ToLOVEる 過去と現在の交錯   作:審判の霊樹

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隣人

物語の舞台は武蔵国と相模国の国境にある彩南町。

ここは極めて「異常な」土地である。別に霊感が強いとかそういう話ではなく現実的な話で、この彩南町は「幕府の支配を受けない」のである。

つまり天領(幕府の直轄地)でも大名領(大名の支配地)でも旗本領(旗本の知行地)でも寺社領(寺や神社のry)でもないtだ一つの自治区で、一応、彩南代官という役職はあるものの、すべては住民の合議制で決まり代官の役目は追認だけである。

幕府の支配を受けない、ということは年貢を納めなくてもいい、ということなので、移住民が押し寄せてきそうなものだが、「彩南独立条例」の一つに「彩南の人口が江戸の人口の½を超えてはいけない」とある。ただ今彩南町の人口は35万人、江戸の人口は約百万人である。

また、武士階級の移住は規制されており、幕閣、旗本、豪商などの捺印が必要である。

 

扨、そんな彩南町で繰り広げられる宇宙規模のまさに「異常」な物語が始まる。

 

Side リト

 

はぁ・・・はぁはぁ やっぱりかわいいな・・・春菜ちゃんは・・・

「おい!リト!」

「ギャッ!」

「だいじょーぶか?」

なんだよ・・・猿山かよ・・・

「おい、またストーカーか?」

なっ

「誰がストーカーじゃい!!」

「違うってのか?目線はずっと春菜ちゃんだったけどな?」

「う、うるせぇよ・・今日はな、ただ見てただけじゃねぇんだ」

そうだ・・今日こそは…今日こそは・・

「春菜ちゃんに告白するんだ!!」

高らかに宣言したリトに、

「おー。がんばれー」と猿山。

リアクション薄いな。まあいいや。

 

帰宅。告白の結果は・・・いや、結果も減ったくれもない。何せ緊張のあまり、話しかけることすらできず、奇声を上げただけで逃げ帰ってきたのだから。

「はぁ・・・ただいま」

「おお。おかえり、リト」

リトは落胆しながらソファに座ろうとすると妹の美柑がこっちに来た。

「そうそう。大事なことだけど」

と前置きしてしゃべりだした。

「ほら、お隣の植木さん引っ越しちゃったじゃん。その後釜が明日来る予定だったんだけど、ちょっと早めに今日引っ越してきたのよ。それで、ちょっとご挨拶行くんだけど、リトも来なさいよ。結城家長男なわけだだし」

ああ。そんな話があったな。

「わかった。着替えたらすぐ行く」

そういって自室に向かった。

 

Side 愁

 

――—おお、2か月ぶりか。これからここに住めるのか・・・

感慨に浸りながらペットボトルの緑茶を飲んでいる青年。結城家の新隣人、小市葉愁であった。

―――相変わらず、いい街並みだな・・最上様に感謝しなきゃな。

最上様とは最上政宗、愁の彩南移住状に捺印してくれた人物である。

―――さてと、なにするか。

部屋の確認や電気設備の確認も終わったし・・・と考えているとインターホンの音がした。

「はーい」

ドアを開けると、橙色の髪の少年と黒髪の可愛らしい女の子がいた。

隣の結城リト君と美柑ちゃんが挨拶に来てくれたらしい。

10分ぐらい話をして(途中からため口になったが・・ま、同い年だし同じ学校に編入するからいいだろ。田舎育ちで敬語は苦手なんだ・・・)引っ越し祝いの羊羹を貰ってから家内に戻った。

彼は知らなかった・・・数時間後、家が半壊することになるとは・・・

 

Side リト

 

リトは風呂につかりながら考えていた。

どうすれば春菜ちゃんと・・・そんなことばかり考えいた。

「ったく猿山のやつ・・ゲラゲラ大笑いしやがって・・{おいおい、やっぱりか~ww}って、なにが「やっぱり」だよまったく・・・」

あれ?なんか風呂熱くなってね?いや、気のせいか。俺が熱くなりすぎてるだけだなもう上がろ・・」

ドンガラバッシャーンドバッシャーンドドドドッバッシャーーーン!!!!!

「う・・・かな・・・・」

バッシャーーン・・・ボタボタボタボタ・・

「風呂が・・爆発し・・た?って・・」

おきあがったリトの目の前にいたのは・・・・・・・

「ギャァァァァァぁぁぁぁぁ!」

「ふぅ・・・脱出成功♪」

全裸の美少女だった。

 

 

 

 

 

 

「リト!どうしたの?」

「ふ,風呂が爆発・・し、て・・は、裸の女の人が・・・

「はぁ?何言ってんの?」

美柑は浴室を覗き込んだ。誰もいない。

「はぁ。リト、現実と妄想の区別ぐらいつけてよね。妹として恥ずかしいから」

も、妄想?いや、、あれが妄想だったら俺、精神病院粋じゃねーか?

「うん・・・」

「はぁ・・・しっかりしてよねホント」

うう・・

俺、大丈夫かな?

 

 

やっぱり、妄想、なのかな・・・・。いや・・それ相当やばいぞ、オレ。

ガチャ「はぁ・・って」

ドアを開けたリトの目の前にいたのは、

「あ、バスタオル借りてるよ~~」

「っ~~~~~~~~~~~」

今度はバスタオル姿の美少女だった。

 

 

 

 

 

 

小市場家

 

 

「なんだったんだ?さっきの爆発音と悲鳴」

 

 

 

小市葉愁、家を失うまであと約30分。




ご覧のとおり、私の小説は非常に「・・・」が多いです。読みにくいかもしれませんが、これでも相当少なくしたほうなので、大目に見て下さい。

誤字脱字があれば教えてください。
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