魔法使いの俺に弟子がいるのは間違っている   作:ゼルガー

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次回、ごちうさクロス。そして、その次はテニスならぬ地獄のテニヌが・・・・・・


魔法使いの俺に弟子がいるのは間違っている⑳

 

差し入れから翌日、城廻先輩は未だに山籠もりから戻ってきていない。

 

正直、俺の中には不安で埋め尽くされている。

 

 

 

~回想~

 

 

 

「あ、皆来てくれたんだね」

 

「ええ。差し入れを持ってきました。っていうか、コレなんですか?」

 

「見ての通り、訓練だよ」

 

「「「「いやいやいやいや」」」」

 

 

その言葉に俺達は首を振って否定した。さすがにこれは無い。

 

 

「え?でも効果はあるよ?陣内高校の生徒会長さんから貰った練習を参考にしてるから間違いないよ!だって、最弱のラグビー部が日本一に輝いたしね!」

 

 

それ、絶対に裏があるって。

 

 

「でも差し入れかぁ・・・・・・うーん」

 

「どうしたんですか?何か問題でも?」

 

「えーせっかく握ったのにー?」

 

「結衣先輩は握っただけですけどね・・・・・・もうポイズンクッキングは嫌です」

 

 

それは俺も同意だ。差し入れのおにぎりの9割は雪ノ下と馬鹿後輩が料理した。俺か?何故かさせてもらえなかった。何故だ・・・・・・

 

 

「まあ、勿体ないし仕方ないか。貴方達、喜びなさい!24時間ぶりのご飯だ!ありがたく食べなさい、この豚共!」

 

 

・・・・・・鬼過ぎるだろ、先輩。

 

 

 

~回想終了~

 

 

とまあ、あと二日はみっちり鍛えてやると言っていたので、もう放置することにした。正直、関わりたくはない。訓練中に何度もレイジングハートを起動させてたから、きっとアイツはまた犠牲になってるんだろうと思うと涙が止まらなかった。

 

山登りに憑かれたので、ゆっくりと休もうかと思ったその夜、馬鹿後輩に一つの電話が来た。

 

それは、馬鹿後輩の従姉妹からだった。

 

 

「あー、もしもし?こんな夜遅くに何の用なのココア?」

 

『ふぇーーーーん!助けていろはちゃーーーーーん!』

 

 

うおっ?!スピーカーじゃないのに俺にまでよく聞こえがる!?ってか、耳を直に当てていた馬鹿後輩が耳を抑えて苦しんでる。お、おい大丈夫か?鼓膜が破けたから回復魔法をかけてるって?なら大丈夫か。

 

 

「こんの馬鹿ココアーーー!いきなり叫ぶな!耳が痛いわーーーー!」

 

『ふぇ?あ、ごめんね』

 

「くっ、このっ・・・・・・はぁ。で、何ですか?何時ものココアなら私じゃなくて、モカ姉を頼るでしょうに」

 

『あ、あはは・・・・・・実はね、住み込みで働いてるバイトの手伝いをして欲しいの』

 

「住み込み?そういえば、ココアは実家から出たんだっけ」

 

『うん。ラビットハウスっていう喫茶店だよ!それでね、チノちゃんが可愛いの!』

 

「あーはいはい。以前メールに書いてあった自称妹でしょ?」

 

『そうなの!コーヒー入れるの上手で、とってもおいしいの!』

 

「・・・・・・ココアって、IQは高いのに文系が本当に残念ですよね。それで、そのラビットハウスっていう喫茶店の助っ人に来てほしいってことでしょ?何時?」

 

『うん!明日』

 

「は?」

 

『じゃあお願いね!』

 

「え?ちょっとココア!?あ、切られた・・・・・・我が従姉妹ながら、全然話を聞かないですね。あー、先輩?明日、少し付き合ってもらえませんか?」

 

 

え?何で俺に振るの?嫌だよメンドクサイ。

 

 

「かわいい後輩が頼んでるのに無視する気ですか?」

 

「だって俺、小町を監視する役目があるし」

 

「あー。それがありましたね」

 

 

ちなみに、小町は我が家の地下で封印中。魔法陣で力を封じてる真っ最中だ。あの不気味な力は厄介だから、早めに何とかしたい。

 

 

「つか、俺に頼むくらいなら雪ノ下と由比ヶ浜を誘え。面倒くさいのは御免だ」

 

「ちぇー。まあいいです、お二人にも頼むつもりでしたし。それと一緒に来てくれないなら、先輩の秘蔵の書物を全部処分「待て待て待て。仕方ねーな、言ってやるよ」さっすが先輩!頼りになるぅ!」

 

 

この女・・・・・何時か後悔させてやる。ん?秘蔵の書物が何かだと?決まってんだろ、魔導書だよ。師匠が大事に保存していた、コルキスの魔女メディアが書いたと言われるものだ。

 

金にしたら末代まで遊んで暮らしてもお釣りがくるんだぞ。それをこの馬鹿後輩は処分だぁ?書いた本人が知ったら怒ってるだろうな。

 

仕方ない、小町の封印を強化しておくか。早めに俺達比企谷家のルーツを探らねーとな。

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん」

 

「・・・・・・元とは言え、妹の愛が重い。はぁ、どうしてこうなった」

 

 

「お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃんーーーーーうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!

あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんううぁわぁああああ!!!

あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん

んはぁっ!お兄ちゃんの綺麗な黒色の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!

間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!

昔より死んだ目で小町と同じアホ毛で昔から変わらない捻デレなお兄ちゃんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!

クズ親が居なくなってよかったねお兄ちゃん!あぁあああああ!かわいい!お兄ちゃん!かっこいい!あっああぁああ!

今日も私に会いに来てくれて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!

ぐあああああああああああ!!!妄想なんて現実じゃない!!!!あ…封印中だしよく考えたら…

こ の お 兄 ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!

そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!!!

この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?小町の封印を強化しに来たお兄ちゃんが小町を見てる?

強化中のお兄ちゃんが小町を見てるよ!お兄ちゃんが小町を見てるよ!魔法使いのお兄ちゃんが私を見てるよ!!

蔑んだような目でお兄ちゃんが小町を見下してるよ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!

いやっほぉおおおおおおお!!!小町にはお兄ちゃんがいる!!やったよ蛇神様!!ひとりでできるもん!!!

あ、小町の恋人のお兄ちゃぁぁああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!

あっあんああっああんあぁ蛇神様ぁあ!!お兄ちゃんに近づく雌ブタは消えろぉぉおおおおおお!!!

ううっうぅうう!!小町の想いよお兄ちゃんへ届け!!小町のお兄ちゃんへ届け!」

 

 

・・・・・・次元の狭間に封印してもいいよね?

 




注意※小町のキャラが崩壊してます
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