ハリー・ポッターと帝王のホムンクルス   作:オリゴデンドロサイト

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『あるはずのない名前』の後書きにも載せましたが、こちらにも。

スリザリンとの点数は80点。
クアッフルは10点。スニッチは150点。
スリザリンが60点リードでスニッチを掴めば、グリフィンドールの勝ち。
スリザリンが70点リードでスニッチを掴めば、同点になるが、スリザリンにグリフィンドールが勝ったと言うことでグリフィンドール勝利。
スリザリンが80点以上リードでスニッチを掴めば、スリザリン勝利。

トーナメントルールが明言されていないため、このような形を取らせていただきました。


優勝杯の行方

 

 ダリア視点

 

「ダリア、見ていてくれ。必ず僕が優勝杯を掴んでみせるからな」

「はい、お兄様。期待してお待ちしています。……ただ、怪我だけはなさらないようにお願いします」

 

今まさに試合に向かおうとしているお兄様が、私の言葉に静かに頷き応えた。

いよいよスリザリン対グリフィンドールのクィディッチ試合が行われる。この試合を制したものこそが今年のクィディッチ試合を制する。この試合はそんなまさに今年最後の大一番の試合なのだ。

試合はとても厳しいものになることだろう。相手は何せあのファイアボルトを手にしたポッターだ。才能だけでなく、彼の所有する箒もお兄様より上と見ていい。彼に勝つのは困難を極めると思われた。

しかし、だからと言ってスリザリンが絶対に負けるかといえば、まだスリザリンにも僅かな勝機があった。何せスリザリンはグリフィンドールと違い、今までの試合を全勝しているのだ。グリフィンドールとの点数差は80点。つまりスニッチの点数が150点である以上、80点のリードをしておけば、クィディッチトーナメントの栄冠はスリザリンのものとなる。……まぁ、その80点リードが中々に至難の業なわけだが。()()()()()()に戦っていては必ず負ける。

 

お兄様もそんなことは分かっているのだろう。私の言葉に頷いたものの、どこか不安そうな表情を浮かべて中々歩き出そうとしない。私はそんなお兄様に、僅かに苦笑を浮かべながら続けた。

 

「大丈夫ですよ、お兄様。確かに相手は強敵です。去年と違い、箒は向こうの方が上なくらいなのですから。ですが、それでも勝機が全くないわけではない。お兄様なら大丈夫です。勝利は時の運。お兄様にはその勝機をつかみ取れる力がある。それは私が保証します。それに、私はお兄様が飛んでいるというだけで嬉しいことなのです。だからお兄様、何も不安がる必要はないのですよ。私にただ、お兄様のカッコいい姿を見せてください。……あと、やはり怪我だけはしないで下さい」

 

そしてお兄様の頭をそっと撫でる。まるで子供をあやすような態度だったが、お兄様の不安感を払うには十分なものだった。お兄様は先程の青ざめた表情から一転、少し顔を赤らめながら応える。

 

「……そうか。いや、そうだな……お前の言う通りだ」

 

もうお兄様の表情に不安はない。

最後には寧ろ逆に私を安心させるような笑みを浮かべながら、お兄様は、

 

「それでは……行ってくる。あと……この試合が終わった後、()()()()()()()()()()()。待っていてくれ」

 

そんなことを言って、今度こそ競技場に向かっていったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ハリー視点

 

「ハリー! 頼んだぞ! スリザリンが80点取る前に君がスニッチを掴めば、僕らグリフィンドールの優勝だ! ま、君になら楽勝さ!」

 

「マルフォイの奴をやっつけるんだ!」

 

大広間を出ようとした瞬間、割れる様な拍手と一緒に様々な歓声が投げかけられる。しかもそれはどれも僕に好意的なものであり、更にはグリフィンドールだけではなく、レイブンクローやハッフルパフのテーブルからも上がっている。

それにその中には、

 

「ハリー! 頑張ってね!」

 

前回の試合でレイブンクローのシーカーだった、あのチョウ・チャンの声も含まれていた。

僕は自分の顔がほころぶのを感じながら、ロンやハーマイオニーと共に競技場に向かい始めたのだった。太陽の光がさんさんと降り注ぐ中、今度はロンの興奮した声が隣で響く。

 

「いよいよだな! ハリー! そのファイアボルトでマルフォイをコテンパンにしてやるんだぞ! 試合の後、あいつがまだ得意げな顔が出来るか見ものだよ!」

 

ロンの中ではもう勝利は確定していることなのだろう。朝からずっとこんな感じで、既に戦勝祝いが始まっているような興奮具合だ。大広間でもそうだったけど、ほとんどの人間が僕の活躍を期待し、僕を応援してくれている。

しかし一方で……

 

「……()()()()ね」

 

もう一人の親友であるハーマイオニーのテンションはどこまでも低かった。

何が気に入らないのか分からないけど、雲一つない空を忌々しそうに見上げている。しかも、

 

「この試合が終わった後、ドラコはちゃんとマルフォイさんに話してくれるのかしら……」

 

そんなこちらの気分まで落ち込んでしまいそうな話をするのだ。僕を応援する元気も余裕もない様子だ。

やはりハーマイオニーはまだドラコを……いや、ダリア・マルフォイのことを信じているらしい。

僕はそんな彼女に、試合前にこれ以上嫌な思いをしないためにも話しかける。

 

「ハーマイオニー……。そんなこと今言わないでくれよ。それに、あいつは勝っても負けても、どうせダリア・マルフォイには言わないよ。これまでの間、ハグリッドから処刑が取りやめになったって話はなかったんだ。なら、少なくともドラコからルシウス・マルフォイに何か言うことはなかったってことさ。そもそも僕らに協力する気なんてなかったんだよ。本当に嫌な奴さ。だからこそ、今日あいつをやっつけてやるんだ。……バックビークの仇をとってやるんだ」

 

「……」

 

ハーマイオニーからの返事はなかった。僕は当たり前の事実を話したはずなのだけど、どうやら彼女を試合に集中させるには至らなかったらしい。彼女の少しも納得していない表情からも、それは明らかだ。

しかし、これ以上ハーマイオニーに付き合ってはいられない。遂に競技場に僕達は到着したのだから。

 

「それじゃあ、僕は行くよ。次は談話室で会おう」

 

「あぁ! ハリー! しっかりな!」

 

「……ハ、ハリー。頑張ってね」

 

折角の試合なのだからハーマイオニーにもしっかり応援してほしかったのだけど、ここまで来てしまっては仕方がない。僕は二人の親友にしっかりとした動作で頷きながら、他のグリフィンドール選手が待つ更衣室に入った。

 

いよいよ、今年最後のクィディッチ試合が幕を開けようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ドラコ視点

 

いつも通りの光景だ。

今僕の視界には、怒涛のような歓声を上げる生徒達の姿が映っている。生徒達の四分の三は深紅のバラ飾りを胸につけ、グリフィンドールのシンボルであるライオンが描かれた深紅の旗を振っている。聞こえてくる歓声も、

 

「行け! グリフィンドール!」

 

「ライオンに優勝杯を!」

 

等のグリフィンドールを応援するものばかりで、僕らスリザリンを応援するものはほとんど聞こえてこない。生徒の4分の1しかスリザリン生がいないのもあるが、そのスリザリンの士気の低さも原因の一つだろう。選手自体の士気は大丈夫なのだが、観客の士気が異様に低いのだ。ポッターがファイアボルトを手に入れたと知ってから、スリザリン生の誰もがもはや負けが決定したものと思っている様子だった。ここから見ても、必死に旗を振っているのはダフネくらいのものだ。

 

でも、それでも僕のやるべきことは変わらない。皆が負ける試合だと思っていても、僕は必ず数少ない勝機を掴まなくてはならないのだから。

僕はこちらに一生懸命な様子で旗を振っているダフネに小さく手を振り返すと、もう一人の必ず僕を応援してくれている人間の方を見やる。教員席の中で、唯一日陰になっているその席を……。

 

「ダリア……」

 

去年と同じく、僕とダリアの視線が交差する。違いがあるとすれば、今回はダリアの隣に父上がおらず、代わりにスネイプが座っていることくらいだ。まるでダンブルドアからダリアを守るように座るスネイプの方を一瞬見やった後、僕はこれで安心してプレーできると前に向き直った。

 

結局父上が僕の頼みに取り合わなかった以上、この試合の後、僕はダリアにヒッポグリフのことを話さなくてはならない。グレンジャーには何の義理もないが、ダリアが余計に苦しむ可能性がある以上、僕にはダリアにこれを話す義務がある。だからせめて、その時のダリアの気持ちが少しでも明るいものであるようにしなければ……。

 

そんなことを考えていると、競技場に一際大きな歓声と拍手が響き渡った。

 

「さぁ、グリフィンドールの登場です!」

 

……さて、始めるか。

僕とポッターの実力は、箒、才能共に僕の方が劣っている。普通にプレーしていれば、万に一つ僕が奴に勝つ可能性はないだろう。

でも、それでもまだやり様はある。こんな方法、スリザリン以外の人間は誰一人思いつかないだろうし、思いついても実行などしないだろう。でも、僕は誇りあるスリザリンだ。結果のためには、決して手段は選ばない。

 

僕にとって一番大切な結果とは、ダリアが笑顔であること以外にあり得ないのだ。

そのためには、僕はどんなに卑怯だと罵られようとも、この作戦を実行してみせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ダリア視点

 

前回の試合のこともあり、お兄様の試合でなければこんな所に来たくはなかった。誰が好き好んで老害の隣などに座るだろうか。折角のお兄様の試合だというのに、隣から老害の戯言が垂れ流されようものなら、正直殺意を抑え込める自信などなかった。

しかし、それはいらぬ心配となる。何故なら、

 

「スネイプ先生……ありがとうございます」

 

「なんのことかね? 吾輩はただ、スリザリン生と今回の勝利を共に祝いたいと思っただけだ。……それに、ここには危険な狼もおるのだ。狼の危険性も分かっておらん生徒を守るのは教師の義務だ」

 

「そうですね……」

 

私の隣には、前回と違いスネイプ先生が腰かけていたから。

試合開始がいよいよそこまで迫ってきた中、まるで老害から私を守るように座るスネイプ先生と私は和やかに話す。

まだルーピン先生の追放を諦めていない様子だが、それを除けば本当にいい先生だと思う。おそらくスリザリン生にはどこまでも甘い先生のことだ。流石に私が一番楽しみにしていた試合を、老害如きに邪魔されるのは可哀想だと思って下さったのだ。本当にスリザリン生にだけはいい先生だ。

私が半ばルーピン先生の件を無視しながら応えると、先生もこれ以上言っても意味はないと思ったのか、

 

「ミス・マルフォイ。君は今回の試合をどうみるかね?」

 

若干胡乱気な表情を浮かべながらも、そんな世間話を持ち掛けてきた。

私はこちらの話に混ざりたそうにしている老害を極力視界に入れないようにしながら応える。

 

「順当にいけばグリフィンドールの勝ちは揺るがないでしょう。ファイアボルトを手にしたポッターが、我々スリザリンが80点リードするまでスニッチを掴めないとは思えません。特に今日の天気は忌々しい程の晴天。天気すら彼にとっては有利なものです」

 

「キャプテン握手して!」

 

ですがと、私はフーチ先生が両チームのキャプテンに合図する中続ける。

 

「ですが、全くの勝機がないわけではない。お兄様にも何か策があるみたいですし、もしかするとスリザリンが勝つかもしれませんね」

 

「……そうなることを願うばかりだ。あの傲慢極まりないポッターを、これ以上つけ上がらせるなど……吾輩には到底我慢ならんのでな」

 

そうこうしている内に、遂に試合が始まった。

 

「さーん……にー……いちっ!」

 

12本の箒が一斉に飛び上がり、シーカー二人はその更に上空に飛んでいく。

そして大勢の選手がクアッフルに飛び掛かる中……やはりそれでもシーカー二人はくっつくように飛んでいた。

まるでお兄様が、ポッターの視界をひたすら邪魔するかのように……。

 

お兄様の思った通りの行動に、私は自分のほとんど動かない口角が上がるのを感じていた。

 

「そうです。それで正解です、お兄様。たとえ皆が卑怯だと罵ろうとも、私だけはお兄様を否定したりしませんよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ダフネ視点

 

「ダリアは大丈夫そうだね。良かった……」

 

私は教員席のダリアが安全な場所にいることを確認し、ホッとため息を吐きながらドラコに視線を戻す。

そこにはポッターに張り付くように飛び、決してスニッチを探させないようにするドラコの姿があった。

彼の動きから、彼が何を狙ってそんなことをしているかは明らかだ。

彼は……スニッチを探すのではなく、ポッターの妨害をすることに専念しているのだ。

 

「まぁ、それしか方法はないよね。チーム全員がニンバス2001である以上、私達スリザリンのリード自体は確実だもんね。ただポッターがスニッチを掴むまでに80点リード出来るかが問題だったけど……これなら何とか……」

 

考えれば簡単なことだ。寧ろこれ以外にドラコが取りえる手段はないと言っていい。

しかし……どうやらスリザリン寮以外の人間には、この行動は到底受け入れられるものではなかったらしい。

 

「マルフォイの野郎! 先程からひたすらハリーの邪魔ばかりしています! なんて卑怯な野郎なんだ!」

 

競技場に実況のリー・ジョーダンの声が響き渡る。現在進行形で試合は進んでいるというのに、彼は先程からドラコに対する罵詈雑言ばかりを口にしていた。そしてそれは実況者だけではなく、

 

「あいつ、何やってるんだ! 汚い手を使いやがって!」

 

「正々堂々戦え! 卑怯なスリザリンめ!」

 

多くの観客もまた怒号を上げていた。果てや実況者のマイクから、

 

「このカス! 卑怯者!」

 

マクゴナガル先生のものと思しき声まで響き渡っている。喜んでいるのはスリザリン生ばかりだ。試合が始まるまではこの世の終わりのような顔をしていたというのに、ドラコの作戦が始まった瞬間からひたすら喜びの歓声を上げ続けている。ポッターの邪魔が出来て嬉しいと言うのもあるが、卑怯とはいえ、これが実に有効的な方法だということもあるのだろう。事実私達が歓声を上げている間にも、

 

「クソ! スリザリンのゴール! 40対10でスリザリンのリード! ハリー! 早くスニッチを取るんだ!」

 

スリザリンは順調に点数を伸ばし続けていた。グリフィンドールで箒が変わったのはポッターだけな以上、去年同様シーカー対決以外でスリザリンが負ける道理はない。それに相手を妨害しているのがドラコだけではなく、スリザリンチーム全員が行っている作戦なのだから猶更だ。先程からビーターの棍棒で殴り掛かるなどのラフプレーが散見されている。

試合は当初誰もが予想してものと違い、まさに泥仕合と言える様相を呈し始めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ハリー視点

 

慢心しているつもりはなかった。

たとえファイアボルトを手に入れようとも、相手だってニンバス2001という去年までの最新型を手にしているのだ。油断しすぎればドラコの方が先にスニッチを手にする可能性はゼロではない。最終的に僕がスニッチを掴もうとも、80点のリードを許せばトーナメントに負ける可能性だってある。だから慢心なんて決してしない。

そう考えながら、僕は今回の試合に臨んでいたわけだけど……

 

「こ、こいつ! 放せ!」

 

流石にこんな卑怯な戦法に出られるとは想像だにしていなかった。

あろうことかドラコはスニッチを探すのではなく、僕を徹底的に邪魔する戦法に打って出たのだ。挙句の果てには、やっとスニッチを見つけて飛び出そうとした僕のファイアボルトの尾を握りしめるという有様だった。もはやルールもへったくれもない。

観客席から一斉に上がるブーイングの中、スルスルと自分のニンバス2001に戻るドラコを睨みつける。

やっぱりこんな卑怯な奴が、バックビークを助ける手伝いをするなんてことはあり得ない。どうせ僕達に協力した振りをして、処刑までの時間稼ぎをしたというところだろう。こんな卑怯なことをする人間が考えそうなことだ。

 

僕がドラコに妨害されている間にも、徒に時間は過ぎ去っていく。

グリフィンドールもゴールを決めてはいるけど、

 

「あいつめ、わざとやりやがった! くそ! 今のファールまがいのプレーの隙に、スリザリンがまた汚らしいゴールを決めました! 90対20でグリフィンドールの劣勢!」

 

やはり相手がニンバス2001ということもあり、スリザリンのリードを止めるには至っていない。しかも正々堂々と戦うグリフィンドールと違い、スリザリンは最初からなりふり構わぬプレーをしているのだ。どんなにスリザリン対策の練習をしていても、奴らのリードを止められるわけがない。

現在スリザリンは70点のリード。もう一刻の猶予もない。この嫌な連中を倒すために、早くスニッチを掴まなければ……。

 

「やった! ざまぁ、みろ! グリフィンドールのゴール! 90対30! そのまま行け、グリフィンドール! あぁ、駄目だ! またスリザリンのくそ野郎にクアッフルが取られた!」

 

その時だった。

僕の視界を邪魔するように飛ぶドラコの向こうに、再び僅かな金色の光を見たのは。

 

取るなら今しかない! 今度こそドラコに邪魔されるものか!

 

僕はドラコを騙すため、一旦スニッチとは真逆の方向に加速する。

 

「あぁ……100対30! なんてこった! あ! 今度はフリントの野郎が、」

 

慌てて僕の箒にしがみつこうとするドラコを躱し、僕は一気に急降下しながらスニッチを目指した。

 

もっと……もっと速く! 今度こそドラコを振り切れたのだ! こんなチャンスを逃す手はない!

 

流石はファイアボルト。一度リードしてしまえば、もはやドラコなんか敵ではない。ドラコがノロノロと後ろを飛ぶ間にも、ぐんぐんと僕はスニッチに近づいていく。

あと少し。あと二メートル……。あと一メートル!

 

そして……

 

「やった!」

 

僕は遂にスニッチを掴んだのだった。

僕は急降下から反転し、空中にスニッチを掴んだ手を突き出す。

しかし、

 

「せ、先生、そりゃないぜ! スリザリンはあんなプレーをしてたんだぜ! それにハリーがスニッチを掴んだ方が早かった気が……」

 

現実は悲惨なものだった。

リーの悲痛な声に振り返ると、そこには……110対180という、どうしようもなく認めがたいスコアが映し出されていた。

 

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