コンコン
「どうぞ」
「失礼します」
「うげ」
「せんぱい!」
「なんでこんなとこ来てんだよ」
「依頼に来たんですよ」
一色と話していると奉仕部の2人から鋭い視線が飛んできた
「なんだよ」
「べつに、なんでもないわ」
「べっつにー」
絶対なんかあるだろ
「ところで、何を依頼しに来たんだ?」
「せんぱいに生徒会の手伝いをしてもらおうと思ってて」
「断る」
「なんでですか!こんなに可愛い後輩が頼んでるのに」
「それ自分で言いますかね、まずなんで俺がそんなことしなきゃいけないんだよ」
「だってせんぱいこの前わたしにあんなことやこんなことを「してないだろ」
「変態谷君、詳しく聞かせてもらおうかしら」ギロッ
「だから、何もしてないって」
「ヒッキー」ギロッ
「よし、一色、手伝いは何をすればいいんだ、とりあえず生徒会室へ急ごうか」
「はい、よろしくです」
そうやってまんまとはめられたのだった
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「せんぱい、資料多すぎじゃないですか?」
「俺の3分の1しかないだろ、てかなんだよこの分け方」
「ぐちぐち言わないでくださいよ、女の子に仕事させようとしてるんですか?」
「俺は一生働かないんだよ」
「うっわ、それはさすがにひきますよ」
「ほっとけ」
あれからというもの、ものすごい頻繁に生徒会の手伝いをさせられている
「はぁ、やっとおわった。一色?」
スー、スー
「寝てるし、はぁ、まあやってやるか」
こいつもこいつなりに大変なんだろ
俺は一色の分の残りの資料の片付けもやることにした
キーンコーンカーンコーン
「おい一色、起きろ」
「ん?せんぱい、あっ!資料の片付けがまだ」
「って、え?終わってる?せんぱいやってくれたんですか?」
「俺は知らねぇよ、お前がやり終わってから寝たんだろ」
「そ、そうですか」
「じゃあ戸締りよろしくな」
「待ってくださいよー、ちょっと薄暗くなってきた時間に女の子1人で帰らせるんですか?」
「わかったから、はやく鍵返して来い」
「はーい」
そうやって今日も彼女に振り回されて1日を終えた
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コンコン
久しぶりの来客に3人で顔を見合わせる
「どうぞ」
雪ノ下が凛とした声で言った
ガラガラ
「失礼しまーっす」
「と、とべっち?なんで奉仕部に??」
「いやー、ちょっと依頼がある的な?」
「とりあえずこっち座って座って」
そういって由比ヶ浜は向かいの席を勧める
「相談というのはなにかしら」
「俺、海老名さんのこと、結構いいって思ってて?で、まぁちょっと修旅で決めたい的なことなんだけど」
「いや、それは無「えっ!とべっち、ひなのこと好きなの?」
「ま、まぁ、前から気になってた的な?」
「俺は協力しない方が「やろやろ!!」
「由比ヶ浜さんこれは奉仕部の「やろうよ、ゆきのんおねがい」ウルメ
「ゆ、由比ヶ浜さんがそこまでいうなら…」
いやいや、由比ヶ浜に甘すぎだろ
この手のものは首を突っ込まないことに限る
自分にまで被害が及ぶこともある
「俺はやめた方がいいと思う。これは奉仕部のできる範囲を超えている」
「え、なんで?しっかり人助けだよ」
「雪ノ下」
「わ、私は」オドオド
「ヒキタニくんおなしゃっす」
「はぁ、俺に選択権はないしな」
この世は多数決で成り立ってる、俺みたいな小物が何言おうと変わらん
依頼として受けた以上やりきるしかないか…
あと俺、ひきがやな
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