かないよう固定され、せいぜい首を動かすのがやっとだ。力づくで破壊しようにも、薬の効果がまだ続いているのだろう、体に力が入らない。

 

「ここはどこ、ですか。いいでしょう、お答えします」

 

すでに暗殺部隊の姿はなく、ここにいるのはアリィとドロテアの二人のみ。

最初に飛ばされた部屋よりははるかに広く、はるかに血生臭いこの場所で、服装もやや汚れたものに変わっているアリィは手を広げて見せた。

 

「ここは、私の始まりの場所」

 

少しずつ暗さに目が慣れていく。

周りにあるのは檻や鎖。そして数々の台や道具。

そう、まるで……拷問にでも使うようなものばかりが多く揃っている。そのほとんどが赤黒い汚れを残して。

 

「私の恐怖が生まれ、育まれ、今に至る場所」

 

それが……サンディス邸・地下室。

 

そして、そんな場所で拘束されているということが何を意味しているのか。それがわからないドロテアではない。

だからこそ必死でもがこうとし、動かせる口をもってして逃れようとした。

 

「待て、待つのじゃ! お主に損のない話がある!」

「…………」

「妾はある研究をしておる! 人間不老不死は無理でも、他人から生命エネルギーを奪っていけば、かなり長い年月を生きていける! お主もそうなりたいじゃろう!?」

 

アリィは死を恐れている。オネストから聞いた話だ。

故にドロテアは自分の研究を明かし、解放してくれればその研究成果をアリィにも提供すると持ち掛けた。

自分と彼女は同じはずだと、そう考えていたから。

 

「はぁ」

 

だが。彼女はわかっていない。

 

「違います、違いますよドロテアさん」

 

確かにアリィは死ぬことを恐れている。ドロテアよりも、他の誰よりも死の恐怖を感じながら生きている。

だが、それはドロテアの思想とは決定的に異なっているのだ。

 

「私は長く生きたいのではないんです。死にたくないんです」

「何が違う!? 人間の寿命は短いとは思わぬか!? だからこそ長く生きたいと、そう思うのでは」

「違います。私はこの地下室で、多くの死を見てきました。命を奪い、そして奪われる彼らの姿を見てきました」

 

死とはいずれ訪れるものだ。それはアリィだってわかっている。

だが、それを奪われることが何よりも恐ろしくてたまらない。

自分は痛めつけられる側ではない、奪われる側ではないと、何度も何度も恐怖しながらこの地下室で人を苦しめて死なせてきたのだ。

 

「私は死にたくない。人生半ばで命を奪われることが恐ろしくてたまらない。なのにあなたは他人のエネルギーを奪って生きろと言うのですか。他人にすがって、恐怖にずっと怯えながら生きろと言うのですか。他人の生命エネルギーを奪い続けることで、それ以上に復讐される恐怖を味わいながら生きていけと言うのですか。今だって怖くて怖くてたまらないのに、その恐怖をもっと抱えて生きていけと、そう言うのですか」

 

ドロテアの目に映るアリィの表情に、歓喜もなければ悲愴もない。

ただただ、怯え続けて恐怖してきた末に、濁り淀んだ目をした顔があった。

 

「さて、話が長くなりましたね」

「待て、待つのじゃ」

 

ガチャリ、と物が置かれる音が部屋に響く。

その数々の器具が何に使われてきたかは語るまでもない。

 

「あなたにはいくつかお聞きしたいこともあります」

「待ってくれ……死にたくない……」

 

両手に数々の器具を手慣れた様子で持つアリィを前に、ドロテアは涙を流しながら震え続ける。

 

「安心してください、殺したりはしませんよ」

「助けてくれ、頼む、妾はまだ」

 

ニッコリとほほ笑むその顔は……ドロテアが今まで見てきたアリィの表情の中でも、一番美しかった。

 

「ずっとやってきましたからね。エスデス将軍ほどではありませんが……死なせずにただただ痛めつける程度には、腕に覚えがあります」

「嫌じゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「たのむ、たのぎっぃいい!!」

「無駄口をたたかないでくださいね、質問にだけ答えてください」

 

「なるほど、それについて詳しくお願いします」

「…………ぎゃぁあ!?」

「質問されたら答える、黙らない」

 

「…………」

「声が小さいですよ」

「がっ、ああああああああああああああああ!!」

 

「……殺してくれ……殺してくれ……」

「死にたくないと言ったのはあなたでしょう。私も殺さないと言ったではないですか」

「ひい……いぃぃぃ……」

 

「あ……あ……」

「だんだん返答がおぼつかなくなってきましたが……あぁ、これがエナジーを吸い取っていた、ということですか。顔のしわがはっきり出始めていますね。」

 

「…………」

「肉体強化が仇になったのでしょうね、心が死んでも体が生きている。いえ、死ねないのでしょう」

 

「…………」

「さすがに、哀れですね。殺さないとは言いましたが、守るのもどうでしょう」

 

 

 

 

 

 

最後の最後でアリィが胸にナイフを振り下ろしたことで、ようやくドロテアは求めていた死を迎えることができた。

 

 

 

 

 

ワイルドハント 全 滅




革命軍との衝突が刻一刻と迫る帝国には、怪物がいる。

ある者は本能に従い戦闘を求め。
ある者は使命に従い秩序を求め。
ある者は恐怖に従い安寧を求めた。

だが、彼女は他の二人とは明らかに違う。

少女はその日まで、普通の貴族の娘だった。
少女は両親の本性を知り、そして恐怖にとらわれた。
少女は暗殺者に襲われ、辻斬りに襲われ、そして狂人に襲われた。

彼女は、環境によっては、怪物にはならなかったかもしれないというのに。
それでも今、彼女は紛れもなく怪物だ。



次話より第4章……「アリィ慟哭編」開始。



もしも、革命軍が彼女を否定すると言うのなら。
その革命は、きっとあまりにも遅すぎた。

予定している番外編の中で、特に優先して書いてほしいものがあれば意見をください

  • IFルート(A,B,Cの3つ)
  • アリィとラバックが子供の頃出会っていたら
  • 皇帝陛下告白計画
  • イルサネリア誕生物語
  • アリィとチェルシー、喫茶店にて

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