「あんたねえ、最初は週一で投稿するって書いてたのに結構間が開いちゃってるじゃない」
「いや~最近忙しくて書く暇がなくてですね……ごめんなさい全く書けていませんでした」
「ほんとよ。しかも久しぶりに出たと思ったらクリスマスネタってもう過ぎてるわよ」
「でも書いたのは25日なんですけどね」
「にしては遅すぎでしょ」
「忙しくて続きが書けませんでした。ほんとすいません」
「それよりさっさと始めるわよ」
「あっはい分かりました。それでは」
「「スタート」」
「キンちゃん、初めて星伽神社でクリスマスをした時のこと覚えてる?」
「いきなりどうしたんだ?…というかあれは忘れたくても忘れられないけどな…」
東京武偵校に入学して1年目の冬、クリスマスの時期に俺は白雪とこたつに入りながらのんびりと過ごしていたらいきなりそんなことを聞かれた。
「確かにキンちゃんには忘れられないかもしれないね」アハハハ
「俺としては忘れたいんだけどな」
そう、この話は小学3年生の頃までさかのぼる。
小学3年生の12月に俺は白雪のお母さんの美雪さんに今まで思っていたことを言うことにした。
「美雪さんここではクリスマスに何もしないんですか?」
「そんなこと言われてもねぇ。別に何かしなきゃいけないわけじゃないし宗教が違うから無理にしなくてもいいかなって思っててしたことないんだよね」
「なら今年はクリスマスパーティーしてみませんか?」
「それはいいんだけど何を用意したらいいか私分からないわよ?」
「それなら大丈夫ですよ兄さんと話し合って決めますから」
「ほんと?助かるわ。白雪たちも楽しんでくれるようにしなくちゃね」
そんなわけで今年は星伽神社でクリスマスパーティーをすることに決まった。
そして12月24日クリスマスイヴの日
今日は兄さんが仕事の休みを取れたようで一緒にパーティーを楽しめることになった。
「キンちゃん何作ってるの?」
「白雪か、今はケーキを作ってるんだ」
「ケーキ!?キンちゃんケーキ作れるの!?」
「あっああ、作れるけどたいしたものは作れないぞ。そんなに期待されても困るんだけど」
「でもケーキ作れるなんてキンちゃんすごいね。でもなんでケーキ作ってるの?」
特に秘密にする必要もないので話すことにした。
「白雪は今日がクリスマスイヴだって知ってるか?」
「うん。知ってるよ」
「だからさ、今日はパーティーをしようと思ってな。今はその準備をしてるところなんだ。もちろん美雪さんの許可はもらってるから大丈夫だ」
「じゃあキンちゃん、何か私にも手伝えることとかない?…キンちゃんのお嫁さんとしてこれくらいのお手伝いは出来るようにならないといけないしね」ボソッ
「なら白雪、これをまずは洗ってくれないか?」
「うん。わかったよ」
白雪が手伝ってくれるようなので白雪にも手伝ってもらい準備を進めることにした。
そろそろ夕飯の時間なので白雪の妹たちも居間に集まってきた。
「お姉様、何だか今日は何時もより豪勢ではありませんか?」
粉雪が言うように他の妹たちの疑問に思っている子は多いようなので説明することにした。
「今日は世間ではクリスマスイヴだからね。今までしたことがないようだし今日はやってみようかなって思ってね」
「世間ではそんな日があるんですか?私初めて聞きました」
「あ、そういえば基本外に出ないから今日がクリスマスイヴだって知らない子がいてもおかしくないよね」
「まあみんなで楽しく遊んだりご飯食べたりする日だって覚えておいたらいいと思うよ」
「そろそろ兄さんが来る頃だと思うけど…」ガラガラ
どうやら兄さんが来たようなので玄関に出てみると
「あっキンジ来たよ~。ねえねえどうかな?この格好似合う?」
ミニスカサンタの格好をしたカナがいた。
「に、姉さんなんでサンタの格好してるんだよ!?」
「えっ?だってクリスマスパーティーでしょ?ならサンタ役の人が入るじゃないの。だから私が着てるんだけど何かおかしいかな?」
「いや、まあそうなんだけどさ…」
どっちかと言うと何故兄さんがカナの姿で来たのかが気になるんだけど、カナに聞いても兄さんの時の記憶がないから聞けないしなぁ。
「それよりどう?似合ってる?」
「え?あぁ似合ってるよ姉さん」
「ありがと~キンジ!!」ガバァ
「ちょっ姉さん!?いきなり抱きつくな!」
「あらカナちゃんいらっしゃい。もうみんな待ってるわよ」
「あ、はーいお邪魔しまーす」
とりあえず姉さんが来たのでクリスマスパーティーが始まった。
「まだ始まった時はよかったんだけどなぁ」
「確か粉雪の一言が始まりのきっかけだったよね」
「粉雪が懐くようになったのはいいけどきっかけがなぁ」ハァ
俺はその続きを思い出しながらため息をはくのだった。
「ふと思ったんですけど、カナ様があんなにきれいになるならキンジ様も女性の恰好をすれば女性らしくなるんでしょうか?」
この一言で場の空気は凍り俺はいやな予感がした。
「そういえばそうねぇ。確か白雪の服のサイズが同じぐらいだから試しに着てみましょうか」
「よしっキンジ、お化粧はお姉ちゃんに任せなさい。立派な女の子にしてあげるわ」
「ちょっと待て!?えっちょっダ~レ~カ~タ~ス~ケ~テ~」ズリズリ バタン
こうして俺は姉さんに連れ去られていった。
「粉雪、後でキンちゃんに謝ろうね?」
「はい。さすがに今のは私が悪かったです」
私が粉雪たちとキンちゃんたちが戻ってくるのを待っていると
「ふふふ、流石キンジ。私の弟なだけあって女装姿も似合ってるわ」バタン
「えっカナさん!?どうしたんですか!?って鼻血出してる!?粉雪、ティッシュ持ってきて!!」
「あっはい!わかりました!」
「カナさんなんで鼻血出したんだ…ろ…」
カナさんが出てきた所を見てみると、そこにはカナさんに似たとても可愛らしい女の子がいました。
「ねえ白雪、このキンジ君すごく可愛くない?あっでも今は女の子だからカナエちゃんのほうが良いかしら?」
「え?キンちゃんなの?」
私はキンちゃん?に聞いてみると
「しっ白雪、こっち見るな~///」
キンちゃんもといカナエちゃんに涙目上目遣いで見られて
「かっかわ…い…い…」バタン
「お姉ちゃんティッシュ持ってき、お姉ちゃーん!?」
という声を上げる粉雪の声を聞きながら意識を失いました。
「そういえば私が気絶した後ってどうなったの?」
「あーあの後は粉雪たちにすごい気に入られたみたいでな、みんなにカナエお姉ちゃんって呼ばれながら一緒に遊んでた」
「いいなぁ粉雪たち、カナエちゃんと一緒に遊んでたんだ~」
「ところでなんで急にそんなこと聞いたんだ?」
さっきからなんでそんなこと聞いてくるのか聞いてみると
「実はさっき粉雪からメールがきてね。ほらこれ」
白雪に差し出された携帯を見てみると
From 粉雪
件名 今年のクリスマス
お姉様、今年のクリスマスにはお姉様とカナエお姉様は来て下さるのでしょうか?
出来れば教えていただけないでしょうか?
「勘弁してくれー!!」
俺はただそう叫ぶことしか出来なかった。
「あーんカナエちゃん可愛いです~」ウットリ
「カナエとても可愛い。写真に収めなきゃ」カシャカシャ
「なんか変なやつが現われたわよ」
「そこの変な人は放っておいて下さい。後一回間違えて途中で投稿してしまいました。申し訳ありませんでした。まぁ見てる人がいるかは知りませんが」
「そういえばお気に入り登録がいつの間にか90人超えてたわよね」
「そうなんですよ~。最近投稿していないはずなのに増えてたんで驚きました」
「後ついでに軽くだけどこの作品のキンジの見た目の紹介をするわよ」
「髪の色は少し青みがかった黒、簡単に言えば紺色ね。目は琥珀色。髪型はカナとほぼ同じ髪型で、全体的に原作キンジに比べて優しそうな雰囲気をしているわ」
「ちなみにここで出てきた小学3年生のキンジは原作のキンジとあんまり変わらない髪型なんですよね~」
「その後の出来事のせいで髪を長くするんですよね」
「そんなことはおいといてさよーならー」
「次回もお楽しみに~」