色々と召喚口上とか考えるのが楽しくなってきた今日この頃
私事ですが、バトスピが本格的に除外を導入するようで驚愕
紫のトラッシュ利用封じだけならともかく、黄色はとんだとばっちりだと思う
あの、波乱(主に統夜にとって)の歓迎デュエルから一夜明けた翌日
「・・・・・・・はぁ・・・」
昼休み、屋上の柵に背中を預け、溜息をもらす
南部統夜は疲れ切っていた
隣に立っている水穂は、やれやれとでも言うかのように肩を落とす
「ヘタレもここまでとは・・・哀れとしか言いようがないわね」
「・・・うぅ・・・」
「こういう意味では、統夜の隣に彩音を持ってきた、ジェルド先生の判断は正しかったって事なんだろうね・・・」
そう、統夜の疲労の原因は、転校生の安藤彩音にあった
向こうとしては普通に過ごしているだけなのだろうが、現段階で最も身近にいる男子、即ち統夜は午前中の間一瞬たりとも気を抜くことは無かった
――――と、なんか難しく言ってるように聞こえるが、要する統夜が意識しすぎているだけである
「別に自然体でいればいいじゃない、そんなんじゃジャンドのスティーラーかってくらい過労死するわよ。過労って言っても心の疲れで」
「それができれば苦労はしねぇよ・・・・」
よろよろと立ち上がりながら、もう一回溜息をつく
「ま、焦ってもしょうがないか・・・・午後の授業は“アレ”だし、ここは気持ちを切り替えて行きましょっか。ついでにちょっとカッコいい所でも見せてきたら?」
「ああ・・・・」
―――――
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―――――――――――――――
“月一実力測定試験”
清桜学園で月一の頻度で行われる、文字通り決闘の実力を測定するための試験である
基本的に二クラス合同で執り行われる
デュエルする組み合わせは基本的にランダムであり、生徒たちにとっては様々な相手とデュエル出来るいい機会となる
「――――――私はメインフェイズ2にガガガガンマンの効果を発動!このカードのORUを一つ使って相手に800ポイントのダメージを与える!」
生徒A LP800→0
「ありがとうございました!」
ペコッとお辞儀してステージから降りる彩音、自分でも満足のいくデュエルができたのか、その表情は明るい
一方隣のステージでは・・・・・・
「―――――オレは魔法カード“オーバーロード・フュージョン”を発動ッ!!!墓地のサイバー・ドラゴン三枚、サイバー・ドラゴン・コア三枚、サイバー・ドラゴン・ツヴァイ三枚、サイバー・ドラゴン・ドライ三枚、プロトサイバー・ドラゴン三枚―――(以下略)―――の計30枚を除外し、闇属性機械族モンスターを融合召喚扱いとして特殊召喚するッ!
現れろォォォッ!!!!“キメラテック・オーバー・ドラゴン”!!!!」
キメラテック・オーバー・ドラゴン 攻?
「キメラテック・オーバー・ドラゴンの攻撃力は融合素材とした機械族モンスターの数×800ポイントの数値となる!オレが除外したモンスターは30体!よって攻撃力は・・」
キメラテック・オーバー・ドラゴン 攻?→24000
「さらに、“マシュマロン”を召喚し、魔法カード“強制転移”発動!オレの場のマシュマロンをお前のフィールドのモンスターと交換する!
バトル!キメラテック・オーバー・ドラゴンでマシュマロンに攻撃!
“エヴォリューション・レザルト・バースト”!サンジュゥレンダァ!!!」
「未来融合が使えないのにどうやって墓地nギャアアアアアアアアアアア!!!!!!」
生徒B LP8000→-703000
統夜がヘルカイザーもビックリな、つーか滅茶苦茶なオーバーキルを決めていた
周りの生徒も若干引き気味である
そんな中でも無邪気な笑みを浮かべ、キラキラと目を輝かせるのが1人
「うわぁっ!!!統夜くん、すごいね!」
「そ、そうか・・・・・」
微妙に口ごもりながらも、ニヘラッと気の抜けたような笑顔を見せる統夜
その耳は赤く染まっていて、彼が照れていることを示している
「あれ?そういえば水穂ちゃんは?」
「水穂なら・・・・・ほら、あそこ」
統夜が指さす先では、水穂がデュエルの準備をしていた
試験もそろそろ終盤なので周りには結構な生徒が集まってきている
水穂はデッキをシャッフルして5枚のカードを引いてみる
あまり良い手札ではなかったのか、デッキの戻して念入りにシャッフルし直している
「水穂ちゃーん!頑張ってー!」
その言葉に、ひらひらと手を振って応えていると、向かい側に対戦相手が現れる
彩音にとって見覚えのない生徒だったので、おそらくは合同で行っている2組の生徒なのだろう
一方、水穂はその生徒を視界にとらえた途端顔を歪める
「げっ・・・・・アンタは・・・」
「フフフ・・・お久しぶりですわね、高倉さん」
「ど、堂園寺・・・」
堂園寺、と呼ばれた生徒は艶やかなロングの黒髪の生徒だった
腰に手を当て、髪を靡かせるその立ち姿は、いかにも高貴なオーラを出していた
「まさか進級早々、貴女とこうして相見えることになるとは・・・乙女座の私(わたくし)にはセンチメンタリズムな運命を感じずにはいられませんわ!!!」
「そ、そうね・・・・」
高らかなテンションと共に力説する相手に、流石の水穂も若干引き気味である
「さあ、始めましょう、高倉さん・・・・・・二年生という新たなステージで、私と貴女が奏でる序曲(オーヴァーチュア)を!」
「だあぁっ!!!めんどくさい言い方しやがって!一々イライラすんのよ!言いたいことがあんなら決闘で語りなさい!」
「フフフ・・・その物怖じしないも物言い、それでこそ我がライバルですわ!」
《それでは、2年1組高倉水穂対2年2組堂園寺明乃の試験デュエルを開始します!》
アナウンスが流れると、互いにデュエルディスクを展開して叫ぶ
「「決闘!」」
《さあ始まりました!2年生屈指の実力者同士の対戦です!実況は私、況崎実!解説には2年1組、南部統夜さん!ゲストに安藤彩音さんをお迎えしています!》
《つーか何でお前がいるんだよ?》
《自分のクラスは2組ですから、つい先ほどまでは試験デュエルのため実況できませんでしたが・・・・この対戦カードとなれば実況せずにはいられません!》
《(なんか微妙に噛み合っていない気がする・・・・)》
《あの・・・質問いいですか?》
《はい、なんでしょう安藤さん?》
《あの堂園寺さんって人、水穂ちゃんと運命がどうとか・・・》
《ああ、その事か・・・・》
統夜は納得したように頷くと、彩音に説明する
堂園寺 明乃(どうえんじ あきの)
一般的に名門と呼ばれる家の出であるエリートであり、普段はプライドが高く、性格は悪く言ってしまえば高飛車、高圧的。しかし、それに見合うだけの実力を持っており、同学年の中でも実力は上位にある生徒だ
――――そんな彼女が、水穂を意識するのにも訳があった
入学して初めての月一試験、彼女の対戦相手は水穂であった。しかし、彼女は敗北してしまった。決して油断していたわけでもない、舐めてかかったわけでもない。全力を尽くし、その上で負けてしまったのだ。
《それからだな、アイツが水穂にやたらと挑むようになったのは》
《なるほどなるほど・・》
うんうん、と納得したように頷く彩音だが、ここでもう一つ疑問が浮かぶ
《じゃあ、なんで水穂ちゃんは・・・さっき嫌そうな言い方してたの?
ライバルとかそーいうシチュエーション、カッコいいのに・・・》
《あぁ・・・・それはな・・・・》
《あ、決闘が始まりますよ!》
その言葉に、一度視線をデュエルステージに移す二人
「行きますわよ!私のターン!手札から“聖刻龍-ドラゴンゲイブ”を召喚しますわ!」
聖刻龍-ドラゴンゲイブ 攻1800
「更に、カードを1枚伏せてターンエンドですわ!」
堂園寺 LP8000 手札3
モンスター 聖刻龍-ドラゴンゲイブ
魔法・罠 伏せ1
「あたしのターン、ドロー!あたしは“H・C サウザンド・ブレード”を召喚!」
H・C サウザンド・ブレード 攻1300
《高倉さんのデッキは【ヒロイック】のようですね》
《相手のデッキもアレだし、案外早く決着がつきそうだな・・・》
「あたしはサウザンド・ブレードの効果発動!手札のヒロイックとついたカードを捨て、デッキから“H・C 強襲のハルベルト”を特殊召喚!更に、このカードは守備表示になる!」
H・C サウザンド・ブレード 攻1300→守1100
H・C 強襲のハルベルト 攻1800
「永続魔法“一族の結束”を発動!墓地に戦士族モンスターのダブルランスが存在するため、場の戦士族モンスターの攻撃力は800ポイントアップ!
更に、魔法カード“ヒロイック・チャンス”!ハルベルトの攻撃力を更に倍にする!」
H・C 強襲のハルベルト 攻1800→2600→5200
《出し惜しみ無し、か・・・・なんたる脳筋戦術・・・・まあ、オレも水穂の事言えないが》
《何気に攻撃力5000超えていますね・・・》
「バトル!ハルベルトでドラゴンゲイブに攻撃!」
「うっ・・・・あぁっ・・・!!!」
堂園寺LP8000→4600
「この瞬間、ハルベルトの効果発動!デッキからヒロイックとついたカードを手札に加える!あたしはもう一枚のハルベルトを加える!カードを1枚伏せて、ターンエンド!」
H・C強襲のハルベルト 攻5200→2600
水穂 LP8000 手札
モンスター H・Cサウザンド・ブレード H・C強襲のハルベルト
魔法・罠 伏せ1 一族の結束
《おや?レベル4が揃っているのにエクシーズ召喚をしないのでしょうか・・・》
《ああ、この場合はありだな。このターン、水穂はサウザンド・ブレードの効果で“ヒロイック”モンスターしか特殊召喚できないんだ。そうなると出せるエクシーズは大分限られる。特に堂園寺のデッキをよく知っている水穂からすれば、下手に“ガーンデーヴァ”とかを出すより、複数の壁を立てておきたいって事じゃないか?》
《な、なるほど・・・》
《おお・・・!統夜くん、なんかホントの解説者の人みたい!》
《そ、そうか・・・・》
ストレートに褒められたことが嬉しかったのか、またも情けない笑みを浮かべる統夜
と、そこで決闘に動きがあった
「―――――ふ・・・・フフフ・・・・ふふ・・・良いですわ・・・」
いや、正確には“決闘者”に、だが
「・・・この痛み・・・・大変心地良い・・・・ですが・・・・」
不意に、静かに笑い始める堂園寺、その目は先程までの高貴さを思わせるようなものではなく、何処か陶然とした眼である
「ですが・・・まだ、まだ・・・・!」
あ・・・やっちまった、という水穂の声が聞こえた気がした
先程のダメージ、アレは“あること”の引き金となってしまっていたのだ
水穂にとって、可能ならば避けたかった、ある出来事の―――――
「―――――はぁ・・はぁ・・・・・まだまだ、全然足りませんわ~~~~!!!もっと、もっと私にぶつけてくださいまし!!貴女の!水穂さんの全てを!!もっと激しく、もっと熱く!!!」
《・・・・・へ?》
決闘中に、いきなり何を言い出しているんだあの人は?
彩音は素直にそう思った
《彩音、なんで水穂が嫌そうだったか・・・・簡単なことだ。
アイツは、堂園寺明乃は、ライバルなんてそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ、って事》
―――――そう、かつての敗北、それは堂園寺の中の箱をこじ開けてしまったのだ。
決して開けてはならなかった、パンドラの箱を
昔からエリートとして連勝街道をばく進していた彼女は、無意識の内に求めていたのだ
自分を負かせる程の、自分よりも強く気高くそして美しい存在を。
そして、出会ってしまったのが――――
「ああ・・・水穂さん、もっともっと見せてください、ぶつけてください、曝け出してください!!!貴女の想いを、貴女の愛を、貴女の全てを!!!!!」
「だ~か~ら~!!!アンタなんかに見せる想いも愛も無いっつーの!!!!!」
「そして、受け止めてくださいな!!!!私の愛を!!!!!!いえ、むしろ私自身のダイレクトアタックを!貴女の熱い抱擁で!!!」
「人の話を聞けええええええ!!!!!!」
水穂の絶叫がデュエル場に響き渡る
「さあ、受け止めてください!見て下さいまし!私を!!!私のターン!!!」
目を血走らせ、頬を赤らめて息を荒げている堂園寺
終始勢いに圧倒されていたギャラリーや実況席の3人は、どうにか正気に戻り再度デュエルに視線を移す
「私は“リビングデッドの呼び声”を発動し、ドラゴンゲイブを蘇生!更にもう一体のドラゴンゲイブを召喚ですわ!!そして、2体のドラゴンゲイブをリリースし特殊召喚!!
現れなさい!“真魔獣 ガーゼット”!!!」
真魔獣ガーゼット 攻?
堂園寺のフィールドに、まさに魔獣という名が相応しいようなモンスターが現れる
「ガーゼットの攻撃力はリリースしたモンスターの攻撃力の合計分になります!!
更に、リリースされたドラゴンゲイブの効果!聖刻の通常モンスター、“神龍の聖刻印”を2体特殊召喚いたしますわ!!!」
真魔獣ガーゼット 攻?→3600
神龍の聖刻印×2 攻0
《真魔獣ガーゼットは自分フィールドのモンスター全てをリリースして特殊召喚できるモンスター・・・聖刻との相性は良好だ》
《・・・へ、変な人だけど、戦術はすっごくまともだ!!》
《(・・・・彩音って、意外とはっきり言うんだなぁ・・・・)》
「私はレベル8の神龍の聖刻印でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」
☆8×☆8=★8
「現れなさい!!“聖刻神龍-エネアード”!!」
聖刻神龍-エネアード 攻3000
「エネアードの効果発動!!ORUを一つ使い、手札、フィールドのモンスターをリリースし、その数だけフィールド上のカードを破壊しますわ!!私は手札の“聖刻龍-アセトドラゴン”を2体リリースし、水穂さんのモンスターを破壊!!」
「どんな手札してんのよ!!!って、やばっ!!!」
「そして、リリースされたアセトドラゴンの効果により、デッキから2体のドラゴン族通常モンスターを、攻守を0にして特殊召喚しますわ!!さあ、今こそ私と水穂さんの愛の道を切り開きなさい!“青眼の白龍”」
「んな使い方するんだったら社長に謝れぇぇぇぇ!!!!!」
青眼の白龍 攻3000→0
「そのまま、2体の青眼の白龍でオーバーレイネットワークを構築!」
☆8×☆8=★8
「“その圧倒的なる雷をもってこの地に君臨せよ!”
“サンダーエンド・ドラゴン”!!!」
サンダーエンド・ドラゴン 攻3000
全身に稲妻を帯びた龍が現れ、その咆哮が轟く
《なんとなんと!攻撃力3000超のモンスターを一瞬で三体呼び出したぁ!!!》
《高レベルのモンスターをあそこまで自在に・・・・》
「さあ、いきますわよ!バトルフェイズ!エネアード、サンダーエンドで水穂さんにダイレクトアタックですわ!!!」
「う、うわぁぁぁぁっ!!!!!」
水穂LP8000→5000→2000
「くぅっ・・・だ、だけどこの瞬間、墓地のサウザンド・ブレードの効果を発動!ダメージを受けた時、このカードを墓地から特殊召喚する!」
H・C サウザンド・ブレード 攻1300→2100
「関係ありませんわ!!!いえ、むしろ障害があってこそ恋の炎は燃え上がるというもの!!真魔獣ガーゼットの攻撃!“触愛・天翔突(フライングラブ・アタック)”!!」
《あいつ、マジンガーが元ネタのモンスターであの技とか、ふざけてんのか!!!》
《そこ怒るところなんですか!?》
「私の愛は1万2000年の時すらも凌駕するという意思表明ですわ!!!」
「だからそんな愛はいらんっての!!!!!」
水穂LP2000→500
「これで私はターンエンドですわ!!さあ、私の準備は出来ていますの!来て、水穂さん!!そして、今宵は私と熱く、激しい夜を・・・うふふ、うふふふ・・・」
圧倒的有利な状況を作り出し、すっかり自分の世界に入ってしまったのか
うっとりとした表情で怪しく笑っている
堂園寺 LP4600 手札0
モンスター 聖刻神龍-エネアード 真魔獣ガーゼット サンダーエンド・ドラゴン
魔法・罠 リビングデッドの呼び声(使用済)
―――――ビキッ
まるで何かにひびが入ったかのような音が、統夜の耳に届いた
「―――――いい加減に・・・・しつこいのよアンタ・・・」
《(あ、許容範囲超えた・・・・・)》
「そんなに欲しいんだったら、どぎつい一撃ブチかましてやるわよ!!!!!あたしのターン!!!!」
その時、ドローの際に発生した風圧が統夜の下にまで届いたという
「あたしはアンタのフィールドにのみモンスターがいるため、ハルベルトを特殊召喚!
更に、“H・Cエクストラ・ソード”を通常召喚!そして、罠発動“コピー・ナイト”!!!このカードを召喚されたモンスターの同名モンスターとして特殊召喚!」
H・C強襲のハルベルト 攻1800
H・Cエクストラ・ソード 攻1000&攻0
「これで決めるわ!速攻魔法“地獄の暴走召喚”!」
《うまい!》
《え・・・?どういうことですか?》
《コピー・ナイトは“同名モンスターとして特殊召喚”するカード、すなわち、出てくるモンスターは・・・》
「来なさい!2体のエクストラ・ソード!!」
H・Cエクストラ・ソード×2 攻1000
「あたしはレベル4の強襲のハルベルト、エクストラ・ソード4体、計5体でオーバーレイ!5体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」
「なっ!?5体でのエクシーズ召喚ですの!?」
☆4×☆4×☆4×☆4×☆4=★4
「“絶対なる終焉・・・・それがアンタの運命!!!断罪の一撃をその身に刻め!!!”
出でよ!“No.86 H-Cロンゴミアント”!!!」
No.86 H-Cロンゴミアント 攻1500
《でたぁ!!!高倉さんのエースモンスターだ!!!》
《初めて見るカードだ・・・・どんな効果なのかな?》
キラキラと期待を込めた瞳でロンゴミアントを見つめる彩音
因みに5体使ってロンゴミアントを出しているのを見たことがあるのは、統夜を含めた数少ない人数だけだったりする
「―――――ロンゴミアントは、ORUの数でその効果が増加するモンスター・・・そして、今のORUは5つ、その全ての力を発揮することができる!
今のロンゴミアントは、戦闘では破壊されず、攻守は1500ポイント上昇して、このカード以外の効果を受けない、さらにアンタはモンスターを召喚・特殊召喚できない。
そして―――」
ロンゴミアントがゆっくりとした構えでその手に持つ槍を構える
「―――1ターンに1度、相手フィールドのカードを全て破壊できる!!!!ぶっ壊せ!ロンゴミアント!」
ロンゴミアントの放った一撃は堂園寺のモンスターを跡形も無く消し去った
「で、ですが・・・ロンゴミアントの攻撃力では・・・っ!?」
No.86 H-Cロンゴミアント 攻1500→6000
「エクシーズ素材になったエクストラ・ソードを忘れてもらっちゃ困るわね・・・」
《どういうことですか?ロンゴミアントは自身以外の効果を受けないのでは・・・》
《エクストラ・ソードのようなカードの効果は、そのモンスターに効果を付加するものだ。要するに、ロンゴミアントは自身の効果で攻撃力を上げているのと同じって訳だ》
「こいつで終わらせる!ロンゴミアントで明乃にダイレクトアタック!!
“一撃必殺!究極槍殺”!!!!!」
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!!!!水穂さぁぁぁぁぁん!!!!!」
堂園寺LP4600→0
―――――
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《――――これにて、月一試験を終了とします》
終了を告げるアナウンスがデュエル場に響く
因みに堂園寺は、デュエルで発生した衝撃により気絶したため保健室に運ばれた
その表情が恐ろしいまでに幸せそうだったことは、はっきりと水穂の脳裏に残っている
「あの様子じゃ、諦めるって事は無いだろうな・・・・」
「統夜ぁ・・・・・・・」
「まあ、元気出せよ・・・《♪~ショウガクセイハサイコウダゼ!イエイ!~♪》――っと、わりぃ、ぶちょーからメールだ」
「その着信音、ぶちょーにばれたら噛みつかれるわよ」
「大丈夫だ、問題ない・・・・あ、ぶちょー今日は家庭の事情で部活来られないとさ」
「あの人の初登場はいつになるんだか・・・・」
「メタ発言するなと・・・・」
簡単に了承の返信をした統夜は、携帯をポケットにしまうと、ぐ~っと背伸びをする
その隣で、水穂が何か思いついたように手を叩く、頭の上に電球が浮かぶアレである
「そうだ!統夜、彩音の事なんだけど―――――」
水穂の目が、ギラッと怪しく光った
――To be continued・・・
水穂「皆さん、第四話を読んでいただき、ありがとうございます!今回はあたしの決闘でした・・・・・って、なんなのよアレは!!!!」
作者「やりたくてやった。反省も後悔もしてない!」
水穂「なんと強気な発言!?」
統夜「ま、いんでねーの?面白くなりそうなら」
水穂「よくないっつーの!!!!」
統夜に「何はともあれ、次回。オレが大活躍すると噂の遊戯王OGR第五話『ただ、思いのままに』 正義の嵐が吹き荒れるぜ! 」
なんというか、今回も大分好き勝手やった内容でした
自分の文章表現力不足により、変態キャラを書こうとしてもなんか中途半端になってしまったかも・・・
ご意見ご感想まってます