転生チートテイルズ物語 〜幻の冬カノンノに転生〜 作:プラネテューヌ大好き勢 kanamiss
今回は12話で戦闘らしい戦闘ができると思います。
もう閲覧数が2000越えしたので嬉しいです!
これからもみてください!
それでは( ´ ▽ ` )ノどーぞー
「桜牙爆砕斬!!」
勢いをつけて武器を振り回し大地に衝撃を与え多数の岩片を吹き飛ばす攻撃はアックスピークに当て絶命させる。
「ねぇなんだか数が多くない?」
「そうですね。普通ならこんなことにならないのですが…」
「けっ、どーせチーグルの奴らの仕業なんだろ」
「いえ、チーグルは支配をする獣ではありません。おそらくなにかの獣がここを支配しているのでしょう」
「まっ、そんなことはおれにとっちゃどうでもいいけどな、さっさとチーグルの犯人を見つけて村に突き出すぞ!」
「みゅ、みゅみゅみゅぅ、みゅう!」
「あれがチーグルか?」
「まだ子供みたいですね」
「「かわいい…」」
「は?」
「いえ、なんでもないわ」
「みゅみゅ」
あ、中に入ってった。
「このリンゴ…エンゲーブの焼き印が付いています」
「やっぱりこいつらが犯人か!」
「まだ決まったわけじゃあないんじゃない?」
「いいやっ絶対ここだ!」
「やはり、ここが巣のようですね。チーグルは樹の幹を住処にしていますから」
「導師イオン!危険です!」
「しょうがねぇガキだな‥‥」
以外と穴って大きいんだね。大人の人が入れるってちょっと大きすぎじゃない?
またおいてかれそうになったので急いで中に入る。
「あの、通してください…」
「みゅーみゅーみゅみゅみゅ!」 「みゅみゅみゅみゅ!」「みゅっ!」「みゅーみゅーみゅーみゅっみゅっ!」 「みゅーみゅーみゅー!」
「あのー」
「魔物に言葉なんか通じるのかよ」
「チーグルは始祖であるユリア・ジュエと契約し、力を貸したと聞いてますが…」
「通じてない気がするけどね」
「…みゅみゅーみゅうみゅう」
おお、なんか老人チーグルがでてきたぞ。
「…ユリア・ジュエの縁者か?」
「お、おい、魔物が喋ったぞ!」
「え、ええ」
「これは、ユリアとの契約で与えられたリングの力だ。お前たちはユリアの縁者か?」
「あなたはチーグル族の長とお見受けしますが?」
「いかにも」
「おい、魔物!」
「ルーク!向こうは聖獣なんだよ。失礼のないようにしないと」
「けっ、んなこと知るかよ。お前ら、エンゲーブで食べ物を盗んだろ!」
「………なるほど。それで我らを退治に来たというわけか」
「へっ。盗んだことは否定しないのか」
「わからないのですが、チーグルは草食でしたね。なぜ人間の食べ物を盗む必要があるのです?」
「……チーグル族を存続させるためだ」
「わからないわ。食べ物が不足しているわけではなさそうだし。この森には緑がたくさんあるわ。それに、草食であるあなたたちがどうして肉を盗む必要があるの?」
「半月ほど前だ。我らの仲間が北の地で火事を起こしてしまった。その結果、北の一部を住処としていたライガがこの森に移動してきたのだ。我らを餌にするためにな」
「では村の食料を盗んだのは仲間が食べられないためなんですね?」
「でもおかしくない?いくら食べられないためとはいえエンゲーブの食料を奪うなんて」
「しかし、定期的に食料を届けぬと、奴らは我らの仲間をさらって食らう」
「ひどい……」
「知ったことか。弱いモンが食われるのは当たり前だろ。しかもなわばり燃やされりゃ、頭にもくるだろーよ」
あながちまちがってはいないね。
「確かにそうかもしれませんが」
「本来の食物連鎖の形とはいえません」
「ルーク、犯人はチーグルと判明したけど、あなたはこのあとどうしたいの?」
「どうって……こいつらを村に突き出してー」
「でも、そうしたら今度は、餌を求めてライガがエンゲーブを襲うでしょうね」
「でもライガはチーグルを餌としに来たんだからチーグルを食べ尽くしたらまた別の縄張りを作りに行くんじゃないの?」
「そうとも限らないわ。ライガは肉食なのよ、きっと人間を襲うわ」
「あんな村、どうなろうと知ったことか!」
「そうはいきません。エンゲーブの食糧はこのマルクト帝国だけでなく、キムラスカ王国はもちろん、世界中に出荷されています。エンゲーブがなくなれば食糧の値段が高騰し、争いの種となるでしょう。それを思えば、チーグルたちはそれを防いでくれた、ともいえます。もちろん、もともとの原因を作ったのは彼らですが」
「じゃあどうするんだよ」
「ライガと交渉しましょう」
「魔物と……ですか?」
「さすがにチーグル以外は契約の証を持ってないから無理なんじゃ」
「僕らでは無理ですが、チーグル族を一人連れて行って訳してもらえれば……」
「では、通訳のものにわしのソーサラーリングを刺し与えようーみゅう、みゅみゅみゅみゅう〜みゅみゅう」
「なんだぁ?」
「この仔供が北の地で火事を起こした我が同胞だ。これをつれていってほしい」
そういいながらチーグルの仔供にソーサラーリングを身体に通す。
なんか可愛い。
「僕はミュウですの!よろしくお願いするのですの!」
「か、かわいいっ……」
「おい、なんかむかつくぞ、こいつ」
「ご、ごめんなさいですの!ごめんなさいですの!」
「だっー!てめぇ、ムカつくんだよっ!焼いて食うぞ、オラァ!」
「みゅーっ!」
「やめなさい、ルーク」
「なんだよ!」
「なんだじゃないわ。チーグルはローレライ教団の聖獣よ?それをそんな風に虐めるなんて、信じられないわ。こんなにかわいいのに」
ティアよ、それが本音か。
ルークス「どこが!」
「落ち着いてください、二人とも」
「いまは喧嘩をしているときじゃあないでしょっ。急いでライガとの交渉へ向かおう!」
「そうですの!早く行くですの!」
「お前が言うなっ!」
「そういえばルークは響律符(キャパシティ・コア)を持っていますか?」
「響律符(キャパシティ・コア)?なんだそりゃ?」
「ルークは知らないのですか?」
「導師イオン。彼はちょっと世間に疎いんです」
「悪かったな!」
「ルーク、わからなかったらなんでも聞いてね、教えてあげるから」
「べ、べつにいらねぇーつぅーの!ま、まあ聞いといてやるよ、響律符ってなんだよ?」
「響律符というのは、譜術を施した装飾具のようなものなんだよ。最近は一般の方でもおしゃれの一環として普通に使ってるのが多いかな。本来は身体能力を上げるためなんだけどね」
「響律符を装着していれば、特殊な技能も覚えられると聞いたことがあります。ルークも使いこなせば、十分強くなれますよ」
ルークは響律符をもらって早速魔物と戦いたそうな顔をしていた。
「ご主人も火を吐けるるようになるですのー!」
「なるわけねぇだろ!このブダザル!」
「ルーク、ひどいわ!こんな呼び方ー」
「はいですの!ミュウ、すごく嬉しいですの!ブダザルですの!」
「変な奴」
「同感」
「あそこですの」
「あれが女王ね……」
「女王?」
「ええ。ライガは強力な雌を中心とした集団で生きる魔物なのよ」
「ミュウ、ライガ・クイーンと話をしてください」
「はいですの」
「みゅう」
「みゅうみゅうみゅみゅみゅーみゅう」
あ、ライガの咆哮ででミュウが吹っ飛んだ。
「大丈夫ですか!?」
「おい。ブダザル!あいつはなんて言ってんだ!?」
「た、卵が孵化するところだから……来るなと言ってるですの。僕がライガさんたちのおうちを間違って火事にしちゃったから、女王様、すごく怒ってますの……」
「卵ぉ!?ライガって卵生なのかよ!」
「ミュウも卵から生まれたですの。魔物は卵から生まれることが多いですの」
「まずいわ……」
「なにが?」
「卵を守るライガは凶暴性を増しているはずよ」
「じゃあ、出直すってのか?」
「いえ。ライガの子供は人を好むの。卵が孵れば人を求めて町へ大挙するでしょう」
「ミュウ、彼らをこの地から立ち去るように言ってくれませんか?」
「は、はいですの」
「ちょっと待って!女王がこの状態で立ち去れといえば女王が怒るよ!」
「ですが!それ以外に方法が!」
「みゅ、みゅううみゅうみゅう」
「グルル」
「みゅ!?みゅみゅみゅみゅう!みゅうみゅう!」
あ、危ない!ミュウの上に瓦礫が!
「危ねえっ!」
「あ、ありがとうですの!」
「か、勘違いするなよ!おめーをかばったんじゃなくて、イオンをかばっただけだからな!」
「ボ、ボクたちを殺して孵化した仔供の餌にすると言ってるですの!」
「冗談じゃねぇぞ!」
「構えて!」
「イオン様!ミュウと一緒に下がっててください!」
「お、おい、ここで戦ったら卵が割れちまうんじゃあ」
「残酷かもしれないけど、その方が好都合よ。卵を残して、もし孵化したら、ライガの仔供がエンゲーブを襲って消滅させてしまうでしょうから」
「けどよ!」
「二人とも!ライガ・クイーンが!」
「く、くそ!」
「ルーク!行くよ!」
ルーク達はそれぞれカトラス、クランズウェイト 、ロッドを構え戦闘態勢をとる。
ルークはまず前に走ると剣を十字にふるった。刃が毛を切り飛ばす!ルークはそのまま双牙斬に連携を繋げたが、刃はライガの皮膚には到達せず、毛皮の上を滑った。
「うわっ!」
着地と同時に首を竦め、そこをライガの顔がすぎて、頭の上で、がちん、と、牙の噛み合う音が聞こえた。慌てて転がりよける。そこへ、
「ファンガ・プレセ!」
カノンノが、闘気を集め、一気に叩き出し飢えた獣が如くライガを襲う。
思わぬ攻撃に一気に後退したライガに
「深遠へといざなう旋律ー」
ティアの譜歌が始まった。がー
「グアアアアアアアッ!」
それはライガの咆哮ひとつで吹き飛んでしまった。
「くっ」
「おい!どうなってんだよ!」
「まずいわ……こちらの攻撃はカノンノしか効いてない……」
「じ、冗談じゃねぇぞ!カノンノ!なんとかしろ」
「私が譜術を使ったら倒せるけど……そのための時間が」
????「なら、なんとかして差し上げましょう」
そういいながら出てきたのはジェイド・カーティスである。
「カーティス大佐!?どうしてここに!?」
「詮索は後にしてください。ライガ・クイーンは、私が譜術で始末します。あなた方は私の詠唱時間を確保してください」
「偉そうに……」
「いまは、あの人に任せましょう。ライガ・クイーンの攻撃があの人に向かわないように、時間を稼ぐのよ」
「ちっ、わかったよ!」
「行くよ!」
術技を一斉に放つ!クランズオートに持ち替え、
「ゼロディバイド!バブルストーカー!レクイエムビート!」
そしてクランズウェイトに変え、
「ファンドル・グランデ!マギカ・ブレーデ!」
そして最後にクランデュアルに変えて、
「鳴時雨!アサルトダンス!双針乱舞!!」
ライガに一斉攻撃を放つ。
あ、ライガ・クイーンが瀕死だ。なんかかわいそうになってきた。
「これ、俺たちいらなくね?」
「そ、そうね……」
そう思ってたら、そこへジェイドのどこかこの状況を楽しんでいるかのような声がした。
「荒れ狂う流れよー」
「ースプラッシュ!!」
ライガの上に巨大な青い光の弾が出現し、凄まじい勢いの水流がその背に襲い掛かる。逃げるようにも逃げられず、ライガは呑まれた。
「おや、あっけなかったですね」
「すっげぇ……何だ今のは……」
「スプラッシュ。譜術としては中級レベルのものだけれど、威力が桁違いだわ……ただの譜術士ではないわね……」
「アニス!ちょっとよろしいですか?」
「はーい、大佐ぁ♪お呼びですかぁ?」
「ふんふん、わかりましたけどぉ。その代わり、イオン様をちゃんと見張っててくださいね?」
「もちろん♪」
「なんか、後味悪いな」
「優しいのね、それとも甘いのかしら」
「なんだとっ!」
「ルーク?立てる?」
「たてるよ。いわれなくても」
「それより、あなたらしくありませんね。悪いことと知っていて、このような振る舞いをなさるのは」
「チーグルは、始祖ユリアとともにローレライ教団の礎です。彼らの不始末には僕が責任を負わなくてはとー」
「そのために力を使いましたね?医師から止められていたでしょう?」
「……すいません」
「しかも、民間人を巻き込んだ」
「おい!謝ってんだろ、そいつ!いつまでもネチネチ言ってねぇで許してやれよ、おっさん!」
「おや、巻き込まれたことを愚痴ると思っていたのですが、意外ですね、まあこれくらいにしておきましょう」
「届いたんですね!親書が!」
「そういうことですさあ、とにかく森を出ましょう」
「駄目ですの!長老に報告するのですの!」
「……チーグルが人間の言葉を?」
「ソーサラーリングのおかげですの!」
「それよりジェイド。一度チーグルの住処へ寄ってもらえませんか?」
「わかりました。ですが、あまり時間がないのをお忘れにならないでください」
「ルーク。さっきはありがとう。あと少しだけ、お付き合いください」
「……しゃーねぇな。乗りかかった船だ」
「じゃあいこっかルーク」
「おや、あなたもいたんですか?」
「いたよ!最初から!」
「気づきませんでした。いやーすいませんね〜」
「むきー!さっさといきましょ!ルーク」
「お、おい、ひっぱんなよカノンノー」
そのままチーグルの巣まで走って行った
はい、12話まで行きました。今回は戦闘を入れたのでとても長くなりました
こんなにも遅れてすまない((´Д` )
カノンノのTS転生タグ消そうかなと思います。だってもう女の子に成ってるからね!
感想待ってまーす!
では( ´ ▽ ` )ノ