転生チートテイルズ物語 〜幻の冬カノンノに転生〜   作:プラネテューヌ大好き勢 kanamiss

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ドーモお久しぶりです。ゆっくりカノンノです。

久しぶりですね、最近忙しいことばっかりだったので鬱になってます。

あのですね、主人公の出番が少ないと思い新しい場面を入れると考えたのですが、やはりそれでも少ないと思い、次の回からカノンノの一人称視点で描いてみようと思います。
その次の回の一人称視点か好評だったら続けます


ルーク、攫われる

「こ、これは……!」

 

しばらく歩いたあと先の扉に最初に足を踏み入れたジェイドが驚いたような声をあげ、あとに続いて私たちも、眼下の景色に、同様に息を呑んだ。

 

扉の向こうに広がっていたのは、広大な地下空間だった。

 

私達は階段を降りると、その機械の周囲に立って見回した。

 

「なんだぁ!?なんでこんな機会が家の別荘にあるんだ?」

 

 

「大佐、これがなんだかわかるんですかぁ?」

 

「いえ……確信が持てないと……いや、確信できたとしても……」

 

ジェイドはそうつぶやいてルークを見た。

 

「な、なんだよ……俺に関係があるのか?」

 

「……まだ、結論は出せません。もう少し考えさせてください」

 

そういうとジェイドはまた、機会を見上げた。

「珍しいな。あんたがうろたえるなんて」

 

「俺も気になってるんだ。もしあんたが気にしてることが、ルークの誘拐と関係があるならば」

 

 

「きゃーーっ!」

 

突然アニスからの悲鳴が上がってガイの言葉を塗りつぶした。残響し、木霊して、波にのみ込まれていく。そのまにまに、

 

「ご主人さまぁ!鼠が!鼠がいたですの〜!怖いですの〜!」

 

 

そんなミュウの声を聞いたので、ついルークの方を見たがルークはガイを見ていた、背中に、小さな影が張り付いている。ツインテールの、それはアニス。

だが、

 

 

「ーうわああっ!や、やめろおっ!」

 

ガイは突如、彼女に負けぬほどの大声をあげると、全く手加減のない力で背中にしがみついていた少女を引き剥がし、突き飛ばした。

 

アニスは尻餅をついたが、それは彼女であったからその程度で済んだのだということはルークにもわかっていたようだ。

 

受け身を取れない人間ならば骨の二.三本は折っていた、そんな勢いの突きとばし方だった。

「な、何……?」

アニスは、何が起こったかのか、わからない、といった様子で目を瞬いた。咄嗟の受け身は体が覚えていたのであろう。

 

ガイは自分が何をしたのかに気づくと、微かに青ざめ、

 

「……あ……お、俺……」

 

「……すまない。体が勝手に反応して……悪かったな、アニス」

 

「う、うん」

 

「ガイ、貴方の女性嫌いというのは、いったい何が原因なのですか?今の驚き方は尋常じゃないですよ?」

 

「悪い……わからないんだ」

 

 

「ガキの頃はこうじゃなかったし…ただ、すっぽり抜けてる記憶があるから、もしかしたらそれが原因なのかもしれない」

 

「お前も記憶障害だったのか?」

ルークが聞くと、いや、とガイが答え、

 

「違う、と思う。一瞬だけなんだ、抜けてんのは」

 

「どうして、一瞬だけとわかるの?」

 

つい気になってしまったカノンノが聞くと、ガイはこちらを振り返り、肩を竦めた。

 

「わかるさ。抜けてんのは…俺の家族が死んだ時の記憶だけだからな」

 

ガイは、ま、といい、

 

「俺の話はもういいよ。それよりあんたの話を」

 

「貴方が自分の過去について語りたがらないように、私にも語りたくないことはあるんですよ。色々と、ね」

 

「それより、見ての通りここにはアリエッタも整備隊長もいません。先へ進みましょう」

 

 

 

 

 

 

しばらく歩いていると、ルークがいきなり立ち止まったので、私はルークにぶつかり鼻を打ってしまった。

 

「うわ!押すな、馬鹿!」

 

言いながら振り返ってきたので、謝っておく。

 

「ご、ごめんなさい」

ついしゅんとなるとティアがルークを睨み、

 

「あなたが急に立ち止まるのが悪いんでしょう?走り出したかと思うと、急に止まったり。真面目にする気があるの?」

 

 

「そんなの、あるに決まってるだろ!」

 

「だったら、しっかりと行動でー」

 

突如嘲笑うかの声が響いて振り向いた私達は通路の先の階段を登ったあたりにこっちを見下ろしている魔物を見た。

 

ライガだ!

 

「待て!」

 

「ルーク様!追っかけましょう!」

 

ルークはアニスに袖を引かれながら走り出した。

 

 

「ミュウも行くですの!」

 

「あ、待ってください!アリエッタに乱暴なことはしないでください!」

 

 

あ、ちょっと!とカノンノはいいながらルーク達の跡を追った。

 

走り出しながら、カノンノはルークは早すぎると思った。いくら、軟禁して育ったといってもこの早さはおかしい、男だから?と思いつつ全力疾走する。

 

イオンと追いついたのでイオンと一緒のペースで走ってると、うわっ、と声が聞こえたのでさらにペースをあげ屋上にでる。すぐに後ろからジェイド、ガイ、ティアも出て来る。

 

 

「ハーッハッハッハッハッハッハッ!」

 

 

「ルーク!」

ガイが駆け寄ろうとしたが何故か最初からいたディストが、あっという間に城の中に飛び込んで、見えなくなってしまった。

 

 

「大変ですの!」

とミュウの声に振り返るとアリエッタが塔から飛び降りる所だったので急いで後を追う。

屋根を伝って行ったのでカノンノも伝っていこうとした。

しかし、最初の時点で届かず、そのまま落ちていった。

 

 

「カノンノーー!」

 

 

「あ、やべ、死んだかも」

 

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