Re:IS~深緑の狙撃姫~   作:風来のがばお

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前回のあらすじ

シャルのニューモデルです。素敵でしょう?ああ仰らないで。シャルがゴースト、しかしオリジナルのフォーゼではきゃらと合わなくて、ろくなことがない。フォーム数もたっぷりありますよ!
どうぞページを下に回してみてください。いい描写だ、余裕の組み合わせだ、オリジナルよりも馬力が違いますよ!




ゴースト初陣/動き出す者達

IS学園に3人目のライダー・ゴーストが降臨。ゴーストは、ベルトからガンガンセイバー・ブレードモードを取り出した。

 

「やぁぁ!」

「ぐああっ!」

 

ゴーストはガンガンセイバーでウルフを攻撃、ウルフは転がる。いきなりの攻撃にウルフは怒る。

 

 

「何よ!あんたがあの蝎の怪人の言ってたエターナル!?」

「エターナル?残念だけどちがうよ」

「なら、ウィザード!?」

「それも違うよ。う~ん、英雄の力を使って戦うライダーってとこかな」

 

ゴーストは呑気に会話をしながら赤い眼魂を取り出し、スイッチを押した。眼魂には『01』のナンバリングがかかれていた。

 

「武蔵!」

 

ゴーストはベルトからオレ魂の眼魂を取り出し、赤い眼魂を装填した。するとオレ魂のパーカーが消え、ノースリーブの赤い剣豪のパーカーが現れた。

 

《カイガン!ムサシ!》

《決闘!ズバット!超剣豪!》

 

ゴーストはレバーを引き、赤いパーカーを被る。剣豪宮本武蔵の力が宿った姿、ゴースト・ムサシ魂にゴーストチェンジした。

 

「早めに終わらせるよ!」

「舐めるなぁ!」

 

ウルフは爪の引っ掻き攻撃、飛び付きからの噛みつき攻撃を仕掛ける。ゴーストはガンガンセイバーを二刀流モードに変え、上手く捌き、的確にウルフのカウンターを狙っていく。

 

「そんな闇雲に攻撃するだけじゃ僕を倒せないよ」

「くっ…!あんたは男なの!?何故こんなところに!」

「答える義理はないね。ここに来たのも、悲鳴が聞こえてきたからだよ。さて、これで終わらせるよ」

 

ゴーストはガンガンセイバーについているゴーストのエンブレムマークの部分をベルトにかざす。

 

《ダイカイガン!》

《ガンガンミナー!ガンガンミナー!》

 

待機音が流れだし、ゴーストは駆け出した。

 

「突っ込む気?バカね!はあぁ!」

「くっ…⁉何のその!」

 

ウルフは隠し玉として取っておいたハウリングで攻撃する。

 

《オメガスラッシュ!》

 

が、ゴーストはガンガンセイバーの必殺技、オメガスラッシュを発動し、二つの刀をクロスして攻撃を受けながら突っ込んでいく。そしてウルフの懐に入り込み、バツの字に切り裂いた。

 

「ぐわっ!?くっ…」

「まだまだ!」

 

《ダイカイガン!ムサシ!オメガドライブ!》

 

ゴーストはガンガンセイバーを放り投げ、右足に赤いエネルギーを込め、ウルフに飛び蹴りを食らわせた。

 

「キャー!?」

 

ムサシ魂のオメガドライブを食らい、ウルフは爆発した。ウルフに変身していた生徒は気絶して倒れる。

 

「ふう、やれやれ。さて、この子を何とかしなくちゃ…」

 

回りに誰もいない事を確認して、シャルルは変身を解いた。気絶している生徒を放っておくのも悪いので、シャルルは鞄を持ち、生徒を背負って受付へと向かった。

 

 

 

 

 

だが、シャルルは気がついていなかった。その姿を、第三者に見られていたことを。

 

 

ウルフの敗北を、物影から楯無は見ていた。

 

「ウルフの生徒を回収しようと思っていたら…あのライダーは一体…それにあの生徒は…」

 

楯無は顎に手をあて考え込む。

 

「そう言えば転校生がこの学園に二人ほどやって来ると聞いていた。もしかして…ふふ…あのライダーの生徒、監視しておく必要がありそうね…」

 

楯無は不敵に笑みを浮かべた。シャルルがライダーなら、エターナルとウィザードの情報を得ることが出来るやもしれないと。

 

 

そして。別の物影から、一組の禍々しいデザインの眼魂がシャルルの変身から戦う姿を捉えていた。

 

『リコ!見た⁉』

『ちょっ…近いわよミライ!ええ…見てたわよ。あの人、眼魂を使ってたわね…』

『うん。前に私達が手に入れてたのとおんなじ種類の眼魂だったね。結局まだ使ってはないけど』

『ウィザードにエターナル…それに新しいライダー…ジェノバの方も動き出してるみたいだし、私達眼魔も動き出さなきゃいけないみたいね』

『うん。早くトワ様に報告しなくちゃ!』

 

 

 

 

 

戦闘から数時間後

 

不可思議現象研究部

 

セリスは魔法陣を通り、研究部の部屋へとやって来る。中には一夏、ティアナ、鈴が待っていた。

 

「遅かったなセリス」

「ごめん、ちょっと生徒にISの指導を頼まれちゃってね」

「代表戦からセリスは一種の人気者になったしね。仕方がないと言えば仕方がないわよね」

 

代表戦以降、セリスと一夏は度々生徒に指導を頼まれるようになっていた。一夏はうまく避けてはいるが、セリスは女性ということもあり、手解きをしている。それ以外にも、セリスの身体を目当てにしている輩もいるとかないとか…

 

「色々と噂を聞いたけど、転校生が今日来たとか?」

「ええ。今日の午前中にシャルが来たみたい」

「けどちょっとバトったみたいで、ドーパント変身した生徒を医務室に運んだ後に色々聞かれて今日は合流出来ないみたいね」

「そう…」

 

ティアナと鈴の説明で、少々残念がるセリス。同じライダー同士、友情を結んだ仲間とすぐに再会が出来なくて少し寂しいのだ。

 

「それと、ドイツ軍からの転校生も来てるみたいね」

「ドイツ軍、か…」

 

一夏は複雑な気持ちだった。千冬がかつて教官を勤めたことのある部隊。そこから転校生が来るとなると、何かしらの因縁をつけてくる可能性がある。翌日に何かしらの問題が起こるかもしれないと思うと、一夏はため息をつくのだった。

 

 

 

翌日

 

教室

 

真耶と千冬が入ってくる。

 

「皆さん、今日は転校生がやって来ました」

 

その言葉に教室がざわめく。

 

「では入ってきて下さい」

 

真耶の促しに二人が入ってくる。

 

「では自己紹介をお願いしますね」

「シャルル・デュノアです。こちらに同じ男子の方がいるということで来ました」

「デュノアくんは守ってあげたい系!」

「清楚でおしとやか!」

 

シャルルの自己紹介が終わると周りからパチパチと拍手が起こる。シャルルは、一夏とセリスにアイコンタクトを送る。

 

(話がしたいからまた時間作って)

(わかった)

(ああ)

 

デュノア社はシャルルと一夏たちが知り合いだったことを知らなかった。

 

次に銀髪少女の番なのだが、一向に自己紹介する気配がない。見かねた千冬が少女に促す。

「挨拶をしろ、ボーデヴィッヒ」

「はい、教官」

「ここではそう呼ぶな。もう私は教官ではないし、ここではお前も一般生徒だ。私のことは織斑先生と呼べ」

「了解しました」

綺麗な敬礼をすると自己紹介を始めた。

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

静まり返る教室。

 

「そ、それだけ⁉」

「以上だ」

「「「…………」」」

 

ラウラの簡単すぎる自己紹介が終わり、一夏を見つけて睨みつけ、一夏の席へ向かう。

 

「っ!貴様が教官の輝かしい経歴を汚した…!」

「っ‼」

 

ラウラが手を振り上げた瞬間、セリスが腕を抑えつけ、首筋に人差し指を押し付けていた。

 

「悪い。セリス」

「ぐぅ…バカな…貴様ら…!」

「ドイツの軍人は初対面の、それも一般人に暴力を振るうのかしら?だとしたら教えとして最悪よ」

 

ラウラはセリスを睨むがセリスはクールに対応し、一夏は千冬を睨みつける。

 

「織斑先生、あなたの教え子なら手綱をしっかりと握って下さい。()()()()の事で一方的に俺を恨まれても困るし、俺が叩かれそうになったのをただ見ているだけで止めようとしなかった。こいつもそうですけど、あなたも教師としてどうかしていると思いますよ」

「………」

 

一夏の皮肉に千冬は何も言えずにいた。千冬は、まさかラウラが手をあげるとは思っていなかった。

 

「…ボーデヴィッヒ、席に着け」

辛うじて絞り出した声がこれだった。セリスはラウラの解放し、ラウラは席に向かう途中、一夏を睨み付ける。

「認めない…!お前が教官の弟など!」

「認めなくて結構だよ。そう思われたくもないよ」

 

そう言って、ラウラは席についた。セリスも後から席についた。授業中、教室の空気は気まずい状態だった。

 





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