ガンスミスの紡ぐ物語   作:ResistanceRaven

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原作からの乖離
夢とはなにか


夢とは何だろうか。

生物学的な夢と言うのは、レム睡眠中に見るものと言われている。レム睡眠とは、REM=Rapid Eye Movement、急速眼球運動を伴う睡眠のこと。睡眠中に脳が活発に活動する時があるのだが、その時、目が素早く動いているそうだ。そしてその時に、夢を良く見る。

ちょっとした豆知識だが、この夢ではない。

将来何をやりたいか、何になりたいかと言う心理学的な夢だ。

その夢が俺には存在しない。

冒険者の持つ「強くなりたい」と言う欲求も、鍛冶師の持つ「もっと良い武器を打ちたい」と言う欲求も。

俺の中には無い。

何で強くなるのか。

それが俺には分からないでいる。

あの時ベートに偉そうに言ったが、俺があの中で一番向上心が無いのかもしれない。

そもそも自分とは何か。

別世界の住民だった俺はこの世界での異常者(イレギュラー)でしかないのだ。

俺の存在意義とは。

何かが足りないのだ。

何かが俺に存在しないのだ。

その何かが俺には必要なのかも知れない…

 

 

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「ロキファミリアは遠征…か。深層まで潜って置いてお遊びと言える程成長したとはな…そろそろ俺も抜かれるな…」

 

俺はライフルのHK SL950を担ぎながら俺はダンジョンに潜っている。このライフルの特徴はセミオートでサプレッサー標準装備なのだ。

いまいちスナイパーライフルなのかマークスマンライフルなのか分からない為ライフルとだけ言ってるがな。

因みにサプレッサーとは減音機と言う意味で、消音機(サイレンサー)とは違う。そもそも、サプレッサーを付けても音が減るだけで消えはしないのだ。

因みに弾速が音速を越えない場合はほぼ消すことが出来るらしい。

何故サプレッサーをつけるのか。それには二つほど理由があるらしい。

音が減るから場所の特定が難しくなる事。これは皆知っている事だ。

そして二つ目は耳への負担への考慮だ。

良く銃声に慣れていると言うが、本当は銃声は耳に知らず知らずのうちにダメージを与えている。

室内での銃声は響く為外で聞くより断然耳へのダメージは大きいのだ。

だからサプレッサーで音を減らしていると聞いた。

まあ、それは置いといて、今何をしているかと言うとこの頃ステータスの伸びが悪い為ダンジョンに籠ろうと思ったのだ。

そもそもスキルのせいでレベルアップができないでいるのだ。

何故あんなスキルがあるのか自分でもよく分からないのだが、何となく納得してしまっている自分も居る。

俺には何かが足りないのだ。その何かが何なのかは分からないのだが。

 

「ふむ…」

 

手元にある銃弾の数を見て唸る。

基本銃に頼った戦いをする俺は遠征等長期間の補充なしの戦闘には向いてないのだ。

それこそ()()()()()()()()()()()()話は別なのだがな。

俺は継続的な戦闘が出来ないのに対してあいつらはそれが出来る。

羨ましい限りだ。

ふむ、俺にもまだ羨む気持ちが残っていたとはな。

まあいい。

俺は恩を返せればそれでな…

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