IS~陽に魅入られた者~   作:ミツバチ

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えー、もう何回も何回もすみません。

またもや書き過ぎてグダグダと長くなりましたので、代表決定戦第三話とさせていただきます。

多分これ以上長くはならないと思うので、どうか末永くお付き合い下さいませ。

それでは、翔河祇鳴の戦いをご覧下さい。


クラス代表決定戦 3

〈祇鳴side〉

 

一夏がセシリアと戦っている頃、俺は寮の部屋で寝ていた、訳では無い。いやさっきまで寝てたけど。

 

では何をしているかというと……

 

『おっはよ〜、みーくん。大好きな束さんからのモーニングコールだよ〜。おっきろー!』

 

試合まで気持ち良く寝てようかとうつらうつらしてたら、いきなり寮の備え付けの電話がコール。出る前からする嫌な予感を振り払い、電話に出たら今度はいきなりテレビが点いてこれだった。

 

世界で唯一ISを作れる希代の天才で、各国から指名手配中で、行方不明で、神出鬼没で、さらには千冬姉さんの同期で箒の実姉でもある篠ノ之束さんから愛のモーニングコールがかかってきました。はっきり言って意味不明です。

 

「……モーニングコール頼んだ覚えは無いんですけど。しかも、何で人の寮の個別回線の番号知ってるんですか何で電話に出たらテレビが点くんですかそして何でそこに束さんが映ってるんですかねぇぇえええええ!!」

 

ツッコミ処が満載だ。

 

『束さんの愛が為せる技だよ〜。』

 

ハッキングしたね、絶対ハッキングしたねこの人!!

 

まあ、グズグズ言ってもこの人には無駄なんで、とりあえずモニターをスッポリ、シーツで覆い服を脱ぐ。

 

『えっ、なに!?ちょっとぉ!?』

 

「今から着替えるんで。女性に裸見られたら恥ずかしいんですよ」

 

『え〜、今更じゃ〜ん。ここに泊まってた時は良かったクセに〜!』

 

「勝手に覗いといて、自分が見せていたみたいな言い方止めて下さい」

 

『ぶ〜、ケチー』

 

着替え終わったので、シーツを外す。

 

「なに鼻血出しているんですか……」

 

『…………束さん、自分が作ったカメラの機能侮ってた。え? なにかな? これは朝食のオムライスにかかってたケチャップだよ?』

 

「直接こちらから見えてないんで、どうやったか知らないですが、だいたい想像はつくんで、今すぐその映像と機械を消去しやがれコノヤロウ」

 

『甘いねっ、既に束さんメモリに保存済みなのだ!』

 

一夏たちの試合開始から三十分。そろそろ頃合いなので、準備して部屋を出る。束さん?無視に決まっている。

 

『おっ!それがみーくんのISかにゃ〜?』

 

目ざとく俺が首からさげたネックレスを見つけたらしい。

 

真ん中に金と銀の宝玉があり、それを囲むように白色の剣が誂えてある。ぱっと見、ただのアクセなのだが、さすが希代の天才。一目で見破ったらしい。

 

「キャラは統一して下さい……そうです、これが俺のIS、『光月』です。そういえば、見せるのは初めてでしたっけ。」

 

『そうだよ〜。ISは束さん仕様なんだけど、みーくんが弄って原型が殆どなくなってるから、束さんもみーくんの機体性能全然わからないんだよ。教えてもくれないし、束さん悲しくて泣いちゃうシクシク。』

 

「見せたら最後、全部『解体』して解析してデータ取らないと気が済まないでしょ…」

 

『そんなことしないよ〜、見るだけだよ〜?」

 

いや、絶対やる。今までの経験と記憶に基づいて断言できる。絶対この人はやらかします。

 

「ま、とりあえず行ってきますんで。戦闘データ取るのは別に構いませんけど、大事にしないで下さいよ?後で被害被るの俺なんですから」

 

『りょ〜うか〜い。いってらっしゃい、あなた。』

 

怪しすぎる…って、あなたってなんだ、あなたって。

 

『お出かけのチューいる?』

 

「画面から出て来てから申しください」

 

部屋を出ると同時にテレビの電源は切れた。

 

─────────

 

アリーナのピットに向かうと、入れ違いに一夏と箒が出てきた。その表情を見るに負けたらしい。ま、いくら俺が教えたといっても、初見で専用機持ちに勝てるとは思っていない。

 

「祇鳴、来たのか」

 

「ああ。お前はまた今度リベンジしろ」

 

「な、なんか俺が負けたような口振りだな」

 

「勝ったのか?」

 

「いや、負けたけど…」

 

やっぱりな…だがま足元もしっかりしているし、やられっぱなしというわけではなかったらしい。そこは、素直に褒めてやるさ。

 

「そんじゃ行ってくるさ」

 

「ああ。負けるなよ?」

 

「誰に言ってんだ?」

 

コン。互いの拳をぶつけた後、俺はピットの中に入っていった。

 

「翔河、来たのか」

 

姉弟揃って同んなじ反応だった。さすが姉弟。俺だとこうはいかない。

 

中で待っていた千冬姉さんと山田先生がこちらにやってくる。

 

「準備は出来ているか?」

 

「ええ、もちろん」

 

「そうか。では、ISを展開して位置につけ」

 

そう言って、二人は俺から離れていく。二人が十分に離れたのを確認してISを展開した。

 

「照らせ、光月」

 

その声を呼応するように、ネックレスから眼を覆う程の光が溢れ出した。

 

その光が収まった後に現れたのは、両腕と両足が白く、胴体が濃色(こきいろ)に彩られた機体だった。両肩から手の甲まで黄色と黒色の線が入っており、胴体の中心には金の太陽と銀の満月(しんげつ)の絵柄が刻まれている。その姿は剣の刃そのもので、両手足から反り返った刃の様な装飾が施されている。

 

「翔河、これがお前の機体か?」

 

「はい。これが俺のIS、『光月』です」

 

「な、なんか、触ると切れそうですね…」

 

「切れますよ、実際」

 

「ひっ…」

 

慌てて距離を取る山田先生。涙目なのがちょっと可愛かった。

 

「セシリアも準備出来たようなので、行きます」

 

「ああ。言っておくが、わざと負けるようなマネはするなよ?」

 

「いくらなんでもそれじゃ相手に失礼でしょ」

 

「そうか。では、行って来い」

 

千冬姉さんに見送られ俺はピットから飛び出した。

 

─────────

 

アリーナのかなり離れた位置に俺の敵がいた。鮮やかな青色を称えた王国騎士のようなIS、『ブルー・ティアーズ』。そして、それを操るのはイギリスの代表候補生セシリア・オルコット。互いに所定の位置に移動しながらオープンチャンネルで会話する。

 

『逃げずに来ましたのね』

 

「ま、選ばれたからにはやらないとね」

 

『ふん。ワタクシを侮辱したこと後悔させてあげますわ!』

 

「なら、そのまま君に返すよ」

 

『完膚無きまでに叩き潰してあげますわよ!さぁ、踊りなさい!セシリア・オルコットとブルー・ティアーズが奏でる 輪奏曲で!!』

 

「空を舞うのは一人で十分だ。さあ、我の前を飛ぶ不届者を地に落とせ、『光月』!!」

 

途端、ライフルからの狙撃が来る。

 

ダンッ!!

 

さすが、遠距離タイプの専用機。精度はなかなかのモノだ。

 

だが、回避はしない。する必要もない。なぜなら───

 

「こいつとは相性が悪いな」

 

セシリアが放ったビームは、俺に当たる前に霧散した。いま俺の前に展開しているのは琥珀色のエネルギーシールド。

 

「な、何ですの、そのシールドは!?」

 

「これが俺の装備の一つ、『玄武(げんぶ)』だ」

 

正確には、このシールドを展開している四つのビットが、だけど。

 

その間にも続々とライフルで、ビットで射撃をしてくるが、全てシールドに当たり霧散する。

 

「この玄武は、対物・対衝・対熱などなどエトセトラ、いろいろな特性を備えいる。だけど、同時に展開出来るのは二つまでだ。ちなみにいま展開してるのは対熱・対衝撃のシールドだ。」

 

「それではワタクシの攻撃は……」

 

「通じないよ」

 

「くっ…まだですわ!」

 

セシリアは両腰に装備されていた誘導弾型のビットを切り離し、ミサイルを撃ってくる。だが、その全てがシールドに阻まれる。ミサイルの爆発による衝撃も爆風による熱波もシールドを破ることは無い。

 

「残念だけど、ここで閉幕だ」

 

そう言って展開したのは、巨大な銃身を持つ実弾銃。

 

「換装、『白虎(びゃっこ)』!」

 

この『白虎』は、榴弾、フラグメンテーション弾、ソフトポイントなどあらゆる弾丸を装填できる。だが、余りにも巨大なため重さが半端ない。装備している間は支えるだけでも精一杯の代物だ。しかし、その威力、範囲は射撃武器の中では最高峰を誇る。

 

「セシリア!避けなよ!」

 

「何を!?」

 

「はあああああああっ!!」

 

腰溜めした白虎をセシリアに向け撃つ。全弾フルバースト。

 

「えっ!?キャァァァァァァッ!?」

 

白虎からの一撃をセシリアは回避するのもままならず直撃し、同時に決着がついた。

 

『試合終了。勝者───翔河祇鳴』

 

「ふぅ…ん?」

 

白虎を戻す俺の視界に映ったのは、金髪の…落下する…

 

「………」

 

「セシリア!?やばい!気絶してる!」

 

ISには安全策はあるが、あの高さから落ちれば危険だ。

 

「間に合ええぇぇぇええええええ!!!!」

 

落下するセシリアを救出するため、背中にウィングスラスターを展開する。

 

俺のISの名称は『神光の星騎士』。その由縁たる装備の一つがこれだ。翼型スラスター(ウィングスラスター)朱雀(すざく)』。そのスピードは音すらも置き去りにする。

 

後少しで……!

 

バサッ……

 

「ふ〜…ギリギリセーフ…」

 

地面スレスレでセシリアを抱き抱えることに成功する。そのまま、朱雀のスラスターを下方に全力噴射し、無事に地面に着地する。

 

「キャァァ~~!?」

 

騒ぐ女子生徒達…

 

理由は簡単だセシリアをいわゆるお姫様抱っこをしているのだから。

 

「うぅん…何ですの?騒がしいですわね…」

 

余りの五月蝿さにセシリアが目覚めた。

 

「無事のようだね。大丈夫?」

 

「………」

 

見る見る内に顔が赤くなっていく。状況がわかったかな。

 

「な、ななな何故貴方が!わ、わワタクシを抱っこしてるのです!」

 

「簡単な話、俺の白虎のフルバーストを喰らって気絶した君を助けた。それだけだ」

 

これで落ち着けばいいんだがな。

 

「そ、それは…ありがとうございました…」

 

顔真っ赤にして……しおらしければ可愛いもんだな、女の子って。

 

「さてこの状況もあれだな…さっさとピットに戻るか。…セシリア、立てるか?無理なら連れてくけど…」

 

女子達が騒いでるし、さっさとこの場を去りたいのが本音である。そして、出来れば早くこのお姫様抱っこから脱したいのも本音だ。さっきから女の子特有の甘い香りや柔らかい太もも何かが腕に当たって理性が持ちそうにありません。

 

「そ、その…お願いします…」

 

「了解」

 

結局は同じ状態のままでピットに戻った。

 

触って見るとわかるよ?女の子の肌って想像以上に柔らかいから。

 

─────────

 

「セシリアさん大丈夫ですか!」

 

どうやら、あの後も映像は繋がっていたらしい。ピットに入ると心配そうに駆け寄って来る山田先生の姿が目に入った。

 

「別に問題はありませんわ。そ、それより下ろしてくれませんか…」

 

「そうだったな」

 

身体に振動を与えないよう、慎重にセシリアを下ろす。

 

「オルコット、今の状態では操縦は無理だ。しばらくは身体を休めろ」

 

後から来た千冬姉さんがセシリアを見てそう告げた

 

「…はい…」

 

「念のため検査しときましょうか」

 

「…分かりました…」

 

セシリアは山田先生に付き添われ歩き出した。その足取りはしっかりしていたので、とりあえずは安心した。

 

「翔河祇鳴!次は勝って見せますわ!覚悟なさい!」

 

扉の前で振り返り、指をさしてそう宣言してきた。あ、そんな急に振り向いたら…

 

「ひぐっ……」

 

ああ…やっぱり痛みがはしったらしい。軽くよろめくが、そこはイギリスのお嬢様。ひざを折らずにそのまま元の姿勢に戻る。そのプライドと執念には恐れ入るよ。

 

「わかった、次の試合楽しみにしてる」

 

「ふ、ふん!」

 

最後は鼻息だけを残して、いつものモデル歩き(足を一直線の上に出す感じの歩き方。テレビ見てても、イマイチあの歩き方の有用性がよくわからない)でスタスタと出ていった。

 

「さて、翔河。織斑だが……」

 

「ああ、それ俺の負けで。」

 

「なっ……」

 

俺の突然の棄権宣言に絶句する千冬姉さん。いやまあ、そりゃそうでしょうけどね?今回はきちんと理由がある。

 

「さっきセシリアを助けるために『朱雀』の光速加速(フラッシュ・ブースト)を使ったんですけど、あれ、思ってる以上に機体に無理させてるんです」

 

「……続けろ」

 

「それで、残念なことに一部の通信系統に不作動を起こしてしまう可能性があるんですよ。そんな状態で戦っても事故が起こるだけだし、戦闘許可も降りないでしょ。それ以前に相手に対しても失礼だ」

 

もし、このままトラブルを黙って戦っていたら、恐らくぶん殴られていただろう。一夏にも千冬姉さんにも。箒やセシリアでさえ俺を罵るだろう。それでも男かと。それでも代表候補生かと。

 

「……わかった。貴様の棄権を承諾する。クラス代表は織斑となるが、構わんな?」

 

「はい」

 

俺としては、結果的に願ったり叶ったりだ。不謹慎だけど。

 

「だが、貴様にはまだ働いて貰うぞ」

 

「え……?」

 

ちょっと、いや明らかに不穏な言葉を残して、千冬姉さんは去っていった。

 

後がめっちゃ怖いんですけど……俺、大丈夫……?もしかして、選択誤った……?

 

何はともあれ、クラス代表決定戦は幕を閉じた。

 

────────────

 

クラス代表が一夏に決定した夜遅く。朱雀による不作動が無いことを確認したり、白虎の銃身の掃除なんかをしていたらすっかり遅くなってしまった。お陰で食堂も既に閉まっており、仕方なく生徒開放の調理場を千冬姉さんに言って特別に開けてもらい(散々、時間管理が出来ていないだの、作業の効率が悪いなど、二十分に渡り有難い説教を正座で聴かされたのは遥か昔のことだ)、社会人からしてもかなり遅めの夕食(というか夜食)を作っていた。

 

「よっと…」

 

しっかりと焦げ目が付いたのを確認して、グラタンをオーブンから取り出す。食材は全て日本国産だ。農家の方々、自給率低下の中ご苦労様です。バンザイ、メイドインJAPAN。

 

軽く周りを片付けた後、出来上がったグラタンを頂く。隠し味の醤油が香ばしさを増している。今度は味噌なんかも入れてみると美味しいかも。アレンジは無限大だ。

 

そして、グラタンを食べ終えお皿を洗おうとしていた時、調理場に近づく気配と足音を感じた。

 

「千冬姉かな……」

 

だが、足音からして違う。少なくても千冬姉さんは学園内でスリッパは使わないはずだ。

 

「あ、あの…」

 

「セシリア?」

 

いつでも反応できるよう意識を向けていた調理場のドアを開け現れたのは、つい先ほど、俺と戦い、そして負けたイギリス代表候補生 セシリア・オルコットだった。

 

「なんでセシリアがここに?」

 

「お部屋にお邪魔しましたら、布仏さんしかおられませんでしたので……お時間宜しいですか?」

 

「ああ」

 

手招きで近くに呼び、椅子を出してやる。座り方まで上品なのは、もうクセらしい。

 

どうやら、俺に用だったらしい。何だろうか?それにしても、どうやってここを突き止めたんだろうか。のほほんさんはもちろん爆睡しているだろうし、千冬姉さんに見つかればお小言を食らうこと必死だ。ま、どうでもいいか。

 

「どうかした?」

 

「あ、あの…助けてくれたお礼か言いたくて…」

 

ああ、今日のあれか…あの時、納得したと思ってたんだけど。

 

「あのことは気にするな、俺の所為でもあるし」

 

「そ、それでは、ワタクシが納得出来ませんわ!」

 

気にする程のことで無いんだけどなぁ…こういう処は律義と言うか、何と言うか…

 

「なら時間がある時に専用機の訓練に付き合ってくれればいいさ」

 

「え?」

 

そんなに意外だったのか…

 

「どちらも専用機持ちなんだ。一緒に訓練すればそっちはスキルアップできるし、俺は自身の機体のデータ収集できるしな」

 

「そうですわね…それで…その…その時は二人だけですか?」

 

「ん?何か問題あるか?」

 

「な、何でもありませんわ…ボソッ…二人っきり///…」

 

んー、何だか顔赤いなぁ…風邪か?

 

「さてと、話はまとまったから早く部屋に戻りなよ」

 

「え……で、ですが!」

 

「千冬姉さんに見つかったら後がどうなるかわかるだろう?」

 

「うっ……わ、わかりましたわ。お休みなさいませ、祇鳴さん」

 

俺の前で完璧なお辞儀をした後、セシリアは部屋へと戻っていった。というか、いきなり呼び捨てかよ。別にいいけど。

 

────────────

 

さて、ここからが大変だった。

 

『みーくん調子どお? 捗ってる? ねえ聞いてる、みーくん?』

 

「聞いてますよー。ぼちぼちですねー」

 

『あ~、つまんないつまんないつまんな~い! みーくんが構ってくれないよ~。オロロ~ン』

 

「そーですねー」

 

『最低でもこっち向いてよ~』

 

「調整中なんですから静かにしてください」

 

 パシャ。

 

「おい、今パシャって言ったよな?パシャって言ったよな!?」

 

『やった~!作業中のみーくんゲッチュ♪』

 

「消せ、今すぐ消せ」

 

『作業中みーくんってば見せてくれないからわからなすぎなんだよ。束さんにも見ーせーてー!』

 

「無視かよ、そして嫌です。束さん真似るからあまり見せたくないんですよ!カメラの前に虫偏または魚編の字を沢山書かれた用紙を貼られたくなかったら黙っててください」

 

『ええ~、いいじゃ~ん』

 

その後、延々四時間、束さんとの不毛なやり取りが続き、結局俺は一睡もできませんでした。てか、あの人の元気はどこから湧いてるんだ……?その活力を二ミリでもいいから俺に分けて欲しいね。

 

<祇鳴side end>

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