リクエストの作品ではないのでアレなんですが、割と面白く書けたと思います。
例の如く盾持ってる子が暴走しますが……いいよね?
では、これにて開幕にございます……
どうも、マシュ・キリエライトです……あ、マシュ・キリエライトで…ござる。
今日の衣装は、小次郎さんから借りてきた男物の着物です。
返す気はありません、あの人…匂いとか嗅ぎそうですから……
こんな喋り方の理由なのですが……ちょっと、カルデアで問題が起こりましてね…
最初は些細な事だったんですけど……『とある人物』がそれを聞き付けてしまいって大騒ぎになってしまったんですよね……
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中央管制室に特別セットが作られています。
和風のセットで、奥には『嘘、いくない』と書かれている掛け軸があります。
セットの周りには白い小石が敷き詰めてあり、それは何処からどう見ても………お白州ですね。
「ではマシュさん、罪人をここに…」
「ははっ、清姫様!」
お奉行様が清姫さん、私が罪人を呼んだり罪状を突きつける役人です。
「早く来ないか、この嘘つきめ!」
私は奥から連れてきた罪人を白砂利の上に投げ捨てました。
「ぶはぁ! いきなり何しやがんだ!」
ごめんなさい、クー・フーリンさん……
「お奉行様、こやつめの罪状を読み上げてもよろしいでしょうか?」
「お願い致します」
「ったく…俺が何したって言うんだよ……」
私からしたら小さな事なんですが……
清姫さんにとっては、許し難い罪なんですよ?
「えぇい、黙らんか!」
今は役に徹しなきゃ私が清姫さんに殺されるんです、だから……顔面を盾で殴るのも許して下さい!
「痛い!?」
「お奉行様、こやつの罪は『スカサハ殿に部屋の掃除をするよう約束していたのにも関わらず、ディルムッド・オディナと共に鍛錬をしていた』これが、こやつの仕出かした罪にございます!」
「なるほど……掃除をすると言っておいて、その実鍛錬をしていた、という事ですね。
クー・フーリン、それは真実ですか?」
あ、清姫さんの目が暗くなってます。
私が引っ張り出しておいてなんですが……御愁傷様です、ごめんなさい。
「い、いや……やるなんて一言も言ってないし…」
「嘘を吐くな! スカサハ殿からも、約束を取り交わした…との証言を受けている! この後に及んで更に罪を重ねるか、この大嘘つきが! お奉行様、即刻こやつに罰を!」
なんだか乗って来ちゃいましたね、ぶっちゃけ楽しいです!
「よろしい、刑を言い渡す。
被告人、クー・フーリン! 貴様を市中引き摺り回しの刑に処す!
メドゥーサさんに宝具の使用を許可した後、オルレアンの地を50周! もちろん地上を走っていただきます!」
「ま、待て! 嘘吐いたのは謝るから! オルレアン50周とか消滅するわ! 物理的に!!」
「連れて行きなさい!」
慈悲の欠片もなかった。
オルレアン50周ですかー……一体、何キロ走る気なんでしょうか?
まぁ、メドゥーサさんなら楽しめそうですけど。
クー・フーリンさんは騒いでいたのですが、ダレイオスさんとスパルタクスさんに連行されて行きました、ごめんなさい。
「ではマシュさん、次の罪人をここに」
「かしこまりました。
おい! 早くそこに跪け!」
次の罪人を白砂利に投げ捨てると、案の定文句を言ってきましたね。
「イタタタ……いきなり何するのよ!」
「お奉行様! こやつの名はメディア!
聞くもおぞましい大嘘を吐いていたと報告を受けております!」
生前のは重すぎるのでノーカウントにしますが、カルデアに来てからの嘘ですからね。
「罪状の読み上げをお願いしても?」
「はっ! 『自分にはリリィという存在がいるからと言いながら様々な者に、自分は17歳だと言いふらしていた』という罪にございます!!」
メディアさん……これはちょっと無いですよ……
「ほ、本当なんだから仕方ないじゃない!」
「度し難い罪ですね……年齢詐称、明らかな嘘ですね」
「ではお奉行様、こやつに相応しい罰をお与え下され!」
うん…年齢詐称はマズいですよ、先輩は温かい目で見てたらしいですけど。
「では、メディア…貴様に刑を言い渡す!
年齢詐称の罪につき、ライダーからの宝具3連発の刑に処す!!」
「へっ!? し、死ぬわよそんな事したら!」
「はい、死になさい。 では牛若丸さん、連れて行って下さい」
どこからか突然現れた牛若丸さんが、目にも止まらぬ速度でメディアさんを連行して行きました。 なるほど、八艘飛を3回ですか……死にますね、ごめんなさい。
「次の罪人をここに」
「はっ! 次の罪人はこやつです! そりゃっ!」
これ楽しいですね、投げ捨てるの。
文句を言われるのも気にならないです。
ノリノリです。
「子リス! あんた誰を投げ捨てたかわかってるの!?」
「黙らんか! この大嘘つきめが!」
「はぁ!? てか蛇女まで何やってんのよ!」
「お奉行様に生意気な口を聞くな!!」
とりあえずパワーボムでもしときます。
プロレスの知識は粗方頭に入っています。
「ぶぎゅるっ!」
「マシュさん、ぐっじょぶです」
「お奉行様、頭が埋まってしまいましたが、よろしいですか?」
「構いません、邪魔がなくなった分、罪状を聞きやすいです」
思いっきり地面に叩き込んだので、暫くは起き上がってこないでしょう。
清姫さんがとても楽しそうな顔をしてますね、私も楽しいです。
「では罪状をお願い致します」
「はっ! こやつの罪は『私って、最高に歌が上手よね!』です!」
これは嘘ですね、私でも分かります。
「アルトリアさん、モードレッドさんによるビーム祭りの刑に処す!」
簡単な言い渡しですね……まぁ、気持ちは分かりますけど。
エリザベートさんがいると、心強いんですが……宝具を使うたびに鼓膜が破れそうになるんですよね…
アルトリアさんの背中にモードレッドさんがしがみついた状態で歩いてきました……コアラみたいで可愛いです。
アルトリアさんが無言でエリザベートさんを引き抜くと、そのままズルズル引きずって行きました、ごめんなさい。
「マシュさん、私は悲しいです……何故こうも罪人が多いのか、私には理解出来ません」
「そうですね、お奉行様のお膝元でここまでの罪人がいる事に驚愕の念を隠せません」
悲しいです……清姫さんも泣きそうな顔をしています。
私は、私は……罪人共を許しません!!
「罪人は……あと何人ですか?」
「あと一人です。お奉行様……どうかお気を確かに…」
「いえ、心配には及びません。
では最後の罪人を呼んでいただけますか?」
清姫さん……辛そうですね。
私決めました、嘘吐き、絶対、コロス。
「次の罪人! 早く来なさい!! そぅりゃ!」
やはり投げ捨てるのは気持ちいいです……相手の驚いた顔が更にその気持ちを強くさせてくれますね。
「いたたた……僕、何かしたかい?」
次の罪人はダビデさんですね。
存在自体が罪のような人ですが、一応は罪状の確認をしましょう。
「マシュさん、罪状の確認をお願い致します」
「はっ! 『様々な女性に、君が一番だよ…と囁いている』………度し難いカス野郎ですね。
殺しましょう」
「あれ? 僕ってそんなに信用無い?」
「無いです」
「無いですね」
「酷いなー」
信用してる人なんているんですか?
「さて、このカス野郎に言い渡す刑罰はですね……この計画、グランド・オーダーを完遂するまでの間、筋肉サーヴァント達と同じ部屋に押し込めましょう。
それが一番のダメージになるはずです」
「お、鬼かい!? 君は鬼かい!?」
「黙れぇ! 貴様がお奉行様に話しかけるなど無間地獄に落ちても文句を言えんぞ!」
ダビデさんに1分間接触してると妊娠するって先輩が言ってました! そんな人を清姫さんに近づけさせる訳にはいきませんので……
「ダレイオスさん、スパルタクスさん、カリギュラさん、弁慶さん、ロムルスさん、レオニダスさん! 連れて行ってください!!」
「ひ、ひぃぃい!! た、たすけ……ぶ、ぶちゅる!?」
ダビデさんはそのまま筋肉軍団に連れて行かれました。
スパルタクスさんに唇を唇で塞がれたダビデさんが少し哀れに思えましたが………まぁ、いいでしょう。
「お奉行様、これにて罪人の断罪は終了にてございます」
「ふぅ……今日もいい仕事をしました。
マシュさんも、その演技やめちゃっていいですよ?」
「そうですか? じゃあ……清姫さんもお疲れ様です」
いやぁー、いい仕事をした気がします。
清姫さんもこちらに近づいてきて、私を労ってくれました。
「では、食堂にでも行って、お食事でも如何ですか?」
「あ、いいですね」
そうして私達は食堂に向けて歩いて行きました。
後片付けは全てドクターに任せたので何の問題もありません。
「あ、清姫さん、締めの言葉を忘れてますよ?」
「あら、そう言えばそうでしたね、それでは。
ーーーー此度の断罪、これにて終了といたします」
ーーー嘘を吐けば開かれる。
ーーー断罪するべきその悪行。
ーーー許されざるべき物なのか。
この、清姫……いつでも見極めさせてもらいます。
これにて、閉幕。
はい、きよひー無双ですね。
個人的にはきよひーとマシュの組み合わせが大好きなんだ! なんというか、筆が乗る? いや…指が乗る、か。
もちろんネロ陛下とマシュのペアも大好きだじぇ!
この二組を書くときだけ、執筆速度が通常の3倍になります。 トランザム!!
それにしても……1評価が増えちった……そんなに詰まらんかったんかねぇ? ちびっとショック。
では、次回もお楽しみに…マシュマシュ〜
( ´ ▽ ` )ノシ