東方怪奇探   作:白夢

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おうどん食べたい(意味深)


永遠亭にて

素晴らしい実に素晴らしいこれぞ日本の家!!

日本の風土に合った造り、畳や襖これぞ日本!!

大事な事だから二回言ったZE☆

 

 

そんな事を考えながら今俺と慧音さんは長い廊下を優曇華院さんに案内してもらっている

しかし八意永琳さんか……何故だろう懐かしい気がする

初めて聞く名前の筈なのにどこかで聞いたような気がする

頑張って親戚に同じ名前がいたか考えようとしたが要るはずが無いことに気づく

 

(そう言えば俺親戚どころか家族すらいないんだった………)

 

 

完全にブルーな気分になってしまった自爆である

確かに俺は生まれた時から親戚も家族もいない、いや…捨てられたと言うのが正しいのだろう、俺は生まれた頃から銀髪の赤目だったから化け物と思われたのだろう、そうに違いない、それ以外捨てる理由が無い、だから俺は一時期自分の事が嫌いだったこんな色の髪に生まれてこなければ、こんな色の目に生まれてこなければ

そう考えてた…………あの人に拾われるまでは

 

「……お……い」

 

「…お…い」

 

「おい!!」

 

突然声を掛けられて俺はとても驚いた

自分の過去を思い出していたら完全に自分の世界に入り込んでいたようだ

 

「あっなっなんでしょう」

 

完全に噛んでしまった

 

「ギン大丈夫か?」

 

「ええ大丈夫です、少し考え事をしてただけですから」

 

心配してくれる慧音さんに出来るだけ何もなさげに振る舞った

 

「そうか……着いたぞ」

 

慧音さん少し心配そうに呟いた

俺の顔に悲観的な表情でも出ていのを察したのかそれ以外言わなかった

 

「少々お待ちください」

 

優曇華院さんはそう言うと襖を開けて中に入っていった

 

 

 

 

 

しばらくすると中から優曇華院さんが出てきた

 

「どうぞ中に入って下さい」

 

 

中に入ると沢山の薬らしき物が有ったり、いろいろな器具があった

そして今俺の前にいる人こそ目的の人なのだろう

 

「八意是非協力して欲しい事があるのだが」

 

ここで慧音さんが話しを繰り出した

すると俺達に背を向けていた人がこちらを向いた

 

美しいまずその一言に尽きる、そして次に懐かしいと言う気持ちになった 

何故懐かしい気持ちになるのか考えてもわかりそうに無いので考えることを止めた

そして次に彼女の顔を見てみた、以外だった

彼女の顔は驚いている表情だった、そして何かをこらえている顔だった

 

「八意、こいつ名前は霊闇ギンって言うんだ」

慧音さんが気を利かせて自己紹介に持ち込んでくれた

 

「どうも初めまして(?)霊闇ギンって言いまよろしくお願いします」

いつでどこでも礼儀正しい霊闇ギンだぜ

 

「よろしく私は八意永琳よ」

 

何だろう懐かしい……

 

 

「ところであなたは私に用があってここにきたのよね」

 

ハットしたすっかりここにきた理由をすっかり忘れていた、

俺は永琳さんに順を追って説明した

 

 

少年説明中……

 

 

 

 

 

 

 




取り敢えずこんな所で

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