精霊のキンジ   作:月季

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今回初の作品です。
自分に文才がないのでどうなってるかわかりません。
おかしなところがあればご指摘アドバイスをお願いします。


新たな世界へ
プロローグ


五河士道は狂三の天使<刻ヶ帝(ザフキエル)>の【一二の弾(ユッド・ベート)】を使い、過去に戻り精霊となった折紙を助けようとしたが折紙の反転の原因を突き止めるだけに終わってしまった。

「くそっ!折紙を助けることができないのか!」

 

 

 

 

失意のまま俺は【一二の弾(ユッド・ベート)】の効力が切れ元の時間に戻ってしまった。

「あら、あら、失敗に終わってしまいましたわね士道さん。さぁて次はどういたしましょうか?」

狂三のその言葉に思わず俺は口を開いた。

「どうにもできないだろ…過去に行くにも霊力がないし、行ったとしても次は成功するかもわからないんだぞ」

「だからと言ってこのまま何もしないのもどうかと思いますわよ?」

「そう…だよな、次はどうするか…」

 

そこでふと思った事を狂三に聞いてみることにした。

「なあ狂三、【一二の弾(ユッド・ベート)】って重ねて使えないのか?」

「【一二の弾(ユッド・ベート)】は一度撃つとその時点で過去に行ってしまいますし、そもそもそんなことをしても霊力の無駄になりますわよ?」

「確かにそうかもしれないが、例えば行った先でその時間の狂三に【一二の弾(ユッド・ベート)】を撃ってもらうとかしたらどうなるかわかるか?」

 

俺がその言葉を言った途端に狂三は

「そうですわねぇ、確かにそのような方法を取ればそのまた少し過去にいけますわねぇ」

「ですがそのための霊力がありませんし、何よりまた過去に行ったところでその時間のわたくしに会えるとは限りませんわよ?」

「なら狂三、俺が戻ってくる前の時間にとばしてくれないか?」

「なるほどそういうことですのね?ですが1分もありませんわよ?」

「ああ、それで十分だ。それだけあれば過去の狂三に伝えられるさ」

「それでは行きますわよ士道さん。<刻ヶ帝(ザフキエル)>」

そう言うと狂三は俺に向かって再び【一二の弾(ユッド・ベート)】を放った。

 

 

 

 

 そして俺は数十分前の時間にたどり着いた。

「……あら?」

目の前の狂三は俺に気付いたようでこちらに振り向き

「どちらさまですの?何かわたくしにご用でして?」

その言葉を聞き俺は狂三の元に歩き出した。

「……! あなたは―――士道さん!?」

「ああ、そうだよ狂三」

「なぜ士道さんがこちらに?」

「狂三に伝えたいことがあるんだ」

「なんですの?」

「俺はここから数十分後の未来から来たんだが折紙を止めることができなかったんだ」

「だから過去の俺に伝えてくれ、今すぐにその時間の狂三のとこへ行き【一二の弾(ユッド・ベート)】を撃ってくれるように頼んでほしいと」

「…なるほど、そういう発想もありますわね」

「後狂三、何も出来なかった俺の代わりに折紙を止めてくれ」

「ええ、…わかりましたわ」

「そろそろ効果が切れるみたいだな。狂三…あとは頼んだぞ」

「ええ、士道さ―――――――」

 

 

 

 

一二の弾(ユッド・ベート)】の効果が切れたのかそのまま俺はもとの時間に戻された。

「おかえりなさいまし士道さん。アドバイスは言えましたか?」

「あぁ、無事に向こうの狂三に言えたよ。ありがとな狂三」

「いえいえ、わたくしもこのような結末は不愉快ですもの」

「だがこっちはどうしたら良いのかが全くわからないんだよなぁ」

「万策尽きましたもの。過去の士道さんが折紙さんを救えるのを祈るしかありませんわ」

「それでもやれることはやらないとな。もしかしたら折紙を止められるかもしれないしな」

そうして俺は折紙のもとへ向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?ここはいったい?」

俺は気がつくと周りにはなにもない真っ白な空間にいた。

「おっ、やっと起きたかシドー!」

「えっ、とっ十香!?」

目の前には十香がいたので俺は十香にあの後どうなったか聞くことにした。

「なあ十香、折紙はどうなった!?ラタトスクは!?天宮市は!?」

「落ち着きなさいよ士道。あなたがそんなだと話も出来ないじゃない」

「琴里もいるのか!?どういう状況なんだこれは!?」

「だから落ち着きなさい士道。そんなに慌ててると十香が心配してしまうでしょ」

「あ、あぁすまん琴里、落ち着いたよ」

琴里に言われやっと落ち着いた俺はあらためて聞いてみると

「私たちは死んだのよ。反転した鳶一折紙の攻撃によってね」

「そう…か折紙を止められなかったのか…」

折紙を止めれなかったことを悔やんでいると

「あっ、士道起きたんだ」

「えっ?」

十香でも琴里でもない声に顔を上げるとそこにはピンク色の髪の少女が立っていた。

「久しぶりだね士道、私のこと覚えてる?」




今回はここまでです。
ちなみにわかる人もいると思いますがこの士道は原作11巻に出てきた未来の士道ですね
後キャラの口調が合っている気がしない…
次回はピンク色の髪の少女との会話とプロローグの終わりです。
この少女はいったい誰なんでしょうね。
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