レロレロレロの花京院典明が好きなミュージシャン Sting だッ!
スティングの代表曲 Englishman In New York を一押ししておくぜ!
米国のニューヨークに生きる英国人の孤独と悲哀を描いたひじょ~にグッ!とくる一曲だ!
夜明け前の薄暗い大地が、ジリジリと灼かれている。
燻り続ける炎が這うように広がる大地に、幽鬼のように揺らめく炎と煙以外動くものは無い。
焼け残りの草の根方を、煙が水底に動く影のように低く這う。
数時間前から村を焼き続けた炎は、村が廃墟と成り果てた後も焼き足らぬと、周囲を灰へと変えて行く。
そこには地獄があった。
焼け付いた道をカツカツと踏んでゆく馬の
紫色の煙と一緒に立ち上る臭気。 炎と煙、肉と油が炙られる臭い。 そんな死の臭いに馬は、絶えず体を震わし、蹄を蹴り立てて、神経のかたまりのようにピリピリしている。
崩れ落ちた家屋。 炭化した人の死体。 右も左もそればかりで、無事なものは何も無い。
馬が歩く・・・カツカツと音を立てて、地獄の道をゆっくりと・・・背には男が騎乗している。 その数20。
表情は皆、
男達は、騎士と言うよりも戦士であるように見えた。 統一性の無い鎧は、一部分が革であったり、金属の板金が外され内側の
薄暗い闇を、射抜くように送られる眼光は、鋭利な刃物を連想させた。 紙一枚入り込む余裕すら無いほどに、隙無く
それは・・・まだ、1人では生きてはいけないほど幼い子供だった。
肉親であろう
ガゼフは炎に包まれた。 そう感じるほどに心は激情に駆られ、握り締めていた手綱からギリギリと、革紐の悲鳴が聞こえてくる程に、怒りの感情に支配されていく。
「戦士長・・・ ガゼフ・ストロノーフ戦士長!」
その男の名はガゼフ・ストロノーフといった。
部下からの呼びかけで、ハッと我に返ったガゼフ・ストロノーフ戦士長は、いつのまにか力が入っていた手を必死で弛緩させると、湧き上がる激情を無理矢理押さえつけ
「なんだ、副長」
と、短く返事を返す。
彼、ガゼフ・ストロノーフ戦士長はリ・エスティーゼ王国に所属する戦士団の隊長で、王国最強の戦士であり、とある任務が与えられていた。
『王国国境で目撃された帝国騎士の発見、および征伐』
本来ならば首都にいる彼よりも、国境に近いエ・ランテル城塞都市の兵を向かわせるのが正しい。 しかし出来ない理由があったのだ。
それは、『武装が充実した帝国騎士』と『徴兵され短期間の訓練を受けただけ』の王国兵の力量差が大きく離れていたためである。
それでも、『エ・ランテルから出兵させ警備に当たらせる』など取れる手段が幾らでもあるのにされていない理由があり・・・ この
「戦士長! 貴方は確実にお気づきになっているはずです。 我々がエ・ランテルに到着した時期と襲撃があった時期が重なります! 生存者が子供のみという状況、これは明らかに罠です!」
(そう・・・ 両親のいない子供が将来どうなるか解ってて・・・
子供のみが見逃されている理由。 それは子供だけでは確実に生存できず、逃げることも戦うことも出来ず・・・ 2つの意味で
筋肉で身を
「副長。 数人で生存者を収容し、エ・ランテルまで帰投せよ」
ガゼフはあえて答えない。
「おやめください! むざむざ敵の罠へ飛び込むおつもりですか!」
「しかしこのままにしておく訳にもいくまい、保護せねば子供達は死んでしまうだろう」
「ですが! ・・・ですが戦士長・・・この辺りで最も命の価値が高いお方は貴方なのです。 貴方がいなくなったら一体どれほどの損失になるか・・・」
ガゼフは王国首都で、勤務中に老人から言われた、首都に
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「戦士長さん、戦士長さん。 聞いとくれ・・・ まったくどうなっとるんだろうねぇ・・・ 彼女は私の親友なんだけど、彼女の息子が彼女を殴るんで困ってるんだよ・・・」
「麻薬も持っていたんです」
「最近不安でしょうがないんだよ・・・ あたしゃ恐ろしいよ ねえ、どうなっているんだい? 」
「守ってくれるんだよねえ~~~~戦士長さん あんたはあたし達の味方だよねェ~~~」
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(ああ、なんとかするよ・・・ なんとかするさ・・・)
いつのまにか空は白み始めていた。 こぼれ出す太陽の光を背に、ガゼフは副長へと向き直り、言葉を
「副長、私は平民出身だ。 確かお前もそうだったな」
「そうです。 私は戦士長に憧れて村を出て、戦士長の背を目指したんですから」
「村の生活は危険と隣りあわせだ。 怪我をすることもあれば、突然モンスターが現れて多くの犠牲が出るのも珍しくない。 だろう?」
「そう・・・です・・・」
「モンスターが相手では冒険者でないと厳しい。 雇う金が無ければ頭を低くして嵐が過ぎ去るのを待つしかない」
「はい・・・」
「今まさに王国の民が助けを欲している。 私は死にに行くのではなく、1人でも多くの村人を救うために行くのだ」
朝日が昇りきるとガゼフを隠していた闇が晴れ、決意に固まった表情が明らかになった。
「私は『正しい』と思ったから助けるんだ。 後悔はない・・・こんな世界とはいえ、私は自分の『信じられる道』を歩いていたい」
副長は何か言いかけては口を閉じるのを数度繰り返し、ついには
戦士達が立ち去った廃墟の近くで、45の人影が蜃気楼のように湧き出した。
特殊な金属で編まれた衣服鎧に強力な魔法を込めた、高級防具を身にまとった幾多の人影は、去っていった戦士達の後ろ姿を睨み付ける。
「取り逃がしてしまったか・・・」
誰一人として所属を特定できるものや、ましては個人を特定できるものなどを身に着けていない。
「絶対に逃がさんッ! 絶対にッ! 決着を付けるッ! 絶対に生かしてはおけないッ!」
その集団の中の、顔に傷を持つ人物が静かに・・・それでいて決意に満ちた声で宣言する。
傷の男は、片膝を地に付けると手を組み、眼を閉じると静かに祈りだした。
「天にましますスルシャーナ様よ・・・ わたしを導いてください・・・わたしが間違った道を歩まぬよう見守っていてください・・・・・・あなたの御心に我が身を捧げます」
◆
カルネ村のはずれにある、柵に囲まれた小高い丘に多くの人が集まる。 この景色が広く見渡せる、美しい場所にカルネ村の共同墓地があった。
墓地は今、別れと悲しみに包まれていた。
夫を亡くし、泣き崩れる女性。
我が子を失い、絶望する両親。
親に旅立たれ、すすり泣く姉妹。
カルネ村の住民のおよそ4分の1、32名もの多数の死者を出した虐殺事件は・・・4名の異世界人によってあっけなく幕を閉じた。 丸い石の、片側の表面を滑らかに削って作られた簡素な墓石に、名前を刻んだものが・・・犠牲者の墓標となる。
まるで眠っているかのように、安らかな表情で埋葬されていく遺体には傷は無く・・・
村長が鎮魂の言葉を述べる。 恐らくは過去に実在した偉人が神格化した、不思議な名前の
その後ろで手を合わせ、冥福を祈る4人の中で、仗助の表情は暗い。
「どうした、仗助」
そこへ承太郎が、元気がない仗助の肩を掴む。 大きな手は、暖かくて安心感を与えてくれる。
「オレは・・・ また救えなかった・・・ じいちゃんの時と一緒だ」
「ちゃんと救えてるぜ。 少なくとも、あの少女は救われた。」
「・・・逃げた鎧の男を追跡している途中で・・・オレは何人も大怪我をして倒れている人を見かけたっス。 それで・・・頭に上ってた血が急に冷えていった・・・ 見つけた村人は全員スタンドで治したっスけど・・・みんな心臓が止まってるのが触れた時にわかった・・・」
「人間は何かを破壊して生きているといってもいい生物だ。 その中でお前の能力はこの世のそんなことよりも優しい」
「みんな間に合わなかった。 すでに亡くなってたんです」
「いいや、違う。 よく聞くんだ仗助。 お前は間に合ったんだ」
仗助は肩に置かれた手を振り払うように振り向くと、声を荒げ、感情を爆発させるように叫ぶ。
「心臓が止まってたんスよ! 間に合ってねーじゃないスか!」
「やれやれ・・・少し冷静になれ。 少女の隣にいる、あの女性に見覚えは無いのか?」
指を指す承太郎の視線には、亡くなった夫の墓の前で泣いていた女性だった。 仗助は確かに覚えていた。 彼女は、村に入って一番最初に発見し治した女性だった。
森で怪我を治した姉妹と一緒にこちらへ歩いてくると、何度もお礼を言いながら頭を下げる。
億泰がヘッヘッヘと笑いながら、ドッキリ大成功! とでも言いたげな顔で、康一と一緒に近付いてくる。
「ぼくが見張ってさ」
「俺が護衛してよォ~」
「スタンドで心臓を動かすのはこれで3回目だ。 オメーのおかげで負傷が全快しているんだ。 心臓を止めたり動かしたりすることなんざ
億泰が笑いながら背中をバシバシ叩いてくるのが鬱陶しかったが、怒る気にもなれない。
「病み上がりのかーちゃん置いていけねぇからよお~ その後承太郎さん1人でオメーの後 追っかけたんだぜ~?」
「エンリさん達と5人で避難してたんだよ」
「別にそこまで不思議なことではない 剣が刺さったままで出血が抑えられたからだ。 出血性ショックで心臓が止まっただけだ オメーの親父も1度、4分も止まっていた。 女性は男性に比べて出血に強い。 出産をするために、そう進化したんだ。」
涙が出るのは背中を叩かれたからではない。
仗助の心にはさわやかな風が吹いた・・・
「救ったのはお前の力だぜ 仗助。 お前がいなければ不可能だった。」
「そうか・・・ ありがとう・・・ 救われてくれてありがとうなぁ」
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|to be continued・・・ >
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――没ネタ――
~ジョセフがDIOに○液を搾り取られて昇天しちゃうシーン~
ガガーラン「搾りカスだッ!」
すきなとこ:ガガーニキの下ネタへの親和性は異常
ボツりゆう:Z指定になってしまいますやめてください