俺とドラえもんと時々異世界   作:nyasu

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過去を変えよう

ある日のことだった。

引き出しの中からドラえもんと俺が出てきたのだ。

なんだ、ただのタイムトラベルか。

 

「おいーすっ」

「あーどうもどうも」

 

どうして、俺が現れたのか。

何か未来のことについて教えに来たのかもしれない。

 

「俺は……失敗した失敗した失敗した、以下ループ」

「あぁ、何かやらかしたのか」

 

俺が急にネタに走る未来の俺に反応している傍らでドラえもんズは普通にどら焼き食べていた。

 

「そんで、どしたん?」

「実はこの世界には魔神という奴らがいてだな、というか現在進行形で見られているわけだ。でもって、未来で俺は命を狙われているので過去に逃げてきた」

「それ、ヤバいんじゃないの?見られてるんだろ」

 

何言ってんだお前、俺は未来から来たとかいう狂人に出会って信じる奴がいるわけないだろ。

少なくとも信じられるようなことは今のところしてない時間なんだからとのこと。

そーなのかー。

 

「まぁ、そこでもしもボックスを使って未来を変える。内容は直前まで言えないが、貸してくれ。俺達のは壊されてしまったからな」

「しょうが無いな、俺は……ドラえもん、もしもボックス出して」

 

俺の言葉にドラえもんはいつもの口癖みたいにしょうがないなぁと良いながらもしもボックスを取り出した。

それを開けながら、未来の俺は口を開く。

 

「信じられないかもしれないが、世界は一つじゃないんだ。この世界も魔神の一人が作り出している世界で、他の魔神達はそんな世界を見ているんだ」

「つまり、ネット小説を見ている作者と読者みたいなことか?同じ人間だから考えることがなんとなく分かる」

「そうだ。もし俺の行動が、魔神の、神の予定調和だとしたら、この世界を作り出した魔神以外は消えて無くなる。干渉できるのはこの世界の魔神だけになるだろう」

 

俺は何を言ってるんだ?

 

「つまり、この世界が小説だとしたらこの後の展開は魔神が書こうと思わない限り続かないと言うことだ。魔神も世界の運営というか続きの展開を考えるのが難しいのだろう、結構メタいこというけど一時的にこの世界を切り離す。他の魔神と意見をぶつけることの無い世界、魔神が一人しかいない世界に変えるからだ」

「それでどうなるんだ?その魔神とやらが世界を運営するとかどうとか?」

「何も変わらないさ。少なくとも俺達の世界は変わらない。これからお前は一方通行と戦ったり、天使と戦ったり、ロシアで戦ったり、イギリスと戦ったり、ベツレヘムの星で戦ったりするだろう。でも、それを認識することが他の魔神は消えるから出来なくなるだけさ」

 

例えるならば、ネット小説の続きが更新されない、一時的な簡潔のような状態だと俺は言った。

 

「やつらは本当にそんなことが出来るのかと高を括っている。いや違うな、別に一つの世界が消えても良いんだ。新しく自分から作りかえれば良いんだから、それが面倒なだけでな」

「ちょっと待てよ、今はこの世界に干渉できる魔神がたくさんいるってことだと、何か混乱してきた」

「可能性みたいなものさ、色々な展開が他の魔神の意見だとしたら、俺はここで完結するような、あまりやる気のない魔神がいる世界にするだけさ。そうすれば、可能性は消え去り、残った魔神が俺を使って呼び戻すとか色々な展開を使ってレールを敷くとかしない限り、この世界は完結する。残った魔神が終わらない日常を、次の日に進まないように繰り返せば、繰り返すように世界を作り替えれば、俺達は動いていないことに気付かないが、魔神から見れば世界は止まっているのだろう。魔神から見ればループしているが、俺達が認識できる明日は魔神がループを飽きた頃って訳だ。つまり、俺達の戦いはこれからだルートって訳だ」

 

話は終わりだといって、俺はもしもボックスへと入った。

 

「もしも、俺に都合がいい魔神が一体しか居ない世界になったら」

 

そして、もしもボックスによって世界が変わる。

世界は変わったのだろう、俺には分からない。

だが、これだけは言わないといけない気がした。

 

「魔神の気が向くまで、俺達の戦いはこれからだ!」

「応援ありがとう、先生の次回作にご期待下さい!」

「やれやれ、第一部完って奴だね。フフフ……」

「ちょっと僕、これからダンガンロンパの収録あるから、巻いてくれる?」

 

 

取りあえず、完結。

無理矢理だが完結したのだった。




一方通行あたりから、ちょっと考えるのがキツくなって来たので一時完結。
永久に完結かもしれないけど、全部やる気のない魔神(作者)しかいないから仕方ないね。
終わらない日常を彼らは過ごすけど、過ごしている彼らは認識できません。
いつか繰り返しを終えて、次の日から考えるその日まで彼らは明日を認識しないのです。
そう、これを見ている貴方達も明日というか続きの展開を見ることは出来ません。
もし続きを思いついたとき、そのとき見ることが出来るでしょう。
では、その時までさよなら。

PS、無理矢理完結させた上で違う作品を書きます。

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