Side リト
「待てっ!!逃がさん!!」
「何でこんな目にぃぃ!」
何が起こっているのか・・・単純解明に言うと、今、黒服の男に追いかけらてます・・え?もう少しわかるように?
俺もわかんねぇよ!なんかあの裸の女の子(ララって名前らしい)が部屋にいて、自分は宇宙人だ~とか言ってて。なんだよそれ。変な尻尾はついてるけど・・
そのあと今度は万能コスチュームロボットのペケが窓から飛び込んできてそしたらララが急に変身して、めっちゃ痛い服装に変わったと思ったら今度は黒服の男が土足で窓から飛び込んできていきなりララを連れ出そうとして、なんか助けてしまい黒服の男に追いかけられてる今この頃です(後悔)。
「うあわあっ!」
なんだよあの黒服!トラック投げてきやがった!
「さぁ、ララ様。いい加減に来てもらいましょうか」
「いやだね!」
「そうそう。やなこった!」
調子に乗って挑発してみた。もし怒ったら土下座だな。
「ララ様・・・いい加減におやめくださいませ家出など!」
「イヤ!」
「そうそ・・・へ?」
今この黒服家出って言わなったか?
「後継者がどうとか知らないけど毎日毎日お見合いばっかり!もうイヤなの!」
「これはお父上の意思なのです」
家出・・・おいおい。
「パパなんて関係ないもん!もう帰って!ごーごーバキュームくん!」
ははは・・家出・・
「まずいぞ!ララ様の発明品だ!」
家出・・・・・
「うわぁぁぁぁぁぁ」
なんか風が強くなってきたな・・・って
「なんだこりゃ!?」
蛸みたいな浮遊物体が廻りのものを根こそぎ吸い込んでいく。あの黒服も吸い込まれたらしい。よかった・・・いや、全然よくない。
「わわわわわっ!俺まで吸い込まれる!ララー!早く止めろーーー!」
「ええっと…どうやって止めるんだっけ?」
ななな「なんだとぉぉぉぉっ!」
浮遊蛸は限界まで吸い込んだのか、一瞬静かになると、爆発した。
事件はここからだ。
蛸が爆発する直前、あのトラックと隣に泊まってた軽自動車が舞い上がった。そして蛸は爆発した。当然トラックと軽自動車は放物線を描いて飛んでいく・・
扨、飛び上がったものは落下する。その落下地点は・・・
「おい!あのトラック俺の家のほうに飛んでったぞ!」
「ええっ」
まずい・・家には美柑が・・・
「行くぞ!」
「うん!」
家まで全速力で走った・・・・
Side 愁
そのころ愁は、ある人物と電話をしていた。
「はい、本当にありがとうございます。いいところですよここは。はい、はい。わかりました。では」
ピッ。
「いや~最上様ほんとにいい人だな~」
さて、ちょっと夜の散歩にでも行ってくるか。
ドアを開け、十歩踏み出すか出さないかの時に、とんでもないものが目に入った。
「トラックが・・・空飛んでるぞ。おい」
そして・・
「降ってきたぞ・・・・」
愁の家に激突した。
「ほんっっっっとうにすいませんでした!!」
美柑ちゃんが土下座してくれている。
「なるほど・・・なんか・・・すごいね・・・」
リトから話は聞いた。正直田舎者の俺にはよくわからなかったが、まあいいや。
「ほんとにゴメン・・・オレ・・・・」
リトは半泣きだった。
「うん・・・」
「ちゃ・ちゃんと家は弁償するから・・・す、すぐにはできないけど・・・」
「う~ん。まぁ、もういいよ。とりあえず顔を上げてろよ。家は何とかなるから」
「何とかなるって言われても・・・」
「いや、本当だって。最上様に頼めば何とかなるって」
「いや、だとしても・・・」
「とりあえず、一人の女の子が誘拐されかけてるのを助けようとして起きたことなんだし、いいよ」
リトが顔を輝かせた。
「ほ、ほんとにいいのか?」
「うん。あ、悪いけどさ・・部屋が空いてたらさ・・・家ができるまでこの家泊めてくんない?」
すると今度は美柑が顔を輝かせた。
「もちろんいいですよ!!大歓迎です!!・・あ、すいません」
そしたら横から問題のララってこがひょこっと顔を出して、
「それならあたしも!」
「お前はだめに決まってんだろ!!!」
「いいですよ」
声を荒げるリトを差し置いてOKを出す美柑。
「おい美柑!」
「いいじゃない楽しそうだし」
「俺の意見は全無視か・・・」
本当に楽しそうだな。やっぱり彩南に来てよかった。
ま、何はともあれ
「これからしばらく、宜しくお願いします」
ララ、リトに家に居候。
愁、リトの家に亡命。