Re:IS~深緑の狙撃姫~   作:風来のがばお

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前回のあらすじ


Q:セリスと一夏のバトルはどうしたの?

A:ああ。カットしてやった。


不可思議現象研究部

『どうしてなんですか!?私の専用機の開発が中止になるなんて!』

『世界初の男性操者の専用機開発を任されたのだ。君の専用機は後回しでも構わないと主任や政府から言われたのでね』

『…でしたら弐式は私が引き取ります。そして一人で完成させます!』

『構わないよ。出来るものならね』

 

 

~~~~~~~~~~

 

 

『今更何ですか?弐式の開発を凍結したのに、別の専用機を持ってくるなんて…!』

『これは我が倉持の最高傑作になり得る機体でね、是非とも君に扱ってもらいたい。そして織斑一夏を後悔させてやってほしい。他国が作った得体のしれない機体なんかよりもこちらを使うべきだったとね』

 

(これって…どう見てもワンオフの研究のために押し付けた…よね?私のスタイルには合わない事を知っている筈なのに…)

 

~~~~~~~~~~

 

 

 

『…あなたは?』

『あたしは一組のセリス・スカーレット。一応だけど、アイルランドの代表候補生っていう肩書きを持ってるわ』

『私に何かようなの…?』

『実はね…うちのクラスの一夏の所為で開発途中だった専用機が凍結したって聞いたの。倉持の上位にいる所員と密かに繋がりを持ってて、そこからの情報で知ったの。

で、提案なんだけれどね…技研の威厳と利益、そして男性操者のデータ採取を優先した主任以下に罰則を与える事とデータ提出を条件で…一緒に機体を作らないかしら?』

『えっ…と…』

 

 

(もし…提案を受ければ対抗戦に間に合う…でも受けてしまったら…姉さんに…追いつけられなくなる…)

 

 

『ならこうしましょう。今度クラス代表を決める対抗戦があるのよ。イギリスの代表候補生と一夏が戦うの。もし一夏が勝てば話を受けてもらえたらなと思うし、もしムリならそれでもいい。とにかく試合を見に来てほしいの』

『…わかった』

『それと…この試合が終わったらあたしの部屋に来て欲しいの。大事な話があって…』

『え?うん…わかった…』

 

 

 

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(全く息が切れてない…この前の話、受けよう。そうすれば強さの秘密がわかるかもしれない。)

 

 

 

 

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不可思議現象研究部

 

セリスは、簪に何故ここに来てほしいと言ったのかの説明をしていた。

 

「実はあなたにこの不可思議現象研究部に入ってほしいなって思ってるの」

「不可思議現象研究部…?それって…?」

 

セリスは簪の質問に答えた。

 

不可思議現象研究部。それは、学園内部に密かに作られた非公式の部であり、ドーパントやファントム等と言った怪人の問題を解決する部活である。

 

「それと…これのことも説明しなきゃね。一夏」

「おう」

 

セリスはテーブルにウィザードリング、一夏はロストドライバーとエターナルメモリを置く。そして話した。自分たちが不可思議現象研究部の仮面ライダーとして戦っている事を。

 

「どうかな?非公式の部活だけど、入ってくれるかしら?」

「…うん。入る。ここまで秘密を話してくれたし…それに…人知れず怪人を倒すなんて…ヒーローみたいでかっこいい…」

 

簪の答えに三人は笑みを浮かべた。

 

「ありがとう。それとなんだけど…この事と不可思議現象研究部のことは絶対に口外しないでね。後はここの整備施設は使っていいわ。全部が最新の機器だし、あなたのISの機体も作れるわ」

「うん、わかった。ありがとう」

「それじゃ改めて…不可思議現象研究部へようこそ♪」

 

簪は、部の事を口外しないことを約束し、不可思議現象研究部に入部した。

セリスは早速アイルランド名義で部品を取り寄せた。そのパーツは、過去にアイルランドで作ったISだが、現在はコアとドライブ以外大破していた物だった。要は簪のISとその大破したISを合わせようというものだ。

不可思議現象研究部には、IS用の整備スペースがあり、学園の整備スペースよりも広々としていて、道具類は学園よりも良好な一級品ばかり揃っているのだ。最高の環境の中、こうして計画が秘密裏に開始。

 

翌日

 

セリスと一夏は、それぞれセシリアと箒に特訓を施していた。

 

「セシリア、基礎を疎かにしてはいけないわ。しっかりと基礎を固めてあなたの目的の足掛かりにしなきゃダメよ」

「そうですわね。BT偏光制御射撃(フレキシブル)も基礎の発展ですから」

 

セシリアの方はひたすら基礎を繰り返したり、矯正点を上げていったりしているだけだが、最初よりも視点や技術が高まっている感じがしていた。

 

「はっ!」

 

箒は一夏の指摘を受け、座禅を組んでから型の練習を行っていた。

 

「箒、お前は精神を落ち着ける為に座禅を組んでから型をやるんだ」

「なぜなのだ!?」

「お前に何があったか知らない。けど今のお前からは焦りと憤りしか感じない。だから一旦心を落ち着かせてから鍛練に入るぞ」

 

箒は不満を漏らしていたが、一夏の指摘を受けてもう一度原点に戻り、何のために剣を振るうのかを考える。

 

「そういえばセリスさん、二組に転校生が来るらしいのですがご存知ですか?」

「いえ、初耳ね。一夏と箒は?」

「いや、俺もはじめて聞くぞ」

「私もだ(…何か嫌な予感がする…)」

 

 

 

その夜

 

食堂

 

「…パーティーをやるなんて…女子のパワーは凄いな…」

「一夏はこういうのは嫌いか?」

「いや、嫌いじゃないよ。女子のパワーに圧倒されそうだけどな…」

 

それを聞き箒は苦笑いをこぼす。そこにレコーダーを持った先輩が現れる。

 

「ハイハイ、私は新聞部部長の黛薫子。今日は期待のホープ二人にインタビューをしに来ました~」

 

そう言って薫子は一夏にレコーダーを向ける。

 

「ではなぜセシリアちゃんに代表を譲ったのかな?」

「…セシリアは強くなる素質がある。だから代表を譲ったんだ」

 

一夏の淡白なコメントに薫子は満足しなかった。

 

「なるほどなるほど。まぁ適当に捏造しとこう」

「おい…」

「で、セリスちゃんはどうしてかな?」

「一夏と同じ。鍛えたら強くなる。それに織斑先生に言われたからね」

「へぇ、それにしてもセリスってかっこいい名前よね?」

 

薫子からそう言われると、セリスは何故か苦笑いをしながら答える。

 

「…まぁ…よく言われるわ。カッコいいでしょ?」

「あ~確かに。かっこいい名前で性格はクールビューティーだからね、女子に人気が出るはずだわ。」

「…まぁね」

 

 

 

その頃、ボストンバックを背負った小柄の少女が正門前に立っていた。

 

「ここがIS学園…」

 

少女は総合受け付けを探して歩く。が、あまりの広さに迷子になっていた。

 

「あーもう!何でこんなに広いのよ!いっそのこと飛んで探そうかな…」

 

少女・鳳鈴音はISを展開するかと考えたが、厚さが六法全書並みの規約書を思い出し諦める。

 

「はぁ…もう…探せばいいんでしょ?」

 

鈴はしばらく歩くと声が聞こえてくる。

 

「…で……ドも…思う……かもな」

「あ~……にその…いいかも……わね」

 

鈴は忘れられない声に胸が高まる。片方は恋している相手、片方は親友。

 

(二年ぶりだけどあたしって気づくかな?)

 

だが鈴のその思いは第三者の声で一気に冷める。

 

「一夏、セリス。なんの話をしているのだ?」

「ん?まぁちょっとな」

(え…?誰あいつ……一夏とセリスに慣れなれしく声をかけるなんて……)

 

鈴は思わず立ち止まってしまい、声をかけられずに終わってしまった。その後、総合受け付けを見つけて手続きを全て終わらせる。

 

「あの、織斑一夏とセリス・スカーレットって何組ですか?」

「あの話題の子達の事?二人とも一組よ」

「そうですか…二組の代表ってもう決まっていたり…して?」

 

そこで事務員は、鈴の尋常ではないオーラに気がついてしまう。

 

「え、ええ…そうだけど…それを聞いてどうするの…?」

 

臆したりせず顔をひきつらせながらも答える事務員。そしてオーラを出してる本人は青筋を頭に浮かべながら笑顔で言う。

 

「ちょっとお話がしたくて♪」

 

翌日

 

「中国の代表候補生…もしかしたら可愛い子かもね。」

「そうかも知れないな。でも前のセシリアみたいなヤツじゃなけりゃいいんだけどな」

談笑して盛り上がるクラス。噂の転校生についての話をしていたようだった。そこに…

 

「その情報古いよ」

 

ドアに寄りかかりながら言う鈴がいた。それを見て一夏とセリスは…

 

「鈴、お前が今それやっても似合わないぞ…」

「今からキャラ変更は…ちょっと遅すぎるわ…」

 

辛口な二人。

 

「何よ!二人して!自分のキャラじゃない事ぐらい分かっているわよ!でも決めてみたいの!もう…」

 

鈴は膨れっ面になるが、すぐに笑顔になる。

 

「まあでも…二人共変わってなくて安心したわ」

「またお昼休みの時に話しましょう。もう少しで織斑先生が来ちゃうわ」

「わかったわ。二人とも後でね」

「おう」

 

そう言って鈴は教室を後にして、入れ替わりで千冬が入ってくる。

 

「席に着け、では今日の連絡事項だが…」

 

(いきなり誰なのだ!?一夏に慣れなれしく!)

(あの方、セリスさんの知り合いでしょうか…?)

 

昼休み

 

「一夏のせいだ!」

「セリスさんのせいですわ!」

 

午前中、叩かれまくった二人が一夏とセリスに詰め寄る。

一夏とセリスはなぜ自分たちがこんなに言われなければいけないのかわからなかった。

 

「織斑先生の授業で余計な事を考えたお前らが悪くないか?」

「二人のそれは単なる八つ当たりよ」

 

明らかに自業自得な二人の言い分に呆れる一夏とセリス。

 

放課後

 

セシリアたちとの特訓を終え、更衣室で服を脱ぐセリス。すると突然背中に冷たい何かが当てられる。

 

「ひゃう!?」

「あはは、セリスって相変わらず背中が弱いのね」

 

鈴がセリスの背中に冷えたスポーツドリンクを当てていた。

 

「もう、こんなことするのは鈴くらいよ。まぁ…ありがとね、鈴」

 

セリスはスポーツドリンクを受け取ってキャップを開けて飲む。

鈴はそんなセリスの体つきを見て思った。

 

(セリス、中学からスタイル良かったのに、また身長と胸、お尻が大きくなってるし、腰も細い…)

 

鈴は自分の体つきを見て思った。

 

(それに比べて私は…)

 

肉付き充分のセリスに小柄な自分。

 

(同じ女の子なのにどうしてこんなに差が出るの…?)

 

鈴は悲しくなってきた。そして…

 

「ひゃう!?り、鈴!んあっ!///」

「いいわよね、あんたは!中学からスタイル良かったけどまた胸が大きくなって!少しはその胸私に寄越しなさい!(モニュモニュ)」

 

背後からセリスの胸を揉みまくり背中を舐める。

 

「ん、あうう///し、知らないわよ!///あっ!?せ、背中を舐めないで!///」

「うふ、イ・ヤ♪このままイかせてあ・げ・る♪(ペロペロ)」

 

セリスの懇願を無視し、鈴は耳元で囁いた後、耳穴を舐めて更に攻める。

 

「ん…////はあ…やあ…んあっ…///(ああ…もうダメ…イっちゃう…////)」

「ふふ、もうイっちゃう?絶対命中の狙撃姫(スナイパー)もこうなったら見る形もないわね。それに…今のあんた同性の私から見てもすっごく色っぽいわよ♪」

「はうぅぅぅっっ‼////」

 

絶頂寸前だっセリスとラストスパートをかける鈴。そしてとうとうセリスはあまりの快楽に興奮し過ぎ、気絶してしまう。

 

「はぁ…はぁ…えへへぇ…///」

「うふふ…さぁ~てと…どう可愛がってあげようか・し・ら♪」

 

気絶して倒れているセリスに追い打ちをかけようとする鈴。セリスの身体をどう弄んであげようか。鈴の悪魔的思考が、セリスの身体を汚そうとしていた。が、そこに…

 

「鳳さん!あなた何をしてますの!?」

 

ゴツン!

 

「うにゃん!?」

 

セシリアは、後ろから一撃を与え、鈴はネコの声を出しつつ気絶した。

 

「はぁ…はぁ…あへへ…///」

 

セシリアは息を切らしている倒れているセリスを見つめた。

 

(こ、これはいけない気分になりますわ…///)

 

セシリアは思わず喉を鳴らした。セリスの今の格好ははだけたISスーツに隠された白い肌と見えそうで見えない豊かな乳房。あらゆる女性をも虜にしてしまいそうな美しい身体。さらに顔はほんのり赤くしていた。口からはよだれを垂らし、女子でも顔を赤くするのも無理はない。

その後、セリスはセシリアの助けもあり何とか復活。セシリアと別れ、不可思議現象研究部で簪のIS製作を手伝った。




本作最初の百合シーンです。

この一件もそうですが、セリスはこの美貌のせいで後々散々な目に遭います。

次回もお楽しみに。
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