「同意。キンジは私達八舞の物です。他の誰にも渡すつもりはありません」
「そんな事言われてもキンジにアリアがドレイ宣言をしないと物語が始まらないんだよ?」
「それでも我等に報告ぐらいはしたらどうなんだ」
「いやでも、言ったところで許可は出ないじゃないですか」
「当たり前であろう。何故我等のキンジを何処の馬の骨とも知らぬ者にy「はいはい、長いから本編スタート」
バスジャックの調査が終わり学校へ戻ったら神崎から質問されると思っていたが、神崎は授業が終わる度にどこかへ行って始まる前には帰って来るの繰り返しだった。
「おいキンジ、食堂に飯食いに行こうぜ」
「いやっ今日は屋上で食べようと思って弁当作ってあるから遠慮するわ」
「でも遠山君、いくら雨があがったからといっても座る場所はないんじゃないかな?」
「そこはレジャーシートがあるから大丈夫だ」
「キンジお前どれだけ屋上で食べる気あるんだよ。ある意味尊敬するわ」
「まあそういう訳だから、悪いな」
「いや大丈夫だよ。なら僕達は食堂に行ってくるね」
「悪いと思ってるなら女の一人でも紹介してくれよな~」
「いや何でだよ」
(なあ鞠亜、神崎の雰囲気からして聞きに来ると思ってたんだけどどう思う?)
『おそらく今はキンジの事について調べ回っているのではないでしょうか』
(あー神崎って一人でしたがるような性格っぽいもんな)
『何も聞きにこないのならそこまで気にしなくてもいいのではないでしょうか』
(それができたらいいんだけどな。何か嫌な予感がするというかなんというか⋯)
鞠亜と神崎のことについて話ながら屋上に入ると誰かの声が聞こえたため隠れて様子を見る事にした。
「ねぇ知ってる?神崎さんってなんか遠山君のこと調べまわってるらしいよ」
「知ってる。休み時間の時に聞きに来たから」
「なんて言ってたの?」
「なんか遠山君の経歴とか学校ではどんな奴だとか。そう言えば
「えーホントに?」
「ホントだよ。遠山君も可愛そうだね」
「まじ引くわー」
今の会話は相沢と舞園と三井田の三人か。あの三人にあそこまで言われるって神崎何処まで調べてるんだよ。
『やっぱり調べまわっていたみたいですね』
(そうみたいだな)
俺はあの三人のさっきの会話に少しげんなりしながら弁当を食べたのだった。
学校が終わった後食材を買いにスーパーによった後洗濯物を畳んでいたら玄関からチャイムがなった。
「ん?誰だ?こんな時間に用がある奴っていたか?」
ピーンポーン、ピーンポーン、ピーンポピーンポピピピピピーンポーン
「はーい少し待ってくださーい」
考えていたらものすごい勢いでチャイムが鳴り出したので洗濯物をほかの部屋に移してから玄関に行きドアを開けると
「遅い!!あたしが来たら5秒以内にドアを開けること!!いいわね!!」
神崎がキャリーバックを持って玄関に立っていた。
「はぁ。仕方ないだろ、洗濯物を畳んでいたんだから。ってか神崎は何しに来たんだ?それにその荷物は?」
「洗濯物を畳んでいたのなら今回は仕方が無いから許してあげるわ。後アリアでいいわ。所でトイレはどこかしら。あっそこの荷物入れときなさいよ」
「おっおい待てよ」
言いたい事だけ言ってどんどん中に入って行く神崎、もといアリアを見ながら外に放置してても仕方ないためキャリーバックを家の中に入れる事にした。
キャリーバックを部屋に運んだら夕日の見える窓の前にいてこちらに振り返ると
「アンタあたしのドレイになりなさい」
と言ってきた。
「なんで毎回毎回皆私のセリフを遮って先に進むのよ!!なにこれイジメ!!イジメなの!!」
「そんなわけないじゃないですか。皆耶倶矢さんのこと好きですよ」
「ホッホントに?」
「ええ、弄りやすいですし」
「同意。確かに耶倶矢は弄りがいがあります。でも耶倶矢を弄るのは私だけの特権」
「夕弦も何言ってるのよ!?そんなに私を弄って楽しいの!?」
「「うん」」
「酷くない!?」
「あっ、夕弦さん。この写真をあげますから耶倶矢さんを弄るの許してくれませんか?」
「確認。こっこれは、耶倶矢の寝顔写真!?貴方は何故これを!?」
「えっ!?なんでそんな写真を月季が持ってるのよ!!今すぐ私に渡しなさい!!」
「いや~たまたま耶倶矢さんがリビングで寝ていたものですからついつい」
「納得。それなら仕方ないですね。耶倶矢は可愛いから私も撮ってしまうでしょうし」
「そんな事早くそれを私に渡しなさーい!!」
「「(終了。)ではまた次回で」」
「なんか前にもこんなオチがあった気がするし!!」