オリジナルの時とは設定・展開が大幅に変化していますが、そこもご了承済みですので。氷蒼・Eさんとの協力の元設定を作り直しています。氷蒼・Eさん、本当にありがとうございます。こちらの作品の方もよろしくお願いいたします。
あと、これは作者公認のクソ小説ですので、気分を害された方は、ご覧になるのをやめることをおすすめします
永遠との邂逅、
ISが台頭するきっかけになった白騎士事件。
この事件が世界のあり方と少年の運命を大きく変えてしまう・・。
牢獄
ここに少年がいた。
名を織斑一夏。
ブリュンヒルデ・織斑千冬の弟である。
「くそ!何でなんだ…!何で俺がこんな目に合わないといけないんだ!?俺が何をしたんだ?」
悪態をつく一夏。
一夏は世界を変えた張本人の姉が嫌いだった。
どこに行っても自分を見てもらえず世界最強の姉の弟だからできて当然という考えと過度の期待に嫌気が刺していた。
「ふん、あなたならできるでしょう?なんてったって千冬様の弟なんだから」
「千冬様にできてあなたができない訳がないよね?」
「あなたはあの千冬様の弟でしょう?どうしてできないの?」
さらに姉が何をしているかは知らずあまり家にも帰って来なかった。
たまに帰って来るが話をしたことはあまりない。
(どいつもこいつも俺自身を見ようとしない・・!俺は千冬姉じゃない!織斑一夏って人間なんだ!)
考えにふけっているとそんなドアを開ける音が聞こえてきた。
扉を見るとそこにいたのは白の鎧を纏った黄色の複眼、袖が赤の仮面ライダーエターナル・レッドフレアとマスカレード数人だった。
「何で俺を誘拐したんだ!?」
「答える義理はねえな!拐ってこいとしか聞かされてなくてなぁ!おい!」
マスカレードが一夏に触れようとした瞬間・・。
《ビッグ・プリーズ》
ドアを破って巨体な手が現れ、エターナルとマスカレードに巨体なデコピンを食らわした。
破られたドアの向こうにいたのは、赤い宝石のような複眼に黒いローブを基調とした戦士がだった。
「何だテメェ!」
「仮面ライダーウィザード・・さぁ、ショータイムよ」
「ふざけやがって‼」
ウィザードと名乗るライダーにエターナルは突っ込んでいく。それに対しウィザードは華麗に避け、右手に着けた指輪を掌の形をしたベルトにかざす。
《コネクト・プリーズ》
するとウィザードの隣に赤い魔法陣が現れ、そこに手を突っ込んで引くと、魔法銃剣ウィザーソードガンが現れた。
「そんなこけおどし!」
「はぁぁ!」
襲いかかるエターナルの攻撃を、ソードガンで受け止める。
「やあっ!」
ウィザードはエターナルを突き放し、ソードガンで斬りつける。
「ぐあっ!くそったれ…!」
《エターナル・マキシマムドライブ!》
怯むエターナル。だが再びウィザードに向かって右手に赤い炎を纏って殴りかかろうとする。
《ディフェンド・プリーズ》
それに対しウィザードはディフェンドの魔法を使用し、正面に赤い炎の魔法陣を作る。エターナルの拳は魔法陣を突き抜けるが、炎は消え失せ、攻撃は止められてしまった。
「はあっ!」
「ぐおっ⁉」
ウィザードに回し蹴りを食らい、エターナルは吹っ飛ばされ、変身が解除される。
呆然とする一夏の前にロストドライバーとエターナルメモリが転がる。
ドライバーとメモリを拾い、メモリに目を向ける一夏。
するとエターナルメモリから鼓動を感じた。
(何だこいつ…?もしかしたら…)
「そいつを返しやがれ!おい!奪い返せ!」
女性の命令を受けたマスカレードが一夏に襲いかかる。
(指輪の交換が間に合わない…!なら…)
指輪の交換が間に合わないと判断したウィザードは一夏に言った。
「ドライバーを装着してメモリを起動して!」
一夏はウィザードの言う通りロストドライバーを装着してメモリを起動。
《エターナル》
「変身!」
《エターナル》
メモリを差し込んで展開。一夏はエターナルRFに変身。襲ってきたマスカレードを払いのける。
「そうかわかる…こいつの力はこんなもんじゃない…」
「あぁ!?」
だが一夏にはわかっていた。
これがエターナルの本当の力ではないと。
「違う…!エターナル!お前は俺を待っていたんだろ!だったらお前の本当の力を俺に見せてくれよ!」
一夏の呼び掛けに答えたのか波動を再び纏って腕とアンクレットが赤の炎から青く燃える炎に変わり、胸、左腿、右腕、背中に合計24のマキシマムスロットが設けられたベルト・コンバットベルトが装着され、あらゆる攻撃を無効果にするエターナルローブを纏った姿になる。
「何だその姿!俺の時はそんな姿にならなかったのにどうしてだ!?」
「エターナルは彼を選んだ。あんたが変身していたのは、所詮紛い物だったのよ」
ウィザードの言葉に続くようにエターナルは言う。
「そうだ…今エターナルは、正真正銘俺の物になった。俺が変身した蒼いこの姿が本当のエターナルだ!」
叫びと共に纏っていた波動が晴れる。
これがエターナルの本当の姿・仮面ライダーエターナル・ブルーフレア。
「さあ、何を出してくれるんだ?」
エターナルが指を鳴らすと手にUのメモリが現れる。
エターナルはそれを腰のスロットに装填。
《ユニコーン・マキシマムドライブ!》
エターナルの右手に渦のエネルギーが纏われる。
「おらぁ!」
その拳でマスカレード数体を殴り爆散する。
「くそ!テメェは必ず殺してやる!覚えていろ!」
女性は牢獄から出ていく。
それを見届けた後二人も変身を解く。
「セリス・・!」
「初めてのはずなのに…エターナルをあそこまで使いこなすなんて。織斑君のセンスはすごいわ」
ウィザードの正体は同じクラスの女子、セリス・スカーレットだった・・
(綺麗だ・・)
十六夜の月明かりに照らされたセリスは、そのスタイルも相まって美しさを引き出していた。
「さぁ、早く脱出しましょう」
「あ、ああ…わかった」
その後セリスと共に脱出した一夏。
入れ違いでモンデグロッソの決勝を放棄して助けに来た千冬が来るが既にもぬけの殻だった。
「一夏、一体どこに・・」
その後セリスの祖国、アイルランドで過ごす事になった一夏。一応、亡命のような形ではあるが。
「いいのか?お金とかは・・」
「いいのいいの。気にしないで。」
「本当にいいのか?…悪い。じゃあ、遠慮なく…」
誘拐されて神経が張り詰めていたのが切れたのか、一夏はすぐに眠り久しぶりにゆったりと過ごした。
セリスの実家は、ISの会社だ。そこで一夏は開発中で、今まで起動することが出来なかったIS『クォンタム・ブレイド』と出会った。
セリスが、一夏がセリスの実家がどんな所か見たいということで連れてきたのだ。
「触っていいですか?」
「構わないよ。ケガにだけ気をつけてね。」
整備士の許可を貰い一夏がクォンタムに触れた瞬間、一夏の頭のなかにデータが流れ込んできた。
そしてクォンタムが一夏に装着された。
「ウソ・・?」
「今まで起動すらしなかったのに・・。」
今まで起動しなかったクォンタムが起動したことと起動したのが男であることに所員たちは大混乱。
一夏はクォンタムが自分に馴染む感じがした。
(まさか…待っていたのか・・?)
アイルランド政府にこの事を話すとこの事実を発表しないとの通達があった。
一夏は不思議に思い話を聞くと・・。
「私たちは人間を売るような真似はしない。少なくとも我がアイルランド政府は君の味方だ。」
しかもそれを言ったのは大統領。一夏は話を聞いて涙を流した。
セリスの会社の人たちは他国の自分を家族のように暖かく接してくれたしISの協定についても細やかに教えてくれた。
「何から何までお世話になりました。大事なISまで貰ってしまって。」
「気にしなくていいよ。それは君が持つべき物だ。」
「またいつでも来なさい。君なら大歓迎だ。」
「はい!ありがとうございます!」
その後一夏は、日本に帰国。セリスも一夏の保護する名分で同行し、千冬から離れて寮生活を送ることになった。日本に戻ってからは、学校の合間を縫って、セリスとの訓練に励んだ。
「一夏!その調子!」
「おう!」
一夏がISを起動できることを知った親友の五反田弾も協力者となり一夏とセリスをサポートしてくれた。
そんな感じで時が過ぎ、ある日の事。
一夏はセリスを呼び出した。
教室
誰もいない教室で一夏を待っているセリス。
「何・・・一夏?」
そこに一夏が入ってくる。
「ごめん、待たせた」
「どうしたの?何の用であたしを呼び出したの?」
一夏は軽く深呼吸をした後セリスに切り出す。
「セリス、俺はお前が好きだ。付き合ってくれ!」
セリスはその言葉を聞き、涙を流し一夏に抱きついた。
「あたしも一夏が好き・・!抱きしめて・・!ずっと離さないで・・!」
「セリス・・もちろんだ。俺がお前を守る」
「あたしも一夏を守る。もう一人はイヤなの・・!だから離さないで・・!永遠に…!」
「ああ。」
二人は顔を近づけキスを交わした。
セリスの本当の気持ちを知った一夏は改めてセリスを守ることを決意。
誰にも知られず交際を始めた二人。
進路を決める時期になりセリスはIS学園、一夏は愛越学園を受験する事になった。
「そっか。一夏くん愛越学園っていうところを受験するんだ。」
「ティア、一応卒業したらうちに来るって言ってたわ。」
「ふ~ん、その時が来たら結婚だね♪」
「も、もう・・///」
日本の家で親友兼整備士でIS学園受験のために来日したティアナ・ストラトスとセリスのIS『クォンタム・エイム』の調整をしながら話をしていると・・。
世界初!ISを起動した男!織斑一夏!
とニュースで流れた。
ニュースを見たセリスとティアナの二人は、思わずずっこけた・・
設定を変えているので、投稿は少し遅めになると思いますので、ご了承下さい。
セリス・スカーレット…イメージCV:茅野愛衣