電撃Fiting Cross of Rider   作:蒼乃翼

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ソードアートオンラインオーディナルスケール見ました
ラストバトルのアスナのシーンは泣けるでぇ


Who’s that guys?

 

 

ボクはユウキ、仮面ライダーゴースト。

エレクトリック・ショッカーを止めるために絶夢の本拠地を目指している。

智春と操緒、それにペルセフォネが仲間に加わったけど、智春の変身するスペクターは危険らしい。

だから今戦えるのはボクだけ・・・、

変なお医者のお兄さんが変身した四頭身の仮面ライダーに助けられて、あともう少しで敵の本拠地に辿り着きそうなんだ。

 

 

 

キャプテンゴーストは破壊された線路の荒野をさらに進み、そして古い戦場のような世界に出た。

「よし、オッサンの言う通りならこの先に絶夢の城が…」

舵を握るユルセンがそう言うと、またしてもキャプテンゴースト目掛け、新手の敵が攻撃を仕掛けてきた。

『ちょ…、ミサイル!ミサイル!!』

操緒が指差した方向から、無数のミサイルが飛んで来た。

「緊急脱出~~!!」

ユルセンが叫ぶと、突如、キャプテンゴーストが消えた。

「へ?ええええええ~~~~!?!!?」

当然、乗っていた智春はまっ逆さまに落ちた。

ユウキとユルセン、そして操緒は浮遊で、ペルセフォネも小さな翼で安全に着地した。そして智春は地面に真っ逆さまに落ちた。

『智春(トモ)~大丈夫?』

「………なんとか、」

空を飛んでまともに着陸した経験が皆無の智春たちの前に、ヘッドライト部分が機関砲になったかなり凶暴な車が土煙を上げながらドリフトして止まった。

運転席に乗っていたのはどこぞのキャリアと言っても通じるくらいハンサムな男で、助手席からドアを飛び越えて降りた男は線は細いが凶悪そうな顔立ちをしていた。

運転席の男の腰には両側にジェット噴射機が付いた帯が金色のベルト、タイフーンが巻かれていた。

「変~…、身!」

ハンサムな男、黒井響一郎が大きく変身ポーズを取ると、黒いカラスの羽が舞い散り、青に近い緑のボディに黄色い複眼、両手足首には鷲が地球を掴んでいる絵に稲妻のマークが刻まれたレリーフが掘られた手械と足枷が付いた改造人間、仮面ライダー3号に変身した。

「…変身」

 

エターナル

 

凶悪な顔立ちの男、大道克巳がエターナルメモリをロストドライバーに装填すると、白いボディに黒いマント、東部にはEを横倒しにした様な触覚、複眼は両目が繋がり∞の形になった仮面ライダーエターナルに変身した。

「くそ…、」

智春はゴーストドライバーを腰に装着した。

「智春!君は戦っちゃダメ!」

『ユウキちゃん…、』

「…戦うよ、大丈夫…、まだ大丈夫だ…」

ユウキと智春はゴーストドライバーを装着し、オレゴースト眼魂(アイコン)とスペクターゴースト眼魂(アイコン)を起動させた。

「…わかった、でも無茶だけはしないでね」

 

ア~イ!  バッチリミナ~!

ア~イ!  バッチリミロ~!

 

トランジェント状態の二人の背後をオレンジと青のパーカーが飛び交った。

「変身!」

「変身!」

 

開眼!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ!ゴースト!ゴー・ゴー・ゴー・ゴー

開眼!スペクター!レディゴ覚悟ド・キ・ド・キ・ゴースト!

 

ユウキは仮面ライダーゴーストに変身すると3号に、スペクターはエターナルに向かっていった。

「何人も…、俺の前は走らせない」

「さぁ、死神のパーティータイムの始まりだ」

 

 

 

 

 

 

「やっ!」

ゴーストが振り下ろしたガンガンセイバーを3号は手械の鎖で弾いた。

「はぁっ!やっ、てやぁっ!」

ガンガンセイバーでの連続攻撃を3号はあっさりさばいてしまった。絶剣ユウキの技量をもってしても3号の戦闘力はそれを凌牙していた。

「それなら、これで!」

 

ダイカイガン! オレ! オオメダマ!

 

「やあっ!」

ゴーストは大型の眼魂(アイコン)型エネルギーを3号目掛けて蹴り飛ばした。

「…ライダーパンチ」

3号は右腕にエネルギーを溜めるとオオメダマを殴り返してゴーストに直撃させた。

「わぁぁっ!」

オオメダマの直撃を食らって変身が解けたユウキは地面を転がって倒れてしまった。

「どうした、それでお終いか?」

「くっ…、」

「拍子抜けだな。かつて俺の前を走った仮面ライダーはどんな状況でも決してエンジンを止めることはなかったぞ」

3号の言葉に、ユウキの中で何かがスタートした。すると、懐から突如眼魂(アイコン)が飛び出してきた。それは以前とある男から託された・・・、

「そうですよね、今こそ、使わせてもらいます…、」

ユウキは眼魂(アイコン)を構えた。

「本郷さん!」

そして起動させた。

 

ア~イ!  バッチリミナ~!

 

通常よりも大きい濃い緑色のゴーストパーカーが飛び出すと、突風が吹き荒れた。

「ライダー…、変っ身!!」

 

開眼!ネオ一号!永久なる英雄!本郷、一号、レッツゴー!

 

ユウキは通常よりも二の腕が太く赤いマフラーを靡かせた、仮面ライダーゴーストネオ一号魂へと変身したのだ。

「考えるのはもう止めた。思ったままに走ってやる!」

ゴーストネオ一号魂はその巨躯からは想像できない程軽やかに連続で側転しながら3号にキックを食らわせ、怯んだ隙を付いて掴んだ。

「ライダースイング!」

そのままジャイアントスイングで3号を空中へ放り投げた。

ゴーストネオ一号魂はそれを追うようにジャンプし、空中で再度掴むと一本背負いで地面に叩きつけようとした。

「くそっ!」

3号はゴーストを振りほどくと反撃をしようとした。しかし・・・

「なっ…」

ゴーストは空中でさらに上昇して躱してしまった。元々ゴースト/ユウキは幽霊なので空中での浮遊はお手の物。それにALOでの空中戦の経験が加われば・・・

「ライダーッ、ヘッドクラッシュ!」

ゴーストは3号の頭を両足で掴むと回転を加え、地面に叩きつけた。

「ぐはっ…」

3号はすぐに立ち上がったが、ダメージは大きくふらついていた。

ゴーストネオ一号魂は着地と同時にゴーストドライバーのデトネイトリガーを引いて押し込んだ。

 

ダイカイガン! ネオ一号 オメガドライブ!

 

「電撃ライダーキ~ック!!」

両足に電撃を纏わせたゴーストは高くジャンプすると前方宙返りをし、そこから必殺のキックを3号に直撃させた。

 

 

 

 

 

 

一方、スペクターはエターナルと交戦していた。

スペクターは短期決戦で臨んでいったが、エターナルは羽織っている黒いマント、エターナルローブを翻してパンチにキック、全ての攻撃を無効化してしまった。

「はっはぁっ!」

カウンターでエターナルの青い炎を纏った回し蹴りが繰り出された。

「ぐ…」

スペクターは辛うじて防いだ。

エターナルはコンバットナイフ型の武器、エターナルエッジにユニコーンメモリを装填した。

 

ユニコーン マキシマムドライブ

 

螺旋状のエネルギーを纏わせた刺突が、スペクターのベルトに直撃した。

「がっ…、ぁ…!」

変身が解けた智春の腰のゴーストドライバーは破壊され、スペクター眼魂(アイコン)も木端微塵に砕け散ってしまった。

『智春(トモ)!』

操緒は智春の前に立ちはだかった。

「馬鹿…、操緒、どけ…」

『どかない!言ったでしょ、智春(トモ)には操緒がついてるよ、って』

「操緒…」

エターナルの凶刃が、操緒に迫った。

 

「止めろっ!」

 

 

 

 

「焔月!」

 

 

 

突如、エターナルと操緒の前に紅蓮地獄(パイロクラズム)の業火の刃が割って入った。

「え…、」

『これって…』

茫然とする二人の前に降り立ったのは、操緒と同じ洛芦和高校の女子の制服を着た少女だった。

黒髪に光る緑の瞳の少女の名は・・・・

「高…月…?」

『奏っちゃん…?』

智春の契約悪魔、高月奏が舞い降りた。

「やっと…、会えましたね」

奏は緑色に光る瞳から大粒の涙を零した。

「どうやって…」

「連れてきてもらいました。あの人に」

『誰に…?』

すると、エターナルの前に灰色のソフト帽を被った黒い髑髏の戦士が立っていた。

「なんだ…、てめぇは?」

「誰でもいいさ、けどあえて言うなら、ただの死人さ」

「そうか、奇遇だな俺も死人さ」

髑髏の戦士、仮面ライダースカルスカルマグナムを連射しながらエターナルに接近戦を挑んだ。銃身を楯に、銃弾を打撃とする格闘術とナイフ格闘術の攻防は熾烈を極めた。

「これならどうだ?」

エターナルはドライバーのエターナルメモリをマキシマムスロットに装填した。

 

エターナル マキシマムドライブ

 

「ぐ…」

すると、スカルの動きが鈍くなり、エターナルはそこに強烈なキックを決めた。

「がは…」

変身が解けて被っていた帽子が脱げると、その下の顔を見た智春と操緒は驚いた。

「直兄!」

「ナオ君…!?」

それは智春に瓜二つの顔の、智春よりも年上の男、夏目直貴だった。

「いや、でも…直兄は………」

『そうだよ、このナオ君は…』

今二人の目の前にいる夏目直貴を名乗っていた男は、実は一巡目の世界の夏目智春で、すでに死亡しているはずだった。

「このスカルメモリの力で一時的に、な。色々と裏で動いていたんだが…、やっぱ自分がやられてんのは黙ってられなくてな」

きつい目付きを緩めながら直貴は智春にアタッシュケースを押し付けた。

「後は任せたぞ、二巡目の俺…」

「あぁ…、」

直貴は頷いた智春の表情を見ると満足そうに笑い、そして消えた。

「操緒、奏」

智春はアタッシュケースの中に収められたWドライバーを装着した。

『うん、大丈夫操緒と奏っちゃんがついてるよ』

「悪魔と、相乗りしてくれますか?」

操緒は黑鐵眼魂(アイコン)へと変化し、さらにそこから銀色のメタルメモリへと変化した。そして、智春の右側に立った奏はもう一つのWドライバーを装着し、赤いヒートメモリを握っていた。

 

 

「「変身!!」」

 

 

奏がヒートメモリを装填すると、それは智春のWドライバーのソウルサイドに転送され、同時に奏の身体は意識を失って倒れた。

智春は転送されたヒートメモリを押し込み、さらにメタルメモリも装填した。

 

ヒート メタル

 

ドライバーを開くと、そこには右半分が赤色、左半分が銀色の戦士、仮面ライダーWが立っていた。

「面白ぇ!」

エターナルはエターナルエッジを握り直すとWヒートメタルに迫った。

「「はぁっ!」」

Wヒートメタルは背中のメタルシャフトを抜くと凶刃を弾いた。

「いきます!」

右目が点滅して奏の声で喋るとWヒートメタルはヒートメモリを抜いてメタルシャフトに装填した。

 

ヒート マキシマムドライブ

 

「「ボルケーノダンシング!!」」

炎を舞い散らせながら振るわれたメタルシャフトをエターナルはローブで無効化しようとした。

「何っ!?」

しかし、メタルシャフトが纏っているのは紅蓮地獄(パイロクラズム)の業火。その炎はローブを焼き貫き、エターナルに直撃した。

「がはっ…!」

エターナルは膝をついた。

「舐めるなァッ!」

エターナルはローブを脱ぎ捨てると全身にある複数のマキシマムスロットにメモリを装填した。

 

ロケット ユニコーン ヴァイオレンス マキシマムドライブ

 

エターナルの右拳に3つのメモリの力が集まり、禍々しいオーラを放っていた。

Wヒートメタルもそれに応じてメタルメモリを腰のマキシマムスロットに装填した。

 

メタル マキシマムドライブ

 

「「メタルグラビティ!!」」

高重力エネルギーを集約した左拳が、黑鐵を彷彿とさせる黑の拳撃(ライダーパンチ)を放った。

ヴァイオレンスで凶暴化し強化された腕力、ロケットの噴射力、さらにユニコーンの突貫力を合わせたエターナルのライダーパンチと激突すると、凄まじいエネルギーが飛び散り、周囲で爆発が起きた。そして・・・・

「「はぁぁ…、やぁっ!!」」

競り勝ったのはWヒートメタルだった。

エターナルは殴り飛ばされ変身が解けた。

「かっは…、はは…、死ぬのは…もう三度目か………」

大道克巳は妙な満足感を浮かべると、消滅した。

 

 

 

 






《仮面ライダーゴーストネオ一号魂》
キャプテンゴーストに現われた本郷猛から渡された眼魂(アイコン)
二の腕が太くパーカーも通常より大柄で首には赤いマフラーが靡いている
得意技
◆ライダースイング:連続側転から繰り出すキックで相手を怯ませ、そのままジャイアントスイングで投げ飛ばす
◆ライダーヘッドクラッシュ:空中で相手の頭部を挟んで回転を加えて地面に激突させる
必殺技
◆電撃ライダーキック:電撃を纏ったライダーキック


《仮面ライダーWヒートメタル》
スカル(直貴=一巡目の智春)から託されたWドライバーで智春と奏が変身。
操緒はクロガネ眼魂(アイコン)からメタルメモリへと変化する。
紅蓮地獄(パイロクラズム)の業火と黑鐵の高重力・パワーで戦う。
必殺技
◆メタルグラビティ:メタルメモリをベルトのマキシマムスロットに装填し発動
拳に高重力エネルギーを纏わせて殴る黑の拳撃(ライダーパンチ)
◆ボルケーノダンシング:メタルシャフトにヒートメモリを装填し発動する。高月家の炎舞に似た華麗かつ激しい動きでメタルシャフトを振るい、敵を薙ぎ払う

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