精霊のキンジ   作:月季

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「先週は本編ではなく短編を書いたわけだけどあの短編って続くのかしら?凛祢何か知ってる?」
「うん、あれはこの作品の作者である月季さんが『本編ネタが思いつかない』って時や『区切りがいいし短編を書こうかな』って時に書く、更新を続けるための救済処置又は気まぐれの場所だよ」
「あそこって主に何を書くんですか?」
「あそこはキンジ君のちょっとした過去の話や、私たち精霊の日常を書くらしいよ」
「そう。ところであのサブタイトルって何?」
「あれは文字どうり『チャリジャックの被害者は…』っていう意味なんだけど」
「原作どうりにキンジさんが被害に会うんじゃないんですか?」
『あの作者が他のを思いつくとは思えないんだけどね~』
「まあ見たほうが早いだろうしさっそく見てみようか。本編、スタート!!」


チャリジャックの被害者は…

「キンちゃん、私今日から合宿に行くんだけどその前にキンちゃんのことを占ってみたら『乗り物に注意』って出たんだけど、何か心当たりとかってある?」

「そんなこと言われても乗り物って自転車かバスぐらいしか最近乗ってないぞ?」

「ならキンちゃん、しばらくは歩いて登校してくれないかな?」

「まあそれぐらいなら別にいいぞ。白雪の占いってよく当たるからな、注意して置くに越したことはないからな」

「ありがとうございますキンちゃん様!!」

「そろそろ合宿の集合時間になるんじゃないか?」

「あっほんとだ。じゃあキンちゃん、行ってきます」

「あぁ、行ってらっしゃい」

 

 

 

 

「ってことがあったから今日も歩いてきたんだよ」

「だから今日も遠山君は歩いてたんだね」

俺は今朝あったことを不知火に話していた。

「だけど遠山君、そんなに星伽さんの占いって当たるの?」

「あぁ、前に白雪にに聞いたが95%の確率で当たるらしい。それに俺も白雪の占いが外れたとこを見たことがない」

「それはすごいね。今度僕も占ってもらおうかな?」

「やめたほうがいいと思うぞ。あれは当りすぎるから結構怖いんだよ」

白雪が兄さんに水難の危機にあるなんて言った一週間後に兄さんは任務のせいで船と一緒に沈んだしな。

「ところで不知火、武藤はまだ来てないのか?いつもならもう着いていてもおかしくない時間のはずなんだけど」

「そういえばそうだよね、武藤君まだ来てないみたいだし何か遭ったのかな?」

「ん?周知メール?チャリジャックが起きた?なぁ不知火、この画像に映ってる奴ってさ武藤に似てないか?」

「でも武藤君って自転車持ってたっけ?」

「いや、あいつならバイクとかに乗る気がするよな」

不知火とチャリジャックの被害者について話していると先生が来たみたいでHP(ホームルーム)が始まった。

 

 

 

 

「ようキンジ、お前に言いたいことがあるんだが……」

「おぅ武藤、遅かったな一時限目はもう終わったぞ」

一時限目が終わってから着た武藤は何故か俺を親の敵を見るような眼で睨んできていた。

「武藤君遅かったね。もしかしてチャリジャックの被害者って武藤君だったりする?」

「ああそうだよ。バイクが整備中なのを忘れていて遅刻をしそうだからキンジの自転車を借りたらチャリジャックに会ったんだよ!」

「遠山君、自転車に爆弾が付いてたって知ってた?」

「いや、知らなかったよ!てか一昨日ぐらいから触ってもねえからな!!あと武藤何勝手に人の自転車使ってんだよ!!先ずそこからおかしいだろうが!!」

「知るかそんなこと!!キンジてめえ俺に何の恨みがあるんだよ!!表へ出ろ!!轢いてやる!!」

「なんで俺が悪者みたいな扱いを受けてんだよ!お前を窃盗罪で捕まえてやろうか!」

「何だとこの野郎!!」

 

 

そのとき不知火はこう思った。

「星伽さんの占いってほんとに結構当たるんだね。というより武藤君は完全に自業自得じゃないかな…」




「チャリジャックの被害者は武藤君でした。どう、分かった人はいるのかな?」
「一回もそんな質問してないでしょうが。それに分かった人がいたとしてあんたはどうするつもりなわけ?」
「えっ?何もするつもりはないけど?」
「え?」
「え?」
「「………」」
「まっまぁこの話は置いときましょうか」
「そうだね。ところで四糸乃ちゃんはこの話について聞きたいことって何かある?」
「えっとあの…、武藤さんってどうやって助かったんですか?」
「それはあれだよ、原作とほとんど変わらないよ?」
「そうだったんですか」
「まぁそろそろ閉めるよ。来週も楽しみにしててね」





「また、短編にならないようにしないとね?」
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