IS~陽に魅入られた者~   作:ミツバチ

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暑いです…暑いデス……暑いdeath………あっ、コレは違った。

ドモドモ、昨日待ち望んでいた夏休みに入ったので、喜び勇んで外に出掛けたら、見事に熱射病になり半日も経たずに我が家へと強制送還されました、哀れなミツバチです。

いや〜暑いですね〜。一日一本ずつ一リットルボトルの麦茶が冷蔵庫から消えていき、我が家の家計を著しく圧迫しております。

数少ない資金がお茶に費やされる気持ちといったらもう…

悔しいです!!←某芸人風に

ま、どうでもいい雑談はこの辺で脇の溝にでも捨てておいて、今日も暑さで朦朧とする頭を必死に働かせながら、ダラダラと更新していこうと思います。

それではクラス対抗戦第二幕、VS無人機戦スタート!!



VS所属不明機

〈箒side〉

 

「織斑君、何かするつもりですね」

 

山田先生は一夏の行動から何かすると判断したのだろう。

 

「イグニッションブーストだろう。私が教えた」

 

「なるほど」

 

「イグニッションブースト?」

 

「一瞬でトップスピードをだし、敵に接近する奇襲攻撃だ。出しどころを間違え無ければアイツでも代表候補生と渡り合える」

 

「しかし通用するのは一回かぎりだ」

 

奇襲のチャンスは限られている。どうする気だ一夏───

 

〈箒side end〉

 

────────────

 

〈一夏side〉

 

砲撃をまともに喰らい、白式のシールドエネルギーも限界に近づき始めていた。

立ち上がると同時に連続で砲撃を放たれる。

 

「くっ!」

 

一度喰らっているので多少は砲撃を見切れ、全弾回避することができた。

 

「よくかわすじゃない。この龍咆は砲身も砲弾も目に見えないのが特徴なのに」

 

その後も甲龍の龍咆による執拗な砲撃が繰り返され、それを避け続ける。だが、内心焦り始めていた。

 

(どこかで先手を打たなくちゃ、このままやられちまう!しっかりしろ!俺は千冬姉と同じ武器を使ってるんだぞ!)

 

────────────

 

「───『バリアー無効化攻撃』?」

 

聞き返すと、千冬姉が小さく頷く。

 

セシリア戦の後、俺と箒はどうしていきなりシールドエネルギーがゼロになったのかをあれこれ考えていた。

 

試合時のIS活動記録を見ても、今ひとつ結論が出てこない状況だったが、祇鳴がやってきてあっさり正解を導き出し、千冬姉に説明されて今に至る。

 

「《雪片》の特殊能力が、それだ。相手のバリアー残量に関係なく、それを切り裂いて本体に直接ダメージを与えることができる。そうすると、どうなる?翔河」

 

「ISの『絶対防御』が発動して、大幅にシールドエネルギーを削ぐことが出来る……で、あってますよね?」

 

「その通りだ。私がかつて世界一の座にいたのも、《雪片》のその特殊能力によるところが大きい」

 

さらりと言う千冬姉だったが、それはものすごいことである。三年に一度行われるISの世界大会『モンド・グロッソ』、その第一回大会において優勝したのが、何を隠そうこの千冬姉なのだ。初代世界最強の姉を持つ弟の気持ちというのは、とてもとてもは複雑にして怪奇なのだということを身をもって知った。

 

「ってことは、最後の一撃が当たってたら俺が勝ってた?」

 

「当たっていればな。大体、なぜ負けたと思う」

 

「え?何でか知らないけどシールドエネルギーが0になったからだろ?」

 

「なぜか、ではない。必然だ。《雪片》の特殊攻撃をおこなうのにどれほどのエネルギーが必要になると思っているのだ。馬鹿か、お前は」

 

「あのな、一夏。0になった原因がその《雪片》だってさっきから言ってるでしょ。ちゃんと話聞きなよ」

 

「……あー」

 

なるほど、合点がいった。

 

「全くお前は……使ってる本人が分かってないで、翔河が分かってどうするんだ、馬鹿が」

 

「つまり……自分のシールドエネルギーを攻撃に転化しているということですか?」

 

そう尋ねた箒に、また千冬姉は頷く。

 

「つまり、欠陥機だ」

 

───っておい!?

 

「欠陥機!?欠陥機って言ったよな、今!?」

 

バシンッ!……教師に対する言葉遣いには気をつけよう。

 

「織斑先生、いくらなんでも欠陥機っていうのは流石に……」

 

祇鳴が苦笑い気味にたしなめる。

 

「言い方が悪かったな。ISはそもそも完成していないのだから欠陥も何もない。ただ、他の機体よりちょっと攻撃特化になっているだけだ。おおかた、拡張領域も埋まっているだろう?」

 

「そ、それも欠陥だったのか……」

 

「人の話を聞け。本来拡張領域用に空いているはずの処理をすべて使って《雪片》を振るっているのだ。その威力は、全IS中でもトップクラスだ」

 

そういえば、と思い出す。

 

(千冬姉のISも《雪片》しか装備してなかったな……)

 

それで最強だったのだから、どれくらい人間離れしているのかって話だ。

 

「大体、お前のような素人が射撃戦闘などできるものか。反動制御、弾道予測からの距離の取り方、〈一零停止:イチゼロていし〉、〈特殊無反動旋回:アブソリュート・ターン〉、それ以外にも弾丸の特性、大気の状態、相手武装による相互影響を含めた思考戦闘……他にもあるぞ。できるのか?お前に」

 

「……ごめんなさい」

 

自分の非を認めたら謝るに限る。千冬姉は短く「わかればいい」と頷いた。

 

「一つの事を極める方が、お前には向いているさ。なにせ───私の弟だ」

 

────────────

 

《一つの事を極める方が、お前には向いている》

 

そう千冬に言われたことを思い出し、同時にある技を思い出した。

 

(バリア無効化攻撃…使えるか?)

 

「鈴!本気で行くからな!」

 

「何よ!そんなこと当たり前じゃない!とにかく格の違いって奴を見せてあげるわ!」

 

そこからまた闘いは激化し、俺は一撃必殺のチャンスを伺っていた。

 

そして隙が生まれる。だが、鈴が『わざと』作り出した隙が。

 

「うおおぉぉぉ!!」

 

その隙を見逃さず鈴に向かって瞬時加速を使い、通常時の最高速度で突っ込む。攻撃を予測していた鈴だが、予想を超えた瞬時加速の速度に虚を突かれ身動きが取れず、目で捉えるのが限度だった。

 

そして、『零落白夜』を纏った白刃の刃が、甲龍の腹を切り裂き──────決着を告げるブザーが鳴り響いた。

 

『試合終了。勝者───織斑一夏』

 

────────────

 

「ふん……一夏にしてはよくやった方だな」

 

「………」

 

なんとか瞬時加速と『零落白夜』による奇襲で鈴に勝利した俺は、軽く軋む身体を気遣いながらピットへと戻った。

 

そして、いきなりこれである。

 

ピットにて仁王立ちで待ち構えていた箒に開口一番辛口評価を戴きました。これでも勝ったんだから、もう少し労いの言葉を掛けてくれてもいいんじゃないだろうか。

 

「あんな勝ち方では勝ったとは言わん!」

 

今度は怒鳴られた。どうやら俺の周りの女はカルシウムも足らないらしい。ちゃんと飲めよ?ちなみに牛乳にはビタミンCが含まれてないらしい。人の母乳には含まれてるのになんでだろうね。

 

「…………」

 

バシンッ!

 

無言で叩かれた。だから何で分かるの?この学園の生徒は読心術以下省略。

 

でも、確かに箒の言う通りだよなあ。鈴が油断してくれたお陰で勝てた様なもんだし。

 

とかなんとかやってると、独特の駆動音と共にピットの入り口が開き、千冬姉と山田先生が入ってきた。

 

「なんとか勝ったようだな、なんとか。」

 

おいそこの親族教師。二度言わなくていいから、分かってるから。

 

「ともかく、今日はこれで終わりだ、ゆっくり休め。………よくやった。」

 

「え……?」

 

最後の方、何か言ったみたいだが聞き取れなかった。聞き返そうとした頃には既に千冬姉はピットから出て行った後だった。相変わらず行動が早い。

 

と、出ていった千冬姉と入れ替わりに、今度はセシリアがピットへと入ってきた。何かを探すようにピットの中を見渡していたが、目当てのものが見つからなかったのか少し肩を落す。一体何を探してんだ?

 

「なあセシリア、どうしたんだ?探しものか?」

 

「あの…一夏さん、祇鳴さんを知りませんか?先程から探してますのに姿が見えないんですの…」

 

「祇鳴?俺は知らないが…箒は?」

 

「知らないが…」

 

「そうですの……」

 

そういえば、セシリアに言われるまで気づかなかった。あいつの性格なら恐らくピットで試合を見ていたはずだ。祇鳴は昔から人の多い所を嫌う。理由を聞いたが答えてくれず誤魔化された。

 

(あいつが混んでいる観覧席にいくはずがない…)

 

なら、あいつは何処へ行った……?

 

〈一夏side end〉

────────────

〈祇鳴side〉

 

「さてさて…これ、どうするかな……」

 

アリーナ上空2000m────

 

俺は光月を身に纏い、今もなお打ち出されるビームを《玄武》で打ち消していた。

 

─────────

 

数分前、学園を抜け出した俺は、すぐに光月を展開。アリーナの上空まで飛んだ。

 

(何処だ……)

 

急いで辺りを確認する。もし本当に敵意のあるISなら放ってはおけない。だが、周りには快晴の空と疎らな雲が浮いているだけ。何処にも先程見たISの姿は無かった。

 

(一体どこに……)

 

そして───

 

ズドオオオオンッ!!!

 

一筋のビームが直撃した、俺の真上から。

 

さらにビームが来た方向から、その射手たる一体のISが姿を現した。

 

姿からして異形。深い灰色をしたそのISは手が異常に長く、爪先よりも下まで伸びている。しかも首と呼べるものがなく、肩と頭が一体化したような形をしている。

そして何より特異なのが、肌が全く視認できない程の『全身装甲:フル・スキン』だ。通常、ISは部分的にしか装甲を形成しない。何故か。必要がないからだ。防御は殆どがシールドエネルギーによって行われている。だから見た目の装甲というのはあまり意味を成さない。もちろん防御特化型ISで物理シールドを搭載しているものもあるが、それでも異常だ。こんなIS聞いたことがない。

そしてその巨体も、普通のISでないことを物語っている。腕を含めニメートルを超す巨体は、姿勢を維持する為なのか全身にスラスター口が見て取れる。頭部には剥き出しのセンサーレンズが不規則に並び、腕には先程のビーム砲口が左右合計四つあった。

 

そのISが二機、ビームによる直撃を受けた祇鳴の周りに、まるで経過を観察するように近づいてきた。

 

「やれやれ、まさか二機もいるとは思わなかったなぁ…」

 

『……!!』

 

ビームによる爆発で生じた煙の中から声が聞こえ、次の瞬間には白虎の射撃によって二体とも吹き飛んでいた。

 

無傷。

 

ビームが直撃したのにも関わらず怪我はおろか火傷一つ負っていない。数秒前と変わらず光月を身に纏った翔河祇鳴がそこにいた。

 

ただ、一つだけ変わったのは、全身が緑色のシールドで覆われていることだ。

 

『緑』───それは光月の持つ主力武装の一つである玄武のシールドとよく酷似している。

 

「《天石盾:あめのいはたて》───」

 

元々は〈経津主神:ふつぬしのかみ〉が出雲の〈意宇郡楯縫郷:おうぐんたてぬいごう〉で天石楯を縫い合わせたという逸話から来ている日本独自の盾だ。

 

その天石盾のIS装備としての能力は『自動防御』。自らが何一つ武装を展開していない状況で攻撃を受けると自動展開し操縦者を守る。だが、この武装の欠点はあくまで補助だということ。一度相手や攻撃を認識してしまうと二度と自動防御は発動しない。さらに自分から展開できない為、実戦では全く役に立たない。精々、奇襲に対する保険でしか使えない。今のように。

 

「さてと君ら、いったい何者なの?」

 

『…………』

 

当然───といえば当然か。謎の侵入者は呼び掛けに答えない。

 

「だったら……やるしかないよね!」

 

俺が白虎を撃つのと、敵ISがビームを放ったのは同時だった。

 

─────────

 

「っ!」

 

あの後、戦いは途中までは均衡していたが、単純に手数の多さで防御に回らずを得なくなった。尋常じゃない手グセの悪さである。

 

どうやらこのIS共は二体一対で制御されているらしく、片方の攻撃の防御によりできた死角にひたすら正確にビームを打ち込んでくる。お陰で防御で手一杯の状況だ。

 

え?操縦者乗ってるから制御ってのは間違ってる?いやいや、残念な事にそれは的外れな質問だ。この場合に限っては。

 

この防戦一方の状況に陥る前。

 

敵ISの肩を捉えた白虎の弾丸は、シールドエネルギーに阻まれずそのまま貫通したのが視認できた。操縦者が乗っている以上シールドが無いなんて事はありえない。つまり、無人機だった、二機とも。

 

だが、そんな事はどうでもよかった。どうでもよくはないけど、とにかく今はそれどころじゃない。

 

「ああもう!いい加減にしてください、束さん!!」

 

『にゃはははは♪みーくんのデータ取れるまでや〜めな〜いよ〜♪』

 

「このトンデモ科学者め!!?」

 

ただいま敵ISは、IS設計者であり稀代の天才である所の篠ノ之束その人に見事にハックされジャックされております。送り込んできた敵ISの親元は気がきじゃないだろうなぁ……しかも目的はデータ収集なんだから報われない。

 

『失礼だな〜!トンデモ科学者じゃなくて、天才科学者だよ〜』

 

「どうでもいいよ!!」

 

どちらも意味不明って点ではあまり変わらないし。

 

『ほらほらほら〜♪頑張らないとやられちゃうよ〜?』

 

「だったら束さんがやめればいいんですよ!!というか何でそんな楽しそうなんすか!?」

 

笑顔でビームを撃ちまくる女性。恐怖以外の何物でもないですよ……

 

とか考えてる間も、ニ機によるコンビネーション攻撃に晒され、俺はそれを必死になって防いでいます。なんですかこれ…新手の拷問ですか?俺にその手の趣味はないはずだけど……うん、無いはずだ。絶対、多分、恐らく……なんか自信なくなってきたな…

 

(て、そんな事考えてる場合じゃないな……)

 

ビームの威力やスピードがどんどん増してきている。玄武の《絶対防御》がある為威力はさほど問題は無いが、スピードが厄介だ。

 

玄武の《絶対防御》には、天石盾のように《自動防御》があるわけではない為、展開や防御動作は自身で制御しなくてはならない。

 

てかさ…

 

「束さん、戦いながらシステム弄るのやめてくれません!?」

 

『え〜?何の事〜?』

 

「惚けないでください!明らかに威力やらスピードやらその他諸々上がってるでしょ!」

 

『うん、その通り〜♪』

 

「さっきまでの会話は何だったんですか!?」

 

ホント、何?この人…

 

ここまで、会話してて疲れる人を他に知らない。数日前に会った生徒会長なんか可愛く見えてしまう程の精神的徒労感が身体を駆け抜けていく。もういやこの人…

 

「はぁ……今から全力で相手してあげますから、そしたらさっさと帰って下さいよ……?」

 

いい加減に疲れたので、こちらから折れた。これ以上会話していたら、ISの攻撃よりも言葉で戦闘不能になりそうだったので。

 

『ホント〜?やった〜♪』

 

こうやって声だけ聞いてると、ただの無邪気な少女の様にしか聞こえない。詐欺だよな……軽く。

 

そんな事を考えながらも、身体はしっかり戦闘へと集中していった。腕を正面に構え、まるで感触を確かめるように指を閉じたり開いたりする。

 

「それじゃ、いきますよ」

 

軽く言い捨てられた言葉。そして次の瞬間笑顔のまま物凄い殺気を放ち始めた。時折、小説などで、殺気を中心に突風でも吹いているかのようという表現を目にするが、成る程確かに。発せられる殺気に呼応するかの様に、光月の機体が震えている。

 

そして、同時にこの場に誰もいなかった事に安堵する。〈常人が受ければ気絶する程の殺気〉など人がいる場所で放てば、どうなるかなど目に見えている。

 

だが殺気以上に凄んで見せてる祇鳴の姿は、その中性的な顔立ちも含め恐ろしいというより美しかった。なんという魔性の美貌。本人は全力で否定するだろうが。

 

改めて敵を一通り眺めた後、小さな溜め息を吐いた。そしてこちらの出方を伺っている無人機に対して、無造作に構えた手をかざす。それをそのまま、撫でるように横へ滑らせる。

 

ただそれだけで、敵は死滅した。

 

かざした手が通り過ぎるだけで───〈その手から伸びている金色の刃〉が振られただけで、二体の無人機は機能中枢を切り裂かれ、一瞬の内にただの鉄屑へと還った。

 

片手の無造作な一振りで、満を持して待ち構えていた二体の無人機は何をする間もなく全滅した。

 

束の思惑など、ましてや無人機の親元の思慮など、一切無視して眼前の敵を文字通り一掃した祇鳴は、静かに殺気を鎮めた。

 

と同時に、図ったかのようにプライベートチャンネルに束の顔が映し出された。

 

『もうっ!一撃で倒しちゃったら、データ収集できないじゃん!』

 

そんな事を、頬を可愛く膨らませながら言うもんだから、割と本気で笑ってしまった。あくまで苦笑いの方ではあったが。同時に理不尽だとも思ったが、それは口にしないでおいた。拗ねた大人ほど面倒くさいものは無い。ちなみに二位は酒で酔った大人だ。

 

「とか言って、ちゃっかりデータは取ってあるくせに」

 

『ま〜、そうなんだけどね〜。もう少しみーくんのデータ欲しかったな〜、と思ってね〜」

 

「今回はあれだけで勘弁しといて下さい」

 

『ぶ〜……ま、いっか♪みーくんの隠し玉、一つ見れたし〜。今回はこれで我慢しとくよ。それじゃ、アデュ〜♪』

 

「え、ちょっ…」

 

言うだけ言って切られた。ホントあの人何なの……?

 

(ま、どうでもいいけど…)

 

学園の屋根へと移動し、ISを解除する。さすがにクラス対抗戦は終わっているだろうし、このまま入口から戻れば確実に鉢合わせする。なるべく面倒事は避けたいので、屋上にある非常通路から戻る事にしたのだ。コアの回収も忘れずに。

 

周りに誰もいないことを確認し非常口のドアを開ける。中の通路には監視カメラも無い。もちろん、闇の中でさえもより一層朱く輝き続ける、何処か禍々しくも美しい祇鳴の瞳に気づく者も誰一人いなかったのは言うまでもない。




今回始めました、《後書き座談会》のコーナー!!
ゲストはこの小説の主人公である翔河祇鳴さんで〜す♪

「なんか唐突に始まったな、おい…」

まあまあ、ちゃんと説明しますよ。
この小説が二人で書かれているのは知ってます?

「いや、薄々気づいたけど…時々、書き方とか変わるし」

うっ……やっぱり違ってます?

「ああ、初回の頃なんか酷かったしな。
更新された直後の小説を読んだ読者がいたら間違いなく分かったレベルで。」

あの頃はすみませんでした。
相方の更新した小説を飛ばし読みして、女性として書いてすみませんでした。
勝手に一夏ハーレムに入れようとしてすんませんでした。

「お前、そんな事まで考えてたのかよ…
貞操の危機じゃん、俺………」

ま、まあ過去の事は置いといて。

「俺としたら、かなり深刻な問題なんだが……まあいいだろう。」

あ、ありがとうございます。いや〜よかったよかった。

「後でサンドバッグにでもなって貰えれば。」

全然良くなかった!?

「いいから早く進めなよ。
みんな飽きかけてるぞ?」

ぐっ……生存の危機を感じますが、その通りなので先に進めます。
で、この小説は二人で書いてるんですが、実は相方(マジメ)から『後書きなんか書けコノヤロウ』という脅迫を受けましたので、急遽書く事になりました。

「相方の為に言っておくが、実際は『後書きでも何かやらないか?』と言っただけだからな?勘違いするなよ読者諸君。」

アータシカソンナカンジデシタネー(棒読み)

「それより主様よ。」

ん?何かな主人公。

「このコーナーって誰が書くの?」

それは不詳この天才である私が!!

「ふむ……」(スッ)

すんませんでした!!調子乗りました!!文才も何も無いクズでした!!だからその抜いた刀をしまって下さいお願いします!!(ザ・DOGEZA発動)

「よかろう。で、本当は誰が書くの?」

だから、それは私が。

「……………」

そんな嫌ですか!?確かに相方の方が文才ありますけど!?相方の書いた時の方が読み率高いですけど!?ちょこちょこ私の書いた文章も直されてますけど!?だけど、そんなに嫌ですか!?

「ああ」

即答ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

「さて、主が壊れたみたいなので、これにて締めとさせもらいます。
それでは、また次話で。アデュー♪」

────────────

どうもミツバチの片割れことハッチーです。

先程は↑ミッツーが失礼しました。

しばらく外国にいて帰ってきたら何一つ進んでいなかったので、速攻で書かせました。

二週間も更新がなかったこと、ここで謝罪させて戴きます。

それでは、いよいよ満を持して金銀の美少女コンビが登場!!

タッグトーナメント編、乞うご期待!!!
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