「こんにちは⋯四糸乃です」
「『じー』」
「えっ、わたしもやるの?」
「『うん』」
「えっと、こっこんにちは七罪です」
『よーし、皆挨拶したところでこの話でどんなことがあるか話し合おー』
「そんなこと言われても士道だった頃のキンジが怒ったのって基本私達のために怒っていたと思うんだけど」
「わたしも怒ったところは見たことありますけど激怒したところは見たことないです」
『だよねー。キンジ君ってけっこう我慢強かったりするしねー』
「正直想像出来ません」
「やっぱり見た方がはやいんじゃないの」
「うん、そうだね」
『じゃあ早速見てみよー』
「「『スタート!』」」
今目の前でももまんを食べているアリアに少しイラつきながらとりあえず質問することにした。
「なあアリア、なんでいきなりドレイになれって言ったんだ?正直意味がわからないんだけど」
『神無月さんなら喜びそうですね』
(鞠亜、確かに俺も思ったけどそれは言わないでくれ)
前の世界で琴里に踏まれて恍惚の笑みを浮かべている神無月さんの姿を思い出してしまい苦笑してしまったがアリアはそれに気付かず
「
「なんで
「あたしにはキライな言葉が3つあるわ」
「急になんだよ」
「『ムリ』『疲れた』『面倒くさい』。この3つは、人間の持つ無限の可能性を自ら押し留める良くない言葉よ。あたしの前では二度と言わないようにしなさい。いいわね?」
アリアはそう言いつついつの間にか7つものももまんを食べ終えたようで指についた餡を舐め取り
「キンジのポジションは
「一応それなりにできるが⋯ってそうじゃない。なんで俺なんだよ」
アリアの話に流されそうだったのでここで疑問に思ったことを聞いてみた。
「太陽はなんで昇る?月はなぜ輝く?」
何故か話が飛んだ。
「キンジは質問ばっかりの子d「太陽が昇るのは地球が太陽の周りを回っているからで、月が輝くのは太陽の光を地球に向かって反射しているからだが」うっうるさいわね。そんな事今はどうでもいいでしょう!!」
「聞いてきたのはアリアの方だろう」
「とにかく!この際学科は
「だからなんで俺にしたのかを聞いているんだよ。俺は何もパーティーに入らないなんて言っていない。俺は理由が知りたいんだよ」
「そんな事アンタに言う必要ないわよ。アンタはあたしのドレイとしてパーティーに入ればいいってだけよ」
相変わらず全く俺の言う事を聞いてくれず、自分の事ばかり言っているがとりあえず俺の意見を言ってみた。
「アリア、とりあえず帰ってくれ。俺にだってパーティーを選ぶ権利ぐらいある。いきなりドレイ扱いされて挙句に学科を変えろとかパーティーに入れとか、お前の言ってる事は滅茶苦茶だぞ。お前はいきなり知らない奴からそんな事言われて納得できるのか?」
「言われなくてもそのうち帰るわよ」
一部無視された答えが返ってきた。
「何時帰る気なんだよ」
「アンタがあたしのパーティーに入ってくれたらよ」
「その為のキャリーバックか。お前このまま泊まっていく気だろ」
「ええそうよ。あたしには時間が無いの。何が何でも入ってもらうわ」
「はぁ。今日はもう遅いから泊まっていってもいいけど明日は帰れ。理由を言わないうちは入らないけどな」
流石に今からキャリーバック持たせて帰らせることも出来ないだろうし、仕方ないから今日は泊まらせるとして明日には帰ってもらうことにした。
「うるさい!!入ってもらうったら入ってもらうわよ!!」
どこまで強情なんだよ。と思いながらどの部屋に泊まらせようか考えていると
「出てけ!」
「は?」
「分からず屋にはお仕置きよ!外で暫く頭冷やしてきなさい!しばらく戻ってくるな!」
ブチッ
あまりもの自分勝手に今まで我慢していたがとうとう切れてしまった。
「おいアリア、あまり調子に乗るなよ。出て行って頭を冷やしてくるのはお前の方だ」
『いやーあそこまで行くと逆に清々しいねー』
「⋯でもあれはキンジさんでも怒る」
「なんで赤い髪の人ってこんなに高圧的な人が多いの」
「七罪ちゃん、そこは黙っていた方がいいよ」
「そうね。見つかったら大変な目に会いそう」
『いやー七罪ちゃん。もう手遅れみたいだよ』
「えっ」
『ほら、向こうでいい笑顔で七罪ちゃんを呼んでるよ』
「あ、ああぁぁぁぁ」ガタガタ
「えっと、⋯次回もお楽しみに」
「高圧的で悪かったわねぇ」ゴゴゴゴゴゴ
「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」ガクガクガグ