記憶と知識とそれから才能?   作:不比等藤原

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過去なので読み飛ばしてもオッケーです。すいませんすいません!


4、追憶的な~~1~~

朝日が差し込み、鳥のさえずりで目を覚ます。

時計を確認すると6時25分いつも通り目覚ましの5分前だ。

 

「……眠い」

 

かといって眠くないかというとそれは別問題である。

 

2日前、あの事件の後お嬢様の家に行き挨拶をすませてから一晩泊まらしてもらい、その後この家に案内された。

 

え?なんで同じ家じゃないか?

それはほら、俺はコナンみたいにご馳走を前に我慢し続けるとか無理だから。

 

いや、マジですごいと思うよコナン、普通我慢できないわ〜〜

まあ、後は色々だね。うんうん。

 

 

 

 

 

「明日から小学校……か」

 

そう、明日から小学校である。

え?名前?ハハハハ、もちろん帝丹さ!!

 

 

こうやって考える時間あるのも今日がラストかな?

明日からは忙しくなりそうだ。

 

と言うわけで、今日はベッドで1日考える日にしよう。

うん、そうしようそうしよう

 

というわけでお休み!!

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

《目を覚ますと、知らない天井。

ああ、これは覚えてる。俺が”憶えている”最初の記憶だ。》

 

《多分すぐに》

 

「どうやら頭に問題があるかもしれないね」

 

《ほらきた、何回も同じ夢を見るのはやっぱりトラウマになってるのかな?》

 

「…いきなりバカにしないでくれます?」

 

《言おうと思ってもない事が口から出ていく。

夢だからか記憶だからかしらないけど変な感じだ。》

 

「ん?……あぁ、ハハハそういう意味で言ったんじゃないよ」

 

「……」(ジトー)

 

じゃあとんな意味があるんだよ

 

《うお、考えも蘇る感じかこれはなんか気持ち悪いな》

 

「ココだよココ」トントン

 

医者が自身の頭をつつく疑問に思い自分も頭を触ると、布の感触。

 

これは……包帯??

 

「なんで包帯が?と言う顔をしているね。

簡単だよ、君は怪我をしたんだ。」

 

「……はぁ」

 

「憶えてないかい?」

 

「……はい、さっぱりです」

 

医師?の顔が少し険しくなるのがわかる。

 

「ふむ、自分の名前はわかるかい?」

 

「上野瑞樹です。」

 

「ふむ、誕生日と血液型、それとここは何処だかわかるかい?」

 

「11月7日、O型、ここは……病院ですよね?」

 

「なるほど、ではこのペンで何か書いてくれるかい?」

 

と言いつつ、出してきたのはペンライト

 

「……えっと、これペンじゃない…ですよね?」

 

「ほうほう、なるほどね。では最後にこのペンで何か書いてくれるかい?」

 

次はちゃんとボールペンを渡してきたので、とりあえず名前を書く

 

「ありがとう、暫くゆっくりしていてくれ」

 

そう言って、部屋から出て行く男の医師っぽい人

 

「……なんだったんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

暇である、とてつもなく暇である。

怪我?をしたらしいけど全く覚えていない、

かといって何もわからないかといえばそうでもない、

まずは名前、上野瑞樹、5人家族の末っ子上には兄と姉がいる。うん、ちゃんとわかるよしよし。

 

 

自問自答をしてたら女性が部屋に入って来ようとドアを開けたようだ。

30代後半くらいの人だ。看護師ではないっぽい。まあそれは別にいい、問題はこの部屋には自分以外いないという事だ。おそらく部屋を間違えてしまったのだろう。

とんだうっかりさんである。

 

はぁ、しゃあないな、紳士な俺が教えてあげよう

 

「あの、部屋を間違えてませんか?

ここの部屋俺しかいないっぽいですよ?」

 

女性の表情が変わる、驚愕と、不安かな?

 

これはまずいな、おそらくあの不安は恥ずかしさを気取られていないかというところからのものだろう、なんとかフォローしないと。

 

「僕もたまにしちゃうんですよね。全然知らない人に話しかけちゃったり、だから気にしなくてもいいですよ?」

 

女性の表情がまた変わる、あれ?笑ってくれるかと思ったら泣きそうなんですけど、なに?俺、気づかない間にそんな名演説しちゃった?

 

あ、違う?やっぱり?わかりますわかります。

 

「あの、何か辛いことでもあったんですか?

僕でよければ聞きますよ?」

 

ついに声を殺して泣き出してしまった。

 

えーー!?なんで!?

むしろ俺が泣きたいんですが!!

え、俺なんか悪いこといった??

言ったんですか、そうですかそうですか、

 

……

以後気をつけるのでどこらへんか教えてくれません?

 

 

 

 

 

 

 

女性がよろよろと出て行くのを呆然と見送るしかできなかった自分に嫌気がさしてるナウです。

 

でもなんで泣かれたんだろう?

1、俺が悪いことをいった

2、ここに来る前に何かがあって優しくされて限界だった

3、……うん、思い浮かばないな

 

やっぱり2かな?でもじゃあなんで部屋から出ていったのか、だよね

うーん、あっ!泣いている姿を見られたくなかったのか!だから部屋に入って驚愕して、泣いてしまったけどあまり見られたくないから出ていったと……

 

うん、ないな、そもそも名札があったはずだし、

仮になかったとしてもそんな部屋を都合よくは見つけられないだろう。それに外に行った方が人に見られる。

 

 

 

となると、やっぱり俺が原因か?

えー、そんなバカなー、んなわけないって!

ハハハハハ✨✨

 

うん、ごめん、まあそれしかないよね。

 

そうですか、俺ですか、なるほどなるほど、

 

 

 

 

 

さっぱりわからん!!

 

あ、もしかしてあれかな?

心を落ち着けようとしたらいきなり現れた男に同情され、わかったようなことを言われて悔しくて泣いてしまったとか?

ハハハ、そんなバカなー…

 

 

 

………うん、ありそうだな。ええ?じゃあまじで俺のせい?俺のせいですか?ああ、俺のせいですか。そうですかそうですか。

 

 

 

とりあえずあれだな、次会ったら全力で謝ろう。

 

 

 




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