思い付いちゃったfateネタ集   作:ジャックハルトル

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お久しぶりです。

本当に仕事って読めないですね!

久々に書くって行動が続きすぎて、リハビリ以外書いてない気さえしてきますよ……

まぁ、今回のは以前書いたものの続き? ですので、どうか温かく見てやって下さい。


嘘吐きは断罪致します故・第二幕

どうも、マシュ・キリエライトで……ござる。

ダメですね、相変わらずこの口調は小次郎さんを彷彿とさせます。

 

ちなみに今回も小次郎さんの衣装をそのまま着ている感じですよ。

あ、返してなかったのでそのまま着ているだけです。

 

ではでは、これにて開幕でござる〜

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

カルデアスの設置してあるブリーフィングルーム、そこには以前も見た事のある光景が広がっていた。

 

敷き詰められた白い小石、時代劇で見た事のあるようなセットは間違いなく…誰かが処刑される予感がする。

 

「清姫様、本日も罪人へのお裁きをお願い致します」

 

「本当に嘆かわしい事ではありますが…裁かなければ罪人は減っていきません。

マシュさん、最初に裁く者をここに」

 

「はっ! かしこまりました!」

 

やはりこの役はやっててテンションが上がってきますね。

特にこの瞬間…

 

「早く来ないかぁ! この馬鹿者ぉ!! そりゃ」

 

投げ捨てた罪人が、ズベシャーっとお白州の石で顔面を削るところとかもう……ふふっ。

 

「あいたぁ! またワタシ!? またワタシなの!?」

 

エリザベートさんは……なんか、もう…ねぇ?

 

「黙らぬかぁ! この超音波破壊兵器が!」

 

フルスイングで盾をぶつけようとしましたが、ギリギリのところでかわされました。

 

なんかーーーーイラっ

 

「なんでそこまで言われなきゃいけないのよーー!」

 

「清姫様! この者は以前の断罪にも反省の色を見せず、相変わらずチェイテ城を舞台にして領民を…領民を……」

 

涙をポロポロと零しながら喋るマシュには、以前の『キャラに振り回されてる感』が完全に消えていた。

さすが、一流のMCは違う…

 

「また…こんさーと、なるものを開催していたのですか。

なんて、なんてーーー惨たらしい…」

 

「ちょっと酷すぎない!?」

 

「清姫様! 即刻此奴めに裁きを!」

 

とかいいつつ、先輩のために歌ったあの『恋のドラクル』は素敵でした。

素敵すぎて誰の声か分からなかったくらいでしたからね。

 

「あぁ、このトカゲ娘はまた領民を玩具にし、一人で勝手に楽しんでいたのですね…ううっ……決めました。

彼女に与える罪はこの、ぎゃぐぼーる…とかいうジャンヌさんからいただいた品を一週間着けたままの生活を強制致します」

 

「え? なにそれギャグみたいなボールって事? アンタにしては面白そうな罰じゃない」

 

う、うわぁ…本物初めて見ちゃいました。

ジャンヌさんに見せられたエッチなビデオでしか見た事なかったんですが、実物だとちょっと艶かしいですね…

 

「マシュさん、着け方は分かりますか?」

 

「わ、わかります!」

 

Liar is dead(妙にネイティブ)…嘘ついたら私が断罪されちゃいますからね。

 

「く、口を開けてください、エリザベートさん」

 

「ん? いいわよ。 あ〜ん」

 

な、なんかエッチな感じですね。

小さく開けた口から覗く八重歯に、可愛らしい舌にはエリザベート・バートリーという美少女の唾液がベッタリと……何をされるのか分かっていないのでしょうか?

目を瞑りながらギャグボールが装着されるのを可憐な可憐な少女が待ち受けているのですよ?

そりゃ私も舌を出してペロペロしてあげなーーー

 

「マ、マシュさん?」

 

「ーーーはっ!? わ、私は何を……い、今すぐ装着します!」

 

カチャカチャと音を鳴らしながら装着を終えると、やっと自分が何をされたのか理解できたエリザベートさんが、恨めしそうにこちらを睨みつけて来た。

 

可愛い。

 

「ふがふがほがほがホゲーー!(ちょっと!これどういうことなのよ!)」

 

「それを着けていれば、いかにトカゲ娘だろうと歌う事が出来ませんからね。

断歌です。 これで平和になりますね」

 

モガモガ言ってるエリザベートさんに興奮したのか、傍聴席にいるジャンヌさんが立ち上がりました。

何故でしょう、あの人が出てきただけで会場が不穏な空気に包まれますね!

 

「清姫さん、この方の世話 (調教) は私に任せていただけませんか?」

 

「むぐむぐ! (それだけは勘弁して!)」

 

「許可」

 

「もがーーーーー!!(いやぁぁぁぁあ!!)」

 

哀れエリザベートさん。

ジャンヌさんにズルズルと引き摺られながらその姿を消していった。

 

「さて、マシュさん。 次の罪人をここへ」

 

「は、はっ! 次の罪人は此奴です、とりゃ!」

 

相変わらず顔面を削るように放り投げます。

この瞬間がたまりませんね!

そう言えば…誰を投げたのか確認してませんでしたね、一体誰を……って、えぇ!?

 

「よくも私を投げてくれたな、マシュ。

貴様、余程命が惜しくないと見える」

 

「ア、アルトリアさん!?」

 

しかも黒い方です! マズイです、私の中の霊基が全力で警告を鳴らしてます!

 

「マシュさん、この方の罪状をお読み下さい」

 

「で、でも…」

 

「ーーーにこり」

 

あ、詰みました。

私の命は今日で終わるんですね。

清姫さんに逆らえば私が死に、アルトリアさんに逆らえば、やっぱり私が死にます。

 

あぁ、最後に先輩とイチャコラしてから死にたかったです……

 

「どうした、早く読むがいい。

いかに私が慈悲無き王だとしても、本当に無為な悪を成しているならば、此度の貴様の所業、許してやらん事もないぞ?」

 

「ひゃ、ひゃい…では読ませていた、いたたた、いたたたたたただきます」

 

私の手にはマナーモードでも付いているのでしょうか? ガッタガタ震えてますよ。

ほら、見てくださいよ、震えすぎて肩凝りも治って来ましたよ。

 

「ざ、罪状は……うわぁ」

 

「マシュさん?」

 

「ーーーーぶはっ、失礼。

アルトリアさん……これは、無いですよ……」

 

「な、なんだ? 最近は割と大人しくしていたつもりだったが……」

 

「えーとですね。

ちびっこ達に『貴女の胸は小さいのね、他のセイバークラスは割と大きいのになんでかしら?』と罵倒されたのですが、その返しが『ふんっ、私は馬に乗れば急成長を遂げ見るもの全てを魅了するダイナマイトボディに早変わりするタイプのサーヴァントだから今がそう見えているだけだ』と仰っていたらしいです」

 

「ぶふっ……失礼。

そうですか。 胸の大きさを偽り、あまつさえ小さい子供達を騙すとは……ひ、酷い嘘ですね。 ひ、ひど、あはははははははは!う、馬に乗れば大きくなるって…あはははははははは! ふ、腹筋が、腹筋が捩じ切れそうで…あはははははは!!」

 

「き、清姫様。 笑ったらアルトリアさんに申し訳ないであははははははははっ! そういうタイプのサーヴァントって、あははははははっ!」

 

「わ、笑うなぁぁぁぁあ!! いいではないか! ちょっとくらい私だって夢を持ちたかったんだ!

そ、それに!ロンを借りて馬に乗れば本当に大きくなるかもしれないだろう!」

 

「無い! あははははははは!!」

 

「そ、それは無理ですよアルトリアさん。

ぷふーーー」

 

あ、流石のアルトリアさんもぷるぷるして来ましたね。

恥ずかしい気持ちはよく分かります…マシュマシューとか本当はすっごく恥ずかしいんですからね。

 

「…………ぐすっ」

 

ちがうコレ! アルトリアさん泣いちゃってるコレ!

 

ーーーーーちょっと、可愛いです。

 

「あ〜…で、ではそろそろ罰を言い渡しましょうか」

 

「そ、そうですね!」

 

慌てて話を逸らしましたが……さて、どうしましょう。

正直、この件に関しては『嘘』というか『自爆』ですからね。

与えられるべき罰は私達が与えてしまった気もしますが……

 

「ぐすっ。わたしだって…ナイスバディになりたかったんだ……」

 

「清姫様、いかがなさいましょう?」

 

「ん〜……そうですねぇ。

あ、あの方に任せればきっと程々の罰を与えていただけるはずです」

 

そんな方がいらっしゃるのですね。

 

「ジャンヌさーーー」

 

「アウトです!」

 

何を考えてるんですか!?

何を考えてるんですか!?

あの人に女性を渡すとか、人によっては殺された方が楽かもなんですよ!?

 

「清姫様! 再考を、再考の余地を!」

 

「呼びましたか」

 

「来るの早い!」

 

「聖女ですから」

 

「どゆこと!?」

 

「ではジャンヌさん。アルトリアさんのお世話もお願いいたしますね?」

 

「えぇ、立派な淑女 (痴女) になれるよう精一杯お世話(調教)させていただきます」

 

「い、嫌だ、この女に世話をされるのだけは嫌、嫌…いやぁぁぁぁあ!!」

 

そうしてジャンヌさんは不穏なルビを振りつつ嘘つき(哀)を引きずっていきました。

次の罪人が女性ではないことを祈るばかりです。

 

「さてマシュさん、まだ罪人はおられるのですか?」

 

「はい。誠に残念ではありますが、このカルデアには裁かれなければならない、罪深き者達が数多く存在いたします…

清姫様のお心は察しておりますが、我々は清姫様の正義の断罪を心から願っております」

 

「そう…ですね。私が裁かなければ『嘘』という悪は決して滅びる事がない。

ーーーならば、次の罪人をここへ!」

 

「おぉ、流石は清姫様! 悪を滅ぼすため、今一度立ち上がってくださいましたか!

では……次はお前の番だーって、あれ?」

 

おかしいですね、今の今までここに縛っておいた罪人の姿が見当たらなーーーあれ?

 

「マシュさん? 罪人ならマシュさんの死角をついて、既に自ら前に出て座ってますよ?」

 

「わたし、えらい?」

 

「い、いつの間に……ダメですよ、ジャックさん。出番が来るまでちゃんと待ってるのが、良い子、なんですよ?」

 

「む〜。じゃあわたし、いい子に、なる」

 

ジャックさんはいつ褒めてもらえるのかと思っているのか、ニコニコとしながらその場にちょこんと正座しています。

 

いやはや、可愛いは正義! と、先輩が言っていましたが、なんだか気持ちが分かっちゃいますね。

 

「さて、罪状を読み上げてくださいな。マシュさん」

 

「あ、そうでしたね。では、読み上げさせていただきます。

えーと……3時のおやつの際、ナーサリーさんがプリン、ジャックさんはシュークリームを頼んだのですが、二人はそれぞれの物が食べたくなり、一口あげる約束をしていたらしいです。

しかし、先に一口いただいたジャックさんは、ナーサリーさんが少し席を立っている間に自分の分を全て食べきってしまった…

これがこの者の罪状です」

 

「なるほど……何か申しひらきはありますか、ジャックさん?」

 

「んとね、ナーサリーにはちゃんとごめんなさいしたよ?」

 

「ナーサリーさんは許してくれたのですか?」

 

「わかんない。ナーサリーはそのままどっかいっちゃったの」

 

ん〜、それって怒って何処かに行ってしまっただけの気がしますね。

ジャックさんも反省はしているのは間違いないのでしょうね……

う〜ん、正直内容が可愛らしすぎて罰則を与えるのとは少し違う気もしますね。

 

「では、ジャックさんに与える罰はーーー」

 

「ちょ、ちょっと待って!」

 

突然ストップをかけたのはなんと、件のナーサリーさんでした。

ザワザワと会場内のサーヴァント達がなんだなんだとナーサリーさんに振り向いています。

まぁ……なんとなく内容は分かっちゃったんですけどね。

 

「なんでしょうか?」

 

「ジャックは悪くないわ!

わ、わたしもちょっと怒りすぎてしまっただけで、こんな大きな事になると思ってなかったの!」

 

「ふむ……では、ナーサリーさんはジャックさんを許す、と仰るのですね?」

 

「ーーーそうよ!」

 

少し怯えながらも真正面から清姫さんに意見する姿は、ちょっと…カッコいいですね。

 

「わたしはジャックが大好きなの! お菓子をくれなかったくらいで嫌いになんてなれないわ!」

 

「ふふっ……ジャックさんはどうですか? ナーサリーさんに、もう一度キチンと謝れますか?」

 

「うん。 ごめんね、ナーサリー。

つぎからはちゃんとはんぶんこにしようね」

 

「今度こそ『約束』だわ!」

 

「さて、仲直りしたところで、罰を言い渡しましょうか」

 

へ? これで大団円じゃないんですか?

空気読めなさ過ぎじゃないですか清姫さん!?

 

しかし、一言言おうと口を開こうとした私に気が付いたのか、清姫さんは人差し指を口の前に持っていき、しーっと小さい声で言いました。

 

「いくらナーサリーさんが許そうと罪は罪。

嘘を吐いていた事には変わりません。

よって、貴女に与える罰は……料理長!」

 

「呼んだかね?」

 

天井からシュタっと降りて来たのは、カルデアの料理長、エミヤさんでした。

 

何故、片手にケーキを持っているのですか?

 

「ジャックさん、今から私とマシュさん、ナーサリーさんの三人でケーキを食べますが、貴女は見ているだけです。

物欲しそうにしても『私とマシュさん』は絶対に分けてあげません」

 

「おいしそう……でも、わかった」

 

確かに、物凄く美味しそうなショートケーキですね……なるほど、我慢させるのが今回の罰なんですね。

心は痛みますが、ここは美味しくいただきましょう。

 

「では料理長、三等分に切っていただけますか?」

 

「ふっ……了解した。

 

ーーー投影開始(トレース・オン)

 

包丁を投影したエミヤさんはショートケーキを一瞬で三等分にしました。

キメ顔に少し苛立ちましたが、まぁそこは流しておきましょう。

 

「では、いただきましょうか」

 

「そうですね」

 

「…………」

 

切り分けられたケーキを見つめながら、ナーサリーさんは黙っています。

 

……うん、美味しいです。

 

「たべないの? ナーサリー?」

 

「……ねぇ、ジャック? このケーキ、解体、する?」

 

「かいたい……したいけど、いいの? たべられなくなっちゃうよ?」

 

「あら、ふたつに解体すれば個数が増えるだけよ?」

 

まぁ、最初からこうなるとは思ってました。

たまに毒舌が過ぎるナーサリーさんですけど、本当は優しい女の子ですからね。

傍聴席からもパチパチと手を叩く音が聞こえてきます。

 

「ーーーうん!」

 

ジャックさんも嬉しそうにニコニコ。

ナーサリーさんも一緒にニコニコ。

この結果を待っていたのか、清姫さんもニコニコしています。

 

「さて、では本日の断罪はこれにて終幕…ですか?」

 

「そうですね……はっ! そうでございます!」

 

「マシュさん、もうその口調やめちゃっていいですよ。

ーーーでは、以上をもって此度の断罪は終了といたします!」

 

清姫さんの掛け声で、傍聴席にいた方々は帰っていった。

それぞれが満足そうな表情なのは気のせいではないと思います。

 

「さて、清姫さん。私達も戻りましょうか」

 

「そうですね。 ジャックさんとナーサリーさんも、私の部屋にいらして、お茶でもいかがですか?」

 

「あ、わたしいきたい」

 

「わたしもわたしもわたしも!」

 

そんなこんなで一件落着、前半は散々な事になっていた気もしますが、それはそれ。

 

結果良ければ全て良し。

今日はこの二人が仲直り出来て良かった。

ただそれだけの一日だった……

 

ーーーそれで、いいですよね?

 




あれです、楽しみにしていただいていたなら、もうちょっと更新早く出来るように努力します。

でも、俺も……苦しいねん……

マシュマシューーー!!( ´ ▽ ` )ノシ
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