どこにでもいそうな高校生愛実。誰とも話そうとせず、暗めの少女だが…

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これはとある知り合いの話で聞いた嫉妬というキーワードから作ってみた小説です。
決してこの作品は現実的にあったことではありません。
全国の愛実さん、静さん大変すみませんでした。決して恨みだけはないんです。


嫉妬と虚無の狭間から

あなたは、愛する人がいますか?

あぁ、だれでもいいのですよ?同性異性だれでもいいのです。愛の力は強い、ある時は絆以上の姿を見せてくれるほど愛は素晴らしいものです。ですが。それは時として、人間をも変えてしまう力を持っております。今回は、私が見た一つの話をします。あぁ、私が誰か?そんなことどうでもいいのですよ…では始めますね?

 

 

 

夏。セミが鳴く街中、無数のビル、その横にある街路樹に囲まれた歩道。セーラー服を着た少女たちが続々と歩いていく。その群れの中にぽつりと一人、下を向く女子生徒が一人いた。背は高く体格は華奢で髪はセミロング、でかい太縁メガネをかけて鞄を右手にぶら下げ、歩いていた。表情からは何も伺えない。周りには一切目をくれず、ただうつむいて歩いていた。彼女の鞄のチャームには愛実と刺繍されていた。

 

何もなく、彼女が教室に着いた時そこでは男女が分かれ、言い争いが起こっていた。見た感じ、お互い十人ぐらいだろうか。見る限り、クラスメイトだった。

 

「別に男子の言うこと聞かなくてもいいじゃん…文化祭は皆でこれがしたいって決めたから…」

「うるせえよ。女子が何言ってんだ。俺らの意見なんて一言も聞いてくれなかっただろ?」

「いや、決めた時に男子もて挙げてたもん!私名前書いてたし!!嘘とは言わせないよ!」

「女子は卑怯だな。人数と弱さでつけこんでくるからし!無敵だわ。」

 

どうやら、男子は今回する文化祭のイベントが気に入らなかったらしい。多数決で決めさらに、最初に全員でそこは承諾したはずだった。ちなみに今回する出し物はメイド喫茶だ。まぁ、相当のノリがなきゃ男子も嫌がりそうだ。だが、このクラスは男子も女子も15人ずつで休みもなかったので、決して女子全員で押し切れる人数でもないので不公平とは言いにくい。つまり、一部の男子も手を挙げているということになる。が、その男子は男子の群れの中で、複数の男子に囲まれかなりおびえた顔をしている。確実に脅されたのだろう。

そんな状況を愛実は傍観する中、一部の女子が責められついに泣き出してしまった。男子は、呆れ顔で見続け「雑魚が」とか「女子ぶりやがって」とか言い始める始末。

 

「やっぱ女ってさ、ずるいよね。文句言えば男子に勝てるしさ、弱いフリすれば俺たちが悪く見えるし、尚且つ泣けば被害者ぶれるんだし!!ずるい人間だよ。もっと、俺らのことも公平に見てくださいよ~」

「わかってやってて勝ち目がないってわかるなら、お前らさ潔く黙ってろよ、女子だろ?女子のくせに強がるな糞女どもが。」

 

男子たちがあははと笑い、女子の教室の空気は確実に悪くなる。その時、一人の男子が影際に勢いよく下がった。その方向を皆が向くが、向いた場所には何も起きてない。

次はその逆の窓際に二人の人影があった。一人はさっきまで戦闘で文句を言っていた男子、もう一人はその男子の首を絞めている愛実の姿だった。クラスメイトはその光景に喋れないし、だれも止めることができない。愛美が締め上げる男子生徒は窓から体が出て、愛美が離せば校舎三階から、コンクリートに落ちてしまう。

 

「さっき、勝ち目がないなら黙れって言ってたけど…それはあなたたちもそうだよね。しかも、多数決ほど公平な決め方はないと思うけどね。」

 

真顔で首を絞め続ける愛実。男子生徒の顔は悪くなっていき、もうどちらもおちてもおかしくない。青白い顔で唯一分かるのは、死ぬ、負けることに恐怖がでている。

 

「ねえ、さっき言ってたよね、泣けば被害者になれるんでしょ?泣いてみてよ。ねぇ。」

 

愛実は無表情で絞め続けるが、声が浮ついていることからその声色からは楽しんでいることがうかがえる。愛美が止まる様子もなく、クラスメイトも恐怖で動けなかった。その時、一人の女子生徒が叫んだ。

 

「やめて愛美ちゃん!そんなことして何の意味があるの!?」

 

その生徒は女子の群れの中から一人前に出て、愛実をじっと見つめた。愛美は首への力を弱め、最低限の力で男子生徒の体を支えていた。

 

「こいつらはずるをしたから懲らしめているだけだよ?悪いの?」

「暴力で解決なんて…争いは争いを呼ぶんだよ!相手は殴ってすらないんだし、やめようよ!!」

 

愛美は黙り込み、その後男子生徒を床に投げつける形で解放した。男子生徒は男子の群れへ一目散へ逃げていった。愛美は不愉快そうで、黙り込んでいる。

 

「静ちゃん、ありがとう…」

「私は何もしてないけど…授業の用意しておいて?」

 

愛美を止めた少女静は愛美の元へ歩いていき、愛美の前で、両手を腰に当て話し始めた。

 

「愛美ちゃん、また怒ったの?先週から数えてもう14回目だよ…そろそろ落ち着いてよ…」

 

はーやれやれと言わんばかりにため息をつく静。そんな様子の静に比べ、愛美は少しにやついていて反省の色は一ミリもなかった。

 

その後から愛美の様子が登校時と変わっていた。授業中も、休憩中も、自分の前に座っている静をただ見つめていた。彼女を見るだけで幸せだ。彼女がいれば何でもいい…愛実はそう思った。邪魔そうに髪をかき分ける仕草、しっかり服を規律よく来ている姿、友達と楽しそうに話す顔、どれも可愛い。ただ、三つ目だけは気に食わない部分もあるが。そんな静と愛美が出会ったのは、半年前のことでである。

 

愛美には数か月前に付き合っていた彼氏がいた。だが、告って来た相手から合わないという理由だけで別れた。正直なところ、相手ばかりが自分のことを勘違いして好きになっていただけで自分は相手に関して、どうも思っていなかった。から、別れようと言われた後もあまりどころか落ち込んですらなかった。別れを告げられた高架橋の下で一人、歩いて去っていく相手をただ見ていると後ろから一人見たことのない女子生徒が走ってきた。見たところ愛美と同じ制服を着ていることから同じ学校の生徒ということが分かる。何故来たのか、そんなことを考えていると彼女は急に泣き出したのである。どうしたのか、まさか彼は彼女の妹だった?急すぎて焦りその場から逃げようとまで思った。が、彼女は愛美を呼び止め、叫んだ。

 

「貴方…大変だったね…」

 

そう言い、彼女は近くに寄ってきた。

 

「私見ちゃったんだ…貴方が告られているところ。ちょうど通りかかって…でも…大変だったね…」

何も言われず、愛美は彼女に抱かれた。普段なら抵抗する愛美は抵抗ができなかった。初めての感覚、ぬくもりを感じたからである。ハグはしたことがあるのだ。だが、普通のハグではなく、なんだか警戒を解かれるようなよくわからない感触に陥っていた。知らないうちに嗚咽が上がり、涙が流れた。その日愛美は初めて話した。あなたの名前は?と。彼女は答えた。私の名前は静だよ。と。

次の日から、愛美は静とくっつくようになった。彼女のつてで話す人も増えた。二人でいるといつも仲良しだねと声をかけてもらえるようになった。それだけじゃない、愛美も普通に人と話せるようになり、彼女のまわりにはたくさんの人が付くようになった。

この私にしてくれたのは静のおかげだと、何か聞かれればすべてそう答えたが、静は「たいしたことはしていないよ~」といつもいう。そんな会話ですら愛美は幸せだった。静の前に立ちはだかる障壁は愛美が取り払った。静に殴りかかるものは代わりに殴り返す。悩みはなんでも自分が肩代わりして困難を突破してきた。そのたび、静は愛美に笑いかけてありがとうと言う。その言葉がしほしくて、またいろんなことを肩代わりした。だが、そんなことを思うにつれ、私が彼女といない時、むしゃくしゃする時が増えたのである。新しくできた友達と話していても、一人で弁当を食べていても、何かが足りない。そう思うようになった。彼女が好きだ。その気持ちに気付くのはまだまだ早かった。

 

そして今に至る。見ていると彼女はほかの女子と話している。最近あの子静と話しすぎではないだろうか。静にとっての一番は私だけなのに。一番の私を差し置いて静と話すのはずるい。

 

「ころs…」

 

何か言いかけた瞬間、女子生徒に声をかけられ我に返る。私は何を言おうとしてたのか。私は全く覚えていなかった。いったい何だったのだろうか、あれは気のせいだったのではないか、愛美は自問自答を繰り返していた。

 

ある日の放課後、愛美が鞄に荷物を詰め、帰る準備をしていた時、静が仲よさそうに複数の女子と話しながら帰ってきたいた。その光景を見るに愛美の胸を締め付ける。どうして私以外の女子とあんなに仲良く話しているの?あの笑顔は私だけにしか見せないはずじゃないの…?どうしてよ…

愛美の思考は急な落とし穴に埋まり、すぐに物事を考えることが困難になった。ふとすると静はトイレに行ったのかその場を後にした。鞄はここにあるから恐らくここに返ってくる。愛美は分かっていた。こんなことを予想することは出会ってこの半年、ずっと静しか見ていない愛美には赤子の手をひねるくらい簡単だった。静が離れてから女子の大群はその場に立って静を待っている。確かに静は男子どころか、女子ですら性別関係なく人を引き寄せる魅力がある。(※愛美個人の考えです)待ってまた静と話したいのはわかるけれど、貴方たちの時間はお終いなの。あれだけ喋ったのなら、

 

さっさと私の前から消え去ってよ。

 

愛美の体は動いた。

 

数分して静が戻ってくると、廊下には誰もいなかった。教室には、静のかばんと愛美がいた。愛美は満面の笑みで静を向いていた。満面な笑みから何か裏があると思うと少々怖い。彼女は手を繋いだ。帰ろう。その一言で私は安心し、現実へ戻ってこれた。

 

その次の日、昨日いた彼女たちは学校に来なかった。ビルから落ちてきた鉄骨に下敷きになり、病院送り。幸い死者は出なかった。

そんなことがあっても学校は続き、愛美はまた静を眺めていた。心配する目、困っている顔、寂しそうな面影、どれを切り取っても勇実には女神に見て取れた。大丈夫!私がいる…と声をかけようとしたその時、男子が彼女を囲んだ。愛実は押しのけようとしたけれど、男子の群れの中から一人の声が聞こえた。静だったのだ。静は力を振り絞り、来ないで!!と繰り返し叫んだのである。今すぐにでも止めたかったけれど、彼女の言うことなら仕方がない。苦しかったが、目をそらした。私には関係ない。私にはあの子は関係ないのだ。何とも言えない吐き気が愛美の胸のあたりを刺激した。

 

その放課後、静は先生に相談すると言って遅く帰ると愛美に言った。その時私は私に相談すればいいのにといったが、進路のことだと言われさすがに口出しできなかった。となれば…

 

静が背中を丸め街路樹のある道を歩いていると何か物音が聞こえた。昼の一件もあったために、少々怖いが歩いたその方向へ向かってみた。と、静の足元には少しへこんだ金属バットが転がってきていた。これを見て一つ思う。

 

ここに来るな。

 

偶然なのかもしれない、バットに意思があったのかもしれない。その奥で何が行われているかを見ずに、彼女は走って帰った。

 

次の日、静はそわそわしながら学校へ向かった。家で新聞を見たところ、また自分のクラスのメイトが事故で病院送り…立て続けに起こる事件に自分が巻き込まれていないことに恐怖を感じてくる。昨日のあの音と関係あるのだろうか…考えただけで頭が痛くなった。

その日の静のクラスには着尺そうな男子が4人ほどと、静、愛美しかいなかった。先生が深刻そうに話し、クラスの男子も誰一人、集団で集まろうとしなかった。そんな雰囲気の中愛美だけ、静に近づき話をふってくる。その愛美の様子はとても楽しそうで、こんな愛美を見たのはあの満面の笑み以来だ。静は気になることを言ってみた。

 

「ねえ愛美ちゃん、どうしてあの時楽しそうだったの?」

 

そう、本当は静だって怖い。このメンバーだけ残って、いてこの集まり方に何か意味はあるのか。だけど、静はなぜかこれが気になった。何故か知らないけれど頭に引っかかったままだったのだ。愛美は答えた。

 

「ん?だって静と二人きりだし…うれしいもん。」

 

「こんな時に何言ってるの…?愛美ちゃんも狙われているのかもしれないんだよ…?」

 

「え?誰に?」

 

衝撃を受ける。突拍子もないことをまっさらでもない顔でいうものだから愛美が怖い。

 

「なんで怖くないの…私は自分の身に何かありそうで怖いよ…」

 

「だって…このクラスメイト、私が休ませたもん。」

 

…前言を超える言葉に私の頭はショート寸前だ。静は状況を整理した。

まず、最初は私のクラスの女子がビルの鉄骨に巻き込まれ、けがをして病院に全員入院。次の日は男子が事故で病院送りになった。その事件の首謀者は愛美ちゃんと自分が言う。本当は強がっていて、混乱していることを静は最後まで信じていた。だが、現実は残酷だ。そのまま真実を述べてくる。

 

「ビルの鉄骨は嘘。近くにあった鉄棒で殴ったんだ。その後、近くにあった鉄骨まとめて乗せといたの。そうしたら勝手に勘違いしてくれた。」

 

「じゃあ…男子のやつは…?」

 

「あれも私が殴ったの。丁度、誰もいなかったし、運よく暴力団の集まりだったらしいし、ばれなくて好都合だったよ。」

 

あまりに酷過ぎる。今まで私だけには嘘をつかなかった。ということはこれは真実なのだ。彼女は本当にあったことを述べている。決して安心させる冗談を言っているわけではないのだ。となると、なおさら怖い。いったいなぜこうしたのか私には理解できなかった。

 

「どうしてこんなことをしたの…!こんなことしても…!」

 

「喜んでくれないの?ほかには何をすればいいの?」

 

言葉が返せない。意味が分からない。喜んでくれないのとは一体なんだ。私が一体何をしたのか全く思い出せないし、思いたる節もない。

 

「だって、私は貴方の友達だから、貴方を私が守ったの。男子はいきなりあなたを襲って嫌なことをしてたし、そのせいで貴方は私に秘密で先生に相談してたもん。私に頼ってくれたらいいのに。だから私はあの男子たちがもう二度と貴方に触れられないようにしてあげたの。」

 

違うのだ。あの時私は襲われたわけではないのだ。嫌なこともされていないし、傍から見たらそう見えたのかもしれない。確かあの時は男子は私の周りに集まって…

 

普段、話せないせいか集まってたかってきた。

「犯人って掴めてるの?」

その質問に対して私は不安だったせいか

 

「しょーこないで!…恥ずかしい…」

 

と、変な大阪弁が飛び出したのである。

 

ま、急に集まってたのが危ないと思い愛美ちゃんがそうした。そう思うしかない。ならば女子はどうしたのか。

 

「な、なら女子はどうして…?」

 

「だって、あの女子達のせいで私と話せないから。私が話そうとしてもあの子たちが私の横入りをしてくるし、貴方が困っているのに全然気づかない。私と話そうとしてトイレから帰ってきているのにあいつらはすぐ返そうとしない。しかも静は何も問題を起こしていないしあいつらが騒ぐから静はいつも嫌そうにしているもん。静を愛していいのは私だけなのに皆嫉妬して私から静を奪い取ろうとしてくる。だから私は静のために私が静を愛せるために邪魔者を消しただけ。静はあの日以来私を選んでくれて私だけを愛してくれて私に愛情を注いでくれている。毎日、学校の日もそうでない日も合う旅挨拶してくれるし一緒に学校に行ってくれているし私といた時の方が楽しそうだしだから私はその愛を返しているの。私も愛しているし私の愛の形を静に返しているの。私がどれぐらい愛していて貴方なしには生きられない。わかる?わかるよね。だって私を愛してくれた人だもんね。わかっていること聞いてごめんね。だから大丈夫今日からはだれにも邪魔されずに二人で生活できるからねぇ安心s…」

 

パンッ。乾いた音が空っぽの教室内に響く。静は自分の手を見て驚いた。なんと、愛美の頬をぶっていたのだ。静は何か自分の前にフラッシュバックするかのように、昔の思い出が流れ始めた。初めておいしいものを食べた時、初めて小学校で百点を取った時、初めて受験に落ちた時。どれもよく残る思い出だ。静は思った。これが走馬灯なんだと。

 

自分は死ぬんだと。

 

猛烈な吐き気とともに恐怖で体が動かなくなる。と、気づけば静の両頬には愛美の手が添えられていた。その手からは温度が感じられず、静は目の前にいる愛美の表情を見るだけで精一杯だった。愛美の顔はぶったところが赤く腫れていて、涙を流しながら微笑んでいる。その笑顔はあの日見た満面の笑みだった。

 

「それが貴方の愛なんだよね。それが貴方の返事なんだよねよく伝わったよ貴方の愛分かった私もその愛に応えられるように頑張るし私からの愛も受け取って欲しいの。」

 

愛実の顔が近づいてきたその時だった。教室のドアが勢いよく開き、拳銃を持った警察が入ってきた。そして、一斉に並ぶと拳銃を向け問いかけてきた。

 

「…静さんだね?学校の要請で保護しに来た。…君は今までの一連の事件について話がある。我々と同行してほしい。」

 

「嫌だ。貴方たちまで私達の恋を邪魔するの邪魔するなら貴方たちも消すだってこれは私たちの恋の結果であって私の生きている理由だもん静は私の元にいる権利があるし静は私のものだあの日私を選んでくれた静は私を心配してくれただから私はその愛に応えただけなのにどうして否定されなきゃいけないの可笑しいこの純粋な恋を否定する貴方たちは間違っている私を動かしたのは静だもんだけど静は悪くないこうしたのは静だけど静は悪くない悪くない悪くない…」

 

頭が狂ってしまいそうだった。近くで聞いていた静はようやく正気を取り戻したが、目覚めてみると先ほどまで壊れていた彼女の本当の姿が出てきていた。こうしたのが私のせいなら私は一緒に始末される方がいいのかもしれない。が、彼女のスピーチを聞いているうちに一つ伝える事ができた。こんな状態でも、相手が狂っていても自分の気持ちは正直に伝えなければいけない。これは子供の頃からいつも言われてきた。私は立ち上がり叫んだ。

 

「貴方は間違っている!貴方なんて好きになった覚えはないし、人が傷ついていたから、苦しいことがあったから助けただけなの!決して好きで行ったわけじゃないの!一人に執着し過ぎなのよ!そんな恋愛しているならもっと周りを見て自分と合う子を探してみたらどう!?今の貴方みたいな歯止めが利かない子は大嫌いよ!!!」

 

そして、警官のいる方向へ走った。後ろから彼女が追いかけてくることはなく愛美は無事に警官の元へとたどり着いた。彼女は激昂して叫びながら走ってきた。私はもう彼女を見ることはなかった。警官たちは六人がかりで走る彼女を受け止めた。そして押さえつけられ続け約五分、愛美は気を失った。その時、愛美は目を閉じ表情も無になっていた。静はその場にへたり込み、しばらくの間その場を離れることができなかった。

 

この後、静は警察署にて保護され自分の身近にあった全てのことを話した。その内容から愛美の犯行理由などが判明し、愛美は正式に警察に逮捕されることとなった。だが、警察は大きく発表せず、街の人々には知られないまま秘密裏に終結したのだった。

 

どうでしたか?その後静は何もなかったかのように生活しているみたいです。愛とは時に人を変えてしまい、時に人を傷つける。どうしてでしょうか?人の価値観でしょうか…私はよく分かりません。

 

ところで貴方は誰?さっきも言ったじゃないですか、貴方には関係ありません。まぁ、貴方が私を愛してくれるのだったら…教えてもいいですね。




書いてみたはいいけど…
自分の周りでは起きてほしくないですね…自分はヤンデレは好きですが、ここまでくると…やっぱ怖い。自分で言っといてヤンデレ嫌いになるかもしれません(汗)

結構見ると思うんですよ。嫉妬する人、依存する人。結構気づきにくかったりするかもしれないし、もしかしたらそれを売りにして友達がたくさんいたりするかもしれません。

だけど、そんな人にもいい部分だってあるはずです。気づいていないかもしれないし、それを悪く使用している人もいます。すべての人と仲良くするのは相当苦しいと思いますが、愛美もこの執念深さをもっと別の物に向けていたら、歯止めをきかせていたら、あんなことにはなっていなかったかもしれませんね。

嫉妬とは何か、私は憎しみと似た感情だと思います。全てがそうでないと思いますが、主観的に見るとやっぱりそう見えてしまいます。偏見には気を付けていきたいと思います。その人の隠されたものを少しずつ見つけていく、そして受け入れる。私はそうしていきたいです。

ではでは、また本編で会いましょう、それでは!!

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