思い付いちゃったfateネタ集   作:ジャックハルトル

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左半身が不運さんのリクエストです!
ある程度はリクエスト通りなんですが、ちょいと勘違いして望んだ物ではないと思います!

ごめん……m(_ _)m

でも読んだって……


なんでも答えるマシュマシュタイム・緑茶編

 

 

 

 

 

「あー、マイクチェック、マイクチェック…マー、マー、マシュマシュー…大丈夫そうですね」

 

いつも通りの発生練習、そしていつも通りの私服と眼鏡にヘッドホン装備。

今日も来ましたこの時間、やってきましたエンジョイタイム、ハジける時間の始まり始まり。

 

「さて、張り切ってやりましょう」

 

スイッチ入れて準備完了。

 

ザッ……ザザザッ………

 

『みなさーん? 私が誰かわかりますかー?

そうっ、みんなが私を求めてる!

あなたを癒すお耳の恋人、マシュ・キリエライトでぇーーす!! マシュマシューーー!!

やって来ましたこの時間! みんな大好き、なんでも答えるマシュマシュタイムの時間でぇーーーす!!』

 

カルデアの職員、サーヴァント一同が足を止めて放送に集中する。

妄想女と自称アイドルも喧嘩を止めて笑顔に戻る。

 

『さてさてさてさて? 早速ゲストをお呼びしましょう!

卑怯上等卑劣上等! 仕掛けるトラップ千差万別、男性のみなさんはごめんなさい!

……ロビン・フッドさんでぇーーーす!!』

 

『はいよー、マシュマシュー。

ご紹介に預かったロビン・フッドだ、野郎共は女じゃなくて残念だったな』

 

『野郎共だけじゃなくて、私も女の子の可愛い仕草が独占出来ないので残念でぇーーす!

今すぐ他のゲストさんに交代して欲しいでぇーーす!!』

 

『……嬢ちゃん、俺の事嫌い?』

 

『好きか嫌いかと言われれば……………ノーコメントで!』

 

『傷付くわ! そういう微妙な回答が一番傷付くわ!!』

 

突然始まったコントに、ドッと笑いが起こった。

 

『まぁいいじゃないですか、ちなみに先輩の事は大好きです。 はっきり言えます』

 

『そんなこたぁ見てたら分かるっての!』

 

『いやん、恥ずかしいですぅ……と、コントはここまでにしてっと。

今回は最初のコーナーに入る前に私から一つ聞きたいことがあるんですけど、いいですか?』

 

『お? なんだかんだで嬢ちゃんも俺に興味あるんじゃないのさ。

いいぜ、なんでも聞いてくれよ』

 

では……と言ってマシュは数枚の写真を用意した。

そのどれもが男性サーヴァント、それも全てアーチャーの写真であった。

 

『ギルガメッシュさん、ニコラさん、エミヤさん、ビリーさん、ダビデさん、アーラシュさん、アルジュナさん、オリオンさん…』

 

『全員アーチャークラスの野郎共だな、で?

これがどうした?』

 

『アルジュナさんは弓というより魔術っぽい、オリオンさんは弓を使ってるというより、アルテミスさんを使ってる感じですよね』

 

『まぁ…そうだな、光る矢とか撃ってた気がするし』

 

『逆に、女性のアーチャーさん達はみな一様に矢を使っていますよね?』

 

『信長の嬢ちゃん以外はそうじゃねぇか?』

 

イマイチ何が言いたいのかはっきりしない。

先ほどからマシュが言っているのは男性と女性のアーチャークラスに対する違いを言っているだけ、ロビンに対する質問とは思えない。

ただ、放送を聞いている男性のアーチャーは薄々感づいて来たのか、含み笑いを浮かべ始めている。

 

『簡潔に言います。

ロビンさんとアーラシュさんは……オカマさんなんですか?』

 

『ほあ!?』

 

マシュの質問が予想の斜め上をいっていたので、エミヤ、ビリー、ダビデ、オリオンの4人は涙を浮かべて大爆笑している。

アーラシュは首を吊ろうとしている。

 

『いいえ、オカマさん以外は考えられません。 殆どの男性アーチャーは弓を使いません。

まるで、それがポリシーと言わんばかりに、それが男性アーチャーのあるべき姿だと言わんばかりに使いません。

なのにロビンさんとアーラシュさんは弓を使いまくっています』

 

『弓を使わないアーチャーが特殊なんだよ!

特に、エミヤなんて接近戦じゃねぇか!』

 

『あ〜……普通の方々を特殊って言っちゃうあたり、ロビンさんの性格の悪さが際立ちますね! 要するにロビンさんとアーラシュさんは裏切り者ですね!』

 

『お前はさっきから俺の心を砕きに来てんだろ! 開始から今までの間で、悪態しか吐かれてねぇよ!?』

 

アーラシュを除いたアーチャー勢は、うんうんとしきりに頷いている。

女性アーチャー陣は、2度とロビンに近づかないと心に誓った。

 

アーラシュは手遅れだった。

 

『さて、一通り言いたいこと言ったので最初のコーナーに参りましょう』

 

『俺もうヤダよ……帰って寝てたい……』

 

『はい、知りません。

では先ずは最初のコーナー! アダ名を付けようのコーナーでぇーーーす!!

どういうのが良いとかありますか?』

 

『あ? あー……どうせなら、クールでカッコ良いのがいいな!』

 

『では、冷風機さんで』

 

『クールの意味履き違えすぎだろ!?』

 

クール=冷風機という謎の図式がマシュの中で出来ていたらしい。

おそらくはクール=冷たいもの、つまりは冷風機だ! 解説してみたが、やはり謎である。

 

『ではカキ氷さん』

 

『せめて統一してくれよ!』

 

『では………イケメン(爆)さんで』

 

『ダメだ……何言っても罵倒しかされねぇ…

この嬢ちゃん、こんなに面倒い性格だったか?』

 

しかも、ロビンが相手だからなのか、男が相手だからなのかは分からないが、とんでもなくテンションが低い。

 

『んじゃお手紙コーナーいきますねー。

えーと……カルデアネーム、お前と同クラス勢さんからのお手紙です。

『この……裏切り者がぁあ!!』です』

 

『エミヤあの野郎………戦闘中に睨んで来てたのはそういう意味だったのかよぉぉお!!』

 

『流石、話が分かりますね! 男性アーチャーの気持ちを見事に代弁するとは……このマシュ・キリエライト、感服いたしました!!』

 

仲間だと思っていた人物からの裏切り者宣言、これは相当効いただろう。

ロビンに対して、とある特別な感情を抱いているマシュにとっては……もっとやれ、という気分になったらしい。

 

『さて、私の推測だけではなく、男性アーチャーの総意だと言うことが分かって、私のテンションも上がってきました! いいぞ、もっとやれーーー!!』

 

『えぐっ……うぐっ……なんで、なんで俺ばっかり……』

 

『ロビンさんも、これを機に武器を変えればいいんです! 手榴弾投げるとか!!

では次の手紙です! カルデアネーム、ステラさんからです! 『弓使わないアーチャーの方が特殊なんだよ! 俺とロビンが普通で他の連中が特殊過ぎるんだよ!』ですね! 』

 

『おぉ……さっすがアーラシュ! よく分かってる!』

 

そんなアーラシュは既にステラっているので、ロビンの声が届く事はなかった。

男性アーチャー勢に関しては、全員が全員『そりゃ無いわ』とか言っているので、断固として認める気は無いのだろう。

 

『はい、妄想はそこまでにして次に行きますよ!』

 

『いやだから、妄想じゃないんだって!』

 

『はいはい、寝言は寝て言って下さい!

という事で次のお手紙でラストですね…何々?』

 

ロビンは見ていた。

マシュが机の下からスッ…と一枚の手紙を取り出す瞬間を。

 

『おおっ! これは凄いとんでもないビッグネームが来ましたよ! イケメン(爆)も光栄に思った方がいいかもです!』

 

誰かから事前に手紙を受け取っておいて、どうしても読みたくなったのだろう。

ロビンはそう考察してみたが………

 

『カルデアネーム、シールダーさんからのお手紙です!』

 

ーーー全然違ったらしい。

 

『お前じゃねぇか!!』

 

ちなみにこのロビンの叫び、この放送を聞いているカルデア住民のツッコミと全く同じだったらしい。

 

『はて、何の事やら?

とりあえず、この気品溢れる手紙を読みます! 『ロビンさん、片目隠してるとか、もろキャラが被っているのでハゲて下さい。

それはもう、ダレイオスさんレベルに』だそうです!

キャラ被りは良くありませんね! ハゲて下さい!』

 

『嫌だよ! なんで俺がハゲなきゃいけないんだよ! 嬢ちゃんが髪型変えればいいだろ!?』

 

理不尽、まさに理不尽。

あまりの要求にマスターすら絶句している。

 

『女性に対しての言葉ではないですね……不肖このマシュ、あまりの非道に言葉がありません……』

 

『ま、まぁ確かに、髪型変えろはアレかもしんないけど、ハゲろは無いんじゃね?』

 

『あり、ですね』

 

よほどキャラ被りが気になるのだろう。

男女の差がある時点で間違える人はいなさそうだが、それでもマシュにとっては嫌らしい。

 

『嫌だよ! 女にゃモテなくなるし男からは絶対馬鹿にされるって!』

 

『仕方ないですね……諦めてください。

ではそろそろお開きの時間ですね! 私もこの時間が終わるかと思うとスッキリします!

イケメン(爆)さんも早く頭をスッキリさせて下さいね!

それでは、マシュマシュ〜』

 

『だからいーーーブッ!』 ゴッ!

 

ザッ……ザザザッ………

 

ラジオが切れる寸前に聞こえてきたのは、何か重い鉄を硬いものにぶつけた時のような音であった。

何があったのか……それは現場にいたマシュとロビンにしか分からない……

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「さて……どうしましょうかコレ」

 

マシュの前には、大きなタンコブを作って倒れ伏しているロビンがいた。

放送も終わったので、いつもの優しいマシュに戻ったからこそ、調子に乗ってやってしまった事を少し後悔している。

 

「ん〜……今のうちに髪の毛を切って、キャスターの誰かに記憶操作してもらえば万事解決しますよね?」

 

囁くマシュの頭に巣くう悪魔が、天使を相手に無双しているらしい。

いつものマシュの筈なのに、考えている事が恐ろしすぎてしょうがない。

 

「ジル元帥ならいけますね……ちょっと頼んできましょう」

 

 

 

 

その後、ジルに相談しに行ったところ、偶然にもジャンヌ共の会の集会をしていたらしく、メンバーであるマスターから『せめてハゲは止めてやれ』と言われたので渋々やめることにしたらしい。

 

あれ以来、ロビンのマシュに対する印象がガラリと変わったらしく………マシュと出会うであろうときは、前髪をピンでとめるようにしたらしい……




ごめん……弓を使わないアーチャーに物申すってのを、弓を使わないアーチャー『が』物申すと勘違いしました!

勘違いに気付いたのは小説が完成してからです!
つ、次だ! 次に期待してくれぃ!

では、マシュマシュ〜( ´ ▽ ` )ノシ
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