魔法使いの俺に弟子がいるのは間違っている   作:ゼルガー

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魔法使いの俺に弟子がいるのは間違っている④

それは、自宅の洋館で起こった出来事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女いろはす☆

 

 

私は一色いろは。何処にでもいるような超絶可愛い美少女高校生♪

 

そんな私には誰にも言えない秘密があるのです!それは・・・・・・

 

実は私、魔法少女なんですよー!

不思議な呪文でどんな事もミラクル解決☆

 

魔法の言葉は、マジカル☆いろはすー!

 

 

 

 

「・・・・・・・・・おい、馬鹿後輩。なんだ、これは」

 

「えへ☆」

 

「俺、言ったよな?魔法薬の調合のレポートを書けって。何で、今時ガキも書かないような小説なんか書いてるんだ!ていうか、挿絵が無駄に上手いのが腹立つ!」

 

「えー、いいじゃないですか。実際、私って魔法少女だと思うんですよー」

 

「魔法使いの弟子の後輩だろうが・・・・・・いや、まあ魔法学は教えているが」

 

「実は先輩、魔法の杖を作ってみたんですよー」

 

 

おい、この馬鹿後輩は何を言っている?

てか、なんだそのステッキは?ハ●ー・ポッ●ーに出てくるような杖じゃなくて、魔砲をバンバン撃ったり収束砲撃をぶちかます魔法少女詐欺のアニメに出てくるようなメカメカしい杖だった。

 

 

「もちろん、ちゃんとこだわって作りました」

 

「どこに?」

 

「アニメの魔法少女のようにちゃんと変身できます!」

 

「・・・・・変身、したいのか?高校生になるお前が?」

 

「高校生のプリ●ュアがいるんですから問題ないです。おばあちゃんのプ●キュアもいましたし」

 

「キュアムーン●イトの事を言ってるのか?それに・・・・・いや、どうでもいい。てか、錬金のランクがEなのによく作れたな」

 

「言峰さんが協力してくれました。物凄くいい笑顔で」

 

 

その時点で嫌な予感しかしねーよ。あの神父、他人の不幸が大好物という愉悦キャラだ。きっと、ろくでもない仕掛けをしたに決まっている

 

 

「一番こだわったのは、変身バンクです!王道でちゃんと素っ裸になります「おい!」・・・・・・他人が」

 

 

 

・・・・・・は?

 

 

「私が裸になるわけないじゃないですかー。え?ひょっとして期待してました?ごめんなさいもっと親密になって愛してるって言ってくれてからお願いしたいので無理です」

 

「何でふられてんだよ。つか、誰が裸になるんだよ」

 

「さあ?そこらへんはテキトーですし。まあ、女性ではないのは確実です。試してみます?ひょっとしたら先輩がキャストオフ!するかも知れませんよ?」

 

「おい馬鹿止めろ」

 

「じゃあ、使ってみましょう!仮にも乙女なので、魔法少女には小さい頃に憧れてたので一度なってみたかったんです!」

 

「それが本音か!お、おいホントにやめろ!俺はまだ清純でいたいんだ!」

 

「マジカル☆いろはす!メーイクアップ!」

 

「掛け声古っ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~総武高校、グラウンド~

 

 

「隼人ーーーー!頑張るしーーー!」

 

「キャーーー!葉山先輩ーーーー!」

 

「頑張ってーーーー!葉山くんーーーーー!」

 

 

「っべー、流石隼人くん、人気ぱねーわ」

 

「翔!パスしてくれ!一気に決める!」

 

「オッケー、隼人くん!任せるっしょ!」

 

「よしっ!行くぞ!うおおおおお!」

 

 

 

≪キャストオフ!≫←葉山のユニホームがはじけ飛んだ

 

 

 

「・・・・・・え?」

 

『・・・・・・え?』

 

「は、隼人君。ま、マジパネーわ」

 

「は、隼人の全裸!?きゅー・・・・・・・」

 

「キャーーーーーーーーーーー!!!」(黄色い悲鳴)

 

パシャパシャパシャ!(携帯のカメラで撮る音)

 

「・・・・・・俺が、俺が一体何をしたっていうんだ」

 

 

 

 

しばらくの間、彼は全裸でグラウンドにたたずんでいた。

 

無数の女性との歓声とチームメイトたちの同情の視線が彼を余計に苦しめることになった。

 

彼の足元のサッカーボールが虚しく転がっていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?無事だ。ほっ、俺じゃなかったか。よかったー」

 

「ちっ・・・・・・まあいいです。どうですか先輩!私の魔法少女姿は!」

 

「あざとい」

 

「それだけ!?」

 

 

可愛いのは認めるが、なんか素直に認めたくはない

 

 

「つか、その衣装どう見ても白い悪魔(25)の衣装だろうが」

 

「いいじゃないですかー。砲撃くらい撃てますし」

 

 

んなの俺でもできるわ。

 

取り敢えずこの馬鹿後輩の頭を叩き、レポートの再提出を命じた。

 

そういえば、そろそろあの教師に施した記憶操作の催眠効果が切れる頃か・・・・・掛けなおすか

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