しょうがないよね、小ネタなんだから。
オレっちの名前は 坂田 金時、英霊界NO.1のゴールデンガイだ。
そんなゴールデンな日々を生きる俺は、今日も今日とてマサカリ担いでゴールデンアップル狩りに来てやったぜ。
レイシフト先はブリテンとか言う所だ。
本当ならローマっつう所に行って、ネロ自慢の黄金劇場を見てみたかったんだが……
おおっと、ちょうど良いところにゴールデンアップルの木があるじゃねぇか!
ゴールデンビューティフルは泉もあるし、良い眺めだ。 こりゃ大将に持って帰るより前に、ここでつまみ食いして行くのもいいな。
ふぅむ……中々高ぇ所にありやがるな…オレっちの身長でも届かねぇとなるとーーー切り倒すしかねぇなぁ!!
「うるぁぁぁあ!!」 ガゴッ!
ん〜…良い音だ……さて、もうちょいぶっ叩けばぶっ倒れる感じだーーーーーと、なんだ?
「っくしょう…引っかかっちまったぜ」
だがよぉ、オレっちの力にかかればこんなモン……っ!
「ぬぉ!? か、硬ぇ……でぇりぁぁぁあ!!」
スポーーーーン
「あぁ!? 黄金喰いーーー!!」
手からすっぽ抜けた黄金喰いが、泉の中に落ちまった……
ヤベェな、宝具失くして来たなんて知れたら酒呑の野郎になんて言われるか…
ゴポゴポ……
「あん?」
なんだ? 泉から気泡が……
ザバァ
「ーーーーっブハァ!! 何をチンタラしてたんですか、ゴールデン! いや、坂田 金時!!」
「あぁ? アルトリアじゃねぇか、何やってんだそんな所で」
「私はアルトリアではありません! 言うなればそう、泉の精Xです!」
「まぁ、なんでも良いんだけどよ。
それよりオレっちのマサカリ見なかったか? 最高にゴールデンで最高にカッコ良いやつなんだけどよ」
アルト………泉の精Xは『あぁ、ちょっと待ってて下さい』とか言ってもう一回泉に潜って行きやがった。
ザバァ
「えーーーと………貴方が落としたのは、この金の斧ですか? それとも銀の斧ですか?
アル……泉の精Xが取り出したのは何時もの黄金喰いと、銀色の黄金喰いだった。
「いや、よく見てるんだから知ってるだろ」
「いえ、ちゃんと選んで下さい」
「んじゃゴールデンの方」
「あ………いや、その…何時ものとちょっと違いませんか?」
「自分の得物を見間違う訳ねぇだろ」
「お願いしますから、どちらでもないって言って下さい」
なんだぁ? なんでこいつぁここまで必死に言ってくるんだ?
まぁカルデアに戻ったら返してくれるんだろうし、付き合ってやるか。
「んじゃあ、両方ともオレっちのじゃねぇよ」
「おぉ! 正直者よ、そんな貴方にはこのエクスカリバーを授けましょう」
「なんでだよ!? いいから黄金喰い返せ!!」
「ではまたいつか会いましょう、正直もブクブクブク……」
「おいゴラァ!! 返せってんだ!!」
あいつマジで持ち逃げしやがった!!
こんな剣渡されてもどうすりゃいいんだよ!?
『Mr.ゴールデン、特異点が発生したので強制的に戻します!!』
「タイミング良すぎるだろ嬢ちゃん!」
『ドクター、お願いします』
「なんでだぁぁぁぁあ!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「マシュ、アルトリア、ゴールデンの順番で宝具を使ってくれ!!」
「真名、偽装登録ーーー行けます」
「ええ、決着を付けましょう」
「派手に行くぜぇ……」
輝きを放つ俺のサーヴァント達はレベルも絆も最高の状態。
マシュの宝具で防御を強化、アルトリアで雑魚を一掃、ゴールデンが放つ最強の一撃でボスに大ダメージ。 最高のシナリオだ!
「いっけぇぇぇぇえ!!」
「宝具、展開します」
よし!これで相手からのダメージは粗方カットできる!
「束ねるは星の息吹、輝ける命の奔流。
ーーーーっ受けるがいい!
『
なんで!?
「吹き飛べ……必殺!
『
なんで!?
「いやはや、いざ使ってみると中々いい感じにゴールデンにギラギラ光るじゃねぇか。
気に入ったぜ、このゴールデンエクスカリバー」
「そうでしょう、そうでしょう。
私も対城宝具じゃなく、対人宝具を使ってみたかったので、いい感じですよ」
「「はっはっはっ」」
「なんでさぁぁぁぁあ!!」
「あの……早く倒してくれませんか?」
アルトリア……泉の聖剣。
ゴールデン……鉞=斧
やるっきゃねぇな、って事で書きました。
後悔はしてない。
多分続きます、多分……多分