囁いている、の誤字訂正をおとり先生さん。
ダサクリ二作品の誤字訂正をhibikilvさん。
本当にありがとうございます。
しかし体の内側がズタボロな感覚・・・保健室に湿布でも貰いに行くか。
ああ、そう言えば他にも怪我してた奴いたな。
「おーい緑谷くーん、保健室行こーぜー」
「え、う・・・あ、うん」
「なーに呆けてるのよ緑谷君。指痛いん?」
「い、いやそう言う訳じゃないけど・・・なんていうのかな、色々気が抜けたって言うか」
「除籍の件?あれマジだと思うよ?ガッツ見せたからこれからに期待されたんだよ」
「えっ、そ、そうなの?」
「あくまで俺の主観だけどな。さあ行こうぜー」
クルッと踵を返して校舎へゴー。後ろから足音も聞こえているので無事ついて来ているだろう。
「あれ?星遠、どっか怪我してんの?」
「あー耳郎さん、俺個性の反動で筋肉痛が酷いから湿布でも貰いに行こうって」
「光出す個性なのに筋肉痛?」
「企業秘密」
「・・・ってか、緑谷?と仲良かったんだ」
「まあ入学前からのな。足痛いからちょっと急ぐわ」
後ろからの「気を使いなよ」と言う声を背中で受けながら親指立てて見せつけておく。
「凄いね星遠君、もう友達出来たんだ」
「入試の時に知り合って、偶々入学前に一回会ってね。彼女は耳郎さん、サバサバしてて付き合いやすいタイプ」
「そうなんだ。僕、その、友達いなくて」
「え?俺は?」
「え?」
「・・・そうか、俺は友達じゃなかったのか」
衝撃の事実!俺氏緑谷君に友人と認識されていなかった!
「あ、えっと、友達いなかったから・・・どんななんだろう、って」
「あ、そういう事。じゃあ今から友達な!」
悲報、緑谷君友人という概念を理解できていなかった模様。
な、なんて悲しい人生なんだ。いやまあ俺もこの間まで友人なんていなかったけど概念自体を理解できていない訳じゃなかったし。
おのれあの爆発金髪毬栗、緑谷君によろしくない影響を与えているようだ。なんか機会があったらぶっ潰す。
そんな決意をしつつ保健室につき、リカバリーガールから湿布をもらって足に貼りつつ、緑谷君とリカバリーガールの話を掻い摘んで聞く。
リカバリーガールの個性は「怪我を治す」ものであるが治療を受ける者の体力と引き換えに治癒するというモノであり「大怪我を治療すればそれ相応の体力を使い、最悪死ぬ」と言うことだ。
つまり俺の場合、全身からかなりの出力のビームを出したりすれば全身火傷で、それをリカバリーガールに治療してもらうと多分死ぬ。と言うことだ。
と言うかどういう状況だよ、全身から最大出力のビーム出すって。
その前に、俺が何故光るかと言う点についての疑問なんだが、既に解消済みだ。
前に紙で手を切った時にノリで傷口を光らせてみたのだが、傷口の断面が光り出した。
それだけではなく傷から流れる血まで光を出し始めたのだ。それだけならまだ分かる。
既に流れて木製の机の上に染み付いた血まで光り出すという珍事に発展した。
教師からは怒られるわ事情説明要求されるわで大変だったな・・・いやー懐かしい。
話を戻すが、つまるところ・・・俺の細胞その物が光る力を持っている、と言うことだ。
自分でもどういう事か分からないし、詳しく理解しようとしたら多分訳の分からない個性の派生の仕方をする事になるから考えたくない。全身の細胞が光を出すとかどういう事なの・・・どういう事になるの・・・
余計な事は考えないように買い食いするか。
その後は特に何かあるでもなく無事学校行事が終わり。解散となった。
訳だが、
「耳郎さん耳郎さん、飯食いに行かない?」
「今日は、食べるよ?」
「たーんと食え」
「おーい皆、今日は星遠のおごりだってさ!」
「え、ちょ、まって!」
耳郎さんの声で集まったのは男子五人、女子三人。
「男には奢らねーぞ!どれだけ食うか分かったもんじゃないからな!」
「それでも女子には奢るんだ」
「男に二言は無い!このまま貫き通す!」
「星遠!初めて話すが男らしいぜ!」
「褒めても奢らねーぞ!で、なんて名前なのか分からないから全員名乗れ!俺は星遠輝永だ!」
「俺ぁ切島鋭児郎」「峰田実」「上鳴電気」「瀬呂範太だー」「尾白猿夫だよ」と男性陣。なんか、濃い。こっち来てない奴らも濃い。緑谷君と轟君は帰っちゃったかぁ。
「じゃ、ウチ。耳郎響香」「芦戸三奈!ゴチになりまーす!」「蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんって呼んでね」「葉隠透だよ!」こちらも濃い。全身ピンクガール、カエルガール、なんか一人透明な奴いるけど、あれ、俺なら頑張ったら見れるんじゃね?と思って目から光を出して視覚を強化して見たら・・・なんか歪んでる。なんか光が避けられてる・・・
透明。それは単純に光がすり抜けるのか、体を迂回して後ろの光景を光に乗せて透明に見せているか、の二択だと考えていたがどうやら後者の上に体の表面を綺麗になぞりながら真後ろの光景を写しているんだろう。
個性ってのは本当に訳が分からない。俺も頑張れば同じような事が出来そうで怖いなー。
「あ、あの!私もご一緒してもよろしいでしょうか!」
長い髪を頭の側面で一纏め、サイドテール?にしている物凄いボリュームのある女の子がやって来た。
いやー、マズい。ちょっとかーちゃんに似ててタイプなんですけどこの子ー。ま、かーちゃんは毛先天パで全然違うけど雰囲気がね、こうね・・・男ってのは何時まで経ってもマザコンなんだよぉ!
そう、俺の貯めて来た小遣いが昇華する時が来たんだよ・・・ただそれだけだ。
「いや、何突然遠くを見てるのさ。なに、財布の心配?」
「そっちは大丈夫。雄英最高」
思わず呟いたが耳郎さんは首を傾け、そして峰田と名乗ったちっこくて頭にボールがくっついてる奴がこちらをガン見しながらそっと右手を突き出してから親指を勢いよく立てた・・・そうか、こいつだったのか。あの時の声。
アカン、ガッツリ食べる男二人。俺と切島君と同じくらい食ってる芦戸さんと途中で参加してきた八百万さん・・・マジかよ、おいマジかよ・・・
「え、えっと、先に弁解させて頂きたいのですがよろしいでしょうか」
「あっはい、どうぞ八百万さん」
とは言っても他の連中は直径一メートルジャンボパンケーキ五段重ねを四人で挑戦している、十分以内で食べ終えられれば無料!一個六千円。にチャレンジしてるみたいだから聞いてないけど。
この店の恐ろしいのは「個性に合わせて制限時間を変える」所だ。個性によっては一分以内とか余裕だし・・・てかなんでこんな道楽してんのこのファミレス・・・
「私の個性なのですが、先ほどバットを貸しましたよね?アレを生み出すエネルギーがカロリーなのです」
「つまり、色々創るとめっちゃお腹が空く、と」
「そうなのです。今日は、様々な物を作りましたのでいつもよりも・・・」
「まあ、気にせず食べてくれ。パフェでも頼もうか?」
「いえ、私の食べた分は私が出しますわ。それに、こういう所には初めて来たので感謝していますわ」
「・・・じゃあ普段食べてるものと比べてあんまりおいしく無いよね?」
「いえ?普段食べない味なので楽しいですわ」
美味くないよね?って聞いたら楽しい、って帰って来た時の俺の心情を述べよ。
頼む、誰か俺が今どんな顔をしているのか教えてくれ。
リカバリーガールの個性の反動の話。
伏線っぽいもの。
耳郎さん誘ったらなんか集まった。
八百万さんマジ八百万さん。
多分前回六位とかになったのは多分朝に予約投稿したらからだ。だから多分書き終えた直後頃に上げたら多分ランキングの上の方に行かないんじゃないかな多分。