ワイアームって強いですね
放課後、廊下を歩く一人の少女
つい先程、めでたくボランティア部の一員となった、安藤彩音はそのツインテールを揺らしながら部室へと向かう
統夜と水穂は少し遅れて来るらしいので、部室で待っていることにした
昨日も来た部室のドアをガラリと開け中に入る
―――――と、そこで一旦静止する
部室には、既に先客がいたのだ
こちらに背を向け立っているその少女は、背中を隠すほどのふわふわの朱色の髪がよく目立ちそうだ
なんて思えたが、何より目を引いたのが――――
「(小さい・・・・)」
自分も平均的な女子よりは小さい身長であるが、目の前にいる少女はそれ以上に小さい
ぱっと見130cm半ばと言った所であろうか
「―――――ん?なんだお前?」
入口の所に立ったまま止まっている彩音に気付いたのか、少女がふわっとした髪を靡かせながら振り返る
その気の強そうな深い蒼の瞳が目立つ少女は、真っ直ぐに彩音を見据える
まごうことなき美少女、いや身長を見れば幼女と言った方が正しいのかもしれない、赤いランドセルなんかがよく似合いそうだ
正直言って、すごくかわいい
許されるのならば今すぐにでも抱きしめて撫でまわしたい、と考える彩音
「おい、さっきから何黙り込んでんだよ」
沈黙を保っている彩音に苛立ったのだろう、幼女は眉根を寄せ不機嫌そうに彩音を見ている
慌てて、何か言おうとした時、背後から別な声を掛けられる
「―――――彩音?どうしたの、そんなとこに突っ立って?」
「水穂ちゃん、統夜くん」
先程、一度別れた二人がその両手にビニール袋を抱えてやってきた
「――――あ、ぶちょー。来てたんですか」
水穂が彩音の肩越しに、部室内にいる幼女に声を掛ける
どうやら、二人の様子を見るに部の関係者であるようで――――
「――――――部長・・・・?」
「あ、昨日いなかったから、彩音は知らないのよね」
ゴメンゴメンと、笑いながら言っている水穂
そして、統夜に何やらアイコンタクトを送ると、ゴホンと咳払いして語りだす
「―――――では、ご紹介いたしましょう!ここにおわす方こそ、我等ボランティア部のぶちょーにしてアイドル!天羽舞香(あもう まいか)様だぁぁっ!!!」
どっかーん!と水穂の紹介に合わせて派手な爆発音が鳴る。どうやら統夜がタイミングに合わせて流していたらしい
部長らしき幼女も、そのノリに合わせてか、フンっと無い胸を張り高々と名乗り上げる
「わたしがぶちょーだ!」
―――――
――――――――――
―――――――――――――――
「―――――で、とーや。こいつは何なんだ?」
あの後、とりあえず彩音がすっごく驚いて思いっきり大声を上げてその声を聞きつけた周りの部活の人達が集まってきてちょっとしたパニックになったことは置いといて
今、統夜達は部室にある二人掛けのソファー二つに座って、ちょっとしたお茶の時間である
さっき統夜達が遅れてきたのは、彩音の歓迎会をやろうと水穂が言い出したのでその為のお菓子類の買い出しに行っていたかららしい
で、そんな中で部長がポッキーで彩音を指しながら言った一言が上記の物である
「――――あ、えっと。私は2年1組の安藤彩音です」
「うちのクラスに転校してきたんです、新年度最初の新入部員ですよ、ぶちょー」
「ふ~ん・・・・」
そう言って、ポッキーを口にくわえたまま、じぃっと彩音を見る
その視線を受けた彩音は不安げに思う
「(も、もしかして、部長の許しが無いと入部させてもらえないとか・・・)」
「―――――彩音、な。よし、覚えたぞ。我がボランティア部はお前を歓迎する!」
「へっ!?」
思いの外簡単に受け入れられた事に驚いた彩音は、思わず間抜けなな声を出す
「な~に驚いてんだよ。『も、もしかして、部長の許しが無いと入部させてもらえないとか・・・』なんて思ってたのかー?」
「まったくもって、一字一句間違えずにその通りです!」
え?何この人エスパー?
「フフフ・・・我がボランティア部に伝わる、伝説の“ぶちょー力”をもってすれば当然のことだ」
「な、何なんですか部長力って?」
「それは内緒だ、一人前のボランティア部員にしか教えてはならんのだ」
「そうなんですか・・・・?」
「え?ぶちょー、オレ見習い期間に教えてもらいましたけど」
「え~、そうだったっか? じゃあ、あれだ自分で考えろ」
どうやら特に法則性も無いらしく、適当なようだ
さっきの入部容認の件と言い、この部は大分ゆるい、というか適当らしい
「ま、とりあえず入部は認めてやるよ。我が部のモットーは“来る者拒まず。ただし気に入らない奴は除く”だからな」
「思いっきり拒んでますよね、それ」
「(ちなみにここまでのやり取りはオレが入部した時と同じだ)」
そのやり取りを見ていた統夜は、なんとなく感慨深いものを感じていた
「おい、統夜。 彩音にアレを渡してやれ」
「アレですか・・・やっぱりやるんですね」
「当然だろう、伝統は守らなくてはいけない」
「ぶちょー、こないだ“いつまでも伝統なんてもの守るってんなら、まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!!”って、言ってたじゃないですかー」
「う・・・・うるさいっ!!ぶちょー命令は絶対なのだ!」
がーっと両腕を振り上げて怒鳴る舞香に、統夜は、はいはいと困ったように笑いながら立ち上がり、引き出しの中をガサゴソと漁る
そして取り出したのは、昨日統夜が付けていたのと同じような腕章だった
渡されて、彩音は早速腕の所に着けてみる
部の一員として認められた証なのだと、ちょっとだけ嬉しくなって、書かれた文字を確認してみると――――
「――――あの、何ですか、この“見習い”って・・・」
「とーや」
「【見習い】 見習うこと。 本務につくために、または、その資格を得るために、業務などを実地に見て習うこと。また、その人の事を指す」
「いや、意味くらいは知ってるよ」
「諦めなさい、彩音。ボランティア部員は入りたての頃は見習いとして、その腕章をつけて活動するのが伝統なんだって。 あたしも統夜も通ってきた道なのよ」
「そ、そうなんだ・・・・・で、いつまでが見習いなんですか?」
「ぶちょーが認めるまでだな、それがいつになるか分からんが」
どうやらこの部は大分どころか、かなり適当なようだ
腕章に書かれた“見習い”の文字を見ながら、そう思う彩音であった
―――――
――――――――――
―――――――――――――――
ボランティア部に入部して数十分、1つ分かった事がある
統夜と部長の関係だ、というか主に統夜についてだ
「ぶちょー、ほっぺにクリームついてますよ。 ほら、動かないで、今拭きますから」
「うるせーなー、お前はアレか、オカンか?」
「なんでもいいですよ。はい、大人しくして」
「ん」
なんというか、統夜が部長を見る目、水穂と接する時のそれとは違うし、かと言って彩音と話すときの物とも違う
強いてあげるとすれば、昨日の一年生、篠坂楓と接している時のあれが一番近い
要するに“兄”の目、と言う奴なのだろう(彩音自身、兄弟がいないのでなんとなくだが)
昨日水穂が説明してくれたが、アレは“お兄ちゃん症候群”と言う重病らしいがよく分からなかった
「要するに統夜くんは、優しいお兄ちゃんなんだね」と言ったら、何故か「彩音・・・アンタ本当にいい子ね・・・・」と水穂が少し泣いていたのははっきりと覚えている
しかし、“お兄ちゃんモード” なのに相手に敬語と言うのはちょっと矛盾しているのでは・・・?
なんて思い、彩音が首を傾げると、水穂が小声で説明してきた
「・・・あれは通称“半お兄ちゃんモード”ね」
「半?」
「ほら、ぶちょーって見た目がアレでしょ?」
あまりにもセンスの無さ過ぎるネーミングは置いといて
アレ、というのは大体何なのかは言われなくても予想が付く
確かにアレだ、はっきり言って今並んで座っている二人は小学生と高校生の兄妹にしか見えない
「だけど、それでも一応年上だから統夜が心ん中でリミッター掛けてんのよ」
「な、なるほど・・・・」
妙なこだわりだとは思うが、大体納得しつつ、再び二人の様子を見る
「とーやー」
「はいはい、ポテチですね」
「ん、ありがと」
「あんまり食べ過ぎないで下さいよ、ぶちょー腹一杯になるとすぐ寝ちゃうんだから」
「わーってるよ、子供扱いすんな」
ああやって見ていると、兄がどうこうというよりも、統夜自身、割と世話好きなのかもしれない
と、統夜の新たな一面を見つけた気がする彩音であった
―――――
――――――――――
―――――――――――――――
部についての質問など、プチ歓迎会が少し盛り上がってきたところで、ボランティア部室の扉がコンコン、と外側からノックされる
「―――――こんにちは・・・」
ちょっとしたデジャヴを感じていると、昨日と同じように部室の扉が控えめに開かれ、ボブカットの小柄な少女――篠坂楓――が顔を出す
「あの、統夜先輩・・・少しよろしいですか?」
「楓ちゃん? どうかしたのか?」
顔をほのかに赤く染め、恥ずかしそうにしている楓に統夜が歩み寄る
「・・・・なぁ、あれ誰だ?」
「昨日うちの部に探し物の依頼に来た一年生の子ですよ。篠坂先輩の妹だそうです」
「凛の!?マジか・・・似ても似つかぬにも程があんだろ」
「先輩に怒られますよ・・・」
一方こちらは水穂がぶちょーに説明していた
「―――そ、その!統夜先輩、これ受け取ってください!」
急に、後ろに隠していた何かを差し出される
よく見るとそれは、やや小さ目なサイズのバスケットだった
「せ、先輩は甘いものがお好きだって聞いたので・・・クッキー焼いてみたんです」
「クッキー!?いいのか!?」
「昨日のお礼です。 上手くできたかは分からないですけど・・・」
「わざわざありがとな!ホントに嬉しいよ!」
明らかにテンションがハイになっている統夜は、とてもこれまでのヘタレっぷりからは想像できない好青年のような混じりっ気のない笑顔でバスケットを受け取る
いったい、これまでの残念主人公だった統夜は何処に行ってしまったのであろうか
「また何か困ったことがあったら、気軽に来ていいからな」
「はい。ありがとうございます、統夜先輩」
そう言い残して、忙しなく去っていく楓を見送る統夜
「――――それにしても、楓ちゃんホンットに良い子だよなぁ! あんな子が妹なんて、篠坂先輩が羨ましすぎるぜ! ああいう控えめタイプの妹ってのも良いもんだよな!!」
頬を完全に緩ませて情けない笑みを浮かべている
これは半ではなく普通の方のお兄ちゃんモードなんだなぁ、と彩音は内心頷く
「も、もちろん家の妹たちだって、滅茶苦茶良い子だし可愛いぞ! 決して浮気じゃないからな!」
「誰に言い訳してんのよ・・・」
呆れが573%込められた目でジィッと見つめる水穂だが統夜は今にも踊りだしそうなほどテンションが高まっているため、気にも留めない
彩音の前であるにも関わらずだ
「・・・・・はぁ」
そんなんだから彼女ができないんだ、とため息とともに心の中で悪態をつく水穂
幼馴染の気苦労は絶えない
―――――
――――――――――
―――――――――――――――
「―――――事態は火急である!」
時はぶっ飛んで、次の日
彩音が部室にて水穂と談笑していると、部室の扉をいきなり全開にして舞香が飛び込んできた
突然の事に彩音は一瞬驚いたが、水穂は慣れているのかあまり驚いてはいなかった
一体何があったのかと眺めていると、舞香がパンパンと手を叩くのと同時に入口の影から統夜が現れる、どうやら舞香に言われて待機していたようだ
「おい、統夜、こいつらと読者の皆様に分かりやすく事態の説明をしてやれ」
「了解しました、ぶちょー」
「・・・ねぇ水穂ちゃん、どくしゃってどういう――――」
「彩音は知らなくていいのよ!彩音は今のままの純粋な彩音でいて!こっち側に来てはダメなの!!」
「へっ?えっ?」
たまに水穂や統夜が言っていることが分からなくなることがあるが、今回は特に分からない
とりあえず、ここは大人しく統夜の話に耳を傾けることにした
統夜が話した内容を噛み砕くとこうだ
なんでも最近一年生の中にやたらと元気な、というか悪く行ってしまえば調子に乗っている生徒がおり、その一年生が生徒に片っ端から決闘を挑み、そして負けた相手からカードを奪い取るという、カツアゲ紛いの行為を行っているとのことだ
それを聞きつけたボランティア部の顧問が舞香たちに事態の収拾を命じたらしい
「――――別にうちの学校、双方の承認があればアンティでデュエルも一応OKなのにね。なんで態々カツアゲみたいなことを・・・・」
「そりゃあれだろ? 自分がどれだけ強いか周りに知らしめるってやつ。 この時期になると必ずいるんだよ・・・“俺がこの学園のトップに君臨してやるぜ!”みたいな事を言い出す奴」
「ああ、いましたねー。 去年、朝宮先輩がその一年生を1キルした挙句、簀巻きにして校舎裏の池に沈めようとしてるの見ましたよ、オレ」
「でも、そんな理由で決闘者の大事なカードを奪うなんて許せないよ!」
珍しく眉間にしわを寄せて怒りの感情を露わにする彩音
確かに、彩音でなくても決闘者としてそのような行為を許すことはできないだろう
「うむ、彩音の言う通りだ。 早速そいつをとっ捕まえに行くぞ!」
「そうですね!この学園で調子に乗るって事がどういうことなのか教えてやらないと!」
「うむうむ、増長しきった一年坊主にこの学園のルールってものを叩き込んでやるとするぞ!」
「そんでもって二度と粋がった真似しないように、きっちりと躾けてやりましょう!」
「うむうむうむ、そして最終的には我が部の奴隷として――――」
「水穂、ぶちょー。それ完全に悪い方の考え方だから」
完全に悪乗りしている二人に対して、はぁ・・・と苦労のにじみ出る溜息を漏らす統夜
そんな統夜を尻目に舞香は“部長”と記された腕章と共に高らかに宣言する
「よし、ボランティア部、出動! 調子に乗っている一年にこの世の厳しさってものを教えてやるぞ!」
「おぉぉーー!!!!!」
「・・・統夜くん、これでいいの?」
「もはや何も言うまい・・・」
―――――
――――――――――
―――――――――――――――
「―――――う、うわぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」
生徒LP600→0
どこにでも居そうな一般的な生徒のライフがゼロになると同時に吹き飛ばされる
その目の前では何ともガラの悪い金髪の男がいかにも『私は悪者です』と言っているような笑い顔で立ちはだかっていた
「ゲッヘッヘ・・・さあ、デュエルはオレの勝ちだ! 約束通り、テメェのデッキを渡してもらおうか!」
「そ、そんな・・・約束なんて」
その少年が目の前の男に対して怯えているのは明白だった
目には涙がいっぱいたまっているし、足は遠くの位置からでも分かるほど震えている
少年が完全に諦め、デッキを差し出そうとした・・・・・
その時!
「待ていっ!!!」
「「!?」」
空間に響き渡る声
それと同時に男の背後から強い光が照らされる
その光の中、腕を組み逆光を浴びる影が一つ
「闇に紛れ、罪なき人々を襲う悪しき影よ。その行いを恥と知れ!
人、それを“外道”という・・・・!」
「な、なんだ!テメェは!!??」
「オマエに名乗る名は無い!」
ズビシィッ!!!と指を突き付けて、声高らかに言う、その正体こそボランティア部部長、天羽舞香であった
「―――――よし、登場シーンはばっちり録画したぜ」
「後はぶちょーがあいつをぶっ飛ばすだけね・・・」
少し離れた茂みの中で統夜達はその様子を伺っていた
彩音は微妙に3人のノリについていけなくなっていたが・・・
「――――勝って浮かれているところ悪ぃが、どうだ? 次は私とデュエルするというのは」
「あぁ・・・?」
「悪い話でもないだろう、私は3年生だ。勝って名を上げるには手っ取り早い相手だろ?」
ニヤリと笑みを浮かべながら言う舞香
だが、それに対して相手は、何言ってんだコイツ?とでも言いたげな視線を向けてきていた
「はっ、お前みたいなチビが三年だぁ? 小学生の間違いじゃねぇのか?」
――――――その一言が、爆弾に火を付けた
その威力たるや、どこぞのザク神やらジム神すらも裸足で逃げ出してしまうほどの爆弾に
「「(あかん・・・・)」」
統夜と水穂の心の声も重なった
そして、
がぶり
「がぶり・・・・・?――――って、痛ええええぇぇっ!!!!な、何噛みついてやがんだ!!このクソガキ!!!離せ!離しやがれ!!!」
舞香が男の手に噛みついた
ボランティア部員、特に統夜はよく知っていた
舞香に対して『チビ』と言うのは最大の禁忌である
言ったら噛まれる、一度噛みついた舞香はちょっとやそっとじゃ離れない
結局、隠れていたはずの統夜達も飛び出して舞香を引き離したのは十分後の事であった
「―――――いってぇ・・・許さねえぞ!チビガキ!!」
「まだ言うか一年坊主!!!」
互いに敵意むき出しの二人は互いにデュエルディスクを展開し叫んだ
「「決闘!!」」
「先攻は貰ったぜ! 俺のターン!」
デュエルディスクが示した先攻はどうやら一年生側だったらしく、勢いよくターンを始める
「俺は手札から“カードガンナー”を召喚し、効果を発動! デッキトップを三枚まで墓地に送り、攻撃力を一枚につき500ポイントアップさせる! 俺は3枚墓地に送る!」
カードガンナー 攻400→1900
男子生徒のデッキトップから“幻獣王ガゼル”“コドモドラゴン”“ハウンド・ドラゴン”の三枚が墓地に送られる
「俺は墓地に落ちたコドモドラゴンの効果により手札からドラゴン族モンスターを特殊召喚する! 現れやがれ!“トライホーン・ドラゴン”!」
トライホーン・ドラゴン 攻2850
「更に、俺は魔法カード“龍の鏡”を発動! 墓地のガゼルとハウンド・ドラゴンを除外し、融合召喚、現れろ! “始祖竜ワイアーム”!」
始祖竜ワイアーム 攻2700
続けて召喚されたのは、通常モンスター二体と比較的簡単な召喚条件を持ちながらも強力な効果を持つ融合モンスター、ワイアーム
「俺は永続魔法“凡骨の意地”を発動し、ターンエンド! さあ、この布陣を突破できるってんならやってみやがれ!」
カードガンナー 攻1900→400
男子生徒 LP8000 手札1
モンスター カードガンナー トライホーン・ドラゴン 始祖竜ワイアーム
魔法・罠 凡骨の意地
「【凡骨融合】・・・の亜種みたいなデッキか?」
「ドラゴン要素を強めてるのかしらねぇ? あたしはああいうデッキ嫌いじゃないわよ。 ワイアーム強いし」
「わたしのターン、ドロー! 手札からモンスターをセット、カードを1枚伏せて、ターンエンド」
舞香 LP8000 手札4
モンスター 伏せ1
魔法・罠 伏せ1
統夜達が男子生徒のデッキを分析している間に舞香はカードを伏せるだけで、あっさりとターンを明け渡した
微妙に拍子抜けであったのか、男子生徒も訝しげにターンを始める
「なんだぁ?それだけかよ。 俺のターン、ドロー!この瞬間、凡骨の意地の効果! 俺のドローしたカードが通常モンスターだった場合、それを相手に見せることでもう1枚カードをドローすることができる! 俺がドローしたのは“ワイト”! よって追加でドローだ!」
男子生徒はそのまま続けて“ジェネティック・ワーウルフ”“ラブラドライドラゴン”“ワイト”とドローしていき、手札を六枚まで増やした
「更に、カードガンナーの効果で三枚墓地に送るぜ!」
今度は“融合”“アレキサンドライドラゴン”“思い出のブランコ”が落とされる
手札に来てほしいであろう魔法カードが落とされたためか、男は少し苦い顔をする
「(ちっ・・・まあいい、充分手札は稼げた)
俺はジェネティック・ワーウルフを召喚し、手札から“融合”を発動! 手札のワイト二体で融合!冥界の扉から現れやがれ!“冥界龍ドラゴネクロ”!!!」
ジェネティック・ワーウルフ 攻2000
冥界龍ドラゴネクロ 攻3000
更なる融合召喚、これにより男子生徒のフィールドは高攻撃力を持つモンスターで埋め尽くされたことになる
「バトルだ! カードガンナーでセットモンスターに攻撃!」
「甘いって言ってんだろーが! 一年坊主! この瞬間、罠発動! “針虫の巣窟”だ! わたしのデッキトップからカードを5枚送らせてもらうぞ! そして、墓地に送られた“シャドール・ビースト”“シャドール・ヘッジホッグ”“影依の原核”の効果が発動!ビーストから順にチェーンを組むぞ!」
「な、なんだと!?」
「チェーン3の影依の原核の効果で墓地の“影依融合”を、ヘッジホッグの効果でデッキから“シャドール・リザード”を手札に! 更に、ビーストの効果で一枚ドロー!」
「なっ・・・!? てめぇ、俺のターンにどれだけアドを稼ぐつもりだ!」
男が驚くのも無理はない
舞香は一枚のカードにより、一気に手札を7枚まで回復させたのだ
これが俗にいう九期の暴力である
「ぐっ・・・構わねえ! ワーウルフ、やっちまえ!」
「セットモンスターは“シャドール・ハウンド”! 効果により、墓地のビーストを回収!」
「これで、場はがら空きだ! いけ!カードガンナー!ワイアーム!トライホーン! 」
「墓地のネクロガードナーの効果! トライホーンのアタックを止めるぞ!」
「とどめはさせなくなったか・・・まあいい、ドラゴネクロでダイレクトアタック!」
「うぅ・・・!」
舞香LP8000→6100→3400→400
「はははっ!! 攻撃力の高いドラゴネクロを止めずに、トライホーンを止めるとはなぁ!とんだプレイミスだ、自称三年生様も大したことねえな!! 見た目だけじゃなくて実力まで小学生レベルか?」
「――――っ! あんたねぇ!!!」
「まて、水穂」
調子づいた為か、下卑た笑いで舞香を見下す男
流石の水穂もこれには我慢ならなかったようで、今にも男に掴み掛ろうかという勢いだったが、統夜に制止される
そして、高らかに告げる
「―――――おい、一年坊主! 黙って聞いてりゃ、ウチのぶちょーの事、小さいだのチビだの小学生だの小動物だのと、好き勝手言いやがって!!!!」
「(と、統夜くんも言い過ぎだよ・・・)」
「ああ、確かにぶちょーはチビだよ、滅茶苦茶小せぇよ!
だけどな――――――
―――――そこが、かわい」
「(無言の腹パン)」
「い゛っ・・・・」
何か言おうとした統夜だったが、水穂の拳が腹に綺麗に突き刺さり、気を失ってその場に倒れた
―――――すると、今まで沈黙を保っていた舞香がついに動き出した
「―――ムガーーーーっ!!! キサマら、さっきからチビチビとウルサイんだよ!!!! どんだけ言えば気が済むのだーっ!!!」
というか爆発した
「一年生だからって優しくしてやれば付け上がりやがって!!! ボコメキョにしてやるから覚悟しろ!!!」
そのままギンッ!と男を睨みつけると、そのまま決闘を再開した
「ドラゴネクロのダイレクトアタックを受けたこの瞬間! 手札の“冥府の使者ゴーズ”の効果を発動!このカードを特殊召喚し、受けたダメージと同じ攻守を持ったカイエントークンを特殊召喚!」
「なっ・・・・ゴーズだとぉっ!?」
「冥界龍に対して冥府の使者とは、随分と洒落た演出になるじゃねーか! 現れろ! ゴーズ、カイエン!」
冥府の使者ゴーズ 攻2700
冥府の使者カイエントークン 攻?→3000
「(こいつ・・・ドラゴネクロを止めなかったのは少しでも攻撃力の高いトークンをフィールドに生み出すためだったのか・・・!)俺はこのままターンエンド」
男子生徒 LP8000 手札2
モンスター カードガンナー トライホーン・ドラゴン 始祖竜ワイアーム ジェネティック・ワーウルフ 冥界龍ドラゴネクロ
魔法・罠 凡骨の意地
「わたしのターン! ドロー!先ずは“おろかな埋葬”を発動! デッキからヘッジホッグを墓地に送り、シャドール・ハウンドをサーチ。これにより、わたしの墓地には三枚の闇属性モンスターが揃った」
「あぁ? それがどうし・・・・・っ!? ま、まさかっ!!」
舞香の突然の宣言だったが、男はその意味を理解したのか、一気に顔を青ざめた
「こいっ! 黒き暴竜“ダーク・アームド・ドラゴン”!!」
ダーク・アームド・ドラゴン 攻2800
瞬間、舞香のフィールド上に黒炎が立ち、その中から闇のオーラを纏ったドラゴンが出現した
「更に、魔法カード“影依融合”を発動! おまえのフィールドにエクストラデッキから現れたモンスターが存在するため、わたしはデッキのモンスターで融合召喚をおこなうことができる!」
「デッキのモンスターで融合だと!?」
「わたしはデッキの“シャドール・リザード”と“禁忌の壺”を融合!
爬獣象りし人形よ、禁断の力纏いし壺よ! 暗き影の渦で1つとなりて、新たな力と姿を見せよ!」
二体のモンスターが影でできた渦に巻き込まれ、一つになっていく
「融合召喚!あらわれろ!“エルシャドール・シェキナーガ”!」
エルシャドール・シェキナーガ 攻2600
現れたのは巨大な機械を背負った女神、エルシャドール・シェキナーガ
「墓地に送られたリザードの効果、デッキからシャドール・ドラゴンを墓地に送り凡骨の意地を破壊だ!」
「俺の凡骨が・・・」
これまで男子生徒のデッキのエンジンとなっていた凡骨の意地が破壊されてしまう
こうなっては手札を稼ぐ手段が厳しくなってしまうだろう
「まだだ! ダーク・アームド・ドラゴンの効果発動! 墓地の闇属性モンスターを除外し、フィールドのカードを破壊する! 墓地のビースト、ヘッジホッグ、リザード、ハウンドを除外し、ワイアーム以外のお前のモンスターを全て破壊する!」
「なっ・・・ああ・・・」
男は呆然とした
自分が必死で並べたフィールド。今の自分における最高の戦術を使っていたはずだ。それなのに、なんだこの有様は
自分の戦略はいとも簡単に破壊されてしまい、最後には何も残らない荒野と化したフィールドだけが広がっていた
「か、カードガンナーの効果で一枚ドロー・・・・」
「魔法カード“儀式の下準備”を発動! デッキの“聖占術の儀式”を指定し、このカード自身と、このカードに記してある儀式モンスター、“聖占術姫タロットレイ”を手札に加え,
そのまま発動! フィールドのゴーズと、手札の“幻影騎士団ダスティローブ”をリリースし、儀式召喚を執り行う!
全てを見通す太古の巫女よ、古の秘術によりて今よみがえれ!儀式召喚!レベル9!“聖占術姫タロットレイ”!」
魔方陣から火柱が立ち、黒い棺の中から現れたのはおぞましいほどの魔力を垂れ流す、巨大な占い師だった。
聖占術姫タロットレイ 攻2700
「バトルフェイズだ! まずはカイエントークンでワイアームに攻撃! トークンは通常モンスターとして扱うから、問題なくワイアームを戦闘破壊できる! いけえ!」
男子生徒LP8000→7700
「続けていくぞ! エルシャドール・シェキナーガでダイレクトアタック!」
「ま、まだだ! こんなところで終わってたまるかよ! 手札の“速攻のかかし”の効果! このカードを手札から墓地に送り、バトルフェイズ終了だ!」
シェキナーガの攻撃を何処からともなく現れたかかしが受け止め、そのままバトルフェイズは終了となる
「むぅ・・・! せっかくワンショットできると思ったのに・・・カードを一枚伏せてターンエンド。 と、ここでタロットレイの効果発動! 墓地のリバースモンスターをセットできる、墓地の“禁忌の壺”をセットするぞ。 さ、おまえのターンだ」
舞香 LP400 手札2
モンスター 伏せ1 聖占術姫タロットレイ ダーク・アームド・ドラゴン カイエントークン エルシャドール・シェキナーガ
魔法・罠 伏せ1
「お、俺のターン・・・ドロー!よっしゃぁ!俺は————————―――」
「おっと、このスタンバイフェイズにタロットレイの効果発動! フィールドのセットされているモンスターを攻撃表示にする方を選択、対象はわたしのセットモンスターだ!」
余程いいカードを引いたのか勇んでターンを進めようとする男だったが舞香に待ったを掛けられる
タロットレイから放たれる謎の魔術のような力により、舞香の場の伏せモンスターの姿が露わとなる
禁忌の壺 攻2000
「禁忌の壺の効果発動! そうだな・・・・よし、“相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す”効果を選択だ!」
「はぁ!?禁止カードの“強引な番兵”と同じ効果だと!?」
「ほれほれ、はやく見せてみろよ」
「ぐっ・・・・」
舞香は男の手札を確認する
その内容は“劫火の舟守ゴースト・カロン”“融合”そして、“ブラックホール”であった
「“ブラックホール”を戻してもらうぞ」
「てめぇぇぇぇぇ!!!!!!」
「うわぁ・・・・・」
「えぐいわね・・・・・」
「すごーい!部長さん強いんだね!」
上の二人との温度差が酷い彩音の反応である
「ま、まだ終わりじゃねえ! 来い!“劫火の舟守ゴースト・カロン”!」
劫火の舟守ゴースト・カロン 攻500
「ゴースト・カロンの効果発動! こいつは墓地の融合モンスターを除外し、シンクロ召喚(的な何か)を行うことができる! お前のライフはたった400こいつをデッキに戻さなかったのは間違いだったな」
「いーからとっとと進めろよ」
「ちっ・・・その余裕面ぶっ壊してやるぜ! 墓地のドラゴネクロとゴースト・カロンを除外!」
☆2+☆8=☆10
「来やがれ! 俺のエース!“冥界濁龍ドラゴキュートス”!!!」
冥界濁龍ドラゴキュートス 攻4000
「行くぜぇ!! ドラゴキュートスでタロットレイに攻撃! これでおわりだぁっ!!!」
男子生徒のすべてが乗った起死回生の渾身の一撃
「リバースカード、オープン」
しかし、無情にも舞香は冷静に対処する
「“神の写し身との接触”、効果により、フィールドのダーク・アームド・ドラゴンと手札のシャドール・ハウンドで融合召喚をおこなう!」
「このタイミングで融合だと!?一体何の意味が・・・」
「猟犬象りし人形よ、漆黒の暴竜よ!暗き影の渦で1つとなりて、新たな力と姿を見せよ!
融合召喚! “エルシャドール・ミドラーシュ”!!」
エルシャドール・ミドラーシュ 攻2200
「けっ・・・どんな大層なモンスターが出てくるのかと思えば・・・攻撃力たった2200だと? そんなモンスターで―――――――」
「ミドラーシュは囮、文字通りの影武者だ! 墓地に送られたハウンドの効果、フィールドのモンスター一体の表示形式を変更する、対象はもちろんドラゴキュートスだ!」
「な、なんだと!?」
冥界濁龍ドラゴキュートス 攻4000→守2000
圧倒的攻撃力を持ったドラゴキュートスだったが、守備表示となってしまってはその力を発揮することはできない
「さあ、どうする? とは言ってもお前の手札は融合一枚なわけだが」
「ターン・・・・エンドだ」
男子生徒 LP7700 手札1
モンスター 冥界濁龍ドラゴキュートス
魔法・罠
「わたしのターン、ドロー! わたしは、タロットレイの効果発動! 禁忌の壺を裏側守備表示に戻す!」
「最後の手札まで戻す気かよ・・・だが、残念だったな。ドラゴキュートスには戦闘破壊耐性がある! お前の場のモンスターじゃ突破は出来ねぇ! 次のターンでオレの———————」
男子生徒がそこまで言った所で、舞香は耐えきれなくなったのかプッと笑いを漏らす
「何が可笑しいんだよ!!」
「いやぁ、そこまでテンプレの反応してくれると流石になぁ? ぷぷぷ・・・
そんなお前に敬意を表して、こっちも最高の定番台詞で返してやるよ」
ニヤリととても楽しそうな笑みを浮かべると舞香は言った
「一体いつから―――――――
禁忌の壺の効果が一つだと錯覚していた?」
「なん・・・だと・・・?」
「わたしは禁忌の壺を反転召喚し、効果を発動! 発動するのは“相手フィールドのモンスターを全て破壊する”効果だ!」
「今度は“サンダーボルト”の効果だと!?」
あまりにも絶望的な状況に愕然とする男子生徒
こうなってしまっては最早打つ手はない
「希望を与えられ、それを奪われる、その瞬間こそ人間は一番美しい顔をする・・・とはよく言ったもんだ・・・
さあ、禁忌の壺の効果だ!くらえ!“天光満つる処に我は在り 黄泉の門開く処に汝在り 出でよ 神の雷”!これで終わりだ!“インディグネイション”!」
「ぶちょーそれ違う!」
突如として相手のフィールドに雷が落ちたかと思うと、ドラゴキュートスは消え、一瞬のうちに焼け野原となってしまった
「さあ、バトルフェイズだ! 全モンスターで、一斉攻撃!」
「ぎゃああああああああああぁぁぁぁ!!!!!!」
男子生徒LP7700→0
―――――
――――――――――
―――――――――――――――
「―――――どうだ? 散々バカにしていた相手に負けた気分は?」
「ぐ・・・・」
先程までの仕返しのつもりだろう、ガックリ膝をついている男の前でふんぞり返って見下している舞香
「これに懲りたら変に粋がった真似は止すんだな。 自分は実力を弁えろよ、ク・ソ・ガ・キ」
「―――――っ!!!テメェっ!!!!」
舞香の言葉に逆上した男は、怒りの形相で拳を振りかざし舞香に飛び掛かる、が
パシッ!
「はいはい、それくらいにしときましょうね~」
2人の間に割り込んだ水穂が男の拳を受け止める
「負けたからって、殴りかかるなんて感心しないわよ? アンタそれでも決闘者?」
「前回オレを殴ろうとした奴の台詞とは思えねぇな」
「統夜くん、いつの間に復活して・・・」
「うるせぇんだよ!!!!!テメエらぁっ!!!!」
屈辱感や苛立ちにより、完全に頭に血が上っている男子生徒は再度拳を振りかざしての力任せの左パンチを放つ
「(狙いは顔面、か。思い切り良いわね・・・・・・・だけど・・・)」
肉迫するパンチを、できるだけ勢いを殺さないように左手の甲でそのまま左に流す
そうすれば男は勢いのまま体勢を崩し、水穂に背を向ける事になる
「なんにしても、荒削りね」
右腕を引き、一瞬溜めて・・・・
「破ァっ!!!!!」
ドスッ!!!!と、鈍く大きい音と共に男の背中に水穂の掌底が決まる
「か・・・はっ・・・!!!」
その場に倒れ、蹲る男
「【発勁】、中国武術に用いられる技であり、勁というのは運動量の事で―――」
「うむ、見事な一撃であったぞ水穂。 褒めてつかわす」
統夜が長々とどーでもいい解説を始めている隣で、舞香は“一件落着”と書かれた扇子を広げて満足げに笑っている
「す、すごい・・・」
一方彩音はただただ唖然としていた
その後は、舞香が倒れている男子生徒をバックに記念撮影したり、更に追い打ちを掛けようとしていたところを統夜と彩音が必死に止めたりと、色々あったが無事に事件は収束した―――――
「―――――あ、一つ忘れてた」
「? 何をですか、ぶちょ――――」
がぶり
「痛あああぁぁっ!!!!! なんで今!? なんで今噛むのぶちょー!!!!!」
「ふぁっひ、ひふぃっへいっはふんひゃ(さっき、チビって言った分だ)!!!!!」
「アレはもう時効でいいじゃないですか!!!痛い痛いぃぃぃ!!!!」
「いいぞいいぞ! もっとやっちゃえ!」
「水穂テメェッ!!」
若干涙目になりながら引き剥がそうとする統夜だが、ぶちょーの体はびくともしない
水穂も一切助けようとはせず、この状況を面白がっている
そんな二人を見ながら、彩音はクスリと笑って一言
「統夜くんと部長、仲良しさんなんだね!!!」
「なんでそうなるんだよ!!!」
こんな感じで、彼等、ボランティア部の日常は続く
「今回もオチ担当かよぉぉぉぉっ!!!!」
――To be next turn・・・
舞香「はじめましてだなっ! わたしがボランティア部部長、天羽舞香だ!」
統夜「そして、オレが一応副部長、南部統夜だ!って、トウヤはトウヤはぶちょーのノリに合わせて言ってみたり!」
舞香「今回は第六話を読んでくれてありがとな! 感謝するぞ!」
統夜「てゆーか、ぶちょー後書きにも出るんですね」
舞香「当然だ! なんたってわたしはぶちょーだからな!」
統夜「それはそれとして・・・ほっぺに餡子付けたまま言っても、全然締まりませんけどね~」
舞香「なっ・・・・・!!!」
統夜「さっきのアンマンですか・・・まぁ、そういう迂闊なとこが、ぶちょーの可愛いところですけ―――。痛い痛い!!!!痛いってぶちょーーーー!!!!噛まないで!!!!」
舞香「ムガーーーー!!!!」
統夜「いててて・・・・気を取り直して、次回の遊戯王OGsは・・・・」
舞香「第一話しか登場してないあの二人が登場!覚えてない君は今すぐ第一話をチェックだ!」
統夜「姑息なステマを・・・」
舞香「そして現れる、彩音のエースモンスター!!」
統夜「あのモンスターは・・・・何で彩音が!?」
舞香「次回、遊戯王OGs第七話『○○○○は良いぞ!』青春と決闘が交差する時、物語は始まる」
今回登場のぶちょー
ロリです、年上ロリです、かわいいです(オイ
実はモデルとなったキャラがいるのですが分かるでしょうか?
(分からなかったらそれは作者の技量の問題・・・)
ではでは、ご意見ご感想まってます