ハイスクール・フリート 〝護衛艦隊と艦娘、はいふりの地にて〟   作:しがみの

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どうも。Aobaです。



艦娘発艦のところは、ヘリ発艦を参考しました。


第1話 発見

『艦橋、CIC!!!345度180マイル!!!不明艦を発見!!!帝国海軍の駆逐艦クラスです!!!本艦隊に向かって接近中!!!』

 

「「「!?」」」

 

艦内は、驚愕した雰囲気になった。

 

 

 

「落ち着け!!!DE型かもしれん。」

 

梅津艦長が、驚愕している艦橋に叫んだ。

 

 

 

 

「いえ、その可能性は低いです。護衛艦なら、艦名がモニターに表示されるはずですから。」

 

しかし、軍事オタクの柳1曹からその可能性は、低いと言われ、梅津艦長は、頭を抱えこんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「艦長。危険ですが、海鳥を飛ばしてはどうでしょう。海賊かも知れませんし。対空機銃もあるかも知れないので、念のため、私達も出撃します。」

 

「・・・。分かった。司令に具申しよう。許可されたら海鳥を飛ばそう。副長達は、出撃準備。」

 

梅津艦長は、吹雪の提案に、しばらく黙っていたが、その提案を了承した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「相手の画像を送信後、不明艦に向かって副長達が所属について呼びかけます。そして、所属確認をします。これから先は、司令が何とかするようです。副長、矢矧1尉、大丈夫ですか?」

 

「はい。」

「ええ。」

 

吹雪と、海鳥のパイロットであり、軽巡矢矧でもある矢矧1尉は答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『艦娘、出撃。』

 

と、スピーカーから聞こえると同時に、艦尾の艦娘発艦用のカタパルトに通じているシャッターがカシューと開いていく。どうやら司令に了承された様だ。

 

『フリート・トラップ、カタパルトに展開。』

 

 

 

吹雪達の乗った台は、カタパルトに向かって動いていく。

 

『フリート・トラップ、カタパルトに展開確認!!!艤装装着作業員は、退避!!!』

 

艤装装着を手伝っていた妖精さん達は、艤装から飛び降りて、艤装格納庫に走っていった。

 

「無線接続後、本機起動。」

 

吹雪は、無線を接続し、本機を起動した。

 

「フリート・トラップオープン。Weigh Anchor(出 撃)!!!」

 

吹雪が「出撃!!!」と叫ぶと、吹雪を含む艦隊が、「みらい」から発艦させられた。

 

 

 

 

 

 

発艦した後、艦娘達全員で単縦陣をとった。その時、吹雪が、後部ヘリ甲板を確認すると、海鳥が発艦していくのが確認できた。海鳥は、艦娘達より速く該当海域に到達するので、CICに、画像を送ることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『フォーチューン・インスペクター、シーフォール。ビジュアルコンタクト。拡大画像を送ります。』

 

海鳥から報告が来た後、「みらい」CICには、海鳥からかなりボヤけた画像のデータが送信されてきた。

 

「画像解析します。」

 

ボヤけた画像は、処理でどんどん鮮明な画像となっていつた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「こ、これは・・・!!!」

 

 

 

菊池が驚きの声を上げた。そう、モニターに標示された画像には、1隻の駆逐艦が映っていた。しかも、艦首には、Y467の文字が書かれており、喫水線より上が黒地に赤の斜線がある独特な塗装をしている陽炎型駆逐艦だった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‐同刻‐

‐護衛隊群より180マイル先‐

‐航洋艦〝晴風〟‐

 

「損傷の確認出来ました。」

 

先程、晴風はアドミラル・シュペーから攻撃を受けたので、スクリューシャフトを撃ち抜いた後、現海域で逃走しただ。今は、その時攻撃を受けた箇所の確認が終わり、記録員兼書記の納沙(のさ) 幸子(こうこ)が、副長の宗谷(むねたに) ましろに報告したところなのだ。

 

「状況は?」

 

「現在、機関修理中、3番主砲使用不能、魚雷残弾無し。爆雷残弾1発。戦術広報装着並びに水上レーダー損傷。通信は受信のみできますが・・・。」

 

「航行に必要なところ修理最優先で、どのくらいかかる?」

 

「機関だけなら、あと8時間位ですね。」

 

「まずはそこからだな・・・。」

 

1通り報告を聞き終わったましろは、機関長の柳原(やなぎわら) 麻侖(まろん)に話しかけた。

 

「機関長!!!動きながらで大丈夫か!?」

 

『何とかすらぁ!!!でも、巡航以上は出せねぇぜ!!!』

 

「分かった!!!

 

巡航で、学校に戻る最短ルートで、大丈夫ですね?艦長。」

 

機関長からの報告を聞いたましろは、艦長の(みさき) 明乃(あけの)の方を向き、話しかけた。しかし、明乃は、武蔵からの緊急無線を聞いた後、しかも、幼なじみである武蔵艦長の知名(ちな) もえかの事を考えていたので、ましろの声は聞こえてなかった。

 

「艦長?艦長!!!」

 

「え?シロちゃん何?」

 

「はあ・・・。しっかりしてください・・・。」

 

ましろが明乃に呼びかけると、明乃は、驚きながら答えたため、ましろは、呆れながら言っていた。

 

「ごめん、つい・・・。」

 

『こちら見張り員!!!未確認の飛行物確認!!!右85度15マイル!!!』

 

その時だった見張り員の野間(のま) マチコから艦橋に報告が来た。

 

「飛行船?」

 

明乃がそう言いながら、艦橋から双眼鏡で、報告があった方向を見ると、そこには、彼女らには見たことない機体があった・・・。それは・・・、〝みらい〟から発艦された〝海鳥〟だった・・・。

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