白兎と八咫烏
あれから何年か経った。俺はクロウ・レイヴンと改名し、冒険者となった。
あの日から
最初のステータスはこんな感じだった。
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名前:八幡 洋介
Lv.1
力:I 10
耐久:I 10
器用:I 10
俊敏:I 10
魔力:I 10
アビリティ:集中 C
《魔法》
《スキル》
【
・銃器作成アシスト
・鉱石、又は金属の形状を魔力により変形可能。
・器用と魔力の成長促進。
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ヘファイストス様は最初からスキルがある事に驚いた様だった。
普通は経験を積んで発現するらしい。
まあ、どうでも良いが。
銃職人と言うスキルは俺にとってはとてもうれしい。
鍛冶を主にするファミリアだからな。物作りのスキルがあって良かった。
銃を知らないこの世界ではどんなスキルなのか良く分からなかったらしいがな。
銃の事は良く知っている。昔、銃の仕組みに魅了され、のめり込んだ。パーツ全ては覚えきれて無いが、アシストがあるから大丈夫だった。
だが、当時は器用や魔力が全く無かった為、ハンドガンを作るにも時間がかかった。
最初に作り始めたのはM1911 A1だ。魔力切れで休んだ時間を覗いて、パーツ全て作るのに約一日かかった。思った形に作れないし魔力はすぐに切れるしで数日…一週間以上かかっただろうな。
作ったのは良いがヘファイストス様にはただの鉄の塊に見えただろうな。だって『なにそれ?使えるの?』と聞いてきたのだからな。
俺は弾倉と銃弾を大量に作りバックパックに詰めてダンジョンに潜った。その結果は大成功。地球なめんなファンタジー。だ。
報告したら怒られた。解せぬ。
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新しく作った銃【レミントン M 700】の試運転をダンジョンでやっていた。トリガーが少々固く狙いがぶれたので、その調整をする為にに戻ろうと歩いていた。
『ヴヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!』
「ほぉぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!?」
どこからともなく、少年とここには居ないはずのミノタウロスの声が聞こえた。
その方向を見ると白い髪の少年とそれを追いかけるミノタウロスが通り過ぎるのが見えた。
「この階層にミノタウロスが出るなど珍しい事もあるのだな。」と言う呑気な事を考えながらクロウはその二組を追いかける事にした。
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『フゥー…フゥー…』
「あわわわわわわわわわわっ…!!?」
僕、ベル・クラネルは命の危機に瀕している。
何故かと言うとミノタウロスが居るからだ。
(あぁ…死んでしまった…)
歯をカチカチと鳴らしながらえんえんと泣く。
結局女の子との出会いは訪れなかった…
と、性懲りも無く自分を死に追いやった考えを思い浮かべながら目を閉じ死を覚悟した。
だが、何時まで経ってもミノタウロスによる攻撃は来なかった。
代わりにズドンという腹に響く破裂音。
束の間の静寂。僕が目を開けるといつの間にか頭が無いミノタウロスが倒れ始めていた。
その時にミノタウロスの首から噴き出た血が自分を濡らす。
「…大事は無いか。」
僕は一生忘れないだろう。
あの、僕とは真逆の黒い人を。
フードを被っていた為ちらりとしか見れなかったが、整った顔と少し茶色がかった黒色の瞳、そして濡羽色の髪。
同性でもかっこいいと思えた。
「…」
僕は見惚れていたのだろう。
彼は首を傾げた。
質問の答えが返って来ないからだろう。
「あっあの!!!」
「こんにちわ…」
大丈夫です。と答えようとしたら女性に遮られた。
「アイズか…どうした?」
「ミノタウロスに逃げられちゃって…最後の一匹を追いかけていたんだけど…」
「そうか…おそらくこれだろうな。ミノタウロスに逃げられたとは…驚きだ。」
「…」
「…悪かったから拗ねるな…取りあえず少年が「ほぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああ!!!」…」
彼女が誰でも知ってる【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタインだと気付いた。そして話が僕に回りそうになった瞬間に逃げ出してしまった。
____ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか。
再結論
結局別の意味になってしまったが、間違ってはいなかった。
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解せぬ。
一番最初に思い浮かべた一言がこれだ。
ミノタウロスに追いかけられていた少年を助けたら逃げられた。
仕方ないだろう。だってミノタウロスに追いかけられていたのだから。
まあ、それは良いんだ。それは良いんだけど囲むのは止めてください。
ベートに笑われるわフィンにお礼として宴に誘われるわ断ったらティオネに睨まれるわ皆に無理矢理誘われて参加させられるわ…
今日は厄日かよ…
だが、ウィンチェスター21のソードオフを持って来ていて良かったよ。ミノタウロスの頭を吹き飛ばすにはこれに限る。
え?違反?知らん。ここに銃に関する法律は無い。
「今日来るの?」
「ああ…行きたくは無い。だが無下にしたら後が怖いのでな…参加させてもらおう。」
「待ってる…新しい銃?見覚えない…」
「良く見てるな…外見はM1 ガーランドに似てると言うのに…レミントン M700。ちょっとトリガーが固いから調整するつもりだったのだが…致し方ない…」
アイズとは仲がいい…筈…俺がこの世界に来てから数年経った頃に出会った。共に戦った事もある。援護に近かったが…
「何時もの場所だな。また会おう。」
何時もの場所とは、豊穣の女主人と言う場所だ。正直言って何でこの名前になったのか分からん。
何故か威嚇するベートと何故か分からないが名残惜しそうなアイズ、その他諸々のロキファミリアに手を振りながら帰路に付く。
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クロウ・レイヴン
二つ名【八咫烏】
Lv.5
力:B 715
耐久:C 631
器用:S 999
俊敏:A 862
魔力:S 999
アビリティ:集中 S ガンカタ S
《魔法》
【死神の詩】
詠唱「生は死、死は生。死神よ。肉体より魂を乖離させよ。」
・変化魔法。物体を不可視とさせる。
・自身の判断で不可視とさせるモノを選択可能。
《スキル》
【
・銃器作成アシスト
・鉱石、又は金属の形状を魔力により変形可能。
・器用と魔力の成長促進。
【
・対象の数秒後の未来を見ることが可能。
・遠視可能
・任意で発動
【
・器の昇華が不可となる。
・一定の条件により消滅。
取り敢えず書きたかった所まで連投しました。
どうでしたか?
良ければ感想頂けたらと思っています。
では。