転生チートテイルズ物語 〜幻の冬カノンノに転生〜 作:プラネテューヌ大好き勢 kanamiss
全然ネタが思いつきません。前書きと後書きが
今回は後書きなしです
どーぞ
前回までの転生物語は〜
人を殺していくのを決意したカノンノはルークを助けるために甲板であった、ガイ・セシルとともにルークを救出したのであった。
「……戦争を回避するための使者、ってわけか」
タルタロスから休まず歩いて半日。さすがに体力の限界が見えたイオンのためと、ちょうどにの暮れかけていたこともあって、ジェイドは一行にここでの野宿を提案し、簡単な食事を終えて、事情のわからないガイに、一通りの説明をし終えたところだった。
「でも、なんだってモースは戦争を起こしたがっているんだ?」
「すみません。ローレライ教団の機密事項に属します。お話しできません」
「しっかし、ルークもえらくややこしいことに巻き込まれたなぁ」
「ところで、あなたは?……」
「ん?ああ、そういや自己紹介がまだだったな」
「俺はガイ。ファブレ公爵のところでお世話になっている使用人だ。よろしく」
イオン、そしてジェイドも手に取った。ティアが手を伸ばす、見えない壁に押されたかのように、ガイの手がひっこんだ。
「何?」
「ガイは女嫌いなんだ」
「というよりは、女性恐怖症ですね」
「わるい、君がどうってわけじゃなくて」
「わかった。不用意にあなたに近づかないようにする」
「すまないな」
〜〜
「人は見かけによらないですよ」
「……なんか引っかかる言い方しやがるなぁ」
「気にしすぎですよ、ルーク♪ーまあ、おしゃべりはこれぐらいにしましょうか」
「な、なんだよ」
「ゆっくりと話している暇はなくなったようですからねーでてきたらどうです?」
薄闇の中から神託の盾兵が五人、姿を現した。
「に、人間……」
全員が立ち上がる。さすがに慣れている。ルーク以外は。ガイは既に腰を低くして腰の片刃の剣の柄に手を添えていたし、カノンノは既に双剣を構えていつでも走れるようにしていたし、ティアはいつでも譜術の詠唱にはいれるよう、音素を高めにかかっている。ただ、ルークだけが。
「ルーク、下がって!ルークはまだ人を切れないでしょう!?」
「で、でも」
ジェイドは取り出した槍で一人を貫く。一人をガイが斬り伏せ、ティアのナイフが一人の兵士のスリットに飛び込んで悲鳴をあげさした。カノンノもそれに続いて斬り伏せる。
「ルーク!行きましたよ!」
まずい!ルークはまだ人を切れるわけがない!
ルークは初太刀をかわすと、足をかけて兵士を転がした。重い鎧を着込んだ神託の盾兵は簡単には起き上がれない。
「ルーク、とどめを」
声に押されるようにルークは剣を振りかぶった。がーそこで腕は止まってしまった。
「…う……」
声をあげて兵が起き上がった。
「ルーク!」
ティアがナイフを投げる。だがそれは兵士の鎧に阻まれた。
ルークは動かないー動けない。
ガイが走り、ジェイドも槍を振りかぶった。ルークに死なれるわけにはいかない。神託の盾兵が下からすくい上げるように剣を振るったのと、カノンノがルークとの間に割り込んで弾き飛ばしたのは同時だった。ぱっと血がちる。一瞬、遅れて、ガイが兵の首をきり、鎧ごと背中をジェイドが貫いた。
だが、ルークは兵士の後を全く見ていなかった。カノンノに押し倒される格好で尻餅をつき、抱きしめた少女の腕から流れる血に、はっきりと動揺していた。
「か、カノンノ……お、俺……」
「……ルーク……」
小さくつぶやき、カノンノは気を失った。
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「どうなんだ」
カノンノを寝かせた場所から戻ってきたジェイドに、ルークは恐る恐る聞いた。イオンもガイも、顔を上げて答えを待つ。
「大したことはありません。ティアに譜術で傷を癒してもらいましたから」
「そっか……」
「どうしました?思いつめた顔で」
「……あんたはどうして軍人になったんだ?」
「人を殺すのは怖いですか?」
「……」
「あなたの反応は、まあ、当然だと思いますよ。軍人なんて仕事は、なるべくならないほうがいいんでしょうね」
「俺、どうしたらいいんだろう」
「安心してください。バチカルに着くまでちゃんと護衛してあげますよ。私としても、死なれては困りますからね」
「ば、馬鹿にすんな!」
「バカになんかしてませんよ。逃げることや守ることは恥ではありません。おとなしく街の中でくらして、出かけるときは傭兵を雇いなさい。普通の人々はそうやって暮らしているんですからね」
「さて、一回り辺りを見てくるとします」
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「なあ、ルーク、きつかっただろ?突然、外に放り出さたんだもんな」
「俺……知らなかった。街の外がこんなにやばいとこだったなんて」
「魔物と盗賊は、倒せば報奨金が出ることもある。街の外での人斬りは私怨と立証されない限り罪に問われることはないんだ」
「ガイ、あの、さ、今までどれくらい……斬った?」
「さあな、あちらの軍人さんには及ばないだろうよ」
「怖くないのか」
「怖いさ」
「怖いからこそ戦うんだ。死にたくねぇからな。俺にはまだやることがある」
「やること?」
「ー復讐」
「へ?」
「なんて、な」
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「起きて、ルーク」
「そろそろ出発するわ」
「あ、ああ」
「ルーク、もう大丈夫なの?」
「なに言ってんだよ!怪我したのはお前だろ。」
「私はルークを守りたかったから怪我したの。でもそれでルークが守れたんだからいいの」
「そんなことない!」
「ルーク……」
「俺のために傷ついて、それで俺が無事ならいいって、おかしいだろう!本当は痛いんだろ!」
「ルーク……ごめん」
「わかれば……いいんだよ」
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「起きましたか?では出発しましょう」
「その前に、ルーク」
「この先、私とガイとティアとカノンノで、前衛をします。あなたは、イオン様と一緒に中心にいて、もしものときは逃げてください」
「え……?」
ガイド「お前は戦わなくて大丈夫ってことだよ。ーさあ、行こうか」
「ま、待ってくれ」
「どうしたんですか?」
何か忘れ物ですか?とでもいいだけでルークをみる、
「おれも、戦う」
「人を殺すのは怖いんでしょう?」
「……怖くねぇ」
「ルーク。無理しないほうが」
「本当だ!」
「いや、そりゃ、やっぱ怖ぇとかあるけど……」
「戦わなきゃ身を守れないんなら、戦うしかねぇだろ!おれだけ隠れてなんかいられるか!」
「ご主人様!偉いですの」
「お前は黙ってろ!」
「みゅぅぅ……」
「と、とにかく決めたんだ。これからは躊躇しねぇで戦う」
「……人を殺すということは、相手の可能性を奪うことよ?それが身を守るためでも」
「それが恨みをかうこともある」
「あなたは、それが受け止めることができる?逃げ出さず、言い訳もせず、自分の責任を見つめることができる?」
「……お前もいってただろ。好きで殺しているわけじゃねぇって」
「でもー」
「いいじゃないですか。ルークの決心とやらを見せてもらいましょう」
「無理するなよ……ルーク」
「そうだよ。辛かったらすぐいってね」
「ああ……大丈夫だ」