転生チートテイルズ物語 〜幻の冬カノンノに転生〜 作:プラネテューヌ大好き勢 kanamiss
14話結構速いペースであげてるのでだんだん2日に一回になりそうです。
あれから何時間たっだろう。半ば無意識とはいえ、ひとを殺してしまった。元は日本人だけにひとを殺すのは抵抗があった。けど殺してしまった。吐いたりもした、後悔もした。でもこの世界は日本じゃない、だからこれからもひとを殺すのはまたあるだろう。だからいま決意しないと、もうこれからは絶対にひとを殺すのも迷ったりしない。
そう決意し、今から行動を移すことにする。
甲板〜
「甲板に来たけど……」
だれもいない、いや、オラクル兵士達が転がっているだけだ。ここに兵士が倒れてルークがいないとすれば、もうルークは捕まった後だろう。いつでも戦闘できるように剣を抜いて歩いていくと、見慣れない金髪が目に入る。いや、私は知っている、彼はガイだ。そうするとルークを助けに来たのだろう、そう思い声をかけることにする。
「あのー?」
「っ!だれだお前は!」
剣をこちらに向けてくる。
「私はルークと一緒に旅をしてきた物です。そちらこそあなたは?オラクル兵士ではなさそうだけど……」
「なんだ、ルークの知り合いか。すまないな、いきなり剣を向けてきて」
「いえ、仕方ないですよ、だれだっていきなり声をかけられたらそうなります」
「いやいや本当にすまなかった。自己紹介をさせてくれ、俺はガイ・セシル。君は?」
「私はカノンノ・スノーヴェルです。ガイさんですね、よろしくお願いします。」
そういい握手を求めようとすると思い出す。ガイは確か女性恐怖症だったっけ。そういえば最近アビスの記憶が抜けてきている。キャラクターの名前とかはわかるんだけど……
「アリエッタ、タルタロスはどうなった」
声が聞こえた。急いでガイと下の方を見る。そこには制圧されてるルーク達がいた。
カノンノ「ルーク!?」
「ルークか!いま助ける!」
いいながらガイは落ちていく。
「ガイさん!?」
え、ここから落ちるの?本当なの?死にに行くようなものだと思うけどそれ以外の方法が無いのでそのまま飛び降りる。
「そう。よくやったわ。さあ、彼らを拘束してー」
ガイさんが、一瞬でリグレットを弾き飛ばしてイオン様を助けた。
「ガイ様華麗に参上」
速い、速すぎるよ、私出番が無いよ、と思ったら都合よく兵士がいたので思いきしファンガ・プレセを打ち込む。
「カノンノ様華麗に登場」
決まった!
「さあ。もう一度武器を棄てて、タルタロスの中へ戻ってもらいましょうか」
リグレットは言われたとうり階段を上った。棄てた武器はガイが素早く拾い、へぇ、と呟いた。
「譜業銃か、こいつは珍しいな」
「なんだそれ?」
「譜術を込めた弾を発射できる飛び道具だよ。残念ながら、完全なカスタム品みたいだな。使用者の音素パターンにのみ反応するようになっているみたいだな」
「どういうことだよ」
「彼女にしか使えないってことだよ」
首を振りながら、それを腰のベルトに挟み込んだ。それ、どうするのかな?
「さあ、アリエッタ、次はあなたです。魔物を連れてタルタロスへ」
「……イオン様…あの……あの……」
「言うことを聞いてください、アリエッタ……」
アリエッタは抱きしめたぬいぐるみに顔を押し付けるようにして、振り切るように階段を駆け上がった。
「これで、しばらくはすべての昇降口は開きません。逃げ切るには十分とは言えませんが、時間稼ぎにはなるでしょう」
「ガイ!よく来てくれたな!」
「やー、探したぜぇ。こんなところにいやがるとはなー」
「お友達ですか?」
「ルークの家の使用人だよ。そういうあんたは?」
「ご覧の通り、マルクト帝国軍の軍人ですよ」
「ところでイオン様。アニスはどうしました。」
「敵に奪われた親書を取り返そうとして魔物に船窓から吹き飛ばされて……ただ、遺体が見つからないと話しているのを聞いたので無事でいてくれるかと」
「それなら、セントビナーへ向かいましょう。アニスとの合流が先です」
「そちらさんの部下は?」
「まだ、この陸艦に残ってるんだろ?」
「生き残りがあるとは思えません。証人を残していては、ローレライ教団とマルクトとの間で紛争になりますからね」
「……何人、船に乗ってたんだ?」
「今回の任務は極秘でしたから常時の半数ー百四十名ほどですね」
「百人以上が殺された、ってことか……」
「百人……」
「行きましょう」
「私たちが捕まったら、もっとたくさんの人が戦争で亡くなるんだから……」
今回の14話はあまりカノンノが出ておりません。しかも文字数が少ないのは今回は勘弁してください(´Д` )
次回は少し増やしますので
最近は1日1話投稿が厳しくなってるので夏休みまでは2日に一回になるときもあると思いますので注意してください