魔法使いの俺に弟子がいるのは間違っている   作:ゼルガー

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も、もうすぐお盆休みだ・・・・・耐えるんだ私。お盆休みになったら、睡眠をしっかりとるんだ・・・・・・


魔法使いの俺に弟子がいるのは間違っている㉑

 

ここはラビットハウス。馬鹿後輩の従姉妹が住み込みで働いている喫茶店だ。

 

そう、馬鹿後輩が電話で無理やり引き受けてしまった依頼の店だ。ちなみに、由比ヶ浜と雪ノ下はここにはいない。

 

和菓子専門店と紅茶専門店の方に助っ人に駆り出されている。もちろん、由比ヶ浜はウェイトレスとしてだが。雪ノ下は紅茶の入れ方を学ぶついでだと紅茶専門店に行っているが・・・・・あのうさ耳と制服は大丈夫なのか?

 

この店の名前にラビットと書かれているが、動物が放し飼いにされている喫茶店ではなく、マスコットのウサギが一匹いる程度の喫茶店だ。

 

どうみても、白い塊にしか見えないけどな。てかアレ、動物に魂が憑依しているがいいのだろうか?

 

 

「あーもう、先輩手伝ってください!手が足りません!」

 

「ぼっちの俺に接客なんかできるわけねーだろうが・・・・・・。いらっしゃいませお客様、席はこちらになります。ご注文は何に致しますか?」キリッ

 

「接客できてますよね!?」

 

 

ふっ、対人用の演技力を甘く見るな。ちなみに、死んだ目を隠すために魔眼殺しの眼鏡を掛けている。これで普通に見えるはずだ

 

 

「いろはちゃんの先輩ってすごいね!」

 

「ふぇ?い、いえいえ別に!普段はいい加減でズボラで優しくないんですけどね!」

 

「そうなの?インテリって感じでかっこいいけど?」

 

「先輩がインテリ?(ヾノ・∀・`)ナイナイ」

 

 

おーし、馬鹿後輩。あとで説教だ。誰がお前に勉強を教えているのかはっきりさせようじゃないか。

 

 

「すまんな比企谷。ココアのヤツが勝手に応援を要請したみたいで」

 

「気にすんな天々座。こういうのも悪くは無い」

 

「いや、ココアは相手の返事も聞かずに一方的だったらしいしな。ホント、申し訳ない」

 

「だから、お前が謝んなって。あの手の天然には慣れてる」

 

 

主に城廻先輩だけど。あの人、何やってんのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

~山奥~

 

 

 

「あはは、やっぱり君はすごいね戸塚君」

 

「はぁ・・・はぁ・・・気が高まるぅ・・・あふれるゥ!うぁあああああああああ!!!」

 

「他の部員たちはみんな気絶しちゃったのにね。君はやっぱり特別だよ!だから、私も本気を出してあげるね!」

 

 

穴ぼこだらけになった山中にて、空中に浮かぶ二つの影。

 

方や筋肉が膨張し、白目でオーラを噴出している戸塚。

 

方や、白い法衣に身を包み、レイジングハートとエスカリボルグを構えるめぐりん。

 

めぐりはエスカリボルグを消し、目を静かに閉じた。

 

 

「テトラテュス・グラマトン」

 

 

その言霊を唱えた時、めぐりの背後に別の女性の影が浮かび上がり、静かにめぐりと一つになっていく。

 

すると、めぐりの髪が黒から茶色に変化し、目つきも釣り目に変わり、狂気の笑みを浮かべた

 

 

「あはぁ♪さあ、恐怖の悲鳴と断末魔のオーケストラを奏でよう!」

 

 

 

※イメージBGM「ダークプリズン」

 

 

レイジングハートは彼女に憑依している存在の武器へとみるみる姿を変えていく。

 

その武器はまさに薙刀。しかし、血塗られた妖刀のように禍々しかった。

 

 

 

「ふ、フハハハハハ!その程度の実力でこの僕を超えることなど出来ぬゥ!!」

 

「神具ネオ・メイオウガッシャー。抵抗など無意味。相転移出力、最大限。縮退圧、増大。重力崩壊臨界点突破・・・・・・さあ、見せてあげようか。世界崩壊の終焉を!」

 

「何なんだぁそれはぁ・・・・・・僕は悪魔だぁ!」

 

「なら、私は冥王だよ。さあ、眠りなさい。エンド・オブ・ワールドブレイカー、デットエンドシュート!」

 

 

めぐりが持つ薙刀の刃先から放たれたのは、重力にとって極限まで縮退された砲撃が、いろんな意味で覚醒している戸塚に向かって放たれた

 

 

「ハハハハハ、ハーーッハハハハハハハハハ!!!!」

 

 

戸塚はそれを手に収縮していたエネルギー弾をテニスラケットで解き放った。

 

二つのエネルギーが衝突し、周囲は光に包まれた。その日、地図からその山が消え去った。

 

 

 

 

 

 

 

「おっと、地震か?あっぶねーな」

 

 

食器を洗っていると、突然店が大きく揺れた。

 

 

「物騒ですね、先輩ー」

 

「あ、あの八幡さん。このコーヒーはどうでしょう」

 

「ん、香風「チノです」いや、か「チノ」・・・・・・チノ。このオリジナルブレンドだが、酸味が少し強いな。もう少し抑えてもいいと思うぞ」

 

「ありがとうございます、お兄ちゃん」

 

「ふぁっ?!」

 

 

お、おまっ!なんてセリフを!?そ、そんなことを言ったら・・・・・・

 

 

 

「チノちゃんのお姉ちゃんは私だよ!妹は渡さない!」

 

 

保登、お前は何を言っている。

 

 

「先輩、やっぱり年下好きなんですかぁ?」

 

 

馬鹿後輩、俺はノーマルだ。んでもって、なんで膨れてる?

 

 

「お兄ちゃん!小町は私だけだよ!妹の座は渡さない!」

 

「どうやって封印を説いてきた愚妹!?」

 

「血のつながりは関係ないです。それと、ココアさんをお姉ちゃんと呼びたくないです」

 

「ちょっ、チノちゃん!?」

 

 

予想通り、来やがった!?煽るなチノ。ココア、哀れだな

 

 

 

 

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