俺とドラえもんと時々異世界   作:nyasu

2 / 7
道具は悪用してはいけません、知るかボケ!

「魔術とは、人間の意志を宇宙の事象に適用することによって何らかの変化を生じさせることを意図して行われる行為、その手段、そのための技術と知識の体系、およびそれをめぐる文化である。ただし一般通念としての魔術は科学技術と異なり、少なくとも見かけ上は超常的、超自然的なものとされる傾向がある。また、魔術によって引き起こすことができると想像される事象は、超自然的なもの、外面的・物理的なもの、内面的・精神的なものなど、文脈によりさまざまなケースがある。長じて、ケルト神話などの神話や、ファンタジーなどの物語で描写される不思議な術、技、呪術、妖術、邪術、託宣、奇跡など。世界各地の部族社会において、シャーマンや呪術師と呼ばれるような者たちが治療、祈祷、雨乞いの儀式などを行い、占術や呪術を用いて人々の悩みを解決していた。先史時代にも行われていたと想像されるこの呪術的営為が魔術の起源であるといえる。旧石器時代の洞窟遺跡には、呪術師であると解釈できる人物像もみられる。西洋魔術は古代になると体系を持つようになり、古代ギリシアや古代エジプトの神殿巫女たちは、気象や薬草など様々な知識を体系的に学んだとされる。ローマ時代に、キリスト教は国教となりアニミズム的な考えなどを邪教として、排除する方向に進んだ。神殿巫女たちは戦乱に巻き込まれたり、奴隷として売られたりした。また、中世後期の異端審問や近世に盛んになった魔女狩りで裁判にかけられ火刑にされた人々の中には、薬草知識のある者、古い神を信仰する者、占いをする者などが含まれていたとする説もある。そうした人々はキリスト教以前の古い多神教が形を変えて生き残った呪術的儀礼を実践する人々であったとも考えられる。もともと古代より存在した魔術は、メディチ家が活躍していたルネサンス期の欧州に流入した時、当時のキリスト教会を揺さぶることとなった。現代の英米を中心に行われている儀式魔術は、黄金の夜明け団とその後継団体による19世紀末から20世紀前半にかけての儀式魔術復興運動を主要な起源とする。アレイスター・クロウリーは「魔術とは意志に応じて変化を生ぜしめる学にして術である」と定義した。系統について少し専門的な区別すると、黄金の夜明け団が解散後の団体でのカバラ系儀式魔術、混沌魔術(ケイオス)、セレマなどと分類される。また、これと関連する分野としてウイッカ、ウイッチクラフトなども魔術的な側面をもっている。またブードゥー教などの密儀宗教と結び付けての研究・実践なども行われている。具体的な修行法には、逆向き瞑想、四拍呼吸、アストラル投射などがある。多くの修行法には視覚化(ビジュアライゼーション)の能力が基本として要求される。まぁ、簡単に言うと魔術ってのはこんなところかな?」

 

インデックスと名乗った少女は、触りだけで良いと言ったのに結構長々と喋ってくれた。

可愛い顔して、難しいこと知ってんのな。

取り敢えず頭を撫でて誤魔化したら、首を傾げて目を細めた。

何この可愛い生き物。

 

「とうま、とうま、とうまも私を崇めたてて奉れば良いんだよ」

「崇め奉ればな、なんだよたててって」

「細かいことはいいの!がるるる!」

「ギャァァァ!噛みつく奴があるかぁ!」

 

下の名前!?まさか、こんなにも小さい子すらフラグを建てたのか。

クソが、世の中イケメンだってのか。上条さんイケメンじゃないけど、むしろ普通だけど、何て言うか主人公力的な物を感じる。

 

「やれやれ、争いは同じレベルじゃなきゃ起きないって分かるんだね」

「ドラえもん、そんなことよりおうどん食べたい」

「冷凍うどん!」

 

わーい、不思議なぽっけで叶えてくれるドラえもんがいればもう何にもしなくても良いと思うんだけど。

取り敢えず、貰ったうどんを茹でていると上条が真顔で俺の方を見ていた、なんだよ。

 

「今さらだけど上条さんに、この青い……タヌキ?」

「僕はタヌキじゃない!猫型ロボットだ!」

「お前、タヌキとか最低だな!タヌキに謝れよ、お前なんなの」

「人の気にしてることを言うなんて最低かも、ロボットだって心はあるんだよ。そんなことも分からないなんてとうまは馬鹿なんだね」

「スゴいブーイングの嵐!?」

 

全く何が聞きたいんだと思ったらドラえもんが何なのかだってよ。

 

「ドラえもんは猫型ロボットだ」

「耳がないのに、っていうかこんなロボットいねぇよ!」

「いいか、俺らが当たり前だと思ってる物も外部の街じゃ有り得ないくらい科学が進んでるんだ。つまり、ドラえもんはロボットでも不思議じゃないだろ、少し不思議、つまりSF」

「お前が何を言ってるか分からないけど、100歩譲ってロボットだとしよう。あのポケットはなんだよ質量保存の法則はどこ行った!」

「四次元ポケットは四次元のポケットだよ、馬鹿だな上条」

 

俺がしたり顔で説明してやるとグーパンされた、解せぬ。

インデックスちゃん、慰めて……女の子って良い臭いで柔らかいって最高だな。

 

「いきなり来たから流れで膝枕したけど、後悔してるんだよ」

「阿頼耶くん、酷い顔が醜くなってるぞ」

「ドラえもんが毒舌過ぎて泣きそうな件」

「事実だがら仕方ないね」

 

もう手の施しようがないとか言われると悲しくなるわ。

ところで、インデックスちゃんは何で襲われてるのか分からなかったけど危険ということは分かった。

可愛そうに、俺が養ってやんよ。ドラえもんが解決してくれる。

 

「という訳でドラえもんどうにかしてくれよ」

「じゃあ、ミサイルでも撃ち込んでやるか?」

「なんだこのロボット物騒な事を言ってるぞ!」

「おい上条、ドラえもんの案に不満があるのか?」

「あるに決まってるだろ、学園都市が火の海だわ」

 

所謂、コラテラルダメージだよ。

それにミサイルくらいじゃ数日で直るだろ、日本のインフラってスゴいしここは数倍科学が進んでるからな。

 

「でも、本当にドラえもんは不思議かも。テレビを始めて見たときくらいびっくりなんだよ」

「僕はその程度の驚きなのか」

「まぁ落ち込むなよ、どら焼きやるからよ」

「どら焼きで元気になるもんか……あむ、旨い!これは旨いぞ!」

 

ドラえもんは単純だなぁ。

まぁ、この部屋で防衛に専念すれば大丈夫だろう。

そして、秘密道具で捕まえて、後は煮るなり焼くなりすれば良い。

 

「アイツらが何をして何を企んでるのか調べよう」

「そんなこと出来るのか?」

「やれやれ、気軽に言ってくれる。タイムテレビ!」

「説明しよう、タイムテレビとはどんな場所のどんな時間でも映せるテレビなのだ!」

「未来まで見通せるとか神の子並の奇跡なんだけどなぁ……」

 

スゲー、と皆が言うとドラえもんは照れながらスイッチを押した。

解説の俺には何もないですか、そうですか。

 

「よし、逃げていく所から追ってみよう」

「誰かが近付いて来たぞ、おいアレって……」

「おっ、土御門じゃねぇか。何してんだ、知り合いなのか?」

「陰陽師の本に土御門って名前があるんだよ。もしかしたら魔術師なのかも」

「アイツも中二病だったのな。シスコンなのに、手遅れってレベルじゃねぇなぁ」

 

ドラえもんに近付けて貰うと声が聞こえる。

 

「禁書目録と接触したのか。だが、どういう状況だ?」

「凄腕の魔術師が近くにいた。聞いてないぞ土御門」

「魔術師?そんなはずはない、魔術師はステイルと神裂だけのはずだ」

「だが、実際に呪いでこの様だ」

 

ふむふむ、どうやら仲間がいるらしい。

インデックスが言うには女らしく、自分を斬ったそうだ。

あと、なんかすんごいって……

 

「何が?」

「胸が」

「それマジ?美人?」

「うん、あと格好もすんごい」

 

ドラえもん、ちょっとタイムテレビを貸してくれ。

少し一人で調べたいことが出来た、隣の部屋で敵について調べる。

うわ、何をする。仕舞うんじゃない!

 

「男の人って馬鹿かも」

「君は僕が思ってたよりも馬鹿だなぁ」

 

タイムテレビで覗きとか、誰でも考えると思うの……

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。