本編どうぞ。
#2 秘書艦 扶桑と真っ向勝負派の天龍
第四呉鎮守府
執務室
新「さて、今日からここで提督やる事になった白銀 新(しろがね あらた)だ。よろしくな」
長門「むぅ・・・少々不服だが仕方あるまい」
陸奥「・・・・・ねぇ」
新「お?なんだ?」
陸奥「貴方がさっき言ってたB.O.W.って何?」
?「あ、それはワタシも気になりマース!」
新「ん・・・まぁ簡単に言えば『Bio.Organic.Weapon.』、つまり生物兵器だ」
長門「『Bio.Organic.Weapon.』を略して『B.O.W.』という訳か」
新「そゆこと」
?「なんかフランクですね・・・」
陸奥「じゃあ貴方もそのB.O.W.なの?」
新「待て待て、話が飛躍しすぎだ。そのB.O.W.は何が原因だと思う?」
?「やはりウイルスか何かですか?」
新「ちょっと待った、俺お前らの名前知らんわ」
長門「申し遅れた。私は提督代理の長門だ。よろしく頼む」
陸奥「長門型二番艦、陸奥よ。よろしく」
金剛「ワタシは高速戦艦金剛デース!」
比叡「わ、私は金剛型二番艦、比叡です!気合い、入れて、よろしくお願いします!」
榛名「私は金剛型三番艦、榛名です。よろしくお願いします」
霧島「私は金剛型四番艦、霧島です!よろしくお願いします!」
新「Ok、把握。で、霧島・・・だっけ?」
霧島「あ、はい!」
新「お前の言ってた事は正解だ。B.O.W.はウイルスから作り出される」
金剛「ぜ、全然分かんないデース・・・」
新「で、現時点で確認されているウイルスが・・・これだ」
そう言って新はタブレット端末を長門達に見せる。
長門「む、むぅ?T-virus・・・とC-virus?なんなのだこれは?」
新「二つのウイルスにはそれぞれ違う効果がある。まずT-virusは摂取した、もしくは感染した瞬間から効果が表れる。最初に発熱、かゆみがでる。次に脳神経がやられる。その後、身体が腐り始める。そして最終的に生ける屍になるって訳だ」
金剛「恐ろしいウイルスなのデース・・・!」
比叡「で、ではC-virusは?」
新「C-virusは摂取、感染した瞬間、脳機能が破壊される。そして、感染した者同士でコミュニケーションを取ることが出来るようになる。さらに驚異的な回復能力で死ににくくなる。だがダメージが多くなると己の身体をサナギに変異させる。しかもサナギになった後、人間とは全く違う化け物、つまりB.O.W.へと変異するんだ。ちなみにC-virusに感染した者を『ジュアヴォ』という」
榛名「それもそれで恐ろしいウイルスですね・・・」
金剛「では提督ぅ、提督はそのどっちのウイルスを摂取したデースか?」
新「俺はC-virusだな」
陸奥「あれ?でも変ね・・・写真で見たのに全然ジュアヴォっぽくないじゃない」
新「そりゃ『適合』したからな」
比叡「適合?」
新「あぁ。稀にそのウイルスに打ち勝ち、自分の物にする人がいるんだ。その内の人間の一人が俺だ」
霧島「なるほど!!つまり見た目そのままにそのウイルスの恩恵が与えられるんですね!」
新「だからと言っていいことばかりじゃない。実験台にされる事があるからな」
榛名「なんか・・・昔の私達みたいです」
新「恐らくそうだろうな。さて、俺の教えられる事はここまでだ。後なんかあるか?」
金剛「じ、じゃあさっきみたいに変異してみてくだサイ!」
新「ん~、わかった。長門」
長門「なんだ?」
新「俺の右腕ぶっ飛ばしてみろ」
長門「わ、わかった。行くぞ?」
新「どんとこい!」
長門「むん!」ブォンッ!
『ブヂィッ!!』
榛名「き、キャアアアアア!?」
比叡「う、腕がもげたぁぁぁぁ!?」
陸奥「あ、見て!」
『シュウウウウ・・・ズルゥッ』
新「お、今回は《ウビストヴォ》の腕か」
金剛「せ、生物的なチェーンソーなのデース・・・」
長門「す、すごいな・・・あっという間に全く違う腕になるとは・・・」
新「そうか?」
霧島「あれ?でもそれ戻せるんですか?」
新「普通に戻せるぞ?ほら」ズルゥッ
榛名「は、あはは・・・」ガクッ
新・金剛「「榛名ぁぁぁぁぁ!?」」
比叡「あの~、提督?その、提督の事、信じていいですか?」
新「あ、いいぞ?俺はいっこうにかまわない」
陸奥「やさしいのね、貴方は」
新「んじゃあ前任の提督の事教えてくれないか?無理にとは言わないが」
長門「いや、是非言わせてくれ」
その後、長門から詳細な前任提督の事が教えられた。
新「どうしようもないクズ野郎だな。ウビストヴォのチェーンソーで切り殺してやろうか?」
長門「お、落ち着け!あの後憲兵によって射殺されたから!!」
新「そうなのか?」
陸奥「えぇ。かなりの悪行がバレてすぐさま射殺されたわ」
新「ププ、ザマァwww」
金剛「提督、もしかして人の不幸見て笑うタイプデスカ?」
新「いや、正直に思っただけ」
長門「とりあえず明日からの秘書艦には扶桑をまわす。それでいいか?」
新「誰?」
比叡「もっとも珍しい航空戦艦の扶桑さんです。空母の航空機運用能力と戦艦の火力をあわせ持った艦娘ですよ」
新「ほ~、で、一番厄介な艦娘っているか?」
陸奥「う~ん、多分加賀さんかしら?」
新「サンキュ、後で俺の奢りで旨いもん食わしてやる」
陸奥「ほ、本当に!?」キラキラ
新「あぁ。俺は嘘はつかない」
長門「よかったな陸奥」
陸奥「えぇ!」
新「なんだ、笑えるんじゃん」
陸奥「え?」
新「さっきみたいな辛気くさい顔より笑った顔がかわいいぞ?」
陸奥「そ、そうかしら?」テレテレ
新・長門((わかりやすっ!!))
金剛「では提督ぅ!Good night!」
比叡「お休みなさい提督!」
霧島「よいしょ、榛名お姉様重い・・・」
長門「では、私はこれで失礼する」
陸奥「あ、他の艦娘には気をつけなさいよ?多分貴方なら大丈夫だと思うけど」
新「あぁ。わかった」
翌日
新「あぁ、いい朝だ・・・」
?「提督、入りますよ」
新「ん?ダリナンダアンタイッタイ?」
扶桑「本日から秘書艦になりました扶桑です。よろしくお願いしm『敬語はいいぞ?』はい?」
新「俺敬語嫌いだもん」
扶桑「そ、そうですか・・・」
新「それより扶桑、なんか飲むか?」
扶桑「い、いえ!私が淹れますよ!?」
新「いいんだよ。ほら、座んな」
扶桑「は、はい・・・」
(この提督かなり力強いわ・・・)
新「何飲む?」
扶桑「で、では緑茶を」
新「へいよ」
扶桑「あ、ありがとうございます!んっ・・・あ、おいしい!」
新「そうか?」
扶桑「はい♪淹れるの上手なんですね♪」
新「あはは、サンキュ♪」
扶桑「そういえば提督、貴方は・・・」
新「あぁ。C-virus適合者だ」
扶桑「辛くありませんでしたか?」
新「いや、もう慣れた」
扶桑「そうですか・・・」
新「さて!辛気くさいのも終わりにして仕事すんぞ~♪」
扶桑「お手伝いします!」
新「お、頼もしいなふs『死にさらせやぁぁぁぁ!!』なっ!?」
?「オラァッ!」ザシュッ!
新「ガフッ!?」
扶桑「て、提督!!」
?「へっ、化け物ってのは噂だけだったみてぇだな。大丈夫か扶桑?」
扶桑「て、天龍さん・・・・なんて事を!」
天龍「アイツ今はああいう顔してるけどよ、絶対後で本性表すぞ!」
扶桑「ですが!!」
天龍「ったく、あっけねぇな今回の提督は『おい・・・』あ?」
新につけられた傷はすでに消えており、怒りの表情を見せていた。
新「お前か。化け物と言ったのは・・・」
天龍「だってそうだろうが!!お前だってアイツらと同じ人間だろ!!」
新「天龍と言ったな・・・・なら、戦ってみるか?その化け物と」
天龍「な、なんだよ!!ついに本性現しやがったな!!」
扶桑「提督!!傷は・・・?」
新「大丈夫だ。さて天龍、お前に『殺される覚悟』はあるか?」
天龍「んなもんあるわけねぇだろ!!俺が勝つんだからな!!」
新「その言葉、後悔するなよ」バッ!
天龍「ッ!?」
新は即座に天龍の背後に移動し、コンバットナイフを天龍の喉元に突きつけた。
天龍「な・・・・嘘だろ・・・」
(は、速すぎる・・・)
新「これでわかったろ?お前には『勝つビジョン』が見えてない」
天龍「勝つ・・・・ビジョン?」
新「天龍、お前の実力はまだ伸びる。いつか俺を越えろ」
天龍「む、無理だそんなもん・・・。だってお前・・・」
新「ほら」ギュッ
天龍「ッ!?」
新「お前も辛かったんだな?もう大丈夫だ、俺がいる」ナデナデ
天龍「うっ・・・ぐすっ」
扶桑「提督、まるでお父さんみたいですね♪」
新「どうだかな」
天龍「ぐすっ・・・・わかったよ、俺いつかお前、いや提督を越える!!それまで俺を鍛えてくれ!!」
新「いいだろう。だがBSAA仕込みの訓練だ。音をあげるなよ?」ニヤニヤ
天龍「望むところだ!!」
新「いい返事だ。これからよろしくな、天龍」
天龍「おう!」ニカッ!
扶桑「提督?鍛えるのはいいですがお仕事もお忘れなく」
新「へ~い、よし天龍、お前も手伝え!」
天龍「なんでだよ!?」
To be continued....
なんか一話にしてUA1000超えてた・・・・。
めちゃくちゃ嬉しいです!
これからもよろしくお願いします。
感想、お待ちしてます。
ではでは(´・ω・`)ノシ