Re:IS~深緑の狙撃姫~   作:風来のがばお

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前回のあらすじ


正体バレんの早すぎワロリンヌヽ(´ー`)ノ

警戒しろよアホリンヌ┐(´д`)┌ヤレヤレ




真紅のウィザード

放課後

 

「新型の調子はどう?」

「うん。順調にいってる。あの子も実戦に出たがってウズウズしてる」

 

簪のISの調整は問題なくいっているようだ。ティアナは簪の様子に安心した。そこへ…

 

「キャハハ、君たちがウィザードかエターナル?それとも幽霊ライダー?」

「…⁉簪ちゃん、逃げるよ!」

「うん…!」

「逃がさないよ!」

 

羽眼魔が現れ、逃げようとする二人に羽眼魔は羽弾を射出する。だが羽弾は当たることなく撃ち落とされる。二人は何事かと撃ってきた方向を見ると、そこにはISを纏ったラウラがいた。

 

「私が相手だ。下がっていろ腑抜け」

「…行こう、今は逃げないと」

「けど…」

 

ティアナは渋る簪の手を引いて建物の陰に逃げ込む。人がいないことを確認したティアナは、セリス達に連絡をする。

 

「ムダだよ。ケガしないうちに早く逃げた方がいいよ?」

「ふん、あんな奴らでなくとも私で充分だ!」

 

ラウラはレールカノンを放つ。羽眼魔は一歩も動かず、直撃した。

 

「ふん、他愛も…「他愛もないと君は言う♪」…何!?」

 

煙が晴れると、そこにいたのは無傷の羽眼魔だ。

 

「バカな!直撃だったはずだ!?」

「ちょっと痛かったよ♪というわけでお返し♪」

「ぐあぁ‼」

 

羽眼魔は羽弾を放ち、ラウラの体にキズが付く。ラウラは絶対防御を越えてダメージを与えたことに驚く。

 

「私にのISにキズが…⁉」

「わかった?ISが最強なんて言われてるけど、所詮兵器の域を越えてない。だからこんなに簡単に絶対防御を越える事ができるの」

 

さらに羽眼魔は羽弾を放つ。しかし、それはラウラに当たることはなかった。

 

《トリガー・マキシマムドライブ》

 

「それに関しては同意だ」

「あら、あなたがエターナル?待っていたよ♪」

「お前みたいなのに好かれる趣味はない。お前は邪魔だ、下がってろ」

 

エターナルが現れ、ローブで羽弾をトリガーのマキシマムで防御していた。建物の陰からそれを簪達は見ていた。

 

「仮面ライダー…エターナル…」

「そう、全てのメモリの頂点に立つ能力を秘めたエターナルを操るライダー、仮面ライダーエターナル」

「織斑くん…」

 

グラウンド

 

「ふっ!はっ!」

「あはは、いいね…さて…君の正体を暴かせてもらうよ♪」

 

肉弾戦を挑むエターナル。羽眼魔は執拗にエターナルのロストドライバーを狙うように攻撃を仕掛ける。

 

「っ!?悪趣味だな!」

 

エターナルはそれを防御しながら戦っているので指を鳴らす暇がない。

 

切札(ジョーカー)を使うか…?いや、この程度で切ったらダメだ…)

 

エターナルは一瞬ジョーカーを生成しようかと考えたが、すぐにその考えを改め、エッジで攻撃する。エッジによる攻撃なら、少しダメージが入るようだ。

 

「やるな」

「まあね。そこのより全然楽しいよ♪」

「貴様!」

 

そこの呼ばわりされたラウラはレールカノンを乱射。

激昂しているので、照準が全く合わずに外れた弾丸は校舎を破壊する。

 

「この!この!」

「バカだよね。頭に血が登ってる状態でバカすか撃っても当たる訳がないし」

 

ラウラのレールカノンは羽眼魔に当たらず、校舎を破壊していく。さすがにエターナルも見ていられず、ラウラを止めるためにエターナルメモリをエッジにセット。

 

「いい加減にしやがれ!学校を破壊する気か、このバカ野郎!」

 

《パペティアー・マキシマムドライブ》

 

「な、動かん!なぜだ!?」

 

エターナルは左手から糸を放ち、ラウラのIS、シュヴァルツェア・レーゲンに付着し、動きを止める。エターナルは指を鳴らしてユニコーンのメモリを生成。

 

《ユニコーン・マキシマムドライブ》

 

「少し頭冷やせぇ!」

 

エターナルはそれをスロットにセットして、渦状のエネルギーを右手に纏ったコークスクリューパンチを頭のフレーム部分に叩き込む。

 

「うああぁっ!」

「うっはぁ~…容赦ないね~」

 

直撃ではないが、頭に強烈な震動を受けたラウラは吹き飛んでISが解除して気絶。陰でティアナたちはそれを見ていた。

 

「あれは少しやり過ぎだけど、ああしなかったら止まらなかっただろうね」

「………」

「まぁ、自業自得よね」

 

自業自得だと言うティアナに過激なラウラに声を失う簪。

二人の後ろからセリスが現れ、ドライバーを出現させ、フレイムウィザードリングとは異なる指輪を填める。そして、レバーを操作する。

 

《シャバドゥビタッチヘンシーン!》

 

「変身!」

《フレイム・ドラゴン》

《ボゥー!ボゥー!ボゥーボゥーボゥー!》

 

セリスは指輪をかざしてダッシュ。ドライバーから炎のドラゴンが出現、セリスの身体を包み込む。色が反転、真紅を基調とし、ドラゴンの意匠を持ったスタイル、ウィザード・フレイムドラゴンへと姿を変えた。

 

「てりゃあ!」

 

羽眼魔に飛び蹴りを食らわせて距離を取る。

 

「あうっ!ふん…ウィザードか。また見たことのない姿だね」

「仮面ライダーウィザード、さぁ…ショータイムよ」

「…少し譲るぜ、ウィザード」

 

《コネクト・プリーズ》

《コピー・プリーズ》

 

ウィザードはウィザーソードガンを取りだし、コピーの魔法で二つに増やして構えた。

 

「スゴい…!」

「あれがセリスの中にいるファントム、ドラゴンの力を引き出した姿、フレイムドラゴンのスタイル!」

 

陰で簪達は歓喜していた。

 

「ふーん 二刀流ねぇ…こけおどしだね。君の力じゃこの身体に傷をつけることすら出来ないよ!」

「さて、それはどうかしらね。ふっ!」

 

羽眼魔は羽弾を撃ち込むが、ウィザードは二振りのウィザーソードガンで全て華麗に弾き落としながら接近する。そして羽眼魔に連続斬りを与えた。

 

「うわぁ!くっ、やったな!」

 

羽眼魔はお返しとばかりに羽弾を放つ。ウィザードは今度は弾かず、舞うように華麗に回避する。

 

「その羽弾は効かない!」

「うそっ!?」

 

ウィザードは即座にソードガンにフレイムドラゴンウィザードリングをかざす。

 

《フレイム・スラッシュストライク》

《ボゥーボゥーボゥー!ボゥーボゥーボゥー!》

「くらえっ‼」

「きゃぁ!」

 

二振りのウィザーソードガンの炎の斬撃を受けて羽眼魔は吹き飛ばされる。と、

 

「流石にドラゴンの力が加わったとなれば、少しは効くみたいね。ん?」

 

ウィザードは懐から光る指輪を取り出した。それはフレイムドラゴンの指輪と同時期に作っていたが、使用することが出来ていなかった代物の指輪だった。

 

「やっと使えるようになったのね、長かったわ。さぁ…フィナーレよ」

《チョーイイネ!スペシャル・サイコー!》

 

スペシャルの指輪をかざすと、ウィザードの胸部からドラゴンの頭部が現れる。そして、ドラゴンの口から強力な火炎放射、ドラゴンブレスを放った。

 

「うわぁぁ!!」

 

ドラゴンブレスが炸裂し、羽眼魔は爆発した。羽眼魔がいた場所には、羽眼魔に変身していた女生徒が気絶しており、彼女の身体から禍々しいデザインの眼魔眼魂が飛び出し、粉々に砕け散った。

 

「やったぁ!」

「うん!」

 

ティアナと簪は手を合わせて喜びあう。エターナルもそれを見ていた。誰もいないことを確認して、二人は変身を解いた。

 

「見せてもらったぜ、ドラゴンの力。そう言えばシャルは?」

「シャルは鈴と一緒に別の眼魔を倒しに行ったわ。姿からして眼魂持ちの眼魔かもしれないって言ってたわ」

「それじゃあ俺が行ってくる。今日はセリス、魔力を使い込んだだろ。俺はまだ余力残してっからよ」

「ありがとう。気を付けてね」

 

一夏はセリスを達を残してその場を後にした。

 

 

だが、二人は迂闊だった。まだ物陰から、眼魔眼魂がふたりの姿を捉えていたことを…

 

 

 

???

 

真耶と楯無は話し合っていた。楯無の手には、先ほどセリスと一夏を監視していた眼魔眼魂があった。これは楯無が使役している眼魔眼魂で、楯無が探索用に使っているものである。

 

「ウィザードとエターナル…セリスさんと織斑君でしたとはね。楯無さんの予測通りでしたね」

「ええ。報告の方はお任せを。しかし…三人の仮面ライダー…侮れないですね」

「そうですね…そうだ、次はボーデヴィッヒさんを見てみますか?」

「そうですね。エターナルに辛酸を舐めさせられたから、いいかもしれませんね」

 

 

二人の次のターゲットは…ラウラ。




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