思い付いちゃったfateネタ集   作:ジャックハルトル

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みんな大好きーーー!! かどうかは知らないけど、少なくとも作者はこのサーヴァント達が大好きです。

ではお楽しみくださいな。

タイトル変えました。


皇帝特権

 

 

こんにちは、マシュ・キリエライトです。

 

早速ですが、最近私が興味を持っている事を話したいと思います。

 

世界には似たような人物が3人はいると言います。

しかし、このカルデアではその比率が多すぎる気がする……だって、同一人物が何人もいるし、同一人物じゃないにしても顔が似ている……似過ぎている人物が多すぎるんですよね。

 

今日はそのメンバーについて語ろうと思います。

 

 

ここはカルデアの食堂。 昼時や夜食の時間には必ずと言っていいほど混むので、少し早めか、少し遅めに来るのがベストなタイミングだと私は思います。

おや、早速例の方々を発見しました。

 

「のうアルトリアよ、その聖剣を余の黄金劇場に飾る気はないか?」

 

あれは『ネロ・クラウディウス』皇帝ですね。

暴君と呼ばれたローマの皇帝陛下です。

今日も今日とて、中々無理難題を仰っていますね……先にツッコんでおきましょう。

ーーーー無理です。

 

「それは無理です。 なので代わりにこのネギを飾っておいて下さい」

 

「いや、食品置いたら腐るじゃろう」

 

何処にネギを隠し持っていたのかは謎ですが、自信満々にネギを差し出した方の名前は『アルトリア・ペンドラゴン』さんです。

かの有名なアーサー王本人で、とても真面目で頼りになる方なのですが、今のように謎の行動を自信満々に行う事があるため、実はポンコツなのでは? と専らの噂です。

 

「あ、ネギと言えば尻に刺したり首に巻くと、風邪が早く治ると聞いた事がありますよ! この病弱代表が言うのだから間違いないですっ!」

 

「間違いだらけであろう!?」

 

ネロ陛下の言う通りです…… 刻んだネギを布に包んで、それを首に巻くと風邪が早く治るんですよ。

彼女の名前は『沖田 総司』生前は病弱だった、というマイナス要素がサーヴァントとして現界した今もスキル、として残っている悲しみを背負った女性です。

最近では、吐血しても心配する人がいなくなって寂しい……とボヤいていました。

 

「ふんっ、ジャンクフードを食わんからそういう事になるのだ。

ときにそこの暴君よ、ネギなどという軟弱な食物ではなく、このテリヤキバーガーをーーーー」

 

「だから、食品置いたら腐るじゃろうって!」

 

何故かジャンクフードを勧めているのが、というより…勧めているのも、『アルトリア・ペンドラゴン』さんです。

まぁこちらのアルトリアさんは、非情な王としての側面とジャンクフードに対する欲求がゴリゴリ前に出てるらしいので黒っぽくなってます。

周りからは、通称『オルタ』さんと呼ばれています。

 

「もうっ、皆さんあまり無茶な事を言ってはいけませんよ?

はい、ネロさん。少しでいいのなら代わりに私のカリバーンをお貸ししますよ」

 

「いやいや、本気で言ってた訳ではないし、そんな事をしたらリリィが出陣するときに困るであろう」

 

「いいんですよ、どうせ私の出る機会は無いんですから……ぐすっ」

 

泣いてしまいましたね……まぁ仕方がないですよね。

彼女も『アルトリア・ペンドラゴン』なのですが、本来のアーサー王として君臨する大分前の姿で現界したようなので、私が言うのもなんですが、騎士としてはまだまだ半人前なようですね。

その可愛らしい姿から『リリィ』と呼ばれています。

 

「ほれ、泣くでない。 その涙も美しいが、お主に似合うのは笑顔であろう?

今度、余からマスターに言っておいてやるから、いい加減涙を拭かぬか」

 

「えうぅ…ネロさぁん、ネロさぁぁぁん!」

 

「よしよし……今宵の閨にお主を呼ぶ事にしよう。 心配せずともよい、女同士でも出来ることはある」

 

あ、相変わらず陛下は人誑しですね……未熟とはいえ、一国の王に泣きながら抱き着かれてますよ。

女同士でも………ぽっ。

 

「同一人物で、人生の先輩である私達に抱きついて来ないのは納得いきませんね」

 

「それよりも、夜伽相手として呼ばれてるのに全く否定しない過去の私に戦慄を覚えるな……」

 

「………私達ってもしかしたら相当ピュアだったんですか?」

 

「それが今や……国滅ぼしてみたり、黒く染まってみたり………はぁ」

 

ま、まぁ確かにピュアとは程遠い存在にはなってますよね…特にオルタさんは。

 

「その点、沖田さんはピュアピュアですね〜。

その上薄幸の美少女ときたら、マスターの性欲も待ったなしですね!!」

 

「待て、マスターは余の所有物であり、余はマスターの所有物だ。

その関係がある以上、お主らでは余とマスターの間に入ってくる事など出来んよ」

 

「むっ、それは聞き捨てなりませんね……以前マスターは言ってましたよ?

『沖田の太ももって…最高だよな、触っていい?』って!!

もちろん触らせてあげましたよ! こう、サワサワモミモミと」

 

先輩…何やってるんですか……

私の太ももじゃ満足出来なーーーー何でもないです。

 

「はんっ! 余なんておっぱい触られたもんネ!! 偶然を装っていた割に、たっぷり10秒は揉みほぐしてたぞ!

そんな事より、余もサワサワしていい?」

 

「私にも揉ませて下さい」

 

サワサワモミモミ

 

「これはっ!? 張りがあるのに程よい弾力で押し返してくるっ!

凄まじいおっぱいですね……これはマスターが手を離さないのも納得出来ます」

 

「おぉ、この肌触り……癖になるな。

まるで、ふよふよと柔らかい陶磁器に触れているようだ………よし、リリィ、沖田よ」

 

「はいっ、お姉様!」

 

「はい?」

 

お姉様!?

あの少しの間に一体何が起こっていたんですか!?

 

「今夜はマスターの部屋に突撃するぞ」

 

「「了解」」

 

い、いけませんっ! これは止めねばなりません!

 

「ちょ、ちょっと待っーーーー」

 

「「ちょっと待たんかゴラァァァァア!!」

 

ひぃぃっ! さ、さすがに騎士王二人の一括は

怖いですね……ちょっとびっくりしました。

 

「こほんっ、失礼取り乱しました」

 

「ばばばばば馬鹿な事より言うな。

だ、男女の営みというのはも、ももももももっと清い関係だと………はぅ」

 

あれ、オルタさんが可愛い。

はぅ、とか言って赤面するのはリリィさんとかの役じゃないんですか?

当のリリィさんは『夜伽ーーーー!!』とか叫んでるんで違いましたね。

 

「ふんっ! 青はまだしも黒が予想以上に可愛らしいかったのには驚かされたが、貴様ら……よもや生娘という訳でもあるまい。

愛するマスターの寵愛を受けるのだぞ? ならばこれほど清い関係の物もあるまいて。

人数の事を言っておるのなら、それも問題はなかろう、愛というものは自然と美しい物に向いてしまうのだ…そこに優劣をつけ、自分が選ばれなかったとき、自分が選ばれて他のものが蹴落とされたとき……その選ばれなかった者はどう思うのだろうなぁ?

ーーーーあぁ! 余は悲しい! 何故、愛という者は一人にしか向けてはならんと思っている者がおるのであろうか! 何故、愛を平等に分け与えてはならぬのか!!」

 

な、なんか…何処かの舞台でも見に来ている気分になってきますね。

ネロ陛下がポーズ決めてるのが余計にその印象を強くしている原因なんでしょうけど。

 

ガタン!

 

おっ! アルトリアさんが立ち上がりました! さぁ、言っちゃって下さい!

 

「オルタ、申し訳有りませんが、私は彼女について行きます」

 

アルトリアさんが陥落した!?

あの皇帝陛下は話術がスキル認定でもされてるんですか!?

 

「構わん、私も付いていくからな」

 

オルタさんまで陥落した!?

さっきまでの初々しい気配が吹き飛んでます! そして私は思いました、ネロ陛下には間違いなく、話術EXがついてますね。

 

「と・こ・ろ・で?

マシュよ、よもや貴様まで余を止める気ではないだろうな?」

 

「と、止めます! 先輩は人理修復の悲願を達成するという大切なお仕事があるんです!

こ、こんな所で淫らな行為に溺れられてはダメなんです!」

 

「ほう…ダメと申すか。

ならば日頃の感謝、という事でもダメなのか?

そうすればマスターのモチベーションも上がろうて」

 

あれ? そう思えば意外と良いのかも……あぁいやダメです!!

 

「そんなの餌付けと同じじゃないですか!」

 

「餌付け? 違うであろう、先も言った通り…これは感謝の印、正当に与えられるべき恩賞ではないのか?

それとも何か? マスターは当然の事をやっているから感謝なぞいらない、与えられるべき恩賞なぞいらぬ……そう申すのか?

ーーーーあぁ! 余は悲しい! 余は悲しいぞ! 我らはマスターに恩返しがしたいだけなのに……マシュという大きな壁が立ち塞がる。

ーーーーあぁ! 余は辛い! 余は辛いぞ!

偉大なる先達からそのように拒まれては、いくら余とてそのような者を無理矢理排除する訳にもいかぬ……余は、余は……ただマスターに恩返しをしたい、ただ…それだけなのに……」

 

あれ? 私が悪いんですか? でもそうですね、私が悪いんですよね……ネロ陛下は、ただただ先輩に恩返しをしたいだけなのに、それを拒む理由がありませんよね、あはは〜。

 

「何処までも付いて行きます、ネロ陛下」

 

「うむ、余は嬉しい!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

夜になった……そう、我らの悲願であるマスターの寵愛を受けるための時間だ。

余の後ろには志を同じくする仲間がいる。

アルトリア、オルタ、リリィ、総司、マシューーーーあぁ、なんと心強い事か…

 

「さて、行くかのぅ、皆の者」

 

『Yes my Majesty』

 

可愛い者たちよのぅ…余はお主らの王ではなく、ただのーーー親友であるというのに…

 

コンコン

 

「マスター、マスター……まだ寝てはおらんだろう? 部屋を開けてはーーー」

 

ウィーーン

 

「おぉ、マスターよ、実はなーーー」

 

「あれだけ派手に騒いでて簡単に部屋に入れると思ったのが全てもの間違いだ」

 

ウィーーン……

 

「待てっ!待つんだマスターよ!! この美少女集団が夜伽にやってきたのだぞ! 何が不満なのだ、何が悪いのだ!」

 

ウィーーン

 

「俺は迫られるより、迫る方がいいの。

集団でゴリゴリ迫ってくる女の子は苦手なの」

 

ウィーーン……

 

「陛下?」

 

「待てマシュ、何も言うな……何も言わないでくれ……」

 

 

その日以降、余を含めた顔が似ている者たち全員は慎ましやかな女子に戻ったという……

 

余談だが、あの夜の出来事を後悔しまくっている…と、ドクターに相談しているマスターの姿を何度も目撃している。

 

いつか、人理修復が終わった暁にはーーーー覚悟しておくが良いぞ、マスター。

余は手加減せぬぞ?




どうでした? R-15タグいるかな?

マシュを主人公と見せかけたネロ小説です。
ネロっぽさが出せていたら幸いなんですが、どうでした?

みなさんも書いて欲しいキャラなどが、もしいるなら送っていただければ嬉しいです。

余談だが、本チャンで書いてる東方の長編小説のUAがこの小説にぶち抜かれましたwww
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